【あらすじ】
電気が普及し始めた頃の日本。
未だに電気の設備が通らない小さな農村があった。
村の人々は薪を燃料とし、森の木をたくさん伐採して生活していた。
そんな人間に怒りを示した鬼の双六は、村に雷を落とす。
双六の怒りを沈めようと、村長は村で変人発明家として名高く結婚相手のいない照を生贄として双六の元に送り込む。
追い返す双六だが、発明家の照は雷を落とす能力で村に発電所を作ると言い出し……(´∵`)
>>02
【双六(すごろく) ♂??歳】
森の奥深くに棲む青鬼。
顔立ちの整った青年の姿をしているが軽く100年は生きており、年齢は不詳。
雷を自在に落とすなど強大な力を持つため、村の人間からは恐れられている。
【江暦 照 (えれき てる)♀15歳】
小さな農村で発明に没頭する少女。
嫁として貰い手がない"売れ残り"だったため、双六の怒りを抑える生贄として双六の元へ連れていかれた。
双六の雷を落とす能力が電力発電に使えると考え、双六の森に居座るようになる。
【村長 ♂99歳】
村の長として自治している老人。
双六の怒りを鎮めるために、照を生贄として双六の元に送り込む。