お嬢さま、夢から覚めるお時間です

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1:ルカ:2019/10/11(金) 16:55

 「ふわぁ、よく寝た。今何時だろう?」
 私がそう言って目を開くと、そこは

 ――――豪邸になっていた。

2:ルカ:2019/10/15(火) 19:48

「混乱する主人公、そこへ現れたのは白馬に乗った王子様!そしてこう言うの『麗しき姫君。あなたは選ばれた人なのです。』そしてそこから2人の冒険ファンタジーが始まるの!
っていう物語を考えたのだけれど、どう思う?」

至って真剣な顔でかなりアホなことを聞いてくるお嬢様。

そもそも今は勉強の時間である。お嬢様はいい加減集中力が足りないとつくづく思う。

俺はこの思いをそのまま伝えることにした。

「お嬢様、はっきり言ってアホかと。しかもそこは豪邸なのでしょう?なぜ王子は白馬に乗ってくるのですか?女性の部屋に断りもなく入ってくるなど、全くもって」

「ああもう分かったわ!ちょっと言ってみただけじゃない。」

頬を膨らませて見せるお嬢様。

「お嬢様、口ではなく手を動かして下さい。」


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