薫のつぶやきSS集

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1:薫+*Yae+*◆xs:2018/04/07(土) 21:11

私、薫のつぶやきスレで使うSSやその設定を上げていくスレです。
私と、私に許可された人以外はレス禁。

2:薫+*Yae+*◆xs:2018/04/07(土) 21:31

part9スレタイ『hello!』

会った人に笑顔で『hello!』って言えれば、皆嬉しいよね。……という、先生の話から。
新学期すぎても、改めて『hello!』って言っていたいね♪

3:薫+*Yae+*◆xs:2018/04/08(日) 10:34

今日はついに中学での卒業式。皆とはもうお別れだ。
中学校の卒業式の為高校は受験。つまりほとんどの子達とは別れてしまう。

「私達って仲良しクラスだったよね。」
一人の女子の亜子がそう言う。男女関係無く仲良しなクラスだったのだ。
その話を聞きながら少しよそ見して後ろを見る。教室の窓の外を見て私はこう思った。

「もうこの校舎ともお別れなんだなあ。」
「・・だからこの校舎に何か残さない?良い考えでしょ!」
私はその校舎に何か残すという意見に賛成だった。楽しい3年間だったからだ。

辛い事もあったけど沢山いろんな事を経験できた。
だからこの学校にお礼をしたい。何か方法は無いのだろうか。

「そうだ!この校舎にお花を飾ろうよ。」
自分達は実はお花を育てていた。主にチューリップなどだ。

卒業式が終わった後先生に許可を貰い中庭の花壇にチューリップの種をまいた。
「大事に育つと良いな。」
「そうだね。」

そして最後のここから見る澄み切った空を見る。
「楽しい仲間が居ればどんなことだってできるって本当だよね。」

亜子の言った言葉にクラスの全員は笑った。
この気持ちが来年卒業する人たちにも届けられますように。


part8のSS!西瓜が書いてくれました!
素敵な物語をありがとう(*^^*)

4:乙葉@恋歌◆Wg:2018/04/08(日) 13:51

ーー新学期

その言葉は、私に重くのしかかる。

今は、学校。
私は、廊下で立ち止まってる。

急に怖くなって。

私は、友達を作るのが苦手だ。
だから、できるか心配で・・・。

ギュッと握った拳が、震えてるのが自分でもわかる。

ふと、私は思い出した。

『〔hello!〕って笑顔で言ったら、友達できるよ!』

そう、笑顔で教えてくれた先生を。

ーーそうだ。
笑顔でhello!って言えば良いんだ。

とたんに、気持ちが軽くなる。
私は、廊下を軽やかに歩く。

そして、ガラッと教室のドアを開けて。
ニコッと笑顔を作り。

「hello!」


(こんなのでどうかな・・・?)                                          

5:薫+*Yae+*◆xs:2018/04/09(月) 16:20

part7スレタイ❪時を旅する雲にのせて、いつか夢に届く。❫

SSは私が書きまーす♬

6:薫+*Yae+*◆xs:2018/04/09(月) 16:35

「ねえ、ワタシの夢って、叶うのかな…」

マウの言葉に、あたしは頭をフル回転させた。
無難に、傷付けずに、マウを励ますには……。

「分かんないよ。先の事なんて、ぜんっぜん」

考えたのに、出てきたのはこの言葉。

「得意のオカルトや占いでも、分からない?」

あーあ、結局傷つけちゃった。
じゃあね、と急いでその場から逃げ出す。
マウに、向き合ってあげれなかった。

「ごめんね……」

情けなく涙を流すこと、数分。

「リオ、行こう!」

聞き慣れた、それでいて初めて聞いた声音で、ワコは言った。
行こう…うん!!

素直にそう思えるほどの力がある、ワコの優しく、力強い声。

「あのね、今、沢山がんばったら…時を旅する雲にのって、いつか夢に届くんだよ。頑張れば…その先の夢に、届くんだよ!」

ワコの、不器用だけど真っ直ぐな言葉を…マウに聴かせてあげよう。
ごめんね、って言葉も一緒に。


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