天国と地獄

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧キーワード▼下へ
1:kankan:2019/10/28(月) 23:53

やってしまった……。 こんなはずじゃなかったのに……。

眼の前に広がった光景に、私はどうすればいいのだろうか分からず、ただ茫然とするばかりであった。せっかくOLとして社会に出たばかりなのに、まさかこんなことになろうとは。

できれば夢であってほしかった。しかし、まぎれもなくこれは現実だ。私は後戻りできないことをしてしまったのだ。

でも、仕方ないではないか、こうするしか。だって、ほかにどうしろと。

そのときである。

「でしょ」
「ハハハ」

私は背筋がびくっとなった。誰かの話し声が聞こえる。間違いない、人がいるのだ。このままなら、そのうちこっちに来るだろう。

どうする……。こんなところ誰かに見られようものなら……。だとしたら、私にできることといえば……。

私は全力で逃げ出していた。

4:kankan:2019/10/29(火) 00:01

その翌日である。

私は朝になると、いつものようにバス停に向かった。
昨日のことは忘れようと思っていた。
しかし、例の公園に来た時である。
何やら、小学生の男の子らしき子供たちが、
茂みのところに集まって騒いでいるのを目撃したのだ。

まさか……。

私は嫌な予感がして、彼らの声をそっと聞いてみた。

すると……。

「やべー めっちゃでっかいな」
「これ象のうんこだろ」

まちがいない。彼らがはしゃいでいたのは、私の落し物に関してだ。

それが分かったとたん、私は昨日に引き続き、バス停まっで一目散に走り去った。

終わり

5:匿名:2019/10/29(火) 13:43

おっおう


新着レス 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新