風邪引いてる男の子とか女の子とか萌えるよね!!
(もちろん二次元な話ですよ( ^ω^ )ほんとに風邪引いてる人いたら看病するしてあげてね!!)
ということでカップルの体調を悪くしてイチャコラする短編集書いていきます←
>>2注意!
>>3登場人物
今日の朝、遥のスマホには小羽から「生理辛いからきて」というメッセージが届いていた。
「…行くか。」
多分両親が外出していていないのだろう。これは結構いつものことだし、家も隣なので部屋着から着替えて小羽の家のチャイムを鳴らした。
ピンポーン
とりあえず鳴らしてみたが、誰も出ない。まあ多分鍵は空いている。
ガチャッ
予想通り鍵は空いていた。インターホンに出る元気はないから勝手に入ってこい、ということなのだろう。全く不用心だ。
「こはー?来たよー」
二階に向かって声をかけてみるが返事はない。
上がれということなのだろう。
小羽の部屋をノックする。
「こは?入るよー?」
「ん…」
小さな声が中から聞こえた。ドアを開け、中に入る。小羽は布団にくるまってうずくまっていた。
「大丈夫?」
大丈夫ではなさそうだがとりあえず聞いてみる。
「だいじょばないー……」
だよな、と思う。
「薬は?飲んだ?」
「飲んだけど効かない…いった…」
痛がる小羽に手を差し出し腰のあたりをさする。
「湯たんぽとか使ってないの?」
「取りに行けないもん」
「じゃあ持ってくる、ほかにいるものは?」
「な…い。」
少し考えるようなそぶりを見せてから小羽が言う。
「ん。」
短く返事をしてから、遥は部屋を出た。
《続く》
書き忘れました、>>15よりこは×生理スタートです!
17:たんさん。:2018/06/11(月) 21:28 「えーっと、湯たんぽ…」
一階に降り、湯たんぽが入っていそうな場所を探す。
大体の位置はわかる。
「あ、あった。」
キッチンで鍋を取り出し湯を沸かす。
それにしても女子って月一でこんなんなってんのかー、女って強いなー、などと考えているうちに、湯が沸く。
お湯を入れ、素早く二階へ持っていく。
「こは、持って来たよ」
小羽はベッドを背もたれにするようにカーペットの上に座っていた。
「起きていいの?」
湯たんぽをはい、と手渡しながら言う。
「起きたいの」
小羽は、ここ座って、と言うように自分の隣をぺしぺしと叩く。
遥がそこに腰掛けると、小羽は遥の足の間に座った。
「なに、どしたの?」
自然に手の置き場所がなくなり、遥は小羽の体の前に手を回す。
「いたい。」
子供のように拗ねて小羽が言う。生理の時はいつもこんな感じだ。小羽は普段甘えないタイプなので、こんな時は思い切り甘やかす。
「よしよし」
ポンポンと頭を撫でる。
にへら、と笑う顔がかわいい。
ブランケットで小羽を包んであげると、すぐに寝息を立て始めた。
おやすみ。
こは×生理 fin.
#2、お読みいただいた方ありがとうございます!
感想、リクエストなどありましたらどんどん書き込んでください 人´ω`)
次回更新は2日から3日後頃を予定しています。お楽しみに〜
本日午後9時頃より#3更新予定です!
それまでは感想・リクエストお待ちしておりますのでどんどん書き込んでくださいヽ(´▽`)/
みさせていただきました!!
とても良いと思います!
頑張ってください!!
>>20
お読みいただきありがとうございます(*´∀`*)
嬉しいです!
まだまだ感想・リクエストお待ちしてます!
>>21
すみません!更新は明日になりそうです
今日少しだけ更新できそうなのでします〜
#3
はる×閉所恐怖症
こは×暗所恐怖症
この作品には過呼吸表現がたくさん出てきます!苦手な方は見ないでね!
また、過呼吸に対しての対処法や、過呼吸の症状の描写が違う場合があります、ごめんなさいm(_ _)m
その場合は指摘してください!
>>2を一読してからお読みください。
はる×閉所恐怖症
今日は小羽と2人でとある展望台へ出かけて来た。
その帰り。
「綺麗だったねー。」
小羽がエレベーターのボタンを押す。
「そうだね、」
心なしか遥の顔が曇っているように感じる。
そういえば行きも浮かない顔してたなあ、体調悪くはなさそうだけど…、なんてことを考えているうちにエレベーターが到着した。
しばらく乗っていると、ガタン、という衝撃音とともに、エレベーターが停止した。
「え、止まった?」
小羽はエレベーターのパネルを見上げる。
そこには
「故障しました。ただいま管理会社へ繋いでおります。担当者が出ましたら、お話しください。」
との文字。
「わー…故障だって。」
小羽が呟く。
「ただいま参りました、○○管理会社の橋本でございます。エレベーターが停止しましたか?」
「はい、ガタンって音して止まっちゃって…」
「ただいま救出に向かいます。また何かありましたら通話ボタンを押してください。」
「あ、あの、何分くらいで直りますか?」
「えー…約1時間はかかると思われますー」
「1時間…わかりました、ありがとうございます。」
通話が途切れた。1時間…結構長いな、なんて思って遥のほうへ声をかけた。
《続く》
「1時間長いねー、」
「…。」
返事が返ってこない。おかしいな、と思って後ろを振り向くと、遥はエレベーターの隅にうずくまっていた。具合でも悪いのかと思い、遥の背中に手を回す。
「はる?どしたの?具合悪い?」
「ひっ…、、ゃ、」
手を置いた途端、遥の背中はびくりと動き、手を耳に当ててぶんぶんと頭を振るような動作をした。
この様子から見て…閉所恐怖症か…?
原因はわからないが、とりあえず安心させようと背中を一定のリズムで叩きながら声をかける。
「大丈夫?小羽だよ、分かる?」
「…こ、は?…っは、…ひゅっ」
不規則な呼吸音が聞こえた。過呼吸だ。
「…こはっ、ひゅっ、…はっ…、く、るしっ、」
「ん、分かった、大丈夫だから、喋らなくていいよ。苦しくなっちゃう」
「っはぁ、…ひゅっ、は、」
一向に落ち着く気配がない。タオルか何かで口元を押さえたいが、あいにく何もない。
「はる、私の声聞こえるね?私に合わせて息はいてみよ。行くよ、ふーっ、ふーっ、」
「…ふっ、ひゅは、ふぅ、ふー、はっ、」
「そう、上手。続けて。ふー、ふー、」
「ふ、ふー、はっ、ふー、ふー、」
何分経っただろうか、よくわからないが、だんだんと遥の呼吸が落ち着いてきた。
がくん、と遥の上体が落ちる。素早く体を支え、自分の方へもたれかからせる。エネルギーを使い果たしたのだろう、遥は眠っていた。
それからしばらくして、エレベーターが動いた。
「はる、起きれる?」
少し揺さぶる。
「ん…うん、」
ゆっくりと体を起こし、遥が立ち上がる。まだおぼつかない足取りだが、支えつつなんとかエレベーターから出た。
ドアの前には管理会社の人や体調不良の時のための救護隊がいた。遥を救護隊の人に見てもらったが、特に問題はないそうだ。
帰りは遥の母に事情を説明し車で迎えにきてもらい、家の前で別れた。
後日、小羽は遥に恐怖症のことについて聞いた。幼い頃から一緒の2人は、お互いのことはほぼなんでも知っているが、このことについては知らなかったからだ。
「ね、エレベーター乗ったとき、なんで過呼吸なっちゃったの?」
「えー…んー、まあ、色々あって…」
明らかに渋っている。
「色々って何」
「いや、ほんと些細なことだから、話すの恥ずい…」
「そんなことでも、あれだけ過呼吸になるくらいなんだよ、大変なことでしょ」
「うん…分かった、話す。…おれ、昔6歳くらいの時一回、エレベーターに閉じ込められたことあるんだよね。その時、1人だったから、めっちゃ怖かった。それが今もトラウマで、閉所恐怖症になった、って話。」
「…あ、だから昔エレベーター乗りたがらなかったんだ!」
「そう。今でも怖いなんて恥ずかしい、早く克服したいんだけど、これだけは本当に無理なんだよ」
「ま、誰にでも怖いものくらいあるよ。てかエレベーターに1人で閉じ込められたってそーとー怖い経験だし、別に恥ずかしくないよ?」
「そう、かな」
「そうだよ」
「またお出かけいこーね」
「うん」
小羽は微笑む。
つられて遥も微笑み返した。
fin.
続けてこは×暗所恐怖症書きます!
更新は本日中か明日になります。
遅くなりました、すみません >>9です
貧血かいてくださりありがとうございました!
全部読みましたが良いですね、こういうの大好きです
頑張ってくださいー
ほんっと申し訳ないです…明日か今日中とかいっときながら3ヶ月経ってました…
これからぼちぼち気まぐれ更新していこうかなぁと思っております。過去話読んで待っててくれたら嬉しいです!
こういうの、好き!ラブラブな、二人が見れて嬉しいです。更新頑張ってください。
31:たんさん。:2018/09/03(月) 18:50 もう少ししたら小説が描きあがります〜
その間にお二人さんの名前の由来でも。
綾波小羽ちゃんはですね、完全に私の好みです。はい笑
小○という名前がすごい好きで、(小雪、小梅とか)こはねって可愛いなぁと思ってつけましたので特に理由はないんですよ〜
綾波も語感がいいので使いました!決して綾波○イちゃんからとったわけじゃありませんよー
逢坂遥くんはですね!ちゃんと意味があるんです!百人一首に「名にし負(お)はば 逢坂山(あふさかやま)の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」という句がありまして、逢坂山というのが恋人に会える場所という意味なんです。「遥」という漢字には、(名付けにおいて)おおらかな、のびやかな、という意味があります。おおらかに恋して欲しいという意味でこの名前をつけました!
どちらの名前もとても気に入っております。