小さな死神とクラスメート*暗殺教室

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1:夏輝 美井薫:2015/12/01(火) 19:45 ID:oUc

また、作ってしまいました。

テストまであと2日なのに(笑)

ここでは、感動を作っていきたいです!

小さな死神様が、クラスメートと戦っちゃう
バトル系です。(多分)

*暗殺教室二次創作です

注意
・荒らし、成り済ましNG!!
・コメントなどは、待ってまーす!
・このキャラ出して下さい!も待ってます!
・オリキャラ出るかも!

では、スタートしまーす!

38:杏◆LI:2016/02/04(木) 07:47 ID:tEw

渚の過去が明らかになるー!!(≧▽≦)

39:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/07(日) 12:29 ID:MaU

第13話

ー渚の秘密(後編)ー


*前書き*
「」現在
『』過去
として書いて行きます。
↓では、本編をどうぞ!


茅野side

渚「僕はね、小さい頃親に捨てられたんだ。それで拾ってくれたのがロヴロさんだったんだ」

そうだったんだ……。
……殺し屋のロヴロさんに拾ってもらって……今、ここに渚がいるんだね。


―――――――10年前


潮田 渚:当時5才の男の子


渚母『渚、どうしたの?』

渚『母さん……髪、切りたい……』

渚母『ダメよ、あなたは私の理想となる女の子になって貰うのだから』

渚『で、でも……僕は男の子だし……』

渚父『母さん、いい加減にしろ。渚は男の子だ』

渚『父さん……!』

渚母『お父さんは、黙ってなさい!!渚、とりあえず髪は切らないで!』

渚『……はい』


渚「と、いう風になっていたんだ。……親に捨てられた……と、この前まで思ってた……でもね……!」



――――――当時10才

渚『!?』

な、何これ……?
村が……ない?

渚母『渚………逃げなさい………』

渚『!!母さん!その傷………』

渚父『渚、このままだと殺られる………!』

渚『父さん!この傷どうしたの?』

『潮田家の息子はどうした?』

『それがいないんです!』

『捜せ!見つけたら、即殺りだ!』

『はい!』

渚『!ぼ、僕………?』

渚父『渚、黙っててごめんな。おまえは潮田家………ブルース王国の第1王子………だったんだ………!』


皆「はぁ!!??第1王子!?てか、どこの王国!?」

ですよね、突っ込みたくなるよね。
私もなった………!
ブルース王国………しかも王子………!
どっからそんな話が………!



渚『………嘘でしょ?冗談は、やめてね。ただのお金持ちの家に産まれてでも何者かによってなんかされて今、ここに僕はいるのでは?』

渚父『………バレた』


皆「嘘だったんかーい!!」

渚「僕もなんでわかったのかわからない」

皆「10才でわかるか?!普通!!」

渚って天才だったんだね。


渚父『お前を守るためにここに来たのに………まだ狙ってるものが現れた………!守れなくてごめんな。とりあえず………逃げろ』

渚『でも!』

渚母『死にたいの?』

渚『………わかった………今までありがとうございました。母さん……父さん……でも本当の親じゃない………』

渚母『気をつけてね』

渚『………はい!絶対、生きて見せます!』




――――――


渚『………ここは………?』

僕が目覚めた場所は、ベットの上だった。

?『!目覚めたのか?』

渚『………あなたは?』

?『ロヴロだ…。君は?』

渚『………潮田…渚………』

ロヴロ『小さな路地で倒れていた。仕事の帰りで………』

渚『何の仕事してるんですか?』

ロヴロ『殺し屋だ』

渚『!!』

ズザザッ

僕は、ロヴロさんから離れた。
殺し屋と聞いて怖くなったからだ。

渚『ロヴロさんも僕を……殺そうとしてるの!?』

ロヴロ『え?』

渚『僕は、殺し屋達に殺されそうだったけど、逃げてきたんだ!!なのに殺し屋の人に………!』

ロヴロ『渚くん、君を殺しやしない』

渚『え?』

ロヴロ『俺は、依頼されたら暗殺するだけだ』

渚『そ……なの?』

ロヴロ『君を守ってあげるよ』

渚『………あ、ありがとう…ごさいます………!』

僕は、泣き出してしまった。


それから、ロヴロさんの提案で暗殺の訓練をしてみることに。

ロヴロ『渚くん、君は暗殺いう特異な才能をもっている』

渚『そ、なんですか??』

ロヴロ『これからも頑張ろうか』

渚『はい!』

ロヴロ『………君は、殺し屋になるか?それとも普通の子になるか?』

渚『?』

ロヴロ『幼子には、残酷だな。早くしないと………





君が危ないから』

40:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/10(水) 20:56 ID:092

第14話

ー渚の気持ち(前編)ー

渚『?』

ロヴロさんが電話で何か話していた。
何を話しているのだろう。
そっと近寄っていく…

ロヴロ『!わかった。今すぐ行こう。…渚くん?………わかった』

渚『ろ、ロヴロさん?』

ロヴロ『お、渚くん。急用ができたから、出かける』

渚『仕事ですか?』

ロヴロ『ああ。あと………渚くん』

渚『はい』

ロヴロ『絶対外には出るな』

渚『え?』

ロヴロ『窓もカーテンも全部閉めとくんだ』

渚『わかりました』

意味までは理解できなかった。
なんでかっていうと………5才だったからだ。
(前に10才と書きましたが、おかしくなったので5才に戻しました。そこは申し訳ありません。)



渚『へぇ……ロヴロさんこんなに有名なんだ………』

僕は、ロヴロさんが帰ってくるまでロヴロさんについて調べていた。
経験はどのくらいなのか。
スコアはどのくらいなのか。
などなど………知りたいことはいろいろある。


キーボードを打っていた手を止めて、ふと思った。

"僕はいつどこで産まれたのか"
"僕の家はどこだったのか"

渚『………僕は…誰…なんだろ…』

パソコンで調べ始めた。

しー…おー…たー…なー…ぎー…さー…

パチンッ



渚『!』



茅野「ちょっと待って!!5才でパソコン使えてたの!?」

渚「そうみたい(笑)」

カルマ「天才越えたね」

磯貝「あ、ああ」

41:杏◆LI:2016/02/11(木) 10:31 ID:tEw

渚いろいろとすごすぎるwwz

42:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/12(金) 20:51 ID:092

第15話

ー渚の思い(後編)ー


パチンッ


渚『!あれ?出てこない…』

潮田 渚じゃ駄目なのかな…。
"渚"でいいかな…。

なー…ぎー…さー…

パチンッ

渚『!海のほうがある!』


え?


僕が見たのは………


___________
渚・・20××年に産まれた桐生家の第2後取り。実は、生き別れた兄がいて今も生きているなら6才である。渚は、まだ5才である。


渚「兄は、今だと中3で僕は中2かな?」

茅野「えぇーー!?渚は1つ下なの!?」

渚「うーん、よくわかんないけど………ね」



____________


渚『僕には………兄が………?』


ズキンッ


渚『いっ………なんだろう。』

わからない。
小さい頃の思い出がない。
全く………思い出せない………!
せめて………兄だけでもわかったらいいのに!

渚『!桐生家のこと調べてみよう!』

パチンッ

渚『………桐生家は4年前に襲われて兄弟は離ればなれに誘拐されてしまった。弟は両親の友達の潮田家に預けられ。兄はどこにいったかわからない。桐生家のボスもまだ生きていると言われてる………』

そういうことだったんだ………。
だから、『潮田 渚』なんだね。

続きがある!

渚『兄弟はあまり似ていなく。弟は母親ににて水色の色………兄は父親ににて黒色らしい。兄は、どこにいるかはわからないが椚ヶ丘にいるらしい………』

椚ヶ丘にって……ここ!?

『兄は、ここにいる!』

その言葉が頭の中をぐるぐる回っていた。

渚『………会いたい………!ロヴロさんに言ったら………!』

ハッ

『絶対に出てはいけない』

そうだった………!
伯母さんがいってた。

『殺されたいの?』

会いたいと殺されたいの?その二つの言葉が頭の中にあった。

43:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/13(土) 11:16 ID:092

第16話

ー僕の気持ちは左右したー


磯貝side

杉野「なぁ、渚は、そのお兄さんに会うために来たのか?」

渚「もともと近かったし…学校もここにするつもりだった。まだお兄さんに会ってないけど…」

磯貝「………」

俺も小さい頃の思い出がない。
全く………思い出せない。
渚と全く同じだ。

前原「磯貝?」

磯貝「え?あ、ごめん。で、渚…そのあとは?」

渚「………僕の気持ちは左右したままだった。会うために家を出るのか………自分のみのために家に隠っとくのか。って考えてた………」


――――当時


渚『…どうしよう…行くとしたらロヴロさんと一緒に?』

でも…伯母さん達と約束したはず!

『絶対に生きて見せます!!』

って。

ダメだよ、約束なんて破っちゃ…!

ガチャ

ロヴロ『渚くーん』

渚『!ロヴロさん!』

急いで僕は玄関に行った。

ロヴロ『渚くん、どうした?走ってきて…』

渚『…僕って…桐生家の第2跡取りだったんだ…』

ロヴロ『!』

渚『…生き別れた兄がいるんだって…』

ロヴロ『インターネットで調べたのか?』

渚『…うん』

ロヴロ『…会ってみたいのか?』

渚『…うん』

ロヴロ『…じゃあ、ここに行くか?』

渚『?』

そう言って、ロヴロさんはチラシを見せた。

渚『…椚ヶ丘中学校…?』

ロヴロ『ああ、今日の依頼が渚くんのことについて…だったんだ』

渚『僕…?』

ロヴロ『知人が渚くんの家…桐生家のこと知っていて、兄のことを調べてくれてたんだ』

渚『そうなんですか?』

ロヴロ『それで、椚ヶ丘小学校に今は通っている』

渚『…それで?』

ロヴロ『渚くんが小6になったとき彼は中1だ。だから小学生の時は渚くんは行かないで中学生…渚くんが小6の時に中学校に行こう。そしたら同級生としてやっていけるだろ?』

渚『…なるほど?』

幼い僕にはよくわからなかった。



渚「…それから僕は中1の勉強をしたんだっけなぁ…」

茅野「5才で中1の勉強…?」

カルマ「いやー、神だねー」

磯貝「でも頭いいはずだろ?それだと。なんでE組にいるんだ?」

渚「…ロヴロさんから、兄と思われる人がE組に落ちたと聞いたから僕も落ちたんだ。本当の頭脳は大学レベルだよ」

皆「!!!???」


神越えました…(by 皆)


杉野「その兄って誰なんだ?」

渚「…それは…



















僕も知らないよ」

皆「………はぁ!?」

44:杏◆RLI:2016/02/13(土) 15:01 ID:tEw

これ絶対あの人だよね....??たかほんとに渚神レベル!!

45:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/13(土) 18:21 ID:092

杏、渚のお兄さんわかった?
なんとなくでもいいから、コメントしてみてくれるかな?
あってたら神ー!

46:優奈:2016/02/13(土) 20:38 ID:1NA

私も入っていいですか?

47:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/13(土) 20:39 ID:092

第17話

ー渚の生き別れの兄(前編)ー


渚「…知らないよ?」

茅野「まって!!思われるっていう人と兄は違うの!?」

渚「違う可能性もある」

茅野「……なるほど?」

カルマ「そのロヴロさんの知人の人の推理では?」

渚「えっと……杉野だっけ?」

杉野「え?俺?」

渚「誕生日もわからないから、決定ではなかったらしいんだけど……違うって気づいたみたい」

杉野「何を見て違うって決めたんだ?」

渚「髪はクリアしても性格が似てないって……あ、僕と兄は性格だけがよくにてるんだって!正義感……だっけ?」

前原「正義感なら……木村じゃね?」

木村「はぁ!?なんで俺なんだよ!」

前原「だって下の名前正義(マサヨシ)だろ?せーいーぎって書くだろ?」

木村「まぁ?でも身長俺と比べたらちっちぇーじゃんか!俺が!」

まぁ……そうなるよね。
中2にしては、大きいのかな?(159cm)

渚「まあまあ…僕だって小さいんだし?」

木村「…そっか?」

皆「(場がおさまった…)…すげー…」

ロヴロ「!また殺し屋がくるかもしれない。家に行こう!」

皆「はい」

渚「…えっと…スタンガン…どこだっけ?」

茅野「あっ、地面に落ちてるそれじゃない?」

渚「?…これだ!ありがとう!茅野!」

茅野「どーいたしまして!」

48:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/13(土) 20:40 ID:092

優奈さん、いいですよー!
自己紹介お願いします!

私のことは『みーか』って気軽に呼んでくださいね!
ために呼び捨てOKです!

49:優奈:2016/02/13(土) 21:13 ID:1NA

わかりました。(≧∇≦)
これから、よろしく!

50:優奈:2016/02/13(土) 21:16 ID:1NA

適当な自己紹介は
年齢 12歳
学年 小6
その他 マンガも小説大好きです。

普通に優奈で、呼び捨てで、いいよ^ ^

51:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/14(日) 20:23 ID:092

よろしくね!優奈!


皆に言いまーす!
渚の兄はだーれだ!
小説を読めば分かると思うよ
あと2,3話であきらかになると思う!

52:優奈:2016/02/14(日) 23:59 ID:1NA

私は、だいたいわかった!

53:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/15(月) 17:44 ID:092

だいたいでもわかった人は、
コメントで……

『◯◯だと思うー!』
とか言ってください!

54:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/02/15(月) 17:59 ID:6CY

…カルマ?絶対違うと思うけどw

面白いよ!頑張って!
あと、『…心からの』のスレで渚が好きそうなチョコの種類を書いてー!

55:杏◆RLI:2016/02/15(月) 18:25 ID:tEw

さな)ok!!

みーか)磯貝くんだと杏は思う!!

56:優奈:2016/02/15(月) 19:43 ID:1NA

私も、磯貝くんだと思うな〜

57:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/15(月) 20:25 ID:092

第18話

ー渚の生き別れの兄(中編)ー


磯貝side

渚「……はぁ……さっきから、視線を感じてたんだよね」

ロヴロ「よかった、大事になる前に家に行っといて……」

磯貝「俺も……小さい頃の思い出がない。…思い出せない…」

前原「え?なに言ってんだ?俺と遊んでたろ?お泊まりとかしただろ?他にも…」

磯貝「いや、いい。ありがとう、忘れてただけだ。きっと…」

…きっと小さい頃の記憶は忘れちゃったんだな…。
でも…いつからか…わからないけど…
記憶が消えていた…。
前原と初めてあった時も覚えてないし…。

前原「そーいやさ、今…思い出したけど…磯貝と遊んだとき…磯貝の両親もいたけど…下の子がいたなぁ…」

皆「え?!」

磯貝「それは、妹だよ!いるの知ってんだろ?」

前原「まあな!」

皆「なんだよー!期待して損したー!」

期待してたんかい!
渚の兄のわけないだろ?
だって…正義感とかないし……。

渚「ちょっと、トイレ行ってくる……」

カルマ「気をつけてねー」

杉野「付いて行こうか?」

渚「いや、大丈夫。すぐ戻るから心配しないで」

心配だ、俺も付いていこうと考えた。
でも…皆



渚の言葉を信じた。
いや、信じてしまったんだ。










渚side


パシャッ

渚「はぁ……」

空気が重すぎる……!
お兄ちゃんには、会いたいと思う。
でも……皆が「この人?」「いや、あの人?」
っていうから……。


パリリリリイイイインッ


渚「!うわあああ!!!!!」


油断した。
洗面所の窓が割れて誰かが入ってきた。


ガバッ

渚「!!」

睡眠薬!?


意識が薄れていく……


最後に僕が見たのは、身を覚えのある人だった……。





カルマside


パリリリリイイイインッ

渚「うわあああ!!!!!」

皆「渚(くん)!?」

ダダダッ

すぐに俺らは、駆け出した!
ドアを開けて洗面所に行く。

俺らが見たのは……

渚くんの口と鼻をハンカチで塞がれ。
お姫様だっこされていた。
・・
その犯人は……



?「やぁ、皆……久しぶりだね。また渚くんを手に入れるためにやって来たよ」

カルマ「サイージュ……」

*サイージュのことがよくわからない人は
[渚「今まで(略)」]をチェックだよ!*

サイージュ「渚くんのことをよく調べておいたから……兄のことも知ってるさ」

茅野「!そうじゃなくて渚を返して!!」

サイージュ「なら、またよろしくね!」

うわー、最悪ー。

サイージュ「カルマくん、最悪そうに笑うな!」

カルマ「あ、わかった?あはは」

さて、渚くん助けてあげるよ。

58:杏◆RLI:2016/02/16(火) 19:25 ID:tEw

カルマ早く渚を助けて!!

59:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/16(火) 20:22 ID:092

皆は、渚の兄が誰かわかったかな?
いやー、自分もミスったなぁ…とか思っちゃったよー!

磯貝くん?カルマくん?
という声を聞きましたー!
なのできっとその二人の中!

でもカルマくんのような…?ってところもあるけど……。
磯貝くんは、
「小さい頃の思い出がない」
なと、言っていたけど…。
前原くんが
「俺と遊んでたろ?」
と言う…などから、磯貝くんか?
ってなった人……いますよね?!

明日、兄があきらかになります!!
お楽しみにー!

60:杏◆LI:2016/02/16(火) 23:04 ID:tEw

みーか)明日絶対にみるからね!!!!

61:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/17(水) 19:35 ID:092

第19話

ー渚の生き別れの兄(後編)ー


渚side


ああ……なんでこうなってしまったのだろう。
しかもクラスメートまで捲き込むなんて……。

僕の秘密を明かすために……。
クラスメート全員呼んで……。
ロヴロさんにも許可をもらって……。
僕の過去まで話して……。
兄のことも…………。




サイージュ「おっ、お目覚めかい?渚くん。久しぶりだね」


渚「……!!」


ズザザッ


渚「なっ、なっ……んで……!?」


僕自身大パニック!!!


サイージュ「君の兄を……教えてあげようか?」

渚「え?!なんで……知ってるの?」

サイージュ「もう一度君を手に入れるために調べたんだ」

渚「……」

サイージュ「……だよ」

渚「え……」

嘘でしょ!?
なんであの人が……?
安心したような……。
やっとわかった兄に感動した……?

ポロポロ……

サイージュ「泣いてんの?(笑)」

渚「!わっ、悪いかな?」

うぅ……バレた……!



カルマ「渚くん!!」

渚「!カルマくん!磯貝くん!皆!」

磯貝「大丈夫かー?」

渚「うん!」

サイージュ「さて、本題と行こうか……。渚くんの兄はね……」

皆「え!?(知ってるの?!)」

サイージュ「……それはね……


















































磯貝くんだよ」

磯貝「え?」

62:優奈:2016/02/17(水) 21:30 ID:1NA

この後どうなるの?

63:杏◆RLI:2016/02/18(木) 16:30 ID:tEw

はいキターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
予想的中!!

64:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/18(木) 17:02 ID:092

磯貝くんといった人天才ー!
小説をとてもよく読んでいる人!
間違えてしまった方もよく読んでいるのがわかりました!

さて、そろそろ1st終わってしまう……。
ので、2ndシーズンいきまーす!

☆設定(予定)☆

消えた渚

渚の兄が磯貝と判明した今、クラスはおかしくなってきた。
そのなかで渚は、
「中2だし……一応殺し屋だから…」
といって消えていった。
磯貝は"兄"として、渚を捜すことに。

前期中間テスト

渚を見つけたE組の皆は旧校舎に戻った。
しかしそれは、前期中間テスト1週間前。
原作では、無念の惨敗を果たしてしまったが、ここでは違う。
渚が天才だからだ!!
殺せんせーが分身で勉強を教えているが渚はカルマとサボり……。
え、なんで?

桐生家現る!?

渚と磯貝の本当の家……
"桐生家のボス"が椚ヶ丘中学校 旧校舎にやって来た。
「こんな落ちこぼれのところにいるなんて許さん!!私が理事長に直接交渉してこんなボロいの壊してやる!!」
「!?」
いや、理事長に直接交渉したら、洗脳されるかもしれませんよ!?(皆の心のなか)
「あと、悠馬に渚。お前らは由緒正しい学園に行かせる」
え!?渚と磯貝が椚ヶ丘中学校から、いなくなる!?



など、そんな予定です!
リクエストは待ってる!

65:杏◆LI:2016/02/19(金) 00:13 ID:tEw

やだー!!渚と磯貝は絶対E組に必要的存在なのに〜

66:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/23(火) 19:41 ID:092

ちょっと、気分転換に書いてみます!
久しぶりだなぁ…!では、続きどうぞ!!

67:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/23(火) 19:56 ID:092

第20話

ーゲームスタートー


カルマside


サイージュ「磯貝くんだよ」

磯貝「え?」

皆「えぇ!?」

渚「…」

磯貝「…俺…が…渚の兄?」

磯貝がなんか屈辱的にダメージを受けてる。
そりゃ唐突に言われりゃこうなるよね。

サイージュ「じゃあ、兄弟を探して救出ゲームね!」

カルマ「はあ?」

茅野「探して救出ゲーム?」

サイージュ「そう」

ヒュンッ

岡野「えっ、消えた…?!」

磯貝「うわっ!」

片岡「磯貝くん!?」

渚「!!早い!」

サイージュ「前と同じゲームにはしないよ。二人を別々に大きなかごに入れとく。皆は探して律をかざせば開くよ。でも磯貝くんと渚くんは大声出すの禁止ね。じゃゲームスタート」

フサアアア…

花びらが渚くん、磯貝、サイージュを包み姿を消した。
もちろんここでは、リーダーは強制的の学級委員の片岡さんになる。

片岡「…皆、二手に別れて二人を捜しましょう。サイージュには気をつけて」

皆「うん」


さて、こんなゲーム…さっさと片付けてやる。
でもなんでサイージュはなにもしないんだ?
そこが気になる…。


不破「わかったわ!!」

皆「!?」

もしかしてサイージュかなにもしない理由?

不破「渚くんしか狙われなかった理由!」

皆「そっちかよ!」

不破「え?」

68:あやや◆dA:2016/02/23(火) 21:27 ID:eyU

なになに!?

69:杏◆RLI:2016/02/24(水) 14:52 ID:tEw

不破さんなにがわかったんだるう???

70:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/25(木) 14:07 ID:092

64のことについての修繕
前期中間テスト×
後期中間テストでお願いします。



第21話

ー理由と秘密ー

カルマside

不破「渚くんしか狙わなかったのはね!私の推理だと…潮田家…つまりお金持ちの家に居たからよ!!」

カルマ「…うん、それで?」

中村「渚しかわかってないよ、その推理」

不破「ふふふ、私は磯貝くんのもわかってる。磯貝くんは貧乏な家に居たからよ!だから殺し屋達はてっきり貴族の所に二人は居る、とでも思ったんでしょうね。だから桐生家と関わりが一番あった潮田家に行って潰して二人を捜そうとしたの!でも二人は見つからなかった…てところかしら?」

茅野「不破さん凄い!!」

神崎「多分あってると思うよ。きっと」

杉野「これなら納得!でもさ、なんで兄弟ってわかったんだ?サイージュは。だって渚が言ってた特徴だけでさ。俺っていうのもあったんだぜ?」

片岡「確かに…きっと二人にしかわからないものがあるのかもね。とりあえずABに別れましょう」


どうやってサイージュは調べたか知らねーけど…友達をほっとく訳にはいかないよね……。


Aチーム(主に渚を捜す)

カルマ
茅野
杉野
神崎
奥田
イトナ
不破
倉橋
木村
岡野
竹林
中村

Bチーム(主に磯貝を捜す)

片岡
前原
寺坂
村松
矢田
狭間
岡島
速水
千葉
菅谷
三村

吉田

律はどちらにもいます♪
(いないひとがいたら言ってください)

カルマ「いいのー?片岡さん」

片岡「え?」

カルマ「俺らの方が力が強くない?」

片岡「渚のほうが難しい、危険だと考えたからね」

中村「なるほどねぇ」








サイージュ「ふふ…渚くん。君はどう思う?」

渚「…何が?」

サイージュ「助けられると思う?」

渚「……来ると思うよ。皆はすぐに見つけてくれる」

サイージュ「へーぇ」

来るよ、だって皆だもん。
お兄ちゃんとは離れちゃったけど…。
きっと……。






スタッ


サイージュ「僕がなんもしないとでも?」

皆は対先生ナイフとか持ってる。
だから前と同じゲームでもいいかもね。


パンッ


僕が撃ったインクの跡が木についた。
さてゲームスタートだよ。
君たちは助けられるかな?




律「皆さん始まりましたよ!」

カルマ「おっけー、皆。俺が指示するよー」

片岡「わかったわ」

茅野「OKだよ!」

中村「副官様もOKだよ」

カルマ「じゃ、作戦スタート。サイージュは多分前と同じようにインクの弾を撃ってくる。そしてそれに当たったら終わりっていうルール」

皆「OK、気を付ける」

片岡「……!あれって……!!」

前原「うっ……そ…だろ?」

71:杏◆RLI:2016/02/26(金) 13:33 ID:tEw

メグ&前原、何を見つけたんだ!!

72:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/26(金) 15:28 ID:092

第22話

ー救出作戦実行開始ー


片岡side

あっ、あり得ない!
こんなの下見の時なかったのに!!

前原「どうすんだ?片岡。これじゃああっちに行けねぇよ!」

片岡「…かっ…カルマくん…作戦実行出来ないかも…」

カルマ『どうしたの!?なんかあった!?』

片岡「それが…前に大きな崖が出来てるの…」

カルマ『えぇ!?』

そう、私たちBチームの前にあるのは、普通の道にドカッと出来ていた…崖だった。

カルマ『…しょうがないね、作戦その3のそういうことがあると思って作ったあれで』

片岡「了解。皆っ、こっちよ!」

前原「了解っと」

速水「早めに終わらせましょ。日が暮れるまでに見つけないと私達も殺られるわ」

千葉「あぁ、俺らのほうが不利なんだからな。じゃ、作戦3なら俺と速水は位置につく」

カルマ『よろしくねー。じゃー、Aチーム聞こえてるー?――――――――――――』

この作戦は皆一人一人案を出して作られたもの。1人が案を出したら、皆がもっといい案にするために案を出していく。それを繰り返しで作られたの。

矢田「メグー、急がないと作戦できなくなくなるよー?」

狭間「渚達に何が起きてるか分からないし」

寺坂「いっちょ、サイージュに落とし前つけてやろーぜ!」

村松「いちいちぼーっとしてたら、ダメじゃね?」

吉田「ほら、行くぞー」

原「早くしよう」

菅谷「体育迷彩の効果もあと30分だ」

岡島「あんまなかったから効果も薄いんだ」

三村「!待てよ、なんか可笑しくねぇか?」

皆「!?」



ゴゴゴ…



グラグラッ


片岡「なっ何が起きてるの!?」

前原「じっ、地面が動いてる!?」

目の前にある崖は少しずつ大きくなっていく。


シュタタッ


カルマ「!あれか!?片岡さん!!」

片岡「カルマくん!?なんで…」

カルマ「作戦!この距離なら跳べるでしょ!?」

皆「わかった!」



タッ

シュタタッ



片岡「皆、無事!?」

皆「ふぅ…なんとかー」

カルマ「よかった…よし、皆に言うよー。




このゲームはさ、そう簡単には終わらないっぽいよ。



インクついたら終わり。
つまりサイージュに見つかったら終わり。

律はさ、渚くんと磯貝のGPSで誘導できる?

律「はい!」

じゃー、行けるね。
Aチームは渚くんの所に行くけど………








無理っぽいね。








磯貝救出第一で。
多分磯貝が……

・・・・・・
鍵になってるはず』



磯貝「俺が…鍵に?」


超体育着のフードの中にあるスピーカー&マイク…それで皆の会話を聞いていた。

俺が…渚がいるところの鍵になってる…。
それはどういうことだ?
聞きたいけど…むりなんだよな…。


早く来てよ、皆。
渚はきっとヤバいんだろーな。







ガシャンッッ!!!



渚「うわぁっ!」

サイージュ「…渚くん、動くんじゃないよ」

ぼくにうってきたのは実弾だ。
殺し屋の訓練を受けた僕だからなんとか避けたけど…。

渚「なっ、んで…サイージュが…撃つの?」

サイージュ「……ふふっ……これはこれは失礼しました、渚様。騎士団の団長の私は……あなたを裏切るわけでは決してありませんよ。ただ……最初から私はあなたのお守りではなくいつか暗殺するために入った者です」

渚「な……でも、僕がいたとき……まだ1才なのに……?お兄ちゃんも2才……」

サイージュ「桐生家の者は誰でも大きな力を持っている。二人がいなくなれば大きな力はなくなると考えたんだよ、僕の師匠は」

渚「……そ…ん……な」

あぁ……皆が来る前に僕は殺されるのか…?
嫌だよ…せっかくわかったのに…!


僕は俯いたまま泣き始めた。
でもそんなことでへこたれないけど…やっぱり悔しかった…。










カルマ「ここだね、渚くんがいるところ。Bチーム磯貝いたー?」

片岡『待って、まだそこにはついてないわ』

前原『!あっ!あの檻って!?』

まさか!?

73:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/26(金) 15:28 ID:092

片岡さんってカルマくんのこと『くん』で言ってたっけ?

74:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/27(土) 20:39 ID:092

第23話

ー二人の発見ー


前原side


この大自然にあわない大きな檻…。
ぜってー、磯貝だ!!


前原「磯貝!!」


ザザザッ

磯貝「!!前原!片岡!それに皆!…って皆いなくね?」

片岡「えぇ、二手に別れて捜してたの」

ピッ

律を鍵にかざして鍵を開けた。

ガシャンッ

磯貝「…ありがとう。次は合流して渚を捜すんだよな!」

片岡「…なんで知ってるの?」

磯貝「…これこれ」

といいながら磯貝は、フードをかぶり、スピーカーとマイクがあるところにトントンって指で当てた。

速水「なるほどね、超体育着を着てる磯貝は作戦を聞けたってことね。逆に渚は着てない。だからこちらの作戦はサイージュはわからないはずよ」

千葉「あぁ、きっとそうだな」

寺坂「早く行こうぜ、カルマは天才すぎだ。磯貝の位置わかってたぜ。もちろん渚も」

磯貝「…俺がいなかったからカルマが指揮を?」

片岡「えぇ、お願いって言われたから」

磯貝「…そっか。いくぞ!!」

皆「おう!」




イトナside

カルマ「あ、磯貝。いたんだねー」

前原「ああ、正解だったぜ!」

茅野「すっごーい!」

杉野「完璧だな」

磯貝「…ここが渚がいる所か?」

不破「そうよ、でも律をかざしても開かなかったわ」

イトナ「こんな電子工作は見たことない。古いものだな」

その鍵には、何かをかざせ。
という感じのだった。
俺にもこれはわからなかった。
サイージュが入れたなら俺らも入れる。とかカルマが言ってた。

磯貝「…まさか!」

ダッ

磯貝が鍵の前に行き、首のところからチェーン…いや、ネックレスを出してそれを首から外さずそのままかざした。

ピピッ

ガチャンッ

皆「開いた!!」

カルマ「やっぱりね、渚くんと磯貝にしかない鍵があるんだよ。ここはきっと桐生家の者しか入れない特別な部屋なんだよ」



タタッ


茅野「あ!!渚!」

渚「!か、や……の……?」

皆「!?」

俺らが見たのは、さっきの姿とは違う。
弱々しい声で弱々しい顔で、体制でこっちを見ていた渚だった。

磯貝「渚!」

渚「おに……ちゃ………来ちゃ……だめ……っ………殺……さ…れ…る…!」

ガクッ

皆「渚ーーー!!」

75:杏◆RLI:2016/02/28(日) 18:01 ID:tEw

渚どうしたの!?

76:橘 舞花☆:2016/02/28(日) 18:06 ID:p/I

みーかやっほ〜!この小説すっごく
好きだよ〜!ハラハラドキドキしつつの感動とか、みーかまじで神ってるよ

テストどうだった?忙しいかも知れないけど頑張ってね!

あと「坂本 舞花」っていう子いたねやっぱり「○○ 舞花」って名前は誰にでも合うよね〜

あ、気づいたんだけど、しりとりで
「カルマ」っていったら次に…………
「舞花」って返せるよね!んで、また
「カルマ」っていったらまたまた……
「舞花」って返して…。

ずっと永遠に続く!!!まじ神だよ!
こういうことをまさしく神っていうんだよ〜(泣

77:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/28(日) 19:42 ID:092

舞花、美術と保体、社会以外全部埋めた!!
でもあってるか知らなーい。

ありがとう!
神ってほどじゃないよ

78:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/28(日) 20:33 ID:092

第24話


ーサイージュの本当の姿ー


カルマside


!!どういうことだ!?
渚くんと離れて30分くらいしかたってないのに…!


磯貝「渚!」

渚「お…にー………ちゃ……ん?」

磯貝「……待ってろ!すぐに助けるから!」

渚「う………ん……」

なんか、安心したみたいな声を出した。

でもそんなうらはら……俺らが見たのは
残酷な光景だった。

渚くんは最初に、パーカーに半ズボンというラフな格好でいた。
でも今は違う。

パーカーは乱暴に……いや、多分銃で撃たれたんだろう。ビリビリになっていていろんなところに血がついている。

茅野「ひどい……」

磯貝「………今思い出した。サイージュ………お前は桐生家の騎士団の団長じゃないか?いや、もう辞めたんだろ?俺らがいなくなったから………」

サイージュ「……フフ………その通りです。悠馬様。あなたのいう通りですよ。私は悠馬様方を裏切る訳じゃないですよ。渚様と悠馬様を暗殺せよ。という上からの命令ですよ」

磯貝「それは殺し屋の上だろ?だとしても当時の俺らは1,2才のはずだ。………大きな力がもっと大きくなるのを恐れて……か?」

サイージュ「さようでございます」

カルマ「サイッテーな理由だね。子供を殺すよりボス殺せば早くない?」

茅野「そうよ!渚と磯貝くんが逃げてなかったら二人だけじゃなく桐生家もつぶれてたんだからね!」

茅野ちゃんそれは渚くんと磯貝にいう言葉でしょ?サイージュじゃなくない?

杉野「ま、茅野のは置いといて。………たしかにカルマのいう通りだ!小さい命を狙うとか殺し屋としてはおかしいんじゃねぇか?」

サイージュ「………黙ってたら、いろいろ言ってくれるね………!」

ブアアアッ

なんかよくわからないけど、大きな風が吹いた。そしてサイージュを見てみると……。

皆「!?」

サイージュ「僕は、死神に近い存在なんだよ。だから檻の中で逃げ回る……避ける渚様をこう出来たんだよ」

渚「……っ!」



渚side


っ!
痛い………!
銃で撃たれた所が痛い………。
動けない……助けて……!


カルマ「……サイージュ、死神に近いんだね」

磯貝「……」

お兄ちゃんは厳しい顔をしている。
でもカルマくんは、なんとか余裕な顔をしている。





磯貝side

前原「……奥田。――――――――――
できるか?」

奥田「はい。ありますよ!」

前原「了解。皆、聞いてくれ。奥田特製の当たったら痺れを長時間……10分ほど出す弾を使ってサイージュに攻撃。渚には当てないように」

千葉「俺と速水を隠してくれないか?俺らが頑張ってフォローする」

皆「!了解」

……前原が指示出してる……!
成長したんだな。



パンッ

サイージュ「!?」

最初の一撃は外された。
でも殺せんせーじゃない!!
マッハ20じゃない!!

パパパパーーーンッ

サイージュ「!!!対先生の銃弾?」


パシュパシュッ


サイージュ「……?」

千葉、速水「命中!」

サイージュ「ぐっ……」

千葉と速水の弾が見事命中してサイージュは倒れた。

カルマ「今だ!!磯貝以外のBチームはサイージュを拘束して!!」

B「OK!」

サイージュ「ちっ!」

ピッ

ガシャンッ

磯貝「渚!」

渚「おに……ちゃん……皆……ありがと……」ホッ

磯貝「……よかった」

ギュッ

俺は渚を優しく抱き締めた。
一応兄弟だ。
今こそ、兄らしくしないといけない。

渚「おに……ちゃ……ひっ……ぐす」

渚は泣き始めた。

グスッ

………?
後ろから泣き声が聞こえた。

茅野「感動の再開ー…」

倉橋「うんうん、感動したぁー!」

女子が泣いていた。

木村「よかったな、二人とも!」

三村「まさに感動の再開だな!」

矢田「それはカエデちゃんが言ってたよ」

カルマ「…よかったね。渚くん、磯貝」

渚「…ありがと……いっ!」

磯貝「渚?」

渚「動いたから……傷が……!」

磯貝「そうだった。渚の家に行って手当てしよう!」

皆「おーう!」

79:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/28(日) 20:34 ID:092

つけたし


サイージュ「……あれ?」

あれから10分後。
気がついたサイージュはあることに気づく。

サイージュ「皆、いないんだけど。この拘束抜けない!!誰か助けてー!!」

いや、誰も助けねーよ(笑)

80:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/29(月) 19:32 ID:092

誰か来てよー

続きかくー

81:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/29(月) 20:15 ID:092

第25話

ー渚と磯貝の大きな秘密ー


竹林「うん、これで大丈夫だ。痛くないか?」

渚「……うん、大丈夫。ありがとう…竹林くん」

竹林「どういたしまして」

前原「なーなー、カルマに聞きたかったんだけどさ」

カルマ「何?」

前原「渚の時と桁違い態度が違う!!……は置いといて、なんで磯貝が渚がいた所に続く階段だってわかってたんだ?」

カルマ「…なんとなく。でもその前に渚くんと磯貝について少し調べたんだ」

そんな情報…裏ネットじゃないと…殺し屋のネットじゃないと出てこないんだけどなぁ…。
カルマくん天才だね。

カルマ「それで、桐生家のことは今知った。でも渚くんに兄弟がいたというのは知ってた。あとは……渚くんとその兄…磯貝は一つネックレスをつけている。というのもわかった」

渚「あ…これのことでしょ?」

磯貝「ああ、俺がさっきかざしたネックレス…」

シャララッ

と、僕とお兄ちゃんはそういって1つのネックレスを取り出した。

渚「僕は、潮田家の伯母さんに『このネックレスは絶対にはずさないで』と言われてその時から1回もはずさずにいたんだ」

磯貝「俺も…誰かに言われてそのまま。母さんが『はずさないの?』って言って…誰かにはずさないでって言われた。と言って…母さんがネックレスの所を見てびっくりしてたっけ?」

僕のネックレスは星。
お兄ちゃんのネックレスは月。
下の方には、小さくkiryu(桐生)とほられている。

前原「…ん?ここに穴あいてんぞ?」

磯貝「え?本当だ…」

前原くんが見つけた穴というのは、三日月型のネックレスのとがっている所の下部分。

カルマ「渚くん、来て」

渚「!そういうこと!」

僕のネックレスの星とお兄ちゃんのネックレスの月にセットしてみた。すると…


カチンッ



磯貝「はまった…?」

片岡「星と月が重なった…」

茅野「キレーイ…金色…ゴールドの色が輝いてる…!」

杉野「ああ…なんかどんどん光って……え?光って…?」

皆「えぇーーー!?」

僕らが見たのは普通の宝石の輝きだったネックレスが眩い輝きになった。

そして一瞬大きな光になって…。
目を開けると…


渚「え?」


カルマ「な…んで…?」


磯貝「これは…どういう…?」





――――…小さな力が大きくなった。



光が小さくなって見てみたら…

月と星が合体したネックレスが2つになっていた。

82:橘 舞花☆:2016/02/29(月) 20:39 ID:p/I

えっ!?どういうこと?!みーか小説頑張ってね!応援してるよ!

83:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/01(火) 20:25 ID:092

第26話

ー奇跡のネックレスと残酷な思い出ー


渚のネックレス…星と
俺のネックレス…月。

三日月型でとがっている所の下には穴がある。
その穴に星のとがっている所を刺した…。

そしたら、綺麗にはまって光だした。

光が小さくなって見てみたら…
合体して2つで1つだったが…
三日月と星が合体したネックレスが1つ増えた。



渚「どういう…こと?」

磯貝「こんなの…聞いたことない…!」

カルマ「…新しい鍵?」

前原「え?普通のネックレス…だけど?鍵ついてねーぞ」

片岡「きれい…」

なんで増えたのかわからない。
でもこんなの『奇跡』にしか思えない!

渚「……わかんない…お父さんとお母さんの思い出が…出てこない…」

磯貝「今、皆からいろんなヒント貰ってたのに…」

ズキンッ

渚、磯貝「!?」




僕は、小さい頃…って言っても…クーデターが起きたときは一才の時…。その時の僕は全くというほどこの事を忘れてた。そんな僕に両親…祖父母の思い出なんてわかんない…。

俺は、小さい頃…って言っても。
二才のときだ…。その時の俺は少ししかあの時の事を覚えていなかった…。残酷だった…守りをしてる人も皆……皆……いなくなった。気づいたら俺と渚がいた部屋も囲まれてた。
桐生家の隠し通路を知っていた俺は渚と逃げた……母さん……だろう。それぞれネックレスを渡し……『これは絶対にはずさないで』って言ったんだ……。そして潮田家の地図を俺に渡して俺らは母さん達を残して逃げたんだ……。


渚「ざ……ざん……こく…すぎる…!」

茅野「渚?…ちょっ…真っ青よ。大丈夫?」

磯貝「いっ…ざ……残酷だった…あの日の夜は思い出したらもう終わり…忘れられない…!」

片岡「磯貝くん、大丈夫?」

磯貝「…あ…あぁ」

渚「いや…なんで…なんでお母さんは来なかったの…?」

茅野「渚…?」

僕らは、きっと全部思い出した。
お父さんとお母さん、祖父母の思い出以外の全部を。
残酷だった思い出は、きっと忘れていたのはいいことだった。

でも本当はダメだった。

忘れてしまったから両親の思い出も消えた。
お兄ちゃんのことも忘れていた。
全部を忘れてしまった。
わかっていたのは、名前のみ。
後は全部潮田家の人が教えてくれた。

僕らのせいで潮田家は潰れてしまった。
僕らのせいで桐生家は襲われた。
僕らのせいですべてが消えた。

全部僕らのせいですべてが…すべてが…
亡くなった…。


杉野「渚、磯貝だけのせいじゃないだろ?」


渚、磯貝「!杉野…」

杉野「偉い立場じゃないから、言いにくいけど…サイージュとかそういう渚達を狙ってる殺し屋のせいでもあるだろ?いくらなんでも小さい命を消すのは良くない。それは俺らでもわかるだろ?」

コクコク

そう杉野は言ったら皆は反応して頷いた。
また杉野は話始めた。

杉野「お前らのせいで亡くなったからってそんなに追い詰めんなって!」

カルマ「確かにね、渚くんに磯貝。もっかい言うよ。いくら二人のせいですべてが亡くなったとしても二人だけのせいじゃないのは確か」

なんかよくわからない(作者がバカだから)
けど…伝えたいことはわかった。
『僕らだけのせいじゃないから』
そうとしか伝わらない。
皆は、追い詰めてる僕らに大丈夫、平気とか元気つけてるのがわかる。

渚「ありがと……皆」

磯貝「じゃ、帰ろか。俺らの暗殺教室に!」

皆「おーう!」



普通は絶対にこんなことないだろう。



渚くんは、元殺し屋ロヴロさんの元で生きていて。

渚くんは、殺し屋になっていて……小さな死神で。

渚くんには、兄がいてそれが磯貝で。

二人は、桐生家……大財閥のお坊ちゃんで。
金持ちで……。

二人は、桐生家の者の証としたネックレス…それを合わせると奇跡が起きて…。

とかいろいろ。

暗殺教室でも起きないだろう。
でも実際起きていた…。

奇跡なんだね。




殺せんせー「それではHRを始めます。日直の人は号令を…今日はカルマくんですね」

カルマ「…だるー……きりーつ」

ガタッ

カルマ「き「気をつけ!」え?」

渚「一緒に言お?」

カルマ「……OK」

ガシャンッ

渚、カルマ「れーーい!!」

パパパパパーーーン

俺らは殺し屋……目標(ターゲット)は先生。

僕らの暗殺教室……始業のベルは今日も鳴る!


1st end

84:杏◆RLI:2016/03/02(水) 17:44 ID:tEw

おおー!!

85:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/02(水) 20:26 ID:Jqw

SECONDSEASONS
設定その2

桐生家現る!?について

渚と磯貝が桐生家のボスに『由緒正しい学園に行かせる』と言われた。
E組の皆は許さない。
居なくなったあと取り戻しに行くが…?

ということにしましたー!
それでは、『渚が居なくなる!?』(確か)
をお楽しみください!

86:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/02(水) 20:42 ID:Jqw

消えた渚(確認したらこうだった)

第1話

ー消えた者ー


クラスがおかしくなっていた中。
事件は起きた。


あの日…

渚『…僕は殺し屋だし…まだ中2…。だから―――――――――』




冗談だろ…?


なんてあの時思ってた。
でも…




本当だった。



ガララッ


殺せんせー「おはようございます。にゅや…渚君がいませんねぇ」

茅野「あれ?ホントだー!遅刻かな…」

磯貝「…」

殺せんせー「磯貝君何か知っていますか?」

磯貝「…ああ…あの時…渚は『…僕は殺し屋だし…まだ中2…。だからさよなら』って」

皆「ええーーー!?」

杉野「勝手すぎるだろ、渚」

カルマ「ホントだねー…ったく、鳥間先生ー」

鳥間「なんだ?」

カルマ「ロヴロさんの家に行ってもいい?」

鳥間「なんでだ?」

片岡「カルマくんは合ってるかもね。きっと殺し屋ならきっと訓練してそう!」

鳥間「了解。ロヴロに聞いてみよう」

皆「お願いします!」

なんで渚は俺にだけ言ったんだ?
兄弟だからか?

87:杏◆RLI:2016/03/03(木) 16:41 ID:tEw

渚ー!!

88:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/03(木) 19:21 ID:Jqw

第2話

ー居場所ー


ザッッ


渚…。


鳥間「一応連絡してOKを貰った。だか、渚君が必ずいるのかはわからないぞ」

皆「はい」


俺は、兄だとしても…それらしいことができていない…。

なんでだって?

急に兄弟だってわかったからだ。
いつも通りでもいいと思うけど…もうそれができない…。

片岡「磯貝君…」

カルマ「磯貝らしくないねー」

前原「ほら、行くぞ!」

磯貝「…あぁ」

そうだよ、悩んでたって意味はない!
渚を暗殺教室に戻して…卒業までに殺せんせーを殺すんだ!!


ロヴロ「早かったな」

皆「!ロヴロさん!!」

茅野「あの!渚は…!」

ロヴロ「渚君に逢いに行くためにの許可か?」

杉野「えっと…まぁ……そうです?」

ロヴロ「渚君は今、任務中だ。明日まで帰らないだろうな…」

皆「ええーーー!?」

カルマ「渚君…何も言わずに…!」

磯貝「……言ったよ、ちゃんと」

皆「!?」

磯貝「俺にだけ…」

茅野「なんで教えてくれなかったの!?」

磯貝「冗談……冗談だと思ったから……」

皆「あ……」

片岡「……明日、また行きましょ?」

中村「そうだね〜……明日には帰ってくるんでしょ?」

そうだな……渚…なんで急に居なくなったんだよ!

89:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/05(土) 14:26 ID:Jqw

第3話

ー帰って来いよー


カルマ「…やっぱここで待ち伏せ暗殺が良くない?」

茅野「正確には待ち伏せするだけね」

私達は、明日に行くのではなく…
今日の夜にロヴロさんの家に続く小さな道に皆で待ち伏せすることになったの!

カルマ君が渚の後ろに行って対先生ナイフを渚の首にかけて『なんで居なくなったのか』を聞く…という作戦。

磯貝「…!来たぞ」


渚「ふあっ…眠い……」


カルマ「眠そう……チャンスじゃん」

中村「んじゃ、よろしく〜」

杉野「……油断してるよな……渚の奴」


タッ


カルマ君が静かに渚の背後に行った。

でもその瞬間。

私達は目を見開いた。





シャッ


渚の背後に行ったカルマ君は対先生ナイフを出した。そっと近づき対先生ナイフを渚の首にかけようとしたら……。


シャッ


ピタッ


カルマ「!えっ……?」


渚「何してるの?こんな夜中に。明日も学校でしょ?」

カルマ「……渚君……油断してなかったの…?」

渚「当たり前でしょ?」

クスッ

渚は、わかっていたように、対先生ナイフをカルマ君が渚の首にかけようとしたら逆にかけられた。しかも首にナイフはついていた。

茅野「あれ…本物だったら…カルマ君は…殺られてた?」

杉野「だろーな…」

前原「すげぇ……」

磯貝「……あぁ」

渚「出てきなよ……話だけは聞いてあげる」

ザザッ


茅野「……渚…」

渚「…なんで来たの?しかもこんな夜中にさ。仕事で疲れてんのに」

よく見たら…渚のズボンには赤いのがついていた。きっと血だろう。

磯貝「渚…」

渚「何?お兄ちゃん」

磯貝「!……なんで俺にだけ言ったんだ?」

渚「兄弟だから」

磯貝「…それだけ?」

渚「うん」

中村「でもさ〜、渚っていつもこうよね〜。誰にも言わずに居なくなるっていう癖」

渚「!だって言っても止められるだけでしょう!?」

中村「だからぁ、それが渚の悪い癖!」

渚「……」

中村さんの言葉がグサッと刺さったのかな。
下を向いてしまった。

カルマ「いつだって、そうやってさ……なるんだよね。渚君は」

渚「かっカルマ君は何を言いたいの?」

カルマ「……だから、渚君はいつでもそうやって、黙るよね。俺らの言葉にグサッっと来ると」

中村「ね〜♪」

茅野「黙って、去らないでよ」

渚「茅野」

茅野「心配するんだから」

杉野「帰って来いよ、渚」

渚「……うん」

90:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/05(土) 14:28 ID:Jqw

86について
・消えた渚って書いてあるけど……
2ndSEASONSってことでよろしくお願いいたします。

91:杏◆RLI:2016/03/05(土) 18:08 ID:tEw

渚戻ってきてくれるんだ!!

92:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/08(火) 20:12 ID:Jqw

第4話

ー殺し殺し合うのが現実だったー


渚「……うん」

茅野「…ほっ…」

渚「……!!皆!伏せて!!」

皆「!?」

バッ

渚の『伏せて』という3文字に皆は驚きながらも伏せる。



シャッ



渚が取り出したのは、本物のナイフ。
ナイフを両手に持ち、「出ておいでよ」というとたくさんの人が出てきた。

渚「皆は、酷いよね。僕を狙ってる殺し屋がいるの知ってるくせに誘き寄せてくるなんてさ」

磯貝「…!なんで?」

前原「気づかなかった…」

片岡「やっぱりプロだ…」

茅野「…10人の相手を渚一人で?」

渚「もちろん!すぐ終わるよ」

杉野「無茶だよ!」

カルマ「渚君……気を付けてよ?死んじゃうじゃん」

渚「バカ言わないでくんない?」

ババババッ!!

皆「!?」

渚「僕は殺し屋なんだから」

『殺し殺し合うのが現実だった』
そう聞こえた。
かわいそうだ……。
平和に暮らせたらいいのにな……。

兄弟一緒に住めないだろうか。

93:杏◆RLI:2016/03/09(水) 16:36 ID:tEw

兄弟一緒に暮らしてほしい!!

94:嘉穂♪:2016/03/11(金) 07:44 ID:ynk

続きまってます!!!

95:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/11(金) 16:29 ID:Jqw

第5話

ー解決?ー

磯貝「なぁ、渚」

渚「……何?」

磯貝「……二人で一緒に住めないだろうか?」

皆「!?」

渚「なっ、にを?」

磯貝「一応俺らは兄弟だ。だからさ、一緒にって……さ……」

渚「……」

茅野「いいと思うよ!!そしたら解決しない?」

カルマ「いいと思うけどさ、危なくない?中学生二人で……」

前原「二人なら平気だろ!」

渚「……二人……?」

磯貝「ああ、家とかはアパートなら借りれるかもな」

ロヴロ「その点は、俺が買おう」

皆「ロヴロさん!?」

ロヴロ「渚君にお礼として一軒家を買わせてくれ」

渚「一軒家ぁ?」

中学生が一軒家はないよ。
でも
僕は断ることも出来なかった。
なんでかって?
ロヴロさんにはすっごくお世話になった。
僕がお礼したいくらい。
でも逆にしてくれる。
だからそれを無駄にはしたくないからだ。

ロヴロ「どうだ?」

渚「…お願いします。そして今までありがとうございます!」

茅野「おぉーー!羨ましいー!」

前原「磯貝はどうすんだ?家族に言わないとだろ?」

磯貝「あ」

皆「あ」

気づいちゃだめなことに気づく前原君。
空気読めってば。

96:あやや◆dA:2016/03/11(金) 17:04 ID:eyU

か、茅野(笑)羨ましいって(笑)

97:杏◆RLI:2016/03/11(金) 20:50 ID:tEw

前原ww

98:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/12(土) 09:50 ID:Jqw

第6話

ーいや 簡単でしたねー



とりあえずロヴロさんの家から出て、俺の家までやって来た。


磯貝「……」


俺は黙って家を見つめる。

『今日でさよならなんだ』

……どう伝えようか。
妹も弟もいるし……母さんにも……。


「何してるの?」

磯貝「!母さん」

渚「お兄ちゃんの……お義母さん?」

磯貝母「悠馬の……弟?」

渚「えっ?」

茅野「渚のこと…知ってるんですか?」

磯貝母「だって似てるんだけど…似てないんだもの」

磯貝「…母さん…俺は…きり」

磯貝母「知ってる」

皆「え!?」

磯貝母「ネックレスよ」

磯貝「…あ、そっか…名前が彫られてたんだった」

渚「…それじゃあ…わかっちゃうよね」

磯貝「ああ」

カルマ「…じゃ、前原が見た妹か弟っていうのも解決したね」

前原「…けっこーおせーぞ、カルマ。まぁ、その通りだな。見たのは磯貝のお義母さんではなく本当のお母さん。そしてお母さんが抱っこしてたのは渚ってわけ」

磯貝母「前原君と初めてあったのは小学生の時だったかしら…」

前原「そーっスね!」

磯貝母「渚君……悠馬と頑張って両親を捜してね」

渚「……はい……」

本当のお別れというのは寂しいけれど……今まで俺をちゃんと育ててきたのかがわかる。

磯貝「義母さん、今までありがとうございました」


前原「いや、簡単でしたね」

カルマ「お前が言うなよ」

杉野「言い出しっぺがよ」

茅野「また空気読んでないー」

前原「えぇ!?」

99:杏◆RLI:2016/03/12(土) 09:52 ID:tEw

www

100:嘉穂♪:2016/03/12(土) 11:18 ID:ynk

マジでKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYKYだね!www

101:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 17:51 ID:Jqw

第7話

ー始まりの時間ー


ジリリリリ……

目覚まし時計の音で目覚める。
そしてあくびを一つ。

渚「ふあっ……起きないと……」

そのあとは、着替えてご飯を作る予定。

ガチャ……

パタパタ……

ガチャ……

渚「あ……お兄ちゃん」

磯貝「え?あっ、渚!おはよう」

渚「おっおはよう……早起きだね」

磯貝「あー…二人しかいないから、ご飯を作ろうって考えてて……」

渚「僕が作ろうって考えてたのにー」

磯貝「一応こういうのは俺が…兄がやるもんだろ!」

お兄ちゃんはにこっと笑いながら言った。


あのとき……"殺し屋になろう"と本気で思ったとき。
夜遅くに皆は来てくれた。
殺し屋を連れてきてしまったけど……。

皆が"本当の僕"に戻してくれた。
皆のお陰だ。

磯貝「もうそろそろで出来るから席に座って」

渚「うん」

カタンッ……

料理を机に並べながら、お兄ちゃんはこういった。

磯貝「はぁ……今日は行けないんだよな」

僕は、ご飯を食べようとしていた手を止めた。

渚「……うん、ごめんね。迷惑かけて」

磯貝「大丈夫。さっさと片付ければ早く学校に行けるからさ」

渚「うん」

あのときにまだ言われたことがある。
殺せんせーに

殺せんせー『家の片付けが終わるまで二人は登校してはいけませんよ』

と。


渚「皆も来てくれるし、早く終わるよ」

磯貝「そうだな」

ピーンポーン……

渚、磯貝「来た!」


タタタ



ガチャッ


前原「っはよー!磯貝!渚!」

カルマ「おー、広ーい!」

茅野「すっごい、豪華だね」

片岡「やばっ……」

渚「皆!おはよう」

磯貝「ありがとな!手伝いに来てくれて」

皆「どういたしまして」

皆が……クラスメートが来てくれた。
とても嬉しい!


僕らを産んでくれたお母さん。
育ててくれた両親。
両親の両親。

出会いを作ってくれた皆さんに心から感謝を伝えます。

ありがとう!

消えた渚 end

102:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 09:32 ID:Jqw

2学期中間テスト(後期中間テストと書いてあったけど実際にはこうだった!ごめんなさい!)

☆お知らせ☆
葉月 美桜(はづき みゆ)というと名前にしましたー。慣れてない皆さんは普通に前と同じみーかでもいいですよ♪(夏輝 美井薫)と書いてあるから。

第8話

ー2学期中間テストー

渚side

ガラッ

殺せんせー「さて、皆さん。仲間も帰ってきました。ですが、1週間後には父目あ2学期中間テストが待ってますよ」

前原「急に現実に戻しやがった」

岡野「ねぇー、今回は報酬ってないのー?」

前は、各教科で1位をとった人が殺せんせーの触手を破壊する…という報酬。

渚「…」

僕にとっては…今回からはつまんない。

茅野「…ねぇ、渚」

渚「!何、茅野?」

少し考え事をしていた僕に話しかけてきた。
そして少しびっくりして返事をする。

茅野「渚って大学レベルの頭脳なんだよね?」

そーいえばそんなこと言ってたような…。

渚「…うん、まあね」

殺せんせー「「「では!!テストに向けてヌルヌル強化学習を始めます!!」」」

殺せんせーが分身になって授業を始めた。
ったく、やりますか。


殺せんせー「渚君は、全部あってますねぇ」

渚「当たり前じゃないですか」

殺せんせー「今まで黙ってたんですか!?」

渚「あはは、ごめんなさい」


ガタンッ

カルマ「俺、サボるー」

殺せんせー「ちょ、カルマ君!?」

渚「…!僕も行く」

茅野「え!?渚ー!?」

ガラッ

僕は勉強しなくても大丈夫だから。

103:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 20:35 ID:Jqw

第9話

ーサボりー

カルマside

カルマ「渚君がサボりって珍しいねー」

渚「…まあね、言ったでしょ?本当の頭脳は大学レベルだーって」

カルマ「…そうだったね。…ところでさ」

渚「…?」

カルマ「…またさ、夏みたいに。島に行きたいね」

渚「…時間ないけど…確かにね。殺せんせーを一番殺しやすい場所だった…」

懐かしそうに渚君は話した。
まー、確かに…懐かしい思い出だ。

カルマ「…そういや、まだ殺し屋に狙われてるの?」

渚「…僕は殺し屋…なんだけど、今は休んでる。簡単な仕事なら、たまーにすこーし…」

カルマ「…」

俺は、目を見開き少し黙っていた。
そして…。

カルマ「渚君はバカなの!?だから、磯貝に心配されんだよ!!」

渚君にデコピンして、怒る。

渚「いっ…うー…ごめんなさい…」

カルマ「…ったく、殺し屋はここでなら使えるけどさ、卒業したら意味ないでしょ?」

渚「…そうだね…、でも…この才能や経験は将来役に立つんじゃないかな」

空を見上げて、渚君は確かにそういった。

104:杏◆RLI:2016/03/20(日) 16:05 ID:9gI

渚じゃあ将来は殺し屋なの!?

105:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/20(日) 17:06 ID:Jqw

第10話

ー報酬ー


カルマside

カルマ「役立つ?」

渚「…うん!友達を守るとか…ね!」

カルマ「…なるほどね、その頭脳も皆の役に立つんじゃない?」

渚「え?」

俺はそう言うと、クスクス笑う。

ドビュンッ

渚「うわっ!」

大きく風が吹き、渚君は腕で顔を隠して…防御をとる。もちろん俺も。

殺せんせー「そうですねぇ、カルマ君のいう通りですかね」

渚「殺せんせー!?」

殺せんせー「大事な話があります。教室に行きましょう」


渚side

茅野「渚!あのね、先生が報酬をくれるらしいんだよ!」

渚「…報酬?」

殺せんせー「それでは!皆さんのご希望に答えて!学年で5位以内に入った生徒は触手を2本破壊する権利をあげましょう!」

皆「!?」

渚「ってことは1〜5位が全部E組だったら、10本も…?」

ガタンッ

杉野「マジで!?すっげーチャンスじゃねーか!」

杉野は僕の肩を掴んで立ち上がった。

中村「島に行きたいねー、皆?」

皆「さんせーい!」

殺せんせー「にゅやっ!!またあの島ですか!?」

いろいろ大変だったところだったけど…いいかもね!

渚「いいと思うよ、中村さん」

中村「ふふんっ、天才なめんな!」

杉野「もっとチャンスだよな!渚!」

渚「…うん!」

ガタンッ

僕は立ち上がって殺せんせーに銃を向けて話し始めた。

渚「殺せんせー…今度こそ命を貰うよ…!僕が殺し屋だって知られたんだから…本気で行くよ!」

殺せんせー「にゅや!渚君は殺し屋だったんですか!?」

皆「え?」

あれ?知らなかったっけ?

磯貝「じゃあ、殺せんせー。俺と渚が兄弟なのも…?」

殺せんせー「そーなんですか!?」

皆「殺せんせー…時代遅れ。鳥間先生も知ってるのに…」

殺せんせー「にゅや!?そうなんですか!?皆さん酷いです…先生だけ教えてくれないなんて…」

皆「泣きギレ入りやがった」

106:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/03/21(月) 18:02 ID:p/I

殺せんせー何も知らなかったんだ
殺せんせーの泣きギレ面白い!

107:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/21(月) 20:39 ID:Jqw

第11話

ーテスト勉強ー

渚side

ドババババ

殺せんせーは分身で生徒一人一人に教えていく。
苦手なのもあるけど…ま、ここのはまだ簡単かな。


ったく…殺せんせーはなんで知らなかったんだ?
でも、確か…僕とお兄ちゃんは二人で暮らす…としか言ってないんだっけ?
『片付けが終わるまで』とかなんとか、言われたし…。

殺せんせー「渚君、理解しましたか?」

あ、聞いてなかった(笑)
少し黙って殺せんせーの顔などに書いてある…口に挟んであるのを見て…それだけで理解した。

渚「…はい、簡単ですね」

殺せんせー「そうですか、では…難易度をあげましょうか。それでは――――」


今回も皆は必死だ。
5位以内なんて大変だけど……それでも頑張ろうってなってるのがわかる。

殺せんせー「理解しましたか?」

あ、また聞いてなかった(笑)
またまた顔などに書いてある…口に挟んであるのを見て…それだけで理解した。

渚「…もちろんですよ」

殺せんせー「にゅや!これもですか!?えっと…」

キーンコーン……

殺せんせー「あ……それでは!今日はここまで!」

皆「やったーー!」


長い長い勉強を終えて帰宅準備に入った。
カルマ君、茅野、杉野、お兄ちゃん、前原君、片岡さん、神崎さん、奥田さんは僕の周りに来た。

茅野「ねぇ、渚ー!ここの英語の意味って?」

……勉強の話ですか。

渚「えっとね……それは『今日は楽しい1日でとても幸せでした』……てきな?」

茅野「なるほど!」

前原「なぁ、数学のここの式って?」

カルマ「それは教えてあげるよ」

前原「!マジで!?」

カルマ君……今回は、真面目みたいだ。

磯貝「本校舎の図書室で勉強しないか?」

片岡「また予約してたの」

神崎「いいね、じゃあ行きましょ」

奥田「また勉強を皆さんで出来るのはとても嬉しいです!」

図書室…前とか大変だったんだよね……。
逢いたくないな……。

108:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/22(火) 20:57 ID:Jqw

第12話

ー異変ー


カルマside


皆「え!?」


俺らが見たのは…今までとは比較できない…光景。いつもなら席がいっぱいなはずなんだ。
でも今日は…

カルマ「かっ…カラ!?」

渚「なんで…?」

「おや、何してるのかな?」

磯貝「浅野!」

片岡「なんで…?」

浅野「勉強しに来ただけさ」

奥田「1人でですか?」

浅野「他は、理事長の授業を受けてるさ」

カルマ「ふぅん…寂しくないのー?」

浅野「別に…ん?君は…」

渚「!えっと…」

渚君がロックオンされた…。
何故だ?

浅野「潮田 渚君だっけ?」

渚「えっ…はい…」

めっちゃ、怖がってるじゃん(笑)
渚君はまだ中2だよ〜?
ま、言っちゃダメだけど。

浅野「…小さいな」

カチン

渚「浅野君……言ってくれるね……」

浅野「え?」

渚「浅野君に言いたいことあったんだ!」

浅野「?」

カルマ「渚君…まさか?」

磯貝「ちょ、なんで急に…」

渚「そのまさかー、急にじゃないよ♪」

浅野「何かな?潮田君」


渚「浅野君のかわりに僕がテストで1位とってあげるよ」

浅野「!?君は落ちこぼれE組の中でも真ん中の成績だろ?無理に決まってるさ」

渚「僕のことを知ってる…皆ならきっとわかる。僕の頭の良さ」

カルマ「じゃ、俺は2位か3位かな?」

杉野「おっ!渚とカルマ堂々と宣伝しやがった!」

浅野「…ふんっ、やってみろ!こちらも本気でいかせてもらう」

異変もありゃ、嵐もあるんだね。


********次回予告********
次はいよいよテスト!
5位以内に入れるのは何人か!?
ガンバレ!皆!!

渚「楽勝だけどね」

カルマ「それ言うなよ。確かにそうかもね」

皆「渚(君)!カルマ(君)!こっちの気持ちも考えてくれるかな!?難しいんだよ!!」

寺坂「テメーらはバカかよ」

皆「あ……」

ドスドス

もちろんカルマ君に寺坂君はぼこぼこにされたのでした。

109:杏◆RLI:2016/03/22(火) 22:00 ID:9gI

浅野も意外と好きだな!!

110:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/23(水) 16:50 ID:Jqw

第13話

ー大事件ー


渚side

テストが前日になったある日のこと。

倉橋「あれぇ?ビッチ先生はー?」

矢田「本当だ……いない」

女子達がビッチ先生がいないことに不審に思った。
確かに…いつもならいるのに今日はまだ来てない…。

ガラッ

皆「!?え?」

「そんなに慌てない慌てない」

…花屋さんかな?
お花を持っている。
…まさか…!


スウツ


その人は、この教室に溶け込んできた。
平然と…!


カルマ「お前…まさか!」



「僕は死神と呼ばれる殺し屋です」


皆「死神!?」

死神「今から君たちに授業をしたいと思います」

皆「(なん…だ…こいつ…)」

死神「花はその美しさにより、人間の警戒心を打ち消し、人の心を開きます」

…何をしているんた?

パッ

死神「手短に言います。彼女の命を守りたければ…先生方には決して言わず、君達全員で僕が指定する場所に来なさい」

バッ

片岡「ビッチ先生が死神に…」

磯貝「…くそっ」

寺坂「これ…使うか?」

それは超体育着だ。

中村「守るために使うって決めたじゃん…今着ないでいつ着んの」

岡島「ま…あんなビッチでも色々世話になってるしな」

寺坂「最高の殺し屋だか知らねーがよ。そう簡単に計画通りにさせるかよ」


カルマ「渚君はどう思う?」


渚「え?」


カルマ「プロの殺し屋から見て」

渚「…うん。多分ね、死神は僕の正体を知ってるんじゃないかな」

磯貝「俺もそう思う。サイージュが桐生家に侵入し、俺らを暗殺する機会を狙っていた…。サイージュは死神に近い存在って言ってたから…きっと…死神ならなおさら」

渚「あとは…もしかしたらなんだけど、罠かもしれない」

茅野「えぇ!?もしかして、返してくれない…とか?」

渚「…最悪なら、僕らは人質にされる。殺せんせーを殺すための計画。とりあえず皆!ここは死神の思惑にはまろう!絶対に脱出できるよ!」

皆「おう!」


********************
なぜ今、死神の時間が?
でも、原作とは違うので楽しみにしててください♪

111:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/27(日) 20:18 ID:Jqw

第14話

ー死神の時間・1時間目ー


(いろいろ略)


死神『聞こえるかな、E組の皆。君達がいるのは閉ざされた地下空間だ。外に通じる出口には全て電子ロックがかかっている。ロックを解く鍵は…僕の眼球の虹彩認証のみ。つまり君達がここを出るには…僕を倒して電子ロックを開かせる他ないって事だ』

寺坂「くっそ…」

死神『期待してるよ。どこからでも殺しにおいで…じゃ』

速水「まるで…ゲーム感覚」

死神の顔が見えない。


磯貝「役割を決めて3手に分かれよう。狭い屋内じゃ全員でいても身動き取れない」

皆「賛成」

Ateam

磯貝「A班は戦闘。連絡役の茅野以外はバトル要員だ」

僕に、お兄ちゃん、カルマ君、茅野、岡野さん、木村君、千葉君、前原君、吉田君、村松くん。

Bteam

磯貝「B班は救出。気絶したビッチ先生が心配だし…人質として敵の手駒にさせたくない。片岡・杉野が守りながら助けに行ってくれ」

コクンッ

片岡さん、杉野、岡島君、神崎さん、速水さん、三村君、矢田さん、中村さん、倉橋さん。

Cteam

磯貝「C班は情報収集。寺坂を壁に各自の力で偵察と脱出経路を探してくれ」

寺坂君、イトナ君、菅谷君、不破さん、原さん、奥田さん、竹林君、狭間さん。

磯貝「監視カメラは見つけたら即破壊。そして律。各班の円滑な連絡たのんだぞ」

律「やる気しねぇ〜。死神さんに逆らうとかありえねーし。働くぐらいなら電源落とす」

皆「無力化されてる!!」


磯貝「警戒を忘れるな、散るぞ!!」

皆「おう!」


磯貝「死神は、不意打ちで襲って来る」

前原「殺し屋って人種は正面戦闘は得意じゃない。多勢でかかればこっちが有利なのほ経験済みだ。不意打ちをかわしてバトルに持ち込む。皆で一斉にスタンガンで襲いかかれば…必ず気絶の追い込める!!」

バチッ

渚「…それはどうかな」

皆「!?」

カルマ「渚君、どういうこと?」


渚「相手は死神だよ。今までとは違うと考えたほうがいいと思う」

だって僕はロヴロさんに聞いていたんだ。
僕は結構いい殺し屋だったらしい。
いろんな殺り方を死神は持ってるみたい。

磯貝「…死神は俺らのこと知ってるのか?」

渚「…僕らは知らないと思うけど…」

皆「?」

カツーン…カツーン…

皆「!?」

しょっ、正面から!?

死神「殺し屋には99%必要のない技術だが…これがないと1%の標的を殺り漏らす」

ドガッ

木村「ぐっ」

渚「木村君!」

死神「世界一の殺し屋を志すなら…必須の技術だ」

ヒュッ

移動した…ここから計算すると…。

茅野「!」

茅野の位置だ。

グイッ

茅野「わわっ」

僕は茅野の腕を引っ張って、ズボンに付けといた本物のナイフを出して、死神に向けて刺す!!

ヒュンッ

死神「おっと…」

渚「…大丈夫?茅野」

茅野「うっ、うん!!ありがとう!」

カルマ「死神が…油断してた…?」

渚「……いくら死神だからって油断しちゃ…ダメでしょ?」

死神「油断したよ…渚君」

112:凪海:2016/03/27(日) 20:59 ID:2bc

美桜お久しぶり!
漫画とは少し違った進行。
次を楽しみにしてるね!!

113:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/28(月) 07:09 ID:Jqw

凪海、ありがとー!あんどひさしぶりー!
なんか、最近皆も見なくなった…

114:凪海:2016/03/28(月) 09:14 ID:9x.

皆忙しいのかもね
私も更新しました!

115:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/28(月) 20:27 ID:Jqw

第15話

ー死神の時間・2時間目ー


カルマside


死神「油断したよ…渚君」

渚「…あんまり犠牲者を出したくないんでね」

磯貝「…渚」

死神「そういや、渚君は殺し屋だったんだっけ?」

渚「…まぁね」

カルマ「思い付きで殺れるほど、俺らは甘くないけど?」

前原「俺らは甘くないけど、甘いんじゃね?」

前原ー、何苦笑いで言ってんだよ!(怒)

木村「いっつ…」

渚「木村君、大丈夫?」

木村「なっ、なんとか〜…渚が教えてくんなきゃ防御してなかった…」

渚「…うん。…死神、どうする?」

死神「え?殺るに決まってるじゃん」

渚「…了解」

皆「え!?」

皆は渚君が死神とグルだと思った。
しかし…









渚「君を倒すことに決めたよ」


カルマ「渚君」

磯貝「渚」

茅野「…渚」


シャッ


渚君はナイフを抜いて…深呼吸。
目を開ければ…




一気に殺し屋の目になった。





ゾクウッ


完璧に殺気がする。


磯貝「…(渚は猫だましが必殺技…。それはどうやってチャンスを…?)」

ドクンドクン…


前原「磯貝」

ポンッ

前原が磯貝の肩に手を乗せた。
磯貝はそれにびっくりして軽くとびはねる。

磯貝「まっ前原…」

前原「弟の渚が心配なのはわかる。だからって心配しすぎてたら…過保護すぎるぜ」

磯貝「いっいくら殺し屋だったからって…殺し屋の中で一番の殺し屋…死神と闘うって…誰だろーが心配するって!」

前原「渚が1人で殺るわけねーだろ。隙を作って…俺らにも殺らせるんじゃねーか?」

なるほどね、猫だましで死神に一瞬だけ…。

茅野「あっ…明日はテストだから…」

岡野「勉強しないと、いけないしね!さっさと殺っちゃおーよ!」


でもさ、渚君…止まってね?
闘ってないんだけど。



渚side

…たくさんの技術を持っている死神。
経験だけでもう差が凄い。


早く来てくんない?


渚「…〜〜〜〜〜!!」

ワナワナ

茅野「渚?」



渚「いつまで隠れてんだよ!殺せんせー!!」

皆「はああ!?」

116:凪海:2016/03/28(月) 21:56 ID:2bc

!?
殺せんせー、いたの?

117:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/29(火) 18:41 ID:Jqw

第16話

ー死神の時間・3時間目?ー

磯貝side


渚「いつまで隠れてんだよ!殺せんせー!!」

皆「はああ!?」

殺せんせー「にゅや!なぜわかったんですか!?」

渚「そっそんな!そんな…











うすらでかい犬の格好してたら嫌でもわかる!!」


…たしかにそんな格好だ…。

鳥間「皆、無事か?」

皆「鳥間先生も!」

鳥間「渚君は大丈夫か?」

渚「え?」

ヒュンッ

死神がナイフを振ってきた!
渚はかわすけど…。


渚「いっ…!」

頬にかすり傷が…。

茅野「渚!」

茅野が寄っていこうとしたが、前原が止めた。

前原「今行ったら、茅野まで怪我すんぞ!」


磯貝「…」

ダッ!

そんなのどうでもいい!!

シャッ!

俺は、渚のほうに近寄った。
体勢を崩していた渚の前に立ち。
ナイフを渚に降り下ろし…それを…!!








カキイイイインッ!!!!!







皆「!?」


渚「おに…っ…ちゃ……ん……?」


前原「いっ…そが…い…?」


カルマ「……!」


磯貝「……」


渚「……いっ……や……!













なんでそんなことをーーーー!!!!!!」

118:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 18:20 ID:Jqw

上のやつ

ナイフを渚に降り下ろし…

は、死神のことです!磯貝君が殺るなんておかしいからね!
私が一文抜かしてしまいました。

119:すず:2016/03/30(水) 21:17 ID:/qY

こんにちは
渚ちゃんが怖すぎてかわいい・・・彼女は、すごい!!!

120:すず:2016/03/30(水) 22:55 ID:/qY

あっ・・・
空国 桃科。
椚ヶ丘中学校のB組。彼女の希望でE組に落ちた。渚ちゃんの姉?
あと
今い桜
茅野カエデと、同じ転校生で、前と同じ渚ちゃんに接近してとじこめる?てきな?

121:みお:2016/03/31(木) 08:14 ID:/qY

レッドアイも!!あっ、これらは、オリキャラ!レッドアイは号外。是非使って見て。

122:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/04/01(金) 19:21 ID:Jqw

第17話

ー死神の時間・4時間目ー


磯貝side

渚「なっ…なんでそんなことを!!」


前原「おっおい!磯貝、大丈夫か?!」

カルマ「無茶しすぎじゃねー?さすが兄弟(笑)」

茅野「笑い事じゃないよ!カルマ君!!」

カルマ「あははー(笑)」

渚「おに…ちゃ…ん?」

磯貝「…大丈夫か?」

渚「…うん、守ってくれたから」

俺がしたことは、結構簡単でヤバいやつ。

死神はナイフを渚に向けて刺そうとした。
…けど、俺がうまく間に入り…俺が持ってたナイフで死神のナイフを止めた…感じかな?

磯貝「良かった、間に合って」

渚「…お兄ちゃんのばかぁ…」

あ、泣き始めてしまった。
無茶しすぎたか、ダメだなぁ…俺って。

磯貝「ごめんごめん」

鳥間「大丈夫か?二人とも」

皆「あ」

気付いたら、鳥間先生が死神を気絶させていた。

殺せんせー「皆さん、イリーナ先生も大丈夫ですか?」

岡野「ビッチ先生は他の班だよ。連絡しよっか?」

殺せんせー「お願いします」

岡野「…あ、メグ?ビッチ先生救出できた?」

片岡『あ、部屋の前にいるわ。それがどうしたの?』

岡野「あーえーと…死神倒しちゃったんだけど…」

片岡『……えぇ!?死神を!?』

杉野『片岡どうした?』

片岡『A班が死神を倒したみたいで……』

杉野『マジで!?あ……渚いるんだったな』

渚「岡野さん、スマホ貸してくれる?」

岡野「いいよ」

渚「……片岡さん」

片岡『渚、何?』

渚「ビッチ先生は、きっと死神の仲間だよ。だから、待っててくれるかな?C班にも言っといて。殺せんせーと鳥間先生がここにいるから……」

片岡『殺せんせーと鳥間先生が!?』

123:みお:2016/04/03(日) 20:32 ID:pUo

青春サツバツ論!!!
口に出すのは実行するときそれがかこいいことしてやる
それを僕等が探している
迷いと迷う迷いと進む
右手と右足一緒に出そうだ。
なんだかイライラの波動が僕の・・・
先を見上げたがる
さっさっさっさっとさーーーー
やりきてないからやりきてないやりきてないからやりきてない・・・・
いつか絶叫したくなる。ああ
やりきてないからやりきてないやりきてないからやりきてない・・・
続きどうだったけ?
教えて!!!
ロシアンルーレットってクラス全員でしたら盛り上がりそう!!!
さっきのやつは・・・も教えてね!
曲は、『青春サツバツ論』だよ!

124:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 09:03 ID:p/I

みお»了解!ただいまCDについてる歌詞を見ながら書くね!

125:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 09:44 ID:p/I

『青春サツバツ論』

3年E組うた担
(渚&茅野&業&磯貝&前原)


青春…サツバツ論!

口に出すのは実行する時
それがカッコイイこと 知ってるさ
(TARGET,探して僕らはサツバツ)
想いは迷う 迷えど進む
右手と右足一緒に出そうだ

何なんだ イライラの波動は
僕らの存在の証明?
月を見上げ高まる
さあさあ! 殺っ殺っ殺っとSTART!!


やりきってないからヤリキレナイ
やりきってないからヤリキレナイ
現状打破を小さな声で やがて絶叫したくなる
やりきってないからヤリキレナイ
(やれば出来るさ)
やりきってないからヤリキレナイ
(きっと出来るさ)
どうせ、と言うのは簡単だけど
今は足掻いてみたいんだ 君と弾けてみたいんだ



ケツを叩かれ逃げたくなった
それはカッコワルイんだ じゃあどうする?
(ASSAULT,持ったら僕らの運命転換)
進めば学び 学べば変わる
ぎこちない動きがやがて固有のSTYLE!!

何でだ ギラギラと狙いたい
僕らが生まれたこの瞬間
強くなれと意識が
さあさあ! 殺っ殺っ殺っとBURST!!


振りきってみたけりゃフリキレロ
振りきってみたけりゃフリキレロ
臨界点突破で眺める景色 違う温度の風が吹く
振りきってみたけりゃフリキレロ
(それが出来るさ)
振りきってみたけりゃフリキレロ
(みんな出来るさ)
明日、にすれば楽ちんだけど
自分ベスト塗り替えてみせる 君も挑戦してみろよ

静まれ鼓動(バツバツ サツバツ)
危うい始動(マルマル サツバツ)
背後に近づく切迫感
やりきってないからヤリキレナイ
振りきってみたけりゃフリキレロ

やりきってないからヤリキレナイ
やりきってないからヤリキレナイ
現状打破を小さな声で やがて絶叫したくなる
やりきってないからヤリキレナイ
(やれば出来るさ)
やりきってないからヤリキレナイ
(きっと出来るさ)
どうせ、と言うのは簡単だけど
今は足掻いてみたいんだ 君と弾けてみたいんだ
されど青春は未来へGO!!

さあさあさあ! 青春サツバツ論!

            END


まぁこんな感じだね!
時間かかったよ…マジで…

126:みお:2016/04/04(月) 17:15 ID:6ag

橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us)ありがとう!!!。
おかげで、運動会の出し物の曲が決まったよ!!!
あと、ロシアンルーレットで何作ろうか・・・あと渚ちゃんに女装させるなら何がいい?  今、渚の女装を書いてるんだけどい案が思いつかんのんよ。
で何がいい?
何でも可愛いんだけど・・・
カルマクンガ、・・・

127:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:53 ID:Jqw

第18話

ー救出の時間ー

磯貝side

渚「!皆、そろってるね!」

寺坂「ったく、死神倒したんならもう大丈夫なんじゃねーのか?」

杉野「ホントだぜ、ビッチ先生が死神の仲間とか…」

渚「…ふっ、それが本当なんだなぁ…」

皆「?」

とりあえずで、ドアを爆破してビッチ先生の紐を切る。

杉野がビッチ先生をおんぶした時。

プシュプシュ

ドサッ

皆「!?」

ビッチ「6ヶ月くらい眠ってたわ。自分の本来の姿も忘れて。目が覚めたの、死神のおかげよ」

<死神の技術…教唆術>

ビッチ「…さて逝かせてあげるわ。ボーヤ達」

皆「…本当だった…」

ビッチ「?ってタコにカラスマ!?」

渚「ほら、当たってる。ビッチ先生…死神は僕らが倒しちゃったよ。僕をなめないでください」

ビッチ「な、渚?」

磯貝「渚は、全部当たってた。死神は他の殺し屋と違って、正面暗殺を得意とする。そしてビッチ先生が死神の仲間だというのも」

ビッチ「なっ、なんでわかってるのよ!!」

渚「殺し屋の卵…潮田 渚。裏社会ネットなら、僕の名前あるよ。今、止めてるけど」

カルマ「誰だよ、この前。簡単のなら少しやってるって言ってたのは…」ボソッ

渚「カルマ君?」

すっごい小さい声で言ってたのに、渚は気づいたんだ…すごい。

中村「ま、戻ってきなって。ビッチ先生!!」

ビッチ「…あんた達…」



こうしてビッチ先生は帰ってきた。
でも明日はもうテストだ。
1日だけ勉強抜きだったから、結果はどうなるのか僕にもわからない。
…ただではすまないような…。

128:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 17:54 ID:p/I

みお!舞花でいいよ!
あとお役に立てて何よりですね♪
運動会の曲、「青春サツバツ論」もいいけど「QUESTION」もいいね!(個人的に好きだから)

ロシアンルーレットかぁ…
確かに困るね…
あと、女装はカルマ君に任せればいい解決策が見つかるかもね!

いろいろ頑張って!

129:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 17:59 ID:p/I

おぉ!原作と違ってまた面白い!
ちなみに今日原作19巻の発売日!
明日出掛けたついでに買ってくる!

130:葉月 美桜:2016/04/04(月) 18:30 ID:Jqw

舞花、そなの!?初耳!
お父さんに言って買ってきてもらおっと!

131:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 18:48 ID:p/I

そうなんだよ!でもってそのうち「殺たんC」も発売されたり…
アニメも殺せんせーの過去に迫っていたり…
もうとにかく暗殺教室春はいろいろと目白押しなんだよね!
テンションアップ↑↑↑

132:みお:2016/04/04(月) 19:13 ID:6ag

えっ!!!19巻あるん!!!買いたいけどお金が足りない・・・。
あとカルマクンガ、女装シタラ・・・
どんなんなるんじゃろ?楽しみ!!!
早速書いてみよう!!!カルマクンの女・装!!!
あといきなりクイズ!!!
潮田 渚の主席番号と誕生日は?
あと、あと多いけど、意外な展開!!ビッチ先生が死神の仲間なんて・・・

133:凪海:2016/04/04(月) 19:41 ID:Xgs

>>132
はーい
11番で7/20が誕生日!!

134:葉月 美桜:2016/04/04(月) 19:46 ID:Jqw

132
えっとね…
11番で…0720だったと思う!
凪海と同じ答え!

続き書くよ♪

135:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 19:56 ID:p/I

は〜い!
Eー11 7月20日 で〜す!

136:葉月 美桜:2016/04/04(月) 20:06 ID:Jqw

第19話

ーテストの時間ー

渚side


殺しあった先にはきっと答えが転がってる。


問題を見た瞬間に急所を見つけて仕とめる。


……僕の殺り方だ。


ーー国語


神崎「えいっ!」


ポンッ


神崎「……はぁ…はぁ…」

渚「あ、神崎さん。お疲れ様」

神崎「渚君?早いね」

渚「10分前からいたよ」

と、僕は笑いながら答えた。

カルマ「よしっ」

ポンッ

カルマ「おっ、渚君に神崎さん。はやっ」


「そこまで!!」


皆「あ〜…だめだぁ…」

速水「…前日…勉強してないだけでこんなに殺られるとは…」

千葉「難易度が上がってるな」

ーー英語

中村「おっ、渚君。最終問題まで行ってるじゃん」

渚「中村さん…まだ解いてないよ」

中村「うちも〜…わからないってわけじゃないから…」

中村さんが言ってる間に僕は…

ポンッ

渚「結構簡単だよ」

中村「…マジか(笑)」

カルマ「マジで早いってば…」

カルマ君もう言うことないんでしょ?

ーー社会

パンパンッ

ポンッ

磯貝「っしゃ!殺った…でもまだ最終問題が…はぁ…」

パンパンッ

ポンッ

渚「…おっしまい!」

磯貝「なっ、渚!?」

渚「やっほー!終わっちゃったよ♪」

磯貝「…ははっ…弟のが頭いいってどういうことだよ」

カルマ「マジ早い…」

だから、無理やり来なくてもいいんですって。

ーー理科

奥田「えいっ」

ポンッ

奥田「やっ…殺りました…」

渚「お疲れ様」

奥田「渚君!」

カルマ「なんで奥田さんも終わってるの?」

カルマ君…もういいですってば。

ーー数学

浅野「これが…最終問題か…」

渚「!浅野君…」

浅野「潮田君…ここまで来たのか。あってるのかは知らないが…」

渚「多分あってる。ところでカルマ君もここまで来たんだね」

カルマ「数学は余裕」

やっと出番だね

浅野「じゃ、僕は解いてくるよ」

ポンッ

渚「遅い」

浅野「え!?」

浅野君が解いてくる前に僕は解いて来た。

カルマ「さっすが!」

渚「でも…二人とももう終わりだね」

「そこまで!!」

浅野、カルマ「あ」

137:凪海:2016/04/04(月) 20:16 ID:Xgs

渚、チートすぎっww


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