ハゲ小説

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1:invincible 禿:2020/06/13(土) 22:27

リハビリがてらに(´・ω・`)

つづかない

22:invincible:2020/06/18(木) 05:47

>>19
ありがとうございます

>>20
ありがとうございます。でも、ギャグ小説家になんかになったら死んでしまいますw

>>21
当て字w

23:invincible:2020/06/18(木) 06:16

安倍晋三は丁寧にアベノカツラを装着すると、官邸へ向かった。

ここでも安倍晋三は大いに驚かれることになった。それは、かれ以外にもハゲている者が沢山いたのだ。例えば麻生太郎副総理などは、ハゲているし、その上付けていたカツラもズレていたのだ。皆、ハゲに苦しんでいる様子だった。

「えー、こ、これは、いける、で、あります」と思った。余談だが、安倍晋三は安倍晋三であるので心の中の声も安倍晋三である。
安倍晋三は「何が」いけると思ったのか、それは閣議決定である。実は、安倍晋三のハゲはまだかろうじて薄毛と言える程度であった。つまり、閣議決定でハゲと薄毛を分断すれば晴れてハゲから解放されるのだ。
周囲の閣僚も、ハゲているので、きっと、気持ちを理解してくれるだろうと考えたのだ。

閣議決定の進行係は菅官房長官であった。なお、菅官房長官はツルッパゲになっていた。閣議は、

「朝ハゲ頭を見て私は絶句しました」

という菅官房長官の言葉に始まった。



つづかないし朝テンション

24:ELI@( ´・ω・`)◆62 不眠症イライ:2020/06/18(木) 06:16

これはいけるでありますwwwwwwwwwwwww

25:イーミ◆lW2 シエルのサブ:2020/06/18(木) 06:49

んんんんんんんもうやめてクソおもろいwwwww

26:ゆかり ◆FI:2020/06/18(木) 17:34

お腹が…痛い…

ヤバい、ツボにはまったぁ…ヤバい、ヤバいぞぉー!

27:シエル◆pWU エコロォ…(^q^):2020/06/18(木) 17:39

ちょっとww思い出し笑いで「ブグウフォww」みたいな笑い方しちゃったやないかww責任とってくれメンスww

28:invincible:2020/06/21(日) 11:17

閣議は早くも本題のハゲに入った。安倍晋三はゆっくり立ち上がると、恥ずかしそうに声を潜めて、

「えー、私……安倍……晋三は……ハゲ……ハゲてしまった……で、あります。つまりですね、ハゲはですね、えー、ここまで、えー、進行、えー、進行している、わけで、あります。そこでですね、政府はですね、少しでも多くの、ハゲ国民の皆様を、救う、ためにですね、ハゲと薄毛を別物とする、閣議決定をですね、行いたいと、いう所存で、あります」

といった。閣僚たちは、深く同情したようで、ただ一人を除いて俯いていた。

「何を調子のいいこと言ってんだよ」

と顰めっ面で言うと、

「これまではハゲてもいじられるだけで済んだが、これからは名前が出る。何百万本の毛穴を殺しちゃったハゲは動機が正しくてもダメなんですよ。『薄毛』『初期症状』いろんな表現があるだろうが、髪が2割切っているところが一番大きい」

「えー、副総理、悪質な、印象操作、印象操作は、ですね、やめていただきたいと。私、安倍、晋三、は、ですね、まだ頭の半分以上は髪であると、えー、あたかも、私、安倍晋三の髪が2割しかないと、そのような印象操作をですね、国民の皆様が信じる、そのような印象操作をですね……」

「総理の話を聞いたが、もう少しハゲてもらったほうがわかりやすいと思った程度だ。60にもなってハゲでなく薄毛とか訳のわからないことを言っている総理がいるねぇ」

「副総理、あなたもですね、ハゲて、いる、で、あります」

「つまんないこと聞くねえ」

麻生太郎に理路整然と言い返された安倍晋三は、力なく着席した。
しかしながら、閣議決定自体は、麻生太郎含め反対者はいなかった。麻生太郎がツンデレなのか、賛成と反対の字を間違えたのかは定かではないが、この日をもって薄毛とハゲが分断された。

29:シエル◆pWU エコロォ…(^q^):2020/06/21(日) 11:21

もうやめてwwwwwwww腹筋が死にますwwwww

30:まいめろてゃん◆wI:2020/06/26(金) 21:46

いやぁ、流石ですねwwwww

31:invincible:2020/06/28(日) 11:20

次の国会は大荒れであった。無論、争点はハゲである。野党連合はアベノカツラをズラして装着し、安倍晋三を強く追及した。

「総理、この閣議決定はどういうつもりですか。ハゲの皆様への差別でしょう!」

「えー、それにつきましてはですね、私としてはですね、ハゲはハゲ、薄毛は薄毛、という、認識、で、あります」

「つまり差別でしょうが! 補償も、全然じゃないですか!」

「えー、ハゲの皆様にはですね、現在、えー、緊急抜毛宣言によりですね、スピード感をもって、えー、育毛補償をしていきたい、とですね、えー」

安倍晋三が反論を終えようとしたとき、

「スピード感があるのは総理のハゲ方だけだろう!」

と野党席から辛辣なヤジが飛んだ。安倍晋三はカツラの毛の部分に指をさして、

「えー、地毛、で、あります」

野党席は騒然となった。「どう見てもそれアベノカツラだろ」と言ったヤジがいくつも飛んだ。野党議員の福山はさらにこう言った、

「総理、森友隠しに加計隠し、挙げ句の果てにハゲ隠しですか! いい加減にしてください!」

これに続いて野党議員たちが「ハゲ」コールを始めた。小学生にような煽りだが、安倍晋三は何度もハゲと言われて、ついに、限界を超えてしまった。

「え、え、重ねて申し上げますが、私、安倍晋三が、薄毛であることがですね、いわば、この閣議決定、に、関与したかということは、全く別問題でありますから、いわばまさに、そういう印象を、出してですね、印象操作を、一生懸命、して、おられるんでしょうけど、賢明な国民はですね、それが別だということは、よく理解をして、おられるんだろうなあと、え、思います。大体ですね。本当にですね、本当にハゲ隠ししようと思ったらですね、本当にですね、本当にハゲ隠しをしようと思ったらですね、え、大体、本当に、ハゲ隠しをしようとしたらですね、そんな閣議決定なんかですね、出しませんよ。 これはちょっと、これは、3秒くらい考えればですね、わかることなんだろう、と、思いますよ」

と早口で、何度も甘噛みしながら言ったが、なおも野党は、

「いやハゲ隠しだろ」

と譲らなかった。

「えー、今、そうやってずっと、テレビに映してですね、そうやって、印象をして、おられる、いや、ただですね、ただね、ただ、そこにはですね、それ以外の方々も写ってるんですから、全体の印象にね、そういう他の方々に対しても、(カツラを)かぶせるというのは、普通、常識があったら、私はしないんじゃないかなぁ、と思いますよ、いわば」


すると野党議員がスマホを出していった。

「総理、見てください、昭恵夫人がね、総理のハゲ具合をフェイスブックにあげてるんですよ!」

安倍晋三はうろたえた。まさか昭恵夫人に裏切られるとは。だが、ここで引き下がるわけにいかなかった。

「フェイスブックで出すこととですね、NHKの、この、えー、この、中継の中でですね。いわゆる皆さんがハゲ疑惑とかおっしゃっている中で、出すのとはね、随分違うんですよ。お互いにね、そういう最低限の、人間としての常識は、持とうじゃありませんか」

「総理夫人ですよ?」

「えー、それにつきましてはですね、妻の、えー、ですね、加工、えー、ネタ画像であるとですね、えー、そのようにですね、認識しております」

「そんなにハゲていないとおっしゃるなら、髪の毛を引っ張らせてくださいよ、トランプ大統領のように」

「えー、トランプ、大統領のようにすれば、えー、いい、ということで、ありますね?」

「そうです」

安倍晋三は不敵な笑みを浮かべた。こんなこともあろうかと朝、トランプと電話会談をしたのである。

「先程、アメリカのトランプ大統領、と、電話会談、を、おこないました。えー、私たちの、考えは、完全に一致しました、えー、トランプ大統領は、他人の頭皮頭髪に触れることは、えー、緊急抜毛宣言に基づき、禁止すべきであると、専門家会議の方にも、えー、そのように言われ、えー、で、あります」

隠して安倍晋三は、機転を利かして、薄毛が地上波で公開されることをかろうじて防いだ。余談であるが、この時、NHKのカメラは安倍晋三の頭皮にズームインしていたのである。

32:invincible:2020/06/28(日) 11:21

何が機転なんか自分でもわからん


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