やばたにえんの無理茶漬け【短編集みたいな】

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1:たぴおか◆vk 多分続かない:2018/06/21(木) 16:32

ヤバイ。
私はこの言葉を人生であと何回聞くのだろうか。
俗語には、俗語。女子高生パねえ。
なんだろう、もうお前らの思考がやべえよ、と近頃悟ってきた。
JK強い。

そういえば、クラスメイトの色黒の元気な女の子が言っていた。
『インフルエンサーに私はなる!』
とまあ随分下らない話なんだけど。
その女の子は、現在浪人生だと聞いた。
インフルエンサーどころか浪人サーときた。是非頑張ってほしい。

そんな感じで、スマホに飼われている私達は『見ず知らずの他人の中傷』や『誰かの失敗』を餌に
何とも小心的な生き方をして死んでいくと分かった。


さて、どうする?

6:たぴおか◆vk:2018/07/02(月) 06:02

>>5
ありがとうございます
起承転結をなってない胸糞悪い短編ですが続き頑張ります

7:たぴおか◆vk:2018/07/02(月) 06:27

あ、駄目だ。
私はそう呟いて、膝から崩れ落ちた。
多分、限界だったんだと思う。
いちいち腰を触ってくるセクハラ上司とか、嫌味ったらしくネチネチしつこいお局上司とか。
両親からの見合い話とか、同級生の旦那の愚痴とか。
こんな日は皮肉な歌詞の洋楽プレイリストを爆音で流しながらのふて寝に限る。
うあああ、と唸りを上げてスーツを脱がず、化粧を取らずでベッドに倒れ込んだ。

今まで生きてきて何回かある、リセットタイム。
その時、決まって思い出すことがあったりする。
中学二年の時、同じクラスの□□くん。
□□くんとは、ちょっと話すくらいの関係だった。
好きなアーティストが一緒でよくそれについて話してたんだと思う。
ある日、ほんとに何でもないある日。
告白された。
そんなの初めてでよくわからなくって、私はアタフタしながら『ごめんなさい』、と断った。
その後も普通。
何事も無かったみたいに卒業した。

なぜそんな青春時代の甘酸っぱい記憶を思い出すのか。
初めて思い出した時はどうしてかわからなかった。
最近は解った。
定期的に訪れるどうしようもない不安や痛み。
それは、自分のせいだとばかり思っていた。
けれど、その記憶を思い出す度に私も誰かに見てもらえていたんだって、こんな私でも好いてくれる人がいるって。
気づいたら、涙が出ていた。
明日も頑張ろうって、思えるんだ。

久しぶりに□□くんに会った。
彼は結婚していた。
彼のおかげで、生涯のパートナーってこういう意味もあるんだと知って、
両親に電話をかけた。


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