恋する君は夢の中

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1:たこやきとり:2016/11/25(金) 21:02

>>2】スレ主から
>>3】ルール
>>4】小説について

60:匿名◆YQ:2016/12/18(日) 20:45

「レイ…いや、母さん…なのか…?」

「…そう。私はレイシー・アーグリッシュ。久しぶり………ね…ヴィク…タ………」

レ…じゃなくて、母さんはついに泣き出してしまった。息子に逢えたから…だろうか?

「うっ…………くっ…」

泣き出した母さんを見ていると、…どうやら貰い泣きのようだ。俺の目からも、涙が溢れていた。

「うっ…か…あ…母さぁぁぁぁん!!!」

「ヴィクター…………!」

俺と母さんは抱き合った。俺は母さんに逢いたかった。母さんが死んだ時から。俺は母さんが……母さんが、大好きだったから______。

「…逢えて嬉しいよ、母さん……!」

「えぇ…私もよ、ヴィクター……」



_____俺達は、こうなる運命だったのかも知れない。俺が母さんに逢えなくて。寂しくて。悲しかったから。
それに同情した神様が、母さんに逢わせてくれたのかも知れない___。

______恋する君も、母さんも、
同じ夢の中ではあるけれど、
永遠に、繋がっている____。

                完

61:匿名◆YQ:2016/12/18(日) 20:46

これにて、『恋する君は夢の中』、
終了となります。
長くなってしまいましたが、
これまで読んでくれていた皆様、
本当に、有難う御座いました!!!

62:匿名◆YQ hoge:2017/01/04(水) 16:52

エラーですかね、上がってる……。


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