私の過去の活躍と失敗をここに記す。
117:匿名:2018/08/09(木) 00:28 何と言うか、改行をした方がいいのでは?と思わされる文だと思いました。
表現技法は高いのですが、台詞と地の文との境目が無いため読むのに苦労するなぁ、と。
>>117
アドバイスありがとうございます。改行のことですが、どれぐらい改行したらいいのか、場面の切り替えの時以外も改行すべきなのかよくわかりません。教えて頂けると幸いです。
「あ、あとワープ艦隊の臨時司令官は李文逵少将とする・・・で、では呉副官、呂総司令殿に繋いでくれ」
机にしがみついて血の汗を流し顔を歪めながら必死に命令を下す彼の目の前にまたあの男が映った。男はグラスを片手にご満悦のようであった。
「総司令官殿、第13艦隊司令官李武逵です。き、救援に駆けつけに参りました。敵の戦力は如何程ですか?」
「おや?これは李中将!何があった!?」
この野郎。関係ないふりをしやがって。彼は怒りを堪えられず一瞬顔を顰めたがすぐ表情を戻して返答した
「その・・・敵のミサイルの流れ弾を喰らったのです」
「そうか。戦いが終わったらすぐに治療してもらえ。敵の戦力だが・・・」
この時、呂は考えた。もし本当の戦力を伝えたらまた拒むのではないかと。じゃあ嘘の情報を伝えて余裕を持たせた方が良いのではないかと。
「敵の戦力は我が艦隊と交戦中の艦隊が四個艦隊、およそ380隻。バースベルト付近が三個艦隊およそ270隻だ」
「では、バースベルトに位置する第17艦隊にこのことをお伝えください」
「え?あっ、そっ、それはもうしている。貴官の艦隊は中央に合流してくれ」
四個艦隊というのは嘘だな。直感的に彼は分かった。だが、もう救援に行くと言ってしまった為、引くわけにはいかない。レーダーから次々と友軍が消えて行く様子をまじまじと見ながら彼は前進命令をだした。
「第四艦隊旗艦ポセイドン、敵艦隊との距離400キロ!」
「エッ!そんなにか!ハハハハ珍しいこともあるもんだな」
以上に接近できたことに大はしゃぎする中年男は第四艦隊司令官シュミット中将である。自身が計画を推し進め、ついに戦場に出たポセイドン型の活躍する時が待ち遠しくてたまらなかったのであろう。おもちゃを与えられた子供のようにはしゃいでいるのだ。
「よし、あとは艦長の命令しだいだな。頑張ってくれよ」
奇襲に成功し優勢である彼らは余裕があり、はしゃいでいるが、魯国の軍人のこの化け物への反応は違っていた。
「公孫爽艦長!先程見つけた敵艦は現在我が艦前方400キロにあり、おそらく50センチ級の艦砲を持つ戦艦と思われます」
「そんなもの恐るるに足らず!我が艦は敵艦36隻の集中攻撃を受けても沈まなかった。軽くあしらってやることになるだけだ」