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1:莉愛◆8Q:2017/03/24(金) 20:59

超短い小説や、次の作品のあらすじなど、私の小説に関わることのスレです。

書き込んでいいですが、自己紹介お願いしますね。

>>2→自己紹介
>>3→『ここは明確スイーツ研究部!』シリーズあらすじ

↑これレス禁です!

2:莉愛◆8Q:2017/03/24(金) 21:00

名前 莉愛
年齢 ナイショ
趣味 書道と読書と絵を描くこと

3:莉愛◆8Q:2017/03/24(金) 21:06

『ここは明確スイーツ研究部!』
〜あらすじ〜

わたし、多田本真美です!ひょんなきっかけで仲良くなったカッコいい3人とわたしで明確スイーツ研究部、略して明スイをしてるよっ!
いろんなすごい依頼が来るけど…
頑張って完成させるぞ!
今はみんなの依頼を一気に応えるために、矢本くんの家で作ってるよ♪

レス禁解除。

4:莉愛◆8Q:2017/03/24(金) 21:29

『ここは明確スイーツ研究部!
  〜ママにプレゼント大作戦☆〜』

人物紹介

多田本 真美
目立ちたくないを意識している小学6年生。明確ゼミナールに通う。

ママ(菜和)
赤ちゃんを妊娠していて、長期間入院することになった。
真美の母親。

おばあちゃん
真美のママのママ。
ママが入院している間、多田本家の家事などをすることに。

杉田 ふみ
彦宮学園の児童会長。
ママへのプレゼントでお手伝いをする。

5:モンブラン:2017/03/25(土) 08:35

1.ふみ会長
わたしの名前は真美。
ここは、図書館。
赤ちゃんの本と、お菓子の本を借りに来た。
ママにお見舞い、行けるかな?

「おばあちゃん。これから何かすることあったっけ?」

「うんん、ないよ。何かしたいことがあるのかい?」

「いや、ママのお見舞い行けたらいいなぁって思って」

おばあちゃんは本を借りて、わたしの本も借りてくれた。
あぁ、早く借りなきゃ。
並んでるんだもの。

「ありがとうございます」

図書館の係りの人が言って、また次の人の本を借りる。
今日、急にお見舞い行けるかな?

「多田本さん?」

誰がわたしの名前呼んだの?
四方八方振り返る。

「ちょっと、多田本さんでしょ?」

「え?あ、ふみ会長!」

図書館の奥から、ふみ会長ーーー杉田ふみがはや歩きしてきた。
おばあちゃんは、にっこり笑って「行ってらっしゃい」と言った。

「多田本さん。あら、初めまして。いつも真美さんと仲良くさせていただいている、杉田ふみです」

「丁寧にありがとう。初めまして。真美ちゃんがお世話になっております。真美ちゃんの祖母です」

え…なんか意気投合?

「わたしのことはいいですから、カフェスペースにでも行っておいで」

ふみ会長と目を合わせて…。
プッっと吹き出して。
一緒にカフェスペースに行った。

6:莉愛◆8Q:2017/03/27(月) 19:11

2.名前呼び
「で、多田本さん。何の本借りたの?わたしはちなみに、主丸倫子先生のシリーズ、『八王子プリンス』を全巻借りたわ」

「ぜ、全巻借りたの!?全部読めるの?…わたしが借りたのは、赤ちゃんの名前の、男の子の本と女の子の本、あとお菓子の本だよ」

「多田本さん家、赤ちゃんが産まれるの?」

「そうだよ」

すると、ふみ会長の学校でのキッっとした顔じゃない。
柔らかい笑みを見せた。

「おめでとう。お菓子の本って、明確スイーツ研究部でしょう?また依頼をお願いしようかしら」

「ぜひ、依頼して!」

明スイの名前が出て、カフェの椅子を思いっきり飛ばしちゃった。
ヤ、ヤバイ。
超迷惑だよね。

「多田本さん!」

ふみ会長が、椅子に座るようにうながす。
周りの目が怖いよぉ…。

「あの、多田本さん。マミってほどは無理だけど、真美ちゃんって呼んでもいい?」

「もちろん!じゃあ、プライベートでは、ふみちゃんって呼んでもいい?」

「ええ。いいわよ」

自然に、ふみちゃんに向けて笑みがこぼれる。
またひとつ。
またひとつと。

「真美ちゃん。一緒に赤ちゃんの名前考えましょう。その前に、ティータイムをしてね」

「うん!」

7:莉愛◆8Q:2017/04/05(水) 21:00

3.仲良くなれた
「真美ちゃん、女の子だったら、どんな名前付けたい?」

「私的に、若いって字とか、穂って字とかが使いたい。美とかね」

ふみちゃんは、真剣に考えてくれてる。わたしも、一生懸命考える。
若美ちゃん。
穂美ちゃん。

「若菜ちゃんはどう?それから、穂花ちゃんとか」

「ふみちゃんって、ネーミングセンスあるね!わたしないのに」

「ネーミングセンス?そんなのないわよ!真美ちゃんは何考えてたの?」

「恥ずかしくて言えないよ!ネーミングセンスなさすぎて!」

「そんなことないわよ!早く言ってみなさいよ!」

「え〜!…若美ちゃんと穂美ちゃん」

「充分ネーミングセンスあるじゃないの!これだけあればいいわよ!」

「ないない!」

カフェの中で、ふみちゃんと盛り上がっている。
ハルたちといるくらい、楽しい。
何なんだろう。
この楽しさ。

「わたしが考える必要もなさそうね。そろそろ帰るわ。真美ちゃんと仲良くなれて嬉しい。ありがとう」

「こちらこそ、本当にありがとう!」

「じゃあね」

「バイバイ!」

ふみちゃんを見送ると、残っていたカフェラテを飲む。
全部飲み終わってレジに向かうと、店員さんはお金を求めてこない。
え?
払うつもりなのに、ありがとうございました。って言われる。
まだ払っていないのに。

「あの、お金を払いたいんですが」

「あなたの分は、先ほどのお客様が払われました」

ふみちゃん、払ったの!?
お金返さなきゃじゃん!

「美味しかったです。ありがとうございました!」

店員さんにそう告げて、急いでふみちゃんを探した。


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