天邪鬼
名前のない花を見ていた 誰かを思い出せそうな気がして
少年少女は壁にぶち当たり 「どうしよう」と困ったまま見つめるだけだ
昨日の僕に告白を お誕生日おめでとう15歳の僕
写真はまだ飾る勇気がない
一人では生きていけない だらだらと理由を述べて
虚無感と戦って 出来るだけ足跡残して
絶縁したいつかの仲間が 昨日結婚したと聞いた
そこにいるのは誰だっていい 目の前に映るのだって同じだ
生きるのに疲れてしっまたの あなたの隣にいるとなおさらね
そうやって自分を守った
鏡に「誰だ」と唱え続ける日々 ゲシュタルト崩壊する月曜日
お前はただの弱虫だと 言って笑ったあの人はどこにいった
見つけることはない手紙を書き留めている
*生きて生きて生きて 死んでいく毎日
仲睦まじい家族を遠めに見ているだけで
生きて生きて生きて そして 明日には死んでいる毎日
そうやって自分否定して 貴方はまだ口を押えたままだ
生きて生きて生きて 死んで 花が咲いたら素敵な今日がある
見つからないよに息ひそめ バレないように母を抱きしめた
もう怖いものなどないよ そしてやってくる誕生日*
もうここに居場所はないよ 星屑を必死にかき集めた
忌み子は笑う 笑いながら殴られる
見て見ぬふりは得意だ 気付けば動かす足を速めてた
そこにいるのは僕ではないよ 貴方の目に映るのは僕じゃない
死ぬことより生きるのが難しい そんなことないって励ました
それは一番僕に言わなきゃな
鏡に毎朝あいさつをする毎日 寝ぐせだらけの自分を見ていた
酒に酔っぱらう毎日 あの人のようにはなりたくない
見ることはない手紙にそう必死に書いていた
*生きて生きて生きて 死んでいく毎日
手を差し伸べたあの人はすぐに消えていったの
生きて生きて生きて そして 明日には死んでいる毎日
どうしてもその言葉が 汚く感じてしまうのは僕だ
生きて生きて生きて 死んで 花が咲いたら素敵な今日がある
泣きながら帰りを待っていたよ なにも見つかりはしないけど
愛を買う前に空っぽにしなきゃ そしてやってきた誕生日のため*
生きて生きて何度も呟いた 何が命だ何が宝だ
友人と笑いあう自分がそこにいて
いいように使った記憶のかけらをわざわざ捨てた
生きて生きて話をしようよ 明日がずっと待っているから
*生きて生きて生きて 死んでいく毎日
それが人生よってもう聞き飽きたよ
生きて生きて そして 明日には死んでいる毎日
そうやって否定した分 自分を殺したの
生きて生きて生きて 死んで 花が咲いたら素敵な今日がある
慣れない温もりを忘れないように 必死に星屑抱きしめた
涙を流す暇なんてないから 過ぎ去る誕生日をずっと眺めていた
さようなら手を振って笑っていた 初めまして望んでなどいない僕の声*
生きたって問題ないって、笑ってよ。
誕生日って実感ないよねって歌。
死にたいんだったらさっさと死ぬけど
不完全に病んでいる人は全然死なない。
本当は生きなくてもいいけど、ふとしたときにどうしても死にたくなる。
最近そういうもんなんだろうなって、分かってきた。
だからそういう人が一番心にくる言葉は誹謗なんだよね。
あくまで憶測だけどな。
多分脱字あります。