ちょっと詩をかいてみたくなったので、たててみた。。
ぽつぽつと不定期で更新していくつもりですが、
コメントとかあればぜひお願いします( ´∀｀)
すたぁと(´･ω･｀)
【lace】
ガソリンを 入れないのは
ぜんぶ 計画内のこと
それは奥手な レースカーで
ゴールを争う ライバルがいても
追い抜く気なんて なくて
ゴールから来るのを 待ってる
ゴールが迫って来るのを 待ってる
エンジンを点けるのは 億劫だから
【グッドラック】
明日の予報は 晴天です と
おいらに グッドラック
むかつく顔した 太陽が
こっち見て 嘲笑ってる気がする
そんな頃 彼女とあいつは
目をつぶり くちづけしてるってのに
明日が 雨ならば
明日が 雨ならば
おいらは グッドラック
雨水といっしょに ふたりの関係も
ドロドロ流れてけば いいのに
明日の予報は 大雨です と
おいらは バッドラック
かなしい顔した 太陽が
雲を見て 泣いている気がする
そんな頃 彼女とあいつは
手をにぎり デートしてるってのに
明日が 晴れならば
明日が 晴れならば
おいらに グッドラック
雨水といっしょに ふたりの愛も
ジワジワ蒸発してけば いいのに
明日が 雪ならば
明日が 雪ならば
おいらは バッドラック
夏に雪が 降ったなら
どうせふたりは 一緒だろうに
おいらに グッドラック
るらるら
162：とかげ◆4lKzA：2015/03/04(水) 15:25 【ライオン】
おれは ダサいし
かっこわるいし 弱々しいし
そんなライオン どこにいるってさ
来月までに 金髪にしたい
けどやっぱ 似合わない気がして
うなっても 恐くないから
でもやっぱ そうしよう
通りすがった 美容院
金足んねえ どうしよう
おれの小遣い 全部パー
ライオンなんだろ 意を決して！
けどやっぱ ダサかった
こんな努力 意味ないから
でもやっぱ 少し強く見える、気がする
草食系だし どうしようもないし
おれは いくじなし
こんなライオン 存在しないってさ
昨日金髪に 染めたけど
いますぐにでも 黒く染めたい
けどやっぱ かっこいいかも
ライオンなんて うぬぼれやだ
ちょっとだけ いいじゃん？
消えてった金 あとのこと
ちょっとだけ いいじゃん？
あのコに 惚れて
求愛ダンス おどりたい！
いつか心も 躍らせたいね
地味だった おれに
金色のたてがみの せい？
あのコが振り向いた 気がした
【ライオン】
おれは ダサいし
かっこわるいし 弱々しいし
そんなライオン どこにいるってさ
来月までに 金髪にしたい
けどやっぱ 似合わない気がして
うなっても 恐くないから
でもやっぱ そうしよう
通りすがった 美容院
金足んねえ どうしよう
おれの小遣い 全部パー
ライオンなんだろ 意を決して！
けどやっぱ ダサかった
こんな努力 意味ないから
でもやっぱ 少し強く見える、気がする
草食系だし どうしようもないし
おれは いくじなし
こんなライオン 存在しないってさ
昨日金髪に 染めたけど
いますぐにでも 黒く染めたい
けどやっぱ かっこいいかも
ライオンなんて うぬぼれやだ
ちょっとだけ いいじゃん？
消えてった金 あとのこと
ちょっとだけ いいじゃん？
あのコに 惚れて
求愛ダンス おどりたい！
いつか心も 躍らせたいね
地味だった おれに
金色のたてがみの せい？
あのコが振り向いた 気がした
あああああ重複orz
165：とかげ◆4lKzA：2015/03/05(木) 20:41 【席替え】
明日の くじ引き
めっちゃ どきどき
手をのばす 瞬間
あのコのお隣 狙ってる
今日の 席替え
やっぱ 運がねェ
あいつが いなけりゃ
あのコのお隣 だったかも
来月の 運命の分かれ道
ヤダヤダ そんな夢オチ？！
いつになれば いいんだよ
あのコのお隣 次はお願い！
【化けッコ】
魔法の ファンデーション
身に まとって
恋のいたずら 星空グロス
おとなな気分の マスカラは
あたしを 今すぐにでも
しゃららん 変えてくれる
先生に 怒られたって
先輩に 怒鳴られたって
少し 好奇心で
少し 出来心で
あなたに 見てほしいから
ほら しゃららん
化けッコ 夢をみさせて
化けッコ 鏡に映るあたし
あなたは なんて言うだろう
このひとときだけ 化けさせて
舞踏会から 帰ったら
背伸びなガラスの靴は もう脱ぐよ
だから ほんのちょっと
化けるよ
夜が来る頃の 都会の景色
灯りの向こうの 白んだ空に
ひっそりと 雲がたなびく
熱が 冷めたとき
あなたへの 憧れも
まぼろしとともに 蒸発して行く
熱が 冷めたとき
あなたへの あこがれも
まぼろしとともに 蒸発してゆく
【詐欺】
汚れた ズボンを見て
あなたは わたしに
ツバを 吐き掛かけたでしょう！
小雨降りの お昼時
あなたの隣に 居られたら
小雨時 ひとりの道を 行くけれど
ともに居れたら 隣を欲す
ぱらりぱらり 雨粒
174：とかげ◆4lKzA：2015/03/10(火) 20:58 あなたが ねずみだというのなら
それは ねずみなのだろう
あなたが 海だというのなら
それは 海なのだろう
あなたが 優しさだというのなら
それは 優しさなのだろう
あなたが 悪だというのなら
それは 悪なのだろう
【エメラルド】
ふたりっきりの 海で
足元が透けるほどの 海で
エメラルドに 染まって
あなたと 過ごしたい
舌にかかった しょっぱい水は
今日(こんにち)の 恋の味がする
午前昼時の 静けさも
波がはしゃぐ音に 埋もれた
水平線の向こう 入道雲
夜はふたりで 海を見つめたい
ひとりっきりの 海は
月が映るほどの 海は
宇宙の色に 染まって
あなたを 想わさせる
脚にかかった 冷たい水は
せつない 恋の香りがする
午前真夜中の 静けさは
あのひとときと 全然ちがう
地平線の向こう 雲の影
もうふたりじゃ いられないのかな
胸の奥の 問い
聞いたって 海は答えてくれない
深い 碧(あお)の中
人魚が王子を 探すように…
ふたりっきりの 海で
ふたりの足元が透けるほどの 海で
エメラルドに 染まって
あなたと 過ごしたい
しょっぱい水を かけ合って
恋の 再スタートの予感
【スタート】
桜色した 唇
ほら なにかいってる
聞いて 聞いて！
あのコが告白して 君はどうする
立ちすくんだまま 崩れてくよ
ぐずぐず チキンは
焼き鳥に されちゃえ
ワン.ツーの リズム
ジャンプして そのままつっこめ！
あおい顔 してないで
自分の声で となえるんだ
むらさきの 唇
ほら 鏡をみろよ
みっともない！
あのコが泳いで 君はどうする
目をつぶったまま 流れてくよ
うだうだ チキンは
プールで おぼれちゃえ
いち.にの タイミング
ジャンプして そのまま飛び込め！
暗い顔 してないで
自分の体で 泳ぐんだ
自分の声で となえるんだ
ふとした しあわせが
大きな うぬぼれに
【銀河】
金星を見つめる 星屑の中
あたしも そのうちのひとつ
ゆるりゆるり まわる銀河
ぶつかったり 離れたり
いつか 金星からあたしの方へ
やってきたら いいのにね
あたしから行くなんて 無理だから
ゆるりゆるり まわる銀河
ひときわ 輝く金星
ごまつぶみたいな 星屑
宇宙の流れに そのままに
ただ 音もたてず
ぶつかったり 離れたり
あたしはそれを 望んだり
金星から やってきたりを
また 望んだり
けれど ゆるりゆるり
銀河は まわるだけ
ずうっとずうっと 前の頃
けっこうけっこう 前の頃
ふっと 忘れたこともあるけど
きっとすこしは 覚えてる
ずうっとずうっと 前の頃
ほんのちょっとだけ 前の頃
春の訪れ だけど前の頃
夏は真っ盛り 猛暑の真っ只中
景色も 想いも
他人も 自身も
今とはちがう 前の頃
ほんのちょっとだけ 前の頃
>>179【振替】
181：とかげ◆4lKzA：2015/03/19(木) 15:50 【自賛】
かっこつけて 雨の中
傘もささずに 平日昼どき
小雨が 降り注いで
ちょっと走った 平日昼どき
ああやっぱ かっこわるいなって
かっこつけて 歩行中
表情変えずに 平日昼どき
みんなより 早足で
歩く帰り道 平日昼どき
ああやっぱ だっさいなって
【クラスメイト】
好きな人 嫌いな人
どうでもいいと 思う人
誰かひとりでも 欠けていたら
この 楽しいクラスは
成り立って いなかった
わたしという 自分が
そこに いなかったら
この 愉快なクラスは
成り立って いなかった
この すてきなクラスで
ずっと 過ごしていたいのに
【おまじない】
信じれば 叶う
騙されたと 思って
さあ やってごらん
信じれば 叶う
大事なのは 物事自体じゃない
信じることが 願うことが
大切 なんだ
なあ おいらの本気を
みせて おくれよ
なあ おいらの本気を
呼び覚まさせて おくれよ
心の奥の ふしぎな力
信じれば 叶う
騙されたと 思って
さあ やってみよう
信じれば 叶う
【日記】
日記を 書きましょう
楽しかった ことも
いやだった ことも
ぜんぶ 心のノートに
しるして おきたい
鉛筆は 持たなくてもいいから
夢見心地な わたしの脳裏
楽しかったことは 心に
いやだったことは 胸に
しるして おきたい
だから 日記を書きましょう
【誓い】
今はまだ 好きなだけ
ただ きっといつか
あなたを 愛したい
嫌な ところも
だけど もしも
あなたとともに いられたら
そのときは ぜったいに
愛すことを 誓いたい
それが 叶わないから
わたしはまだ あなたを
好きなだけで 踏み留まり
愛すことが できないのです
だって まず
あなたに 好かれたいから
でなければ ずっとわたしは
あなたと 結ばれることもなく
心の そこから
愛すことも ないでしょう
おねがい おねがい
神様 おねがい
ほんの ちょっとした
たのみごと
よろしく よろしく
仏様 よろしく
ほんの ちょっとした
ねがいごと
わたしは 宇宙
かぎりない はてしない
ひとつの 宇宙
めぐる星 インスピレーション
脳細胞の どこまでも
あなたを 追いかけて
人生の 中
何度も 再生をくりかえす
わたしが 死ぬとき
宇宙の末を 結末を
知ることに なるでしょう
痛い 痛い
歯が 痛い
むずがゆいような
もどかしいような
うずく うずく
歯が うずく
【血液】
ラズベリー色した 心臓に
ガイコツの放った 矢を刺した
ふるふる 果肉が弾けてく
どろどろ 果肉が流れてく
ラズベリー色した 血液は
ぼくののどまで 一直線
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
ぼくの脳みそは 君の血液
ガイコツが 弓をひくたび
君の心臓が 波打って
空気入れみたいに 膨らんだ
ラズベリー色した 血液は
ぼくののどまで 一直線
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
さよなら さよなら
影が 手を振る
少し遅くなった 日の入り
太陽が沈むビートに 合わせて
さよなら さよなら
影が 手を振る
手が 見えなくなる頃
きっと空は 青く染まるでしょう
くやしいな くやしいな
頭のなかに 稲妻走らせ
ビビッとキタ チャンス
でもおれは 行かないぜ
ホントのチャンスを 待ってる
あまい花の蜜 見てるだけ
くやしいぜ くやしいぜ
心のなかに 電流走らせ
ビビッとクル チャンス
でもおれは 行かないぜ
最高のチャンスを 待ってる
お前らが花の蜜 持ってくるまで
【理想】
気分の 下がる
バッテリーは 0%(パー)
のどの奥に 指を突っ込んだ
自分だけが 不幸だと
勘違いして いつか
本当の 不幸者に
言葉の裏の やさしさに
気づけず 今日も
コーラで 満たされ
静かな音楽 聴きながら
ゆらゆら
洗濯機のように まわりながら
心は 揺さぶられない
あたしは そんな人
気分の 上がる
バッテリーは 99%
充電は もうすぐ終わりそう
自分だけが 不幸だと
勘違いした あの頃
きっと今は 幸福者
笑顔の裏の 憎さに
気づかず 今日も
コーヒーに 包まれ
やさしい音楽 聴きながら
ゆらゆら
洗濯物のように なびきながら
心は 飛ばされない
あたしは そんな人
願ってた なにかも
いつのまにか 忘れて
薬の苦さ 流し込んで
熱をも 消え失せたなら
それでも
心は 在り続ける
あたしは そんな人
明日に 期待
今日は はずれのおみくじ
ひいて しまったから
だけど そんなの関係ないだなんて
わたしの意志が よわいだけかしら
凶 だろうと
大吉 だろうと
明日を生きる あなたが
大人びている だけかしら
凶 だろうと
大吉 だろうと
今日を生きれる 自分に
背伸びなしでも なれるかしら
むかしから 好んで居た場所
どこよりも どこよりも
やっぱり ここが
一番だね
いつか ずっと先
こんな日を 懐かしむ
そんな時が 来るのでしょうか
だったら それならば
いつまでも ここに居て
ふと 今日を懐かしむ
そんな未来が いいのです
だってここが 好きだから
暗闇が 怖いんじゃない
〝なにか いる〟
そう 思わせる
わたしの観念が 怖いんだ
同じ大きさの 同じ形の
ダイヤモンドの原石
重要なのは
磨かれているか 磨かれていないか
地球の中心に
終わりなんてない
真っ赤ににえたぎる 核を
その中身まで えぐるように
ふかくふかく 掘りこんで
まっすぐに
あなたの目指す
核の正体を 暴く努力を
まっすぐに
すればいいじゃないか
ぶあつい 透明な雲
そのむこうは 黒い宇宙
あと 何分で
夜が来るだろう
大きな星を覆う雲が
微動たりともしないのは
風が吹いていないからじゃない
星を駆け抜ける 風と
宇宙を廻る 星の
どちらの速さも 同じだからだ
朝が来るのも 夜が来るのも
なにもかも
微動たりともせぬように
変わらず ずっと
同じ速さで
もしもぼくが 再起動したら
薄らぼんやりとした記憶は
君の記憶は
きえてしまうだろうか
スイッチボタンのない
セーブポイントは
脳みそが 動くたび
ぼくの心をも 揺さぶる揺さぶる
だから
ぐちゃりと脳みそがつぶれたら
記憶だって ぐちゃりとつぶれる
そうだろうか
夢の弧を描く 桜の弁
追いかけて 追いかけて
ゆらり舞う それを手に取れないのは
どうしてでしょうね
無意識なのでしょうか
意図的なのでしょうか
意味はないのでしょうか
隠してるのでしょうか
勘違いなのでしょうか
せっかくの
自分の人生なのだから
得意なことを自慢しなくて
どうするの？
自慢のことを誇りにしなくて
どうするの？
結果ばかり知りたがってしまう
来るか来まいか
受け入れるか拒むか
だってそれは
変化に気づくことさえも
夢中でできないから
気づいたとしても
きっと 「ふうん」
それだけで終わってしまう
だけど気に入らなければ
また知りたがるでしょうね
いい結果を知れば
うんとうなずくけれども
思い通りにならなければ
また なぜか頼ってしまう
このまま
幸せな時を過ごしていたい
だけど ほんのすこし
階段を上るように
理想を追い求めながら
幸せな時を過ごしていたい
でも 幸せなまま
会えなくなってしまうのは嫌だ
私の足には
鉛がぶら下がっているけれど
一歩踏み出せないなんて
ただの甘えだとわかってる
たった一日
あなたが来ないだけで
気持ちが通じなくなったのかと
いいえ
まだ 通じてなどいない
霧がかった 日常の奥に
あなたが来てくれれば
それだけで 景色は晴れるのに
あわてず あわてず
でも 前が見えないよ
霧がかった 日常の奥に
あなたが来てくれれば
それだけで 景色は晴れるのに
あわてず あわてず
でも 前が見えないよ
重複
210：とかげ◆4lKzA：2015/04/22(水) 19:49 春退いて
弁は消え散り
人も散り
新たに深く
葉桜や
ミス
春退いて
弁は消え散り
人も散り
新たに深く
青き葉桜
>>211
春が終わろうとして、
桜の花びらが散る。
それと同じように人にも別れがあり、今までのメンバーは散ってしまう。
しかし新たな出会いがあり、葉桜が深い青になるように、その関係も深くなってゆく。
こぼれた涙が
あなたの目薬になるのなら
きっと 一生困らない
【アルデンテ】
箸の先から
ポトンと落ちた米粒
衝撃で 小鳥が羽ばたいてゆく
『噛めば噛むほど甘くなる』
って 人生もきっとそんな感じ
それでも苦いのは
たぶん ふりかけのかけすぎ
フォークのすきまから
するりと流れたスパゲティ
反動で 小鳥が逃げ出してゆく
『巻けば巻くほどややこしくなる』
って 毎日もきっとそんな感じ
それでもゆるいのは
きっと スパゲティの茹ですぎ
今日は運がよかったから
きっと明日もイイコトあるはず
やっほー(´・∀・`)
217：とかげ◆4lKzA：2015/04/24(金) 17:16 >>216
おう、うらちゃんやっほー( ￣▽￣)ノ
私が 宇宙なのだ
219：とかげ◆4lKzA：2015/04/25(土) 17:38 私が 宇宙なのだ
神なのだ
【potion】
「最近 鼓動がうるさいんです」
診察カードもって
彼の所へ一直線
「少々お待ちください」
そんなに待てないよ
緊張した心に
お知らせのベルが鳴り響く
「どうやら恋の病です」と
わかってるくせになんてこと
何かがきゅっとしめつけられて
「おくすり出しておきますね」
「最近 鼓動が激しいんです」
おくすり手帳もって
あなたの所へ一直線
「しばしばお待ちください」
きっとあっという間
はりつめた心に
再開のベルが鳴り響く
「やっぱり恋の病です」と
気づいてるくせになんてこと
何かがぼんと破裂しそうで
「おくすりふやしておきますね」
毎週 毎週
あなたに会うため
だんだん熱がさめてゆく
これってもしや
おくすりのせいかしら
「どうやら治ったようです」と
恋していたのになんてこと
何かがしゅんとしぼんでしまい
「ようやく退院できますね」
【片想い】
じつは本当は
勘違いだったりして
片想いなんかじゃ
なかったりして
【下校】
後ろからの笑い声を
ずっと聞いていたいから
いつもよりも
足取りを遅くする
目の前にある背中を
ずっと見つめていたいから
いつもよりも
足取りを 遅くする
もう 行ってしまった日は
いつもより
足取りを 速くする
まだ来ていない日は
いつもより
足取りを うんと遅くする
【ハッピー】
「今日は姿を見れなかった」
たったそれだけで落ち込むようじゃ
きっと明日はやってこない
声を 笑い声を
聞けただけでも幸せだと
そんな小さな幸せを
大きな幸せにできたら
きっと明日もいいことがある
目指せよ ハッピーな毎日
いいことばっかり見ていれば
嫌なことなんて起こらない
起こったって 気にしない
目指せよ ハッピーな毎日
【自意識過剰】
好意があるかどうかすら
わからないのに
まるで 恋人同士のような
付き合っているような
両思いのような
ぽわぽわとした
ふしぎな 感覚
よそ見してたら
ゴールテープが見えないよ
ただ じっと
まっすぐ前を向いて
彼処(あそこ)へ進めばいいだけ
ライバルなんか
眼中に居たって気が散りますもの
土を蹴って 空気を振り切って
まっすぐ前だけ見ていろ
幸福への近道は
幸福が必ずくると 信じること
【人混み】
ぼくは人混みが苦手なんだ
だけど人混みの中で手を握る
きっとぼくらは最高のカップル
ぼくはしがみつく
逃げないでって そのサイン
景色と一緒に彼らがとんでゆく
ねえ、見とれていたら
気づいたときにゃ 両手はからっぽさ
「落とし物はありませんか」
「大切な彼女を失ったんです」
どこ探したって むだむだむだ
あきらめんなよ ぼくの心がいう
くじけんなよ ぼくの心がいう
「残念です」
「あなたの彼女は他の男(ひと)のものになりました」
ねえ、確信犯なのかい
ぼくは人混みがキライなんだ
寿命って、
どんどん狭まってくものじゃない
どんどん拡げていくものさ
好きで生きてるわけじゃないけど
生きる楽しみを 見つけられたなら
それって、最高の人生
夜、頭の上を見上げたなら
灰色の空に 青い雲が浮かびたなびき
ぼくの頭上を 廻っているだろう
きっと、明日の朝には
青い大きな大きな雲が
ぼくの頭上を 廻っているだろう
巨大な雲は、
巨大な大陸のように
巨大な海の上を
じわりとにじむように、
うっすらと優雅に泳いでゆく
雨が降っているからといって
神様が泣いているとはかぎらない
愛されたければ
まず 愛せ
音を並べて
ひとつの音楽になるという
ひとつの幸せ
誰かのおかげで 毎日幸せ
そう あなたが好きだから
恋する前より ずっと楽しい
声を聞くたび 今日もツイてる
幸せだから 明日もきっと
今日以上に
ラッキーなはず
ハッピーなはず
絶不調なんて ありえない
たぶん ときめくってこんなとき
きっと 恋してるってこんなこと
うばわれたら うばいかえせ
おんなじ気持ちに なりますように
執着することなく
ただただ幸せを感じていれば
いつの日か 願いは叶う
そっぽ向いて
どうでもいいと思っていた
あのときから
あなたに恋していたのかもしれない
気がついたら 視線はあっちこっち
心も 二者択一
あのとき心に決めたから
あなたを好きになるって決めたから
今 最高の 恋ができている
あなたを選ばなかったら
こんなに幸せじゃなかったかもしれない
あなたをもう一度
好きになってよかった
【タイミング】
なかなか合わない
なかなか会えない タイミング
早め早めって 今日も君は遅い
遅め遅めって 明日は君が早いかも
軽い足取り わざとおもくして
もしもしも後ろ姿見れたなら
心が弾んで スキップしたい気分
なかなか合わない
なかなか会えない タイミング
日が過ぎれば たぶん合うよねタイミング
もしもしも目の前で声を聞けたなら
心が踊って ステップ踏みたい気分
日が過ぎれば 偶然でも計画中でも
逢えるよね 君に
もしもしも
奇跡みたいなことが 起きるなら
心が舞い上がって
あるストーリーの新章 始まる予感
あと少し あと少し
勇気を 出せたらば
あのとき、なにかが変わっていたかも
あのとき、いいことあったかも
だけど過去は変えられないから
明日、またがんばるのです
次、もっとがんばるんです
ほんのあとちょっと
一押し 一押し
歩くのがちょっと遅い
それでもいいじゃない、
いつかあなたと結ばれる きっとそう
目を合わすことさえむずかしくても
いつか、平気になれるときがくる
あなたからの、
今まででいちばん嬉しいメッセージ
もうすぐやってくるっておもえば
目を合わすことだってカンタンよ
歩き出すのが遅くても
なんてことないじゃない、
なんだっていいじゃない、
ゴールは決まっているんだから
ゴールという名のスタートラインは
いつまでも 待っててくれるのだから
【紫陽花(2)】
それそれ
伸ばしたえのぐに しずくを落として
あるいは
すべらせたしずくに えのぐを垂らした
そんな にじんだ色合い
青がお好き？ 赤がお好き？
陽の光をあびて つゆだま
やっと到着できるのね、
むらさき色した 梅雨の花
いつも数えてた 転んだ回数を
それよりも
立ち上がった数を 数えよう
落ちるか 落ちないか
どきどきの 綱渡り
いつだっておんなじさ
だけど
転びそうになったら、手を出して
〝転びそうになった回数〟
０にはできないかも…だけど
転びはしない、受け止めて
もし転んでも 立ち上がれ
いつの日かの分岐点
よそ見しちゃ 駄目だよ
つかれたのは がんばった証し。
つかれてるのは がんばってる理由。
つかれてないのは もっとがんばれる証拠。
つかれたくないのは がんばりたい希望。
いやされたいのは つかれたせい？
つかれたのは がんばったから。
これって勘違い？
あれって思い違い？
ふっくらできた おできさん
だよねだよね、そーだよね
たぶん…
思って想って重いなんて
軽い気持ちでも 三角OK
ばつがつくより まだマシね
それって ちょー最低？
どれって わかんない。
やっぱり憎い おできさん
ちがうちがう、そーじゃない
あらら…
洗って隠して仕舞うなんて
やっぱり無理かな はなまるOK
トゲなくして 理想のように
まだまだ待つとき
だよねだよね、そーだよね
ほっといて！
だけど恋は…
思って想って想いまくって
どんな気持ちでも はなまる合格
みとれるぐらい やってやる
きっと最後は 二人で合格
だけどだけど、終わりじゃない
まだまだ待ってる 100点更新中
【カレーライス】
とけだしても 味はかわらない
だけど、もーちょい
君ってそんなに、つまらなかったかしら？
スプーンですくったら
ころっと落ちてしまうくらい
フワフワ ふうせん
にじ色してる、すてきな自由人
くものとこまでGo-Go
もっととばせ、Go-Go！
あとすこし 手がとどかない
だけど下を見るな だけど落っこちるな
ぶうんと路線変更さ
ぴゅんの一言で追いつめて
きゅんの一言でおとされた
指の間からするり、
抜け出してしまわぬように握りしめ
あとはフワフワ そこまで着地
飛び出そうな心臓
夢見心地にばくばく
割らないように、しぼまないように
これが夢でないと 証明するように
にじ色してるふうせんは
わたしの手の中よ
雨上がり、やけに明るい灰色の空
のっぺり ぬりつぶされたみたいに
影すら見えないすてきな空
どしゃ降りから帰ってきた君
さっきまでこの空を飛んでいた雨に
濡れた姿、
ほんのすこし見たかった
君の声を聞きながら
でも、声しか聞けないけれど
明日もすてきな朝だといいな
どきどきするよ
君と ひとつ屋根の下
あんま期待しない方がいいけれど
やっぱ、いいことあるよね
人生で2番目の大旅行
毎日以上に君の声、聞きたいから
いつもとちょっと違う姿、見たいから
ああ どきどきするよ
おれとおまえしか知らない
ひみつの 秘密基地
ゆたかな緑に囲まれて 深呼吸
赤い木の実を おなかいっぱいになるまで
ぼろぼろになった 木の板と紐のはしご
からすの鳴き声
小鳥のさえずり
窓から見えるわたぐもは
今にも食べられそう
ぜんぶ、おれらしか知らないひみつ
一人の秘密基地はさびしくて
二人の秘密基地は最高さ
雨の日の草のにおいも
陽に照らされた土のにおいも
いつのまにか大好き
今日も、二人で
なにもせずに過ごすんだ
立ち入り厳禁
入りたかったら 合い言葉をどうぞ
泳ぐよ せまいこの世界
閉じ込められて
景色は登れば見えるものさ
ねえ逃げ出したくなるときだって
あるけども
やっぱり おれら仲間で
毎日過ごすんだ
夜になったら最高潮
鳴き声あげろよ
噛まれて へっちゃらこの世界
自由を見つけた
上で眠るのもいいものさ
なあじっと隠れていたいときだって
あるけども
やっぱり おれらともだち
毎日遊ぶんだ
雨の日も最高潮
鳴き声あげろよ
【Are you lady?】
たぶん、気づいてないわ
あたしがあなた じっと見る
不意に後ろ向いて ふいに視線そらす
だれか、鏡をちょーだいよ
そうすれば 背中に来たとき
あなたの笑顔も映るから…
なんで今日は 来てくれない
ツイてるときはツイてるくせに
ツイてないときはツイてない
あたりまえだね
Are you ready?
目をつぶって、明日を待つわ
きっと、気づいているね
あなたがあたし ちらと見る
ふいに視線そらして こっち見つめる
やっぱ、一方通行なのよ
そうなると 目の前来たとき
お互い馬鹿しちゃうから…
たまに引くこと 大事でしょ
キマらないときはキマらないくせに
不意にあなた、あたしを誘う
当然だわ
Are you lady?
そんな日は、目もつぶれない
長い信号待ちなんて たいくつね
信号無視？
フライングスタート？
危険犯して行ってしまうの？
だったら こっちから向こうへ
不意に振り向かせればいいじゃない…
きっと、気づいているね
Are you lady?
せーので行くこと ふつうでしょ
キマらないときはキマらないけれど
不意にあたし、あなたの隣
当然だわ
OK,sure!
そんな日は、夢でまた会うよ
特別な日
普段わくわくなこと、
不安に感じてしまうよ ああ
それでも君が待ってる
ぼくはただ過ごすだけ
とびっきりのチャンスじゃないか
特別にどきどきすることなんかない
普段通りのどきどきでいて…
わくわく信じて
どきどき感じて！
君が待ってる
長い素足がすらり きらきらり
鼻がとろける 揺らぐ髪
ぱちぱちまつげが愛らしい瞳
ねえ、見つめられたら
いちころだって知っているでしょ
わかっているでしょ あなたもね
だけど、危険察知
逃げないで あなただけどうしてわがまま
美人なキラー 装うあたし
本当は炎で燃え上がって、
とけてしまいそう
温度差にしびれちゃう
知っているでしょ わかっているでしょ
あたしもね
追いつけないなんて ホントだから
遠距離攻撃よ 避けられたら負けだ…
ふるえちゃもったいないけど
見とれてよ 見つめてよ
せめてこっち向いて
【新幹線】
流れてく 田舎の風景
川、田んぼ、空
ぼくのしらないここらの景色
揺れて、心がきゅっとなるよ
おやつほおばり 笑い声
じっと窓の外見ていよう
はしってく 田舎の風景
海、畑、山
ぼくのしらないそこらの景色
揺れて、耳がきんとなるよ
ジュース飲んで はしゃぐみんな
ずっと窓の外眺めよう
ああ、帰りは眠ってしまうから
おやすみしてしまうから
はしゃぐこともできないから…
行きはよいよい しらない景色
いつまでも眺めていたい
いつまでも聞いていたい
みんなの笑い声
川が流れ 田んぼそよいで 空あおいで
海を眺め 畑抜けて 遠くの山見つめて
ぼくらの思い出、まだまだ始まったばかり
君の顔に影ができる
たった今 満足
どうして髪を切ったの？
おちゃめで格好いいね
あっちこっち見ないでよ
よけい、わからなくなる
見ていたいのか見てほしいのか
そのために髪を切ったのか
できすぎた妄想
でも信じていたい
いつか本当になると
信じていたい
いつか本当になるから
信じていたい
油断してると ちくりと刺すぞ
女王さまにつかえるのもたいへんね
ぶんぶんうなって レッツゴー
かれた花にはとまらない
たとえ餓えても格好いいさ
そんな人生わるくない
はらがすきゃ
お腹と背中のはちみつ なめればいい
きっとあとはまっ黒 にんまり
なんだか格好よさげ
やっぱりおれは格好いい
宇宙にある
かぞえきれないほどの
星の すべてを知る
それは、きっとあなたがしぬとき
目をつぶれば、
心にうかぶいくつもの星
ただそこにある宇宙
言葉にもできぬ あなたという世界
あなたという人生