言葉の雨     

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1:   聖織。   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/04/19(水) 19:33



   それは僕に容赦なく突き刺さった________
      
                     >>2
      
   

28:  るい。  ◆ESlA:2017/08/20(日) 14:25


【 サイレント 】


夕暮れが近づいて
雲の切れ間から闇が現れる
そろそろ帰ろうか
息をついて振り返る

救急車のサイレンが
どうしても耳に残っていて
消えて欲しくても
どうにもこうにも ダメだったんだ

こんな世界なら僕は消えてしまっても変わらないだろう
誰かが悲しむわけでもないなら
電球の消えた暗闇を彷徨い続けなくてもいいのだから
どうせ近々消える運命ならば
潔く消えても構わないのに


あと何回 あと何回
誕生日を迎えれるのだろうか
数える度
胸が苦しくなっていく

『どうせ 』って
繰り返す意味も
『あと何回』って
悲しむ意味も
今の僕にはないでしょう?

君だって僕が消えても何も思わないはずだ
もし思っているなら
僕を止めてくれよ 運命から逃がしてよ
ただ笑ってるだけじゃなんもできないこと
それくらい君にはわかってるんだろう
   

29:  れいん。  ◆ESlA:2017/08/24(木) 07:38



      【 ウラとオモテ 】

『 この世界は実に平凡で在り来たりだ そんな毎日でも幸せだ 』


今日も僕は見慣れた リュックサックを背負って
なんだか面白いことでもないかな
そんな風に気紛れにつぶやいっちゃってさぁ

世界は今日も平凡だ
起こることはくだらないことばっか
どれもこれも僕になんて関係ないことだ

なんて世界に目を背けてた

待ってもしかしたら今僕が放した言葉は
君を傷つけてるのかもしれないなんて
考えたこともなかったのだけど
君が悲しそうに微笑むから わかってしまったんだ
この世界は光で溢れてるわけじゃない

事には必ずウラとオモテがある
大人はそれを隠して なんにもないふりして今日も笑って過ごしてる

『 ?????
  ????? 』


今日も僕は見慣れた道を通る
誰もかも 忙しそうに歩いては
人通りの多い道 顔を背けて

ある日から僕は気づいた
この世界は平凡なんかじゃなかった
どれもこれも黒く染められていたことを

誰も知らない

表は白く見えたとしても
きっと黒いものが隠れていて
それを全て隠してしまった大人たちなんて
もう誰も見たくない 何もかも見たくない

ウラとオモテ 見つけたらもうこの世界の暗黒がわかってしまう

   

30:  れいん。  ◆ESlA:2017/08/28(月) 11:44



      【】

ある日先生は僕らに言いました
「 ゴミ溜めみたいなこの世界を綺麗にするためには何が必要ですか 」

みんないっせいに 考える暇もなく
僕の方を振り向いた
そりゃそうだよな 心のどっかでそんな風に思ってたよ

実を言っちゃうと もう飽き飽きしちゃってさ
みんなが望むなら僕がいなくなればいいんだ

同じ意見ばっか つまらない声色ばっか
ひとり違う意見がいれば 輪から追い出して
みんないじめて 汚い罵声をあげる

空は汚れきった 澄んでいない
星が見える夜なんてくるわけがない
そうさ この僕がいる限りはね


冷気の溢れる 冷蔵庫から炭酸水を出して
手を冷やしてから星空を見上げた
あぁ いつだったかな
僕自身が汚いと気づいたのは
世界は今日も廻る 僕は今日も生きる

ねぇ 僕を追い出したあの日のこと
みんな きれいさっぱり忘れてんだろな


『 僕が××したこの世界は今日も平和に廻っている
  いつかの日のことを覚えている者はきっと恐怖で仕方がないだろう 』

   

31:魔法少女☆アヤノ◆7Q:2017/08/31(木) 15:04

マジでいいですね!

色々参考になりますっっ!

32:  るい。  ◆ESlA hoge:2017/09/03(日) 11:12


>>31   アヤノちゃん

ありがとう!!!最近ネタ切れだけど;;
   

33:  るい。  ◆ESlA:2017/09/03(日) 22:04



【 線香花火と泡沫少女 】


夏の夜 明日の見えそうな
澄んだ色の星空
煌めくあの灯は何処かで見たような

もしあの光に手が届いたのなら
涙も汗も飲み込んでしまえそうだ

目を閉じた僕の隣には君が寄り添っていた

ぱっと咲いて消えていく線香花火のように
光に包まれた君は
僕が手を伸ばす前に消え去ってしまった

もう少しだけ 僕に微笑んでよ
誰も知らないあの夏の夜を
僕は今も憶えている

泡沫の恋を


月日は巡る 誰かを待つように
黒髪の当たる
俯いた僕の背が熱を持った

もし今見逃さなければ
君の手を掴めたかもしれない

何度『 もしも 』を繰り返しても世界は変わらない

飛び散っていく火花に何度も願いを乗せる
叶わないと知りながら
せめてさよならだけ唱えさせて

君のいなくなってしまう前に
微笑んで消える 光に包まれた君を
もう一度だけ見てみたい

泡沫の恋を

誰も知らない 夜のおときばなし
何もかも見失ったあの日を

線香花火に紛れて 現れた君の微笑みで
僕のすべての哀しみを 包み込んでくれ


泡沫の恋で

34:ヘイト◆NI:2017/09/22(金) 20:36



トリップ変えましたがアヤノです。

もうむっちゃ好きなんですけどこの詞ww 作曲したいwww

羨ましいです……w

35:  るい。  ◆ESlA:2017/09/24(日) 14:17



>>34   ヘイト

わ 〜 ありがとう٩( 'ω' )و
リア充に憧れる非リア充の恋の詩(

作曲できるの!?すごいね、、
こっちこそ作曲できないから羨ましい …

   

36:  るい。  ◆ESlA:2017/09/28(木) 22:03


      【 無 】


夕焼け色に染まる空
ところで僕は誰だっけ
どうして生きているのか
なんで笑っているのか

失くしたものばかり探し集めて
なにかになるっていうのなら
僕の無で埋まった心を ほどいてくれよ

空振ったこの気持ちが
あなたの心へ届くように
祈ったあの日はどこへ飛んで行った?

なにもかも捨てた悲しみも
濁った世界に染め上げられた
あなたを見たあの日のことも


くだらない憂いを抱いた日々
くちびるを噛んで見上げた空
掠れた思い出積み上げて
けなした心を包み込む

探した思いは失くなり果てて
誰にもなにも届かない
あなたへ綴った穢れた愛に さよならしよう

誰も振り向かない僕の気持ちは
どこへ飛ばせばいいのだろう?
紙飛行機のように行く宛もなく

「 さよなら 」唱えた 夕空も
忘れることができないまま
偽りの愛に染まっていく


愛も哀も憂いも喜も
すべてを失い横たわる
なにも感じれない僕には
ここで生きる意味さえなくって

綺麗事の海に溺れて
言の葉の斧を振りかざし
誰のものでもなくなった
この気持ちを受け取って

   

37:ヘイト◆NI:2017/10/02(月) 07:22



もう凄い世界に行ってます、るいさんw

まふくんの歌詞に若干似てるけどるいさんらしさもあって、凄い良いです……。

次の作品も楽しみにしております(*´ω`*)


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