平和と咲月夜の青春小説!

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1:平和◆zI:2018/02/18(日) 00:29

題名通り 青春小説!
初心者なんで、アドバイスとかどんどん 下さい!

じゃあ、まず登場人物からいこー

2:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 00:43

私書けばエエの・・・?
それとも平和が書くの?

3:平和◆zI:2018/02/18(日) 00:45

登場人物全員 同い年です!

沖屋 友紀(おきや ともき)
性別:男
一人称:俺
部活:バスケ
特徴:大人しいが運動もでき頭もいい上にイケメン、うるさい女子が特に嫌い、純粋、 謎、モテる

4:平和◆zI:2018/02/18(日) 00:46

えっと、登場人物 書き出す

5:平和◆zI:2018/02/18(日) 00:56

赤井 涼(あかい りょう)
性別:男
一人称:俺
部活:バスケ
友妃の良き友人。友妃と同様、モテる。リーダー性があり、部長、執行部などつとめている

6:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:01

遠山 桃恵(とおやま ももえ)
性別:女
一人称:ウチ
部活:書道部
特徴:つり目。頭が良いが、未だに学年一位になったことはない。束縛彼氏に嫌気が差している。

7:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:02

毛利 清(もうり きよ)
性別:女
一人称:私
部活:書道部
特徴:デブ。男なんてこの世から消えればいいと思っている。読書好き。

8:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:03

鈴木 恋奈 (すずき れな)
性別:女
部活:演劇部
特徴:委員長、責任感がある、優しい、先生からの信用も厚い

9:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:04

京極 藍都(ごめん、思い付かんかった)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:以外に優しい、人望がある。

10:平和◆zI >>9訂正:2018/02/18(日) 01:05

京極 藍都 (きょうごく あいと)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:以外に優しい、人望がある。

11:平和◆zI >>9訂正:2018/02/18(日) 01:07

山村 夏修(やまむら かず)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:運動神経はいいが馬鹿、音痴な割にリズム感はある、リーダー

12:平和◆zI >>11 訂正:2018/02/18(日) 01:09

山村 夏修(やまむら かず)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:運動神経はいいが馬鹿、音痴な割にリズム感はある、リーダーをやっている

13:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:09

リレーにするの?
個人?(ってか登場人物全員かきだしてくれてありがとー!)

14:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:09

>>11>>9 訂正は間違い。

15:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:10

リレー!
個人って?
好きなようにじゃんじゃん書くってこと?

16:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:12

個人は私達は二人だから二つ物語が出来るよ、ってこと。(まぁ、恋愛物だったら平和がハッピーエンドで私がバットかな?)

17:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:12

赤井 友(あかい ゆう)
性別:女
一人称:ウチ
部活:演劇部
特徴:メガネよりコンタクトの方が可愛い。 リーダー。ゆうきの彼女。

18:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:14

諸星 悠喜(もろぼし ゆうき)
性別:男
一人称:俺
部活:コンピュータ略してコン部(こんぶ)
特徴:多分いいやつ。たまに要らんこと言うから腹立つ。委員長。ゆうの彼氏。p

19:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:14

リレーにしよ!

20:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:16

>>19はーい

21:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:16

ちょっとスレ周りしてくるー

22:◆zI:2018/02/18(日) 01:22

いってら!

23:咲月夜◆mQ 眠くないの?:2018/02/18(日) 01:43

たらいまー

24:平和◆zI 小説:2018/02/18(日) 01:45

中2の始業式の朝…
空は、雲ひとつない快晴だ。
桃恵は一緒に登校する友達の家に向かっていた。

色々考えているうちに清の家に着いた。
ピーンポーン…
10秒ほどで出てきた。

「清!おっはー」
「おはよう!」(妙に元気だな…)

2人はクラス替えの事など色々話していたらあっという間に学校に着いた。
そして、2人はそれぞれの教室に向かった。

朝学活が終わり、いよいよ クラス発表の時に…(ゴクリ)
クラスの数は5。
先生が、どんどん発表していく…

そして、発表が終わった後、桃恵はすぐに清のところに行った。
「何組だった?」
「私は、2組。」
清がそう言った瞬間、桃恵はとびはねた。

次、よろ!むずい

25:平和◆zI 小説:2018/02/18(日) 01:45

たらいまw

26:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:47

>>7
追記。清は友妃が嫌い(忘れてた・・)

27:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:49

はい!w

小説書く時は、メモのとこに〈小説〉って書いて!

28:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:49

あと私の家、インターホン鳴らない。ww。けどそこそこ裕福な家にしていい?

続き、書くね

29:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:50

いいよ!
小説は架空の世界だぞ

30:咲月夜◆mQ 小説:2018/02/18(日) 02:00

桃恵は跳び上がった。

「マジ!?ウチもなんやけど。」
「えっ?うそー!!」

喜び合う二人。そして2組の前まで来る。名簿を見て、

「き、清。」
「んー?」
「あ、あ、あの人がおる!」

そこを見ると・・・

1 江戸川 圭助
2 沖屋 友妃
3 児嶋 春樹



ごわっ!
清の不機嫌度MAX。
その日一日中清を怒らせないよう頑張った桃恵でした。


現実入れてみたー

31:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 02:27

友妃said

俺は女が嫌いだ。キャーキャーうるさいし、女子力のことしか考えてねーし。俺は自分でもモテると思う。何せ今日のクラス替えで一緒になった女子どもが

「キャー!沖屋君と一緒ー!」

そんなに騒ぎ立てるもんじゃない。つーか周りの迷惑考えろ馬鹿。
そんな俺の目に入ってきたのは・・・

32:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 02:30

清said

最悪だ。
それを言うと人は最悪とは<最も悪>というといってくるだろう。それでも最悪なのだ。一年間一緒だなんて・・・

33:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 02:38

桃恵said

やったー!
清と一緒だー!
そういって浮かれていた。
・・・でも。
清は人生最悪の日かもしれない・・・

【放課後】
ウチと清は幼馴染み。家は隣だし、小さい頃からお互いの家は行きあってて、清の家はウチにとっては第二の家だ。
清の父親は一流企業の役員で世界中を飛び回っている。母親はいかにも主婦っていう人で、優しい。でも清とは距離が離れている。

いやー、夢入れすぎ?

34:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 02:40

メモ入れ忘れとったー!
次から気を付ける!
幼馴染み設定にしてみたけどどう?

35:平和◆zI:2018/02/18(日) 13:12

いいね!

36:平和◆zI:2018/02/18(日) 19:23

友紀 said

そんな俺の目に入ってきたのは・・・
桃恵だった。

桃恵とは、小学校の頃から仲はよかった。
しかも、かるた教室は同じ時間、クラスは小学校6年間一緒だった…
かるたの腕前は同じくらいで清が俺らより上だった。

小5の時、桃恵と今隣のクラスにいる夏修と付き合い始めた…(つい最近、別れたらしいが)
俺はその時から、桃恵に話しかけずらくなり、桃恵が近づくと自然に体が反対の方に向いてしまうようになった…
桃恵もその事を察したのか、話しかけてこなくなった。
そして、俺らの距離はどんどん遠のいていった…

37:平和◆zI:2018/02/18(日) 19:25

今思うと、あの時どうして桃恵にあんな態度をとったのだろう…
ほんとに、俺は馬鹿だった…

38:咲月夜◆mQ 小説:2018/02/18(日) 20:47

桃恵said

あの人、すなわちそれは沖屋 友妃のことである。清が口にしたくないくらいの嫌いな人であることで、二人の間での呼び名である。

そんな友妃とウチは少なからず仲が良かった。それが急に夏修と付き合い始めたとたん、ウチのことを避けるようになった。もちろんウチのことを気遣ってのことだろうが、少し胸が痛んだのを覚えている。そして今、再び出会うこととなった。

39:咲月夜◆mQ 小説:2018/02/18(日) 21:04

清said

おかしい、桃恵の様子がおかしい。授業中はあらぬ方向を見て、先生に注意されている。優等生の桃恵らしくない。と考えていたら

「毛利さん、何読んでるのかなー?」

国語教師、小島先生だ。

「あ、すみません・・・」
「んー?ちゃんとノート取ろうね?」
「は、はい・・・」

クラス中の注目を集める。よく見れば桃恵がクスッと私を笑う。
ーお前のせいだよ!と心の中で突っ込みつつノートをとりはじめる。
桃恵の様子がおかしいのは気のせいだろう、そうして教科書を開く。

40:咲月夜◆mQ 小説:2018/02/18(日) 21:21

友妃said
今俺は憂鬱な気分だ。女子共がうるさいからってか?違う。この学校で年に2回開かれる百人一首大会のことだ。
クラスごとに代表を決めるのだが去年のクラス代表の3人が集まっているとこのクラスでは噂されている。一人は元4組代表で一年代表となりそのまま30年ぶりの一年優勝を果たした清。
もう一人が元五組代表の桃恵で、最後の一人が元三組代表だった俺だ。大方このクラスの代表は清で決まりそうだが・・・(何故なら去年4月の大会も1月の大会も制したのは清だからである。ある意味鬼強だ。)ああ、本当に憂鬱だ。だからだろうが俺は最近の桃恵の気持ちに気づいてやれなっかた・・・。

41:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 21:28

思ったこと。
私達幼馴染みだから小学校も一緒になるけどいつから嫌いになったの?

42:平和◆zI:2018/02/18(日) 22:44

5年位から⁉️

43:平和◆zI:2018/02/18(日) 22:44

小5

44:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:07

えっ・・
付き合っちゃうの?(←つくづくバットエンドにしたい人。)
今、付き合った結果、桃恵争奪戦の幕が開いた気がする・・・

45:平和◆zI 小説:2018/02/18(日) 23:10

やはり、2組の代表は清に決まった。


次の日の朝学活...
「今日の5限は来月の関東 修学旅行についてだ。」
と、担任が言った。

クラスがざわめく!

「基本、男女2人ずつで行動する。」

クラスの女子数人が、
「沖屋君とか赤井君と同じ班 なれるかなー」
と呟いた。

かるたのおかげで耳のいい友紀にはその呟きが聞こえいた。
(またか...)

友紀と涼がその女子達と同じ班になることはないはずだ。

友紀と涼は先生に、「その女子達とならないようにしてください」
とお願いしていたのだ。


「班を発表するから静かに。」

江戸川君 1班
.
.
.


全員の班 発表が終った。

そして、友紀は涼、清、桃恵と同じ班になった。

46:平和◆zI 小説:2018/02/18(日) 23:12

ついに、桃恵が別れたという噂が流れはじめた,,,

47:平和◆zI:2018/02/18(日) 23:13

( -_・)?
なんで、流れはじめたんだ?
まあ、そこはいいかw

48:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:15

短編ぶち込みで百人一首のやつ書いていい?

49:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:15

>>48
大会の様子とかね。

50:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:24

今の四人(?様様?)の心情

友妃:桃恵のことが気になる・・・
涼:全てをわかりきった感じで清と一緒に「お邪魔虫はどっか行きます」ってやりそうww
桃恵:友妃ともう一度しゃべりたい。けど清を気にかけてしゃべれない。(不機嫌になるから)
清:男なんてやっぱ嫌いだ(←唯一ぶれないようにしようとおもう。)

51:平和◆zI:2018/02/18(日) 23:31

短編じゃなくて、普通にやったら?

清は、学校大会出場と決まってから、連覇をかけて一生懸命練習した。
そして、大会当日、、、

みたいな!?

52:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:47

[百人一首大会クラス予選]

このクラス予選では20名で計10組のペアが対戦し、勝ち進んだものがクラス代表となる。・・・対戦相手は男女でくじ引きで決める。

友妃said

くそっ・・・
なんで、よりによって一回戦の相手が清なんだよ!?憂鬱がさらに増した友妃は清と向かい合う。かるた教室でC級に上がったものの、小6でA級になった清の実力は半端じゃない。
お互い無言で札をかき混ぜ、25枚ずつ並べていく。すると両隣の女子が

「友妃君頑張って。」
「応援してるよ!」
「アハッ、やだ〜デブなんかに友妃君が負けるはず無いじゃん!」

うっせーよ、集中させろ、キャピキャピ言われる方が勝率下がるんだよ、バーカ。

「それでは15分の暗記時間に入ります。」

15分の暗記時間、これこそがかるたにとって一番大切かもしれない。
清の陣地を見ると・・・相変わらず変な並べ方するなーとは思うが前はこの札の並びに惨敗したんだった、思い、気を引きしめる。今日は特別かもしれない、自分の陣地に「瀬を速み」がある。清の得意札だ。素人だったら気絶するくらいの速さで取っていかれるこの札を取れば、清のスピードは半減したと言っていい。そして、一回戦が始まった-----

53:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 00:09

一回戦。序歌が詠まれる。

「〜さくやーこのはーなー」

読者が札をとる。

「きり---「ばあああん!!!!!」」

勢いよく札が転がっていく。
友妃は微動だにせず、囲った「きみがためを」の札を見ている。

「滝の---「ばあああん!!!!」」

またも札が飛んでいく。
今度は、清の手が友妃の手の下敷きにされている。清は痛みに顔を歪める。競技かるたはスピードが命なので叩かれるとすごく痛いのだ。
そして次々と札が読まれていく。
そして---

「「ありがとうございました」」

24ー1
友妃の惨敗だ。

「あの、さっきのごめん、痛かったでしょ?」
「別に、こんなのよくあるし。」

そういいながらも何度も叩かれた手は真っ赤でところどころ皮が剥け、血が滲み出ている。

(くっ・・・まだまだだ。)

実際のところ、清とあそこまで叩きあいができるのは友妃と桃恵だけで、叩かれ慣れていない清にとってはすごく痛いに違いない。

「お前、強がるなよ、叩かれ慣れていないくせに。」

と桃恵に惨敗した涼がやって来る。

「うるさい・・・関係無いでしょ。」

と言って清は桃恵のところへ言って保護のための包帯を巻いてもらっている。その姿を見て、二人は

((素直じゃないやつ・・・))

そして清は勝ち進み、一年代表として、初の一年3連覇を遂げたのであった。

54:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 00:35

ちなみに将来的にはクイーン戦に出そうと思います。いかがですかね?

55:平和◆zI:2018/02/19(月) 06:58

いいよ!
うちもあの人も試合に出せたらいいなー

56:へいわ◆zI:2018/02/19(月) 07:26

でも、クイーン戦って大人だけやろ?
まだまだやんw

57:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 07:43

中学生も行けるらしい

58:平和◆zI 訂正:2018/02/19(月) 16:09

〇〇said →〇〇side

59:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 17:45

>>58気を付けます。

60:平和◆zI 小説:2018/02/19(月) 20:06

百人一首大会クラス予選では決定戦までのぼりつめたが、やはり清に屈辱的な負け方をした。

友紀が1回戦で負けてしまったため、桃恵と友紀は対戦していなかった。

クラスの女子達の要望で明日の学活の時間に対戦することになった2人…

2人は、あの出来事以来対戦していない。

しかも、2人の成績は互いに10勝10敗だ。


桃恵 side

今日の放課後、清とかるたの特訓をして準備はできているはずだ…

でも、何か心の中にモヤモヤしたものがある。

そのモヤモヤを取ろうと、いろんなことをしたが取れない…

(どうして? 特訓もしっかりして、不安はないはずなのに…)

理由を考えているうちに、友紀のことが浮かんできた。

そう対戦相手は、2年も話してない友紀だったのだ…


友紀 side

はぁ…(何で、あの女子たちはいらんことを言うんだよ!)

(俺とあいつに何があったかもしらんくせに!)

百人一首、聴きながらそんなことを考えていた。

明日、あいつと久し振りに向き合う。

それがどんなに気まずいか…

心が苦しい…

この気持ちは俺しか理解できないだろう…



桃恵と友紀はそんなことを考えながら、夜を過ごしたのだ…

61:平和◆zI 小説:2018/02/19(月) 20:20

2人の頭にふっとある言葉が浮かんだ。

「いつになろうと、かるたは本気でやろう」

昔、そう約束をしたことを2人は思い出した。

そして、明日は本気を出そう!
と2人は心に決めたのだった…

62:平和◆zI 小説:2018/02/19(月) 20:21

>>61 ほんのすこし変更!

そんな、2人の頭にふっとある言葉が浮かんだ。

「いつになろうと、かるたは本気でやろう」

昔、そう約束をしたことを2人は思い出した。

そして、明日は本気を出そう!
と2人は心に決めたのだった…

63:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 20:24

ちょっと清seid書いていい?
ちょっと思い付いた。

64:平和◆zI:2018/02/19(月) 20:55

いいよ!

65:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 20:56

つーか書く!

清side

[放課後]
私は桃恵に頼まれ、百人一首の特訓をしていた。元々の素質がいいのか、桃恵は私の言ったことをすぐに飲み込んだ。そして------

「あ、あのさ清?」
「んー?」

札を片付けながら桃恵は清に問う。

「明日の試合さ、ウチ勝てるかな?」

心配そうに聞いてくる。
もちろん、勝ち負けの話ではないだろう。大方、友紀のことに違いない。
彼らは元々仲が良かったのに2年前、プツリと話すのを止めていた。何があったかは知らない。桃恵が進んで話さないことに干渉する気はない。だから放って置いたのだが・・・

「桃恵。」
「何?」
「私はね、どんな辛いことがあっても常にかるただけは本気で取り組んできた。それは桃恵も一緒じゃないの?」

一足飛びでどんどん昇級する親友を見るのは辛かった筈だ。それでも追い付こうとして必死に練習してきたのを清は知っていた。

「かるたは思いをぶつける競技なの、思いをのせていないかるたなんてかるたじゃない。桃恵の気持ちを、相手にぶつければいいんだよ。」

今の私の思いが桃恵に伝わったかはわからない。でも、桃恵を今の窮地から救う鍵にはなった筈だ。清は満足そうに百人一首をしまった。

66:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 21:01

ぬはーーー
小説書くのは疲れるーーー

67:平和◆zI 小説:2018/02/19(月) 23:18

次の日…

あと、10分後に2人の試合が始まる。
教室はその話題で溢れていた。

10分後…
2人は意外と乗り気の読手の清から25枚ずつ札をもらい、並べていた…

先生の指示では、対戦を見てもいいし自習でもいいらしいが、
ほとんどの人は対戦を見るみたいだ…


2人、それぞれの自陣には得意札がある。

友紀、「誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに」
桃恵、「しのぶれど 色にいでりけり わがこひは 物や思ふと ひとのとふまで」

15分の暗記時間に入った…
2人はかるた教室の先生に教えてもらった暗記法で効率よく覚えていく。
2人の間の緊張はだんだんとけてきた。

試合開始の合図である、序歌が読み始められた。
「なにわづに ……

2人とも昔に戻った気分になり、場が和みはじめたた。
すると、友紀が口を開いた。
「あん時はごめん…あんな酷い態度とって。こんな俺を許してくれるか?」と。
桃恵は少し驚いたが、すぐに
「仕方ないなー。許してあげる」と笑顔で答え、
「絶対、負けないから」と言った。
「こっちこそ」と友紀は言った。

まわりで見ていた涼と清は2人の様子から、仲直りしたことが分かった。
(あの2人は、ほんとわかりやすいなー)

清が下の句の2回目を読み始めた。
「いまをはるべと さくやこのはなー」


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