いじめ 〜学校という空間〜

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1:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/17(日) 22:51

こんにちは。これまで私は、前作でいじめの話をちょいちょい入れてました。「オタク女が恋を知るまで…」や、「私は美人になれるのか…〜美人を目指して〜(後に『びじめざ』と記述)」など。

ですが、今回はいじめが主役です。そして、題名の通りいじめの舞台は学校です。

今、びじめざも書いてるのでそちらもどうぞ見て下さい。コメント待ってます☆

※「好きな人の、好きな人」は、ネタが思いつかずやめさせてもらいます。見ていた人達ごめんなさいm(--;m

ルール
・閲覧OK!
・感想やアトバイスどしどし書き込んで下さい!
・辛口や悪口はお断りで…
・なりすなしされたらアク禁だしますね(^▽^)

2:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/17(日) 23:01

登場人物紹介

相沢永久(あいざわとわ)
主人公。明るく積極的で、クラスの中心的存在な人気者。とあるトラブルで、ターゲットにされてしまう…。

金井楓(かないかえで)
永久の親友。優しく控えめで、永久とは正反対の性格。小学生の時から永久とずっと同じクラス。

九条杏樹(くじょうあんじゅ)
クラスの女王様的な存在。男子の前でだけぶりっ子なので、一部の女子たちに反感を買っている。いじめっ子。何人か、杏樹の家来的な人達がいる。

↓杏樹の家来的な人達を、簡単に紹介しますね↓
・星野夏音(ほしのかのん)
・鈴木渚(すずきなぎさ)
・夢川林檎(ゆめかわりんご)
・戸川恵(とがわめぐみ)

3:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/20(水) 22:00

明日から、本編に入ります!

4:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/21(木) 16:25

私、相沢永久!楽しいこと大好きな中学一年生。

「おはよう、永久」

「あっ、楓ー!おはよーーーー!!!!」

この子は私の親友、金井楓。頭のいい、優等生。私も、楓の成績を見習わないとっ…て、思う時もあります↓↓↓正反対だけど、小学校もずっとクラスが同じで、仲良し。

楓とまた同じクラスになれたし、クラスの人達とも仲良しだし、ああ、恵まれてるんだなって、いつも思う。

毎日が楽しく、嫌なことなんてない。そう思ってた。

あの時までは…

5:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/21(木) 22:30

二時間目は、国語の授業。うう…国語苦手。でも、国語が終わったら休み時間があるんだ!頑張ろう。

ん?後ろの席の子が、話し掛けて来た。

「これ、杏樹さんから。永久に渡してって」

杏樹さんこと、クラスの女王様的存在の九条杏樹。私、このクラスの中でこの人とだけはあまり話したことがない。

だから、皆のことは呼び捨てかあだ名で呼ぶけど、この子だけは「九条さん」って無意識に呼んじゃうし。

九条さんから呼び出させるなんて、珍しいな。でも、九条さんと仲良くなれるいい機会なのかも!ーうん、これはきっと、チャンスなの。チャンス!

6:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/22(金) 17:14

チャイムが鳴り、私は九条さんの席に行く。

「何?九条さん」

「ねぇ、私の定規取ってない?あれ、気に入ってるんだけど。」

え?知らないよ。普段あまり話さない人の物なんて…そもそも興味ないし。

「知らないなぁ…」

「ほんと?怪しいなぁ。ちょっと筆箱見せて!」

そして九条さんは、私の手を強引に振り払った。えっ、違うって言ってるのに。

「えっ、ちょっ、まっ…」

私がいいかけた時には、もう遅かった。九条さんは、手に「九条杏樹」と書いてある定規を持っていた。

違う。絶対取ってない!

「ほ〜ら、やっぱり」

「そんなっ。私、絶対してない!」

「あら?こんな教室の空気を見てもそう言えるのです?」

クラスの皆は、私のほうを見てヒソヒソ話してる。

「相沢さん。あなた、あたしのお気に入りの定規を取って…どうなるのかわかっていて?」

そんなっ…。なんでそんなことになるの?

「あなたには明日から罰を与えますわ。覚悟なさい!」

そんなっ、どうなるの?

7:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/22(金) 22:42

翌日。教室に入るのが怖い。どんなことをやられるの?

勇気を出して…ガラッ。扉を開ける。そこには、黒板に大きく私への悪口が!

「えっ…何これ」

「あらあら、誰が相沢さんの悪口をお書きになってますの?あんた達、直ちに消して上げなさい!」

九条さんは、いつもくっついている九条さんの子分的な存在の人達に、黒板の字を消させた。

…わかった。あれは全部九条さんがやったんだ。それで、九条さんは自分がやったことがバレないように、ああいう風に黒板を消した(消させた)

なんて勝手な奴だ…。

8:みぃ◆VZbV1gU:2019/02/24(日) 09:59

「おはよう!」

私は後ろの席の子に、挨拶をした。ところが…

「..........」

後ろの席の子は、何も反応しない。

「どうしたの?具合悪いの?」

「..........」

何も返事しない。えっ、なんなの?

後ろの席の子だけじゃない。楓以外、クラス皆私のことを無視している。

これも何か、九条さんが何か知ってるのかな?

9:みぃ◆VZbV1gU:2019/03/01(金) 18:58

「九条さん、クラス皆に無視されるんだけど…何か知らない?」

「あん?昨日の話聞こえなかった?私の定規を取った罰なのよ、これは」

やってないって、言ってるのに…。いつまでやられたら気がすむの?

「とにかく、当分あんたには罰を受けてもらうからね!」

そんな、酷いよ。皆にも誤解されて白い目で見られて、あげくの果てにこんなことに…。

九条さんなんて、大嫌い。

「まぁ、こんなのお遊びだよ。お遊びはおしまい。もっと酷いことをしてあげるから、お楽しみに★☆」

そんな、もっと酷いことをされるの?嫌だ、嫌だ。

「そんな、無理だよ!」

「何?あんたがあたしの定規を取らなければ、こうにはならなかった。違う?」

「..............」

「定規は、取っていない。誤解だよ」と言いたいが、それを言ったら何をされるかわからない。

「何も言えなくてわろたwまぁ、お楽しみに!」

10:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/02(日) 08:29

休み時間、私はいつも通り楓と話していた。

「楓ーーー‼️昨日のテレビ観た〜?」

「見てないよ」

「えー、また勉強でもしてたの?もう、楓は優等生なんだからー😊」

楓と話している時が、一番楽しい。楓と話している時は、いじめられている辛さも忘れる。

「どんな番組だったの?」

「あのね!音楽の番組なんだけど、私の大好きなアイドルが出でて〜、もう興奮しちゃった🤣楓の好きな歌手もいたよー💗」

「え、ほんと⁉️見たかったな〜」

やっぱり楓といると楽しいな〜。いじめられてても、楓は私の大親友だからねー!

楓には、いじめられていることは隠しておこう。そしたら、心配かけるから...

11:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/02(日) 08:42

楓と話しているうちに、チャイムがなってしまった。急いで椅子に座ると、私の机には何かが彫られていた。

何..❓「永久のブス、学校来るな」...?

私はこれをやった犯人がすぐ分かった。九条さん達だ。私がこれを見たのがわかったのか、九条さんと渚達は私の方を見てクスクス笑ってる。

次の瞬間、九条さん達が立ち上がった。

「あのー、永久さんが体調悪いらしいので、保健室に連れてってもいいですか?」

「ああ、いいですよ」

具合なんて悪くない。きっと九条さんは何か企んでるな。

九条さんは私の腕を掴んで、

「ほら、行きますよ」

と言った。何故か恵達も一緒にいった。

12:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/05(水) 21:34

お知らせ
中間テストが近いので、テストが終わるまで更新できないかもしれません😢なので、テストがおわるまで待っていて下さいm(_ _)mまたテストが終わったら更新しようと思います❗️

13:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/15(土) 17:02

「ねぇ、机見たわけ?」

机、、?ああ、あの掘られていた文字のことか。

「、、うん」

「じゃあなんで帰らないの?こんな醜い顔してさ、見てるだけで気持ち悪いんだけど」

なんでこんなこと言われなきゃいけないの?こっちは突然連れてかれて、挙げ句の果てにはこんなことまでされて。

嫌なことをされる度にそう思う。

そう思ってると、九条さんたちは掃除用具いれからバケツとモップを取り出した。

「何するの、、、?」

「あんたの顔をもっと醜くするの‼️」

そのとたん、私は恵や渚たちに押さえられた。嫌だ、怖い。何するの、、、?

「いや、やめて....」

自分でも自分の声が震えてるってわかってる。それぐらい怖かった。

14:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/15(土) 17:15

九条さんは、ハサミを取り出し、私の髪を切り始めた。

「あんたのキモい髪を、バッサリ切ってあげる!」

...やめて❗️髪だけは❗️

私がそう言おうとしたときには、バッサリ切られていたみたいだ。九条さんが私に鏡を向けた。

「どう?大分マシになったんじゃない?」

何これ、、、?私の髪は所々に短くなっており、ボロボロになっていた。

私の髪は、お母さん譲りの髪だ。お母さんはとても髪が綺麗で、私もそれを受け継いだみたいだ。なので私は小さい頃から髪が自慢だった。そして私はずっと髪を大切にしてきた。だからこういうことだけはしてほしくなかった。

九条さんたちが、クスクス笑ってる。私はショックで涙も声もでない。

「あ、永久待て❗️」

このあとのことはあまり覚えてないが、私は何も言わずに学校から逃げていった。

15:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/15(土) 17:28

私は次の日、学校を休んだ。九条さんたちが怖い。今までも怖かったが、さらに怖くなった。

「永久、どうしたの?」

お母さんの声が聞こえるが、私は鍵をかけて聞こえないふりをする。一人にして欲しい。ただそれだけの思いだ。

もう、九条さんたちと早く離れたい。早くクラス替えの時期になってほしい。そういう思いでいっぱいになった。

「永久、ご飯よ!永久?」

夕飯の支度になっても、私は部屋を出なかった。お母さんにこの姿を見られると、感づきられそうだからだ。いつも優しいお母さんやお父さんに心配をかけたくない。

ああ、もう明日になって欲しくない。明日は絶対、行けって言われるから。。。

16:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/15(土) 21:29

次の日。私は朝起きるのが憂鬱だった。

髪は、演劇部で使ってるかつらでなんとかした。でも、やっぱり部屋から出たくない。

「永久、ご飯よ❗️」

お母さんの声がした。私は重い気持ちでキッチンに向かった。

「永久、なんで昨日学校行かなかったの?」

「あ、少し体調が悪くて...」

いじめのことなんて、言えるわけない。特にお母さんには。

「そう。でも、その時はちゃんと言わないと。それと、なんで夕飯になっても来なかったの?」

「その時寝ちゃってたから」

「そう。今度からは気を付けなさい。それと、私とお父さん来週から海外へ出張だから、家事よろしくね」

「はい」

そういう何気ない会話をしていた。また出張か、、と思う。昔から、お父さんお母さんはよく出張をしている。いつもは何も思わないけど、今回は心細い。学校でも独りになってきてるのに、家でも独りになるなんて、、、

17:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 07:51

永久たちのイメージ画像を創りました💜

永久
http://ha10.net/up/data/img/28849.png


http://ha10.net/up/data/img/28848.png

杏樹
http://ha10.net/up/data/img/28847.png

18:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 08:00

私は重い気持ちで学校に行った。

「おはよう永久。昨日どうしたの?」

楓が話しかけてきた。

「ああ、少し体調悪くて」

本当のことなんて、言えるわけないじゃん‼️楓にいじめられてることをいうなんて、、、。

「そう。お大事にね」

「うん、ありがとう」

「あ、これ昨日の分のノート。よかったら貸すね」

やっぱり楓は優しいんだね‼️今もこうやって優しくしてくれてるの、楓だけだよ‼️

「ありがとう。見せてもらうね」

「うん」

19:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 08:19

楓と話し終わった後、私はトイレに行った。女子トイレには、夏音や林檎たち、そして女子何人かでいた。へー、九条さんたちと一緒じゃないんだ。まあ、九条さんがいないだけマシだ。私はさっと個室に入る。

すると、一人の女子がわざとらしく話をし始めた。

「ねぇ、永久って調子のってない?」

「だよねー、なんか恵に聞いたんだけどこの前永久が私の悪口を言ってたんだって」

、、、そんなこといってないよ❗️

「えー、サイテー。明るくていいこだと思ってたのに。まさか腹黒いなんて」

「いいこぶってる感じ〜?」

「www.」


その後も、女子たちは私の悪口を言った。それも、見に覚えのないことばかり。

個室から出るのが嫌だ。でも、早くここから抜け出したい。私はこっそり出ることにした。

「あ、永久?!」

、、、見つかった。

「お前さっきの言葉聞こえてただろ?」

そっちだって私の存在に気づいて悪口を言い始めたくせに。

「何その顔」

「被害者ぶってる感じ?」

「ねぇ、ちょっとこいつで遊ぼー」

「いいねぇー」

私は腕を捕まれ、教室まで連れてかれた。

ズルッ。

私はスカートをおろされ、スパッツまで脱がされた。

挙げ句のはてには、シャツのボタンを全開にされて、下着が丸見えになった。

「あと五分間、服を着ちゃダメ」

20:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 08:28

寒い、恥ずかしい。皆がこっちを見てくる。私は見せ物のようになっている。

残り二分になると、下着まで脱がされた。

「あはは❗️涼しくていいですねw」

こっちは寒くて恥ずかしいんだけど。

「はい、五分たちました❗️着てよろしい」

はあ、もう嫌だよ。こんなことまでされて。なんで笑ってられるの?

「今日は、朝自習の時間まで永久と遊ぼう!」

「いいねぇー」

マジかよ、、、あとニ十分もあるじゃん。それまでいじめられなきゃいけないわけ?

21:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 08:41

次は

22:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 08:41

>>21間違えなので気にしないでください!

23:若葉:2019/06/16(日) 11:30

面白くて、いつも読んでます!
更新楽しみにしています!

24:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 17:43

>>23
ありがとうございます!

25:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 17:50

「次は何して遊ぶ〜?」

「そーだ、永久を階段から突き落とすゲームは?」

「おー❗️ナイスアイデア❗️」

は?バカじゃない?人を階段から突き落としたら、どんなに危険なのかもわからないの?そんなの、、、ごめんだね。

「ねぇ、それはやめて!」

「は?被害者ぶるのもいい加減にしろよ?これはあんたが今まで九条さんの定規を盗んだり、人の悪口を言ったり、いいこぶった罰なの!」

私そんなことしていない!してないのに、、、

ドン‼️林檎が私の背中を押した。

「おー、林檎うまーいwww.」

い、痛、、、。痛くて起き上がれない。

「おーっと、お楽しみはこれから!今から私達は永久を半殺しにするんだから🎵」

そういって、林檎たちは私の頭を踏んだりした。もうやめてよ。意識が遠くなる、、、、

26:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 18:05

「、、、ここは、、、?」

気がついたら、私は保健室にいた。

「大丈夫ですか?!下級生の方から、『相沢さんが倒れてる』と伝えられたので」

そっか。私、夏音たちに階段から落とされたんだった。

「はい。大丈夫です」

「なんか、心当たりはない?」

「あ、いえ特に」

言えるわけないよね、本当のこと。それに、階段のことはあまり覚えていない。

「左腕を骨折しちゃいましたね」

本当だ。私の左腕には、包帯が巻かれていた。

「もう大丈夫?」

「あ、はい」

「じゃあ、もうすぐ二時間目が始まるので教室に戻った方がいいですよ」

時計を見ると、もう10時だった。あと五分で授業が始まる。

「ありがとうございました」

「はい、お大事にね」

27:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 18:18

私は階段のことを思いだし、怒りがこみ上げて来た。あまり覚えていないが、こういうことを平気で夏音たちは出来るんだ、と、怒りしかなかった。

本当は、教室に帰りたくない。皆になんて言われるか怖いから。

気づけば、九条さんたちだけじゃなくて、楓以外のクラス全員が敵になっていた。女子には悪口を言われて、男子には無視されて、、、本当に独りになってきている。

この状況、本当にどうしよう。クラス替えまで待てないよ、、、

28:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 20:08

ガラッ。私は教室の扉を開けた。

「相沢さん!大丈夫ですか?」

「はい。大丈夫です」

席に戻ると、後ろの席の子達がヒソヒソ話し始めた。

「ねぇ、永久戻ってきたよ」

「ホントだ〜。なんで戻ってきたんだろう」

「あのまま死んでくれればよかったのに」

「ていうか私永久の後ろなんだけどー、永久菌移る〜」

「可哀想ー❗️」

ああ、もういや‼️すぐ後ろで悪口言われてとても不愉快。今すぐここを抜け出したいぐらいだ。そのせいで全然授業に集中できない。

もう全て嫌になる。

29:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/16(日) 21:31

昼食時間。

「永久〜、いつもの所行こ❗️」

すると、九条さんたちが

「あら〜金井さん、今日相沢さんは私たちと食べるのです。ごめんなさいねー」

「そっか、了解👌」

九条さんたちに、「今日お昼一緒に食べよう」って誘われた。

でも、ちっとも嬉しくなかった。全然楽しみじゃない。

「そういえばさあ、金井さんもウザくない?」

九条さんが言い始めた。

「だよねー、あの子なんか近寄りがたいし」

う、うるさい。わざわざ私のいるところでいわないでくれる?

「いつもは根暗のに、永久といるときだけテンションあ、、、」

九条さんが言い終わらないうちに、私は凄い頭に来た。

「なんで陰で言うわけ?文句があるなら直接言いなよ‼️」

「はあ?永久、ノリ悪すぎ」

「あのノリのいい永久はどこにいったんだろうか」

「しかも、私達いつも永久と遊んであげてるのに。酷くね?」

「ひっど。罰としてあんたは今から私達の犬になって。私達の命令を全て聞いて。聞かないと階段から突き落としたり、スカート下ろしたりするよ」

なんで?私はただ、楓の悪口を言って欲しくなかっただけなのに、、、

でも、ここでさからったら、何をされるかわからない。

「、、、はい」

私はそう言うしかなかった。

30:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/17(月) 05:04

「体育館の倉庫で食べない?」

「おー、さんせ〜い」

なんでそんな狭くて暗いところ?!そんな食べれるスペースあったっけ??

「じゃ、食べましょ食べましょ🎵」

九条さんがそう言ったので、お弁当の蓋を開けようとした。が、九条さんに押さえつけられた。

「はい、ちょっと待ったー❗️犬は飼い主が食べ終わるまで食べちゃダメよ。おすわりしてなさい」

もう、九条さんたちは私のことを完全犬扱いなんだね。この台詞でわかった。

九条さんたちは美味しそうに食べてるのに、私はお弁当を食べれない。なんで?

「はい、もう食べてよろしい」

今度こそ、蓋を開けようとしたら、、、

「はい、ちょっと待ったー❗️」

「あんたデブなんだからさー、少しはダイエットしたら?はい、てことで🎵」

九条さんは、私のお弁当を取り上げて、私の頭にお弁当を振り掛けた。

「ほーら、食べないのー?お昼ですよ〜」

「あ、あと十五分で昼食時間終わりじゃん」

「ホントだ〜。私達は戻るから、犬一人で片付けるなり食べるなりしといてねー」

「犬に出来ると思ってるの?杏樹」

「まあ、これもしつけの一つでしょう」

「www.」

これをやるために誘ったのかよ。きっと、体育館の倉庫で食べたのも、皆に気づかれない為にわざわざ体育館の倉庫で食べたんだろう。

31:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/17(月) 12:10

落ちて粉々になったお弁当は、捨てるしかなかった。せっかくお母さんが作ってくれたのに、、、本当にごめんなさい、、

ああ、もう髪にもついている。髪についたら取るのが大変なのに‼️

私の制服や髪からは、食べ物の匂いがプンプンする。ああ、もうやだ!

いじめのレベルは、どんどん上がってきてる。まさかこんなにエスカレートするなんて思ってなかった。

明日、学校休もうかな、、、?少し、、、疲れたよ。

32:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/17(月) 12:30

お昼ご飯の時間が終わり、昼休みになった。私は教室に一旦戻った。

すると、見事に九条さんたちと鉢合わせしてしまった。嫌だな。きっと何か言われるんだろうな。

「あ、犬。弁当どうしたわけ?」

「一ヶ所にまとめて、捨てた」

「はあ?そんなの資源の無駄だっつうの‼️そんなこともわからないの?」

先に資源を無駄にするようなことをしたのは誰な訳?あんたたちじゃあないの?

「っ、このバカ犬!駄犬❗️」

九条さんたちは、私のことを蹴ったり叩いたりしてきた。い、痛、、、やめてよ。

楓助けて❗️、、、あ、楓いないんだった。楓はいつも図書室にいるから。私も図書室に行きたいよ、、、

「あはは‼️九条さんたちナイスー❗️」

「この腹黒いやつをもっと懲らしめてやれ‼️」

クラスの人達が、次々に言う。

もう、心まで痛い。なんで皆、九条さんたちの嘘に簡単に騙されちゃうの、、、?目を覚まして、、、

蹴られ続けられた結果、わたしは地面に倒れこんだ。お腹が痛い。痛すぎて起き上がれない。

「あーあ、少しやり過ぎたかな?」

「別にいいでしょ、こんな駄犬」

私は、犬じゃないのに!

「まあいいや、明日からもっと厳しくしつけてあげるからありがたく思いなさい‼️」

「、、、は、はぃ、、、」

全然声が出せなかった。皆が私のことを見てクスクス笑ってくる。

やっぱり無理だ。明日は学校休もう、、、

33:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/17(月) 19:07

「お母さん、今日お腹痛いから休んでいい?」

昨日の痛みが、また残っている。っ、痛っ。

「あら、本当に痛そう。じゃあ、休みの連絡しておくわ」

私は朝食のパンをかじった。、、、あまり食欲がわかない。お腹が痛いせいなのかなぁ。

なんとか食べ終わった。

「ごちそうさま」

私はすぐ部屋に行った。そしてすぐに布団の中に入った。

私はもうずっと布団の中に居たかった。そして布団の中だけで生きていたかった。もう、こんな私に生きる意味って、、、あるのかな?

zzz........

気がついたらもう夕方だった。はぁ、もうすぐ今日が終わる。明日学校行きたくない。

もう学校にいく意味もないと思う。毎日いじめられて毎日地獄で、、、学校に行ったら地獄を待つだけの生活。こんな生活にはもううんざり。

34:  一華  ◆QI:2019/06/17(月) 19:09


  いつも楽しく拝見させていただいています!!
  すごいですね!(乱入ダメだったらすみません)

35:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/18(火) 06:31

>>34
ありがとうございます😇またコメントして下さい😊

36:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/18(火) 06:49

次の日。

「あ、犬が来た」

相変わらず九条さんたちは私のことを犬呼ばわりする。

「ねぇー、なんで昨日休んだわけ?色々頼みたいことがあったのに」

「ねーどうする?命令聞かなかったよ」

‼️休むのもダメなわけ?

「じゃあー、私少しこいつに馬乗りで校内回ってもらうわ」

は?冗談じゃないでしょ?すっごく大変でしょうに❗️

「いいねぇー、じゃあ杏樹いってらっしゃーい」

重い重い。これを朝自習になるまでやるの?!そんなのやだよ、、、

「ほーら、休んじゃダメ休んじゃダメ!」

そういって、九条さんは私のことをビシビシ叩いた。

私は馬でも犬でもないよ、、、?そうやって叩いてもそんな速く走れないよ?

「ほらほら〜、お馬さんごっこ楽しいでしょ?ほら、喜びなさい」

ちっとも嬉しくない。もう背中が痛い。

時間が凄い長く感じる。早く朝自習の時間になって、、、

そう思っている間に、チャイムがなった。や、やった、、、

「あ、チャイムなった。じゃあちゃんと一人で帰ってくるんだよ❗️ばーいー」

九条さんは、一人でスタスタいった。酷い‼️犬扱いするなんて、、、挙げ句の果てには一人で行っちゃって。

私は背中を痛めて中々上手く歩けなかったので、ゆっくり行くことにした。

37:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/18(火) 06:57

「あ、相沢さんチャイム着席出来ませんでしたね‼️」

し、しまった‼️もうチャイム鳴ってたんだ、、、

ふと九条さんたちをみると、クスクス笑ってた。まさか、これを狙ったわけじゃあないでしょうね?

「うわ、ださw」

クラスの人がそういって、凄い恥ずかしかった。っ、、、

「はいはい、そうやって責めないの。相沢さん、今度から気をつけなさいね」

「す、すみません」

私は恥ずかしい気持ちを押さえて席に座った。

ああもうやだな。朝自習が終わったら、またきっと九条さんたちに絡まれるから、、、

38:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/20(木) 16:32

「また命令守れなかったね〜。チャイム着席もできないなんて‼️やっぱりあんたは駄犬なんだね」

、、、いったい誰のせいだと思ってるんだか。あんたが馬乗りしたせいで腰が痛いっつうのに。

「もっと厳しい罰を与えた方がいいんじゃね?」

「そだね。なににする?」

「んーじゃあね、隣のクラスの超イケメンの八雲に告らせるのは?」

はぁ、、、?八雲って彼女いるし。それを知っていて言った感凄い。しかも八雲のこと好きじゃないし。なんで好きじゃない人に告らなきゃいけないの???

「じゃあ、クラスの皆を呼んでくるから、あんたたちは八雲呼んできて❗️、、、とその前に、教室に金井さんいる?

「えっと、、、金井さんいない‼️」

「よし、これで邪魔者はいないか。じゃあ準備開始」

いやもうやめてよ‼️、、、というかなんで九条さんたちは、楓のいないところでいじめをやるんだろう。

39:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/20(木) 16:49

「皆ー‼️私の犬が八雲に告白するみたいだから〜、皆で見てようよ‼️」

「おー、勇気あるなー」

「いやー、私達がチャンスを与えてあげたの〜💗」

「まあ無理なんでしょうけどwww.」

なんでこんな風になっちゃったの?私がなぜ八雲に告白しないといけないのか、、、不思議で仕方ない。

「八雲呼んできたよー‼️」

うわ、、、。いやだ、やだやだ、やだ‼️

「じゃあ犬、このメモの文を読んでね」

ああ、もう無理。めちゃくちゃ恥かかる。

「話って、、、何?」

私は仕方なく、メモの文を呼んだ。

「私、八雲きゅんのこと大好きで、八雲きゅんの写真何枚か持っているほど愛しているの💜

小学生の時からカッコいいなと思っていて、毎日八雲きゅんのことをおってたの💓もうカッコ良すぎるぅ💗私はもう、将来の結婚相手は八雲きゅんだって決まってるの💝八雲きゅんじゃないと結婚出来ない💙

八雲きゅんのカッコいいところ、、、話しやすいところ、、、八雲の全てが大好き💛

八雲きゅんのこと世界一大好き💓♥️❤️こんなにも私のことをキュンキュンさせてくれるのは八雲きゅんだけ💚これからずーっと一緒にいようね💖八雲きゅんLOVE💓💏💓」

40:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/20(木) 16:56

私は心に思ってないことを精一杯気持ちをこめて言った。

八雲の顔が、強ばっているのがわかる。そりゃそうだよ、、、こんな痛々しいこと言って、、、

「ごめん。俺、彼女いるから」

八雲は走って行ってしまった。私、、、きっと八雲に嫌われたよね、、、

「あっははははははは‼️ふられてやんの〜www.」

「っていうか痛々しwww.ありゃ嫌われたね〜」

もうなんなの、、、?こんな痛々しいことを言わせて笑って、、、

「お前みたいなブスがよ、八雲に告白する権利なんてねーんだよ❗️」

バチッ‼️九条さんは私のことをビンタした。

「まあ、また罰考えといてあげるから」

41:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/20(木) 22:38

私はなるべく休み時間になったら教室を抜け出すようにした。そして私は図書室に向かった。

あっ‼️楓❗️やっぱりいた‼️

「ハロウ、楓」

「おお、永久じゃん。永久が図書室来るなんて珍しいね」

「ここに来たら、楓に会えると思って」

私にとって今の楽しみと言えば、、、楓と話すことだ。最近、いつも九条さんたちに絡まれるから、楓といる時間が半分ぐらい減った。それでも私は、楓と一緒にいる時間を大切にしたい、と思った。

「楓って、どんな本を読んでるの?」

「えっとね、最近は歴史の本にはまってるの。色々な人の人生が描かれていて面白いよ❗️」

「私も何か読もっと‼️歴史の本」

「これ私のオススメ‼️読んでみて❗️」

「うん‼️」

表紙には、「野口英世」と書かれていた。あー、あの千円札の人か〜。

少し読んでみよっと❗️

42:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/21(金) 21:23

おお、面白い‼️私、あまり本好きじゃなかったけど、本って結構面白いのかな、、、?

「楓ー❗️この本結構面白いね‼️」

「よかった。私が今一番尊敬している人なの‼️」

へー、楓っぽいな〜。

「、、、あ、もうすぐチャイムなるね」

「、、、ホントだ」

ああもう、教室に行きたくないよ。大嫌いな九条さん達がいる。もう顔も見たくない。

「行こう永久」

「うん」

もう、教室に戻りたくない。

でも、楓と一緒にいれて、少し楽になった。毎日図書室行こうかな?九条さん、あまり本読まないし、、、きっと図書室には来ないだろう。

よし、これからは図書室に逃げ込もう‼️

43:みぃ◆VZbV1gU:2019/06/22(土) 12:46

授業中

「ねえ、これ誰か犬に渡してくれない?」

「えっ、やだよ‼️バイ菌移る」

なんて会話が、ヒソヒソ聞こえた。おそらく、私のことだろう。

「楓に渡せば?」

「おー、いいね」

バイ菌扱いも、、、ほどほどにして欲しい。

「永久、これ九条さんから」

やっぱり私のことだったんだ、、、、読みたくもない。今すぐ破きたい。でも、破いたり読まなかったりしたら、何されるか分からない。

仕方なく、読むことにした。

何々、、、?

「なんで休み時間いなかったわけ?色々命令したいことあったんだけど。あとでまた面白いことしてあげるから覚悟しろよ」

、、、‼️何それ!休み時間も命令聞かないといけないの?

私の希望は一瞬できえた。

図書室で楓と話すことが唯一のストレス発散法だと思ってたのに‼️

もう私には、いじめから逃れることは出来ないと思った。休み時間、逃げたら逃げたで罰を与えられるし、逃げなかったら逃げなかったで犬扱いだし、、、本当にどうすればいいの?

44:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/28(日) 13:01

「あ、金井さん行った」

「ようやく遊べそうね」

「皆さん、今から私達はこの犬を使ってゲームをしようと思いまーす」

「ルール説明です!今から私達はゴミ箱の中にあるゴミを犬にあててきます。顔に当たったら15点、上半身に当たったら10点、下半身に当たったら5点です。制限時間は十分です」

私は、犬じゃない。的でもない。

「はい!じゃあ開始!」

そう言って九条さん達は、ゴミ箱の中をあさり、私に投げてきた。当然、顔を狙ってくる。うぅ、、ホコリかぶって咳が出る!ゴホッゴホッ!

「的が動いちゃだめでしょ?ほらほら〜」

シャーペンの芯や、ガラスの破片まで投げてくるので、痛い。目に刺さらないようにしなくちゃ、、、

「九条さん達〜、ゲーム終了まで残り三分きりましたよ〜」

「あ、ほんとだ。じゃ、最後のお楽しみといきますか」

45:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/28(日) 13:08

最後のお楽しみって何?何やられるの!?

九条さん達は、ゴミをほうきで集め、その後皆で私を持ち上げた。何やられるの、、?

私はそのまま、ゴミ箱に落とされた。

「あっはははははははは!ざまぁみろ!」

「あんたみたいな駄犬には、ゴミ箱がお似合いよ〜」

「っていうかこのまま授業受けるつもり?そんなんだったらこっちが迷惑。どうにかしなさい」

うぅ、、、私はこっそりと、プールのシャワーを使い洗い流した。でも、心の傷は洗い流せない。

46:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/30(火) 12:05

給食時間。

「永久、一緒に食べよ〜」

「ごめん、今日も九条さん達と約束しているの」

「そっか、了解」

私は、今出せる精一杯の笑顔を見せた。

九条さん達に命じられていること。それは、楓にいじめられていることをバレないようにすること。だから私は楓といるときは嫌な気持ちの時でも愛想笑いなどをしている。本当は楓に助けてもらいたい。でも、九条さん達に何されるか分からない。バレてもし楓も命令されていじめられるとかも嫌だ。だから今は黙っている。 

「あ、金井さん行ったよ」

「お、邪魔者はいなくなったか」

クラスの人達が、後ろで皆で私を見ている。

「ははっ、相沢ぼっちー」

「ざまぁみろ」

「没収〜、あんたちょっとは痩せたら?」

九条さん達は、私のお弁当を取り上げて食べてしまった。

「あ、ごめん〜食べちゃった。お詫びにあんたにぴったりの物をあげるー」

九条さん達は、ごみを私の机に大量に置いた。

「ほらほら、あんたの大好きなごみを食べさせてあげる」

「夏音ー、駄犬の口開けて。それと、林檎と惠でごみ食べさせて。私は抑えているから」

47:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/31(水) 09:08

私は口を抑えられ、ゴミを食べさせられた。

、、っ!ホコリ臭い!咳が凄い出る!ガラスの破片もあるので痛い。誰かの食べ残しもあって気持ち悪い。

「あははっ!いい気味〜」

他にも水彩絵の具を必死に出して絵の具を出したりした。おぇ、、絵の具ってこんなに不味いんだ、、。

ソーイングの折れた針を食べさせられた。っ、痛い!

「どう?美味しいでしょ。もっともっと!」

き、気持ち悪い。鼻噛んだティッシュとか、プリントとか。む、無理。限界、、、

逃げようとしたら、がしっと掴まれた。

「駄犬、逃げちゃ駄目。まだ時間がある」

嘘?!終わりまでやらされるなんて!

「私達がこの提案をしたおかげで、ごみが減るんだ!感謝しなさい」

あんたたちじゃなくて、私がごみを食べたから、じゃないの、、?

私はついに限界になり、吐いてしまった。

48:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/31(水) 13:02

私はその後も嘔吐を繰り返したので、明日は学校休もう、と思った。 

翌日

学校を休もうと思い家にいると、インターホンが鳴った。誰だろう?

インターホンを見てみると、九条さん達が写ってた。まさか、迎えに来たわけ?冗談じゃない。

「早く出てこいよ!」

と、九条さん達は叫んだ。すると、ドアをドンドン叩く音がする。私はいやいや出た。

「なんで来なかったの?今日いっぱい命令しようと思ったのに〜」

「まあ、あんたの家近いから、休憩時間にあんたの家行けるんだけどね〜」

「逃げれるとでも思った訳?」

最悪だ、、、。休んだら家に来られる、休まなかったらいじめられる。休んでも休まなくても結果は変わらない。

まだ2時間目だ。まだまだいじめられる。

「あれー?なんで相沢来てるのー?」

「来なくていいのにー」

私が教室に入った途端、そんな会話が聞こえた。

「ほんとよねー、なんでこんなやつが来てるんだろう」

九条さんにも言われた。何それ、あんた達が来いって言ったくせに。こっちはあんた達のせいで何度も吐いたんだよ?

49:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/31(水) 13:16

2時間目は、技術だ。ノコギリを使うので、教卓にあるノコギリを取りに行くと、、、

ガリッ、痛っ!誰かのノコギリが当たった!

「あー、ごめんねー。当たっちゃったー」

九条さんだった。絶対わざとでしょ??しかも結構ざっくりといっていて、血が止まらない。

そんな中、九条さんがぼそりと言った。

「今日から一日中、授業の時もいじめてやるから覚悟しろよ」

嘘でしょ!?休み時間とかのいじめだって辛いのに、授業中までいじめられるわけ?そんなの嫌だ!

他にも、技術の時間で色々なことをやられた。

同じ班の男子が、電動ノコギリの所に私の指を持ってきた。

「はい、動いたり声を出したら駄目だからね」

そう言って、もう一人の男子が電動ノコギリを動かした。当然、私の指は切れるだろう。

い、痛、痛、痛、、、!!ものすごい勢いで切れるため、心の中で悲鳴をあげていた。

「はい、次人差し指ね」

そう言い、男子は全ての指を切った。酷い、指先は血だらけだった。

50:ミルク抜きカフェオ↑ーレ:2019/07/31(水) 14:46

しがない感想を書きに来ました

よくあるいじめの小説というのがまず第一印象なんですが、思うところがあるのは>>49です。これ以前にも主人公はゴミを食わされたりしていたようですが(これは他の小説でもありがちなようですが読み手としてはかなりキツいです)、さすがに>>49はいじめの域を超えていますね、立派な傷害事件だと感じました。
授業中であれば教師が立ち会っているはずなので、多くの意味でこれからの展開が楽しみです。もし教師が席を外している間の一場面であれば、>>49はかなり読み手に負荷のかかる一場面ですのでその辺りの描写が必要になってくると思います

長々と失礼しました。あなたの物を書き続ける姿勢を応援しています。

51:みぃ◆VZbV1gU:2019/07/31(水) 19:11

コメントありがとうございます。次からはいじめの限度を越えないようにしますね


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