【>>2】スレ主から
【>>3】ルール
【>>4】小説について
「レイ…いや、母さん…なのか…?」
「…そう。私はレイシー・アーグリッシュ。久しぶり………ね…ヴィク…タ………」
レ…じゃなくて、母さんはついに泣き出してしまった。息子に逢えたから…だろうか?
「うっ…………くっ…」
泣き出した母さんを見ていると、…どうやら貰い泣きのようだ。俺の目からも、涙が溢れていた。
「うっ…か…あ…母さぁぁぁぁん!!!」
「ヴィクター…………!」
俺と母さんは抱き合った。俺は母さんに逢いたかった。母さんが死んだ時から。俺は母さんが……母さんが、大好きだったから______。
「…逢えて嬉しいよ、母さん……!」
「えぇ…私もよ、ヴィクター……」
_____俺達は、こうなる運命だったのかも知れない。俺が母さんに逢えなくて。寂しくて。悲しかったから。
それに同情した神様が、母さんに逢わせてくれたのかも知れない___。
______恋する君も、母さんも、
同じ夢の中ではあるけれど、
永遠に、繋がっている____。
完
これにて、『恋する君は夢の中』、
終了となります。
長くなってしまいましたが、
これまで読んでくれていた皆様、
本当に、有難う御座いました!!!
エラーですかね、上がってる……。
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