暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part5♪

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1:みゆき:2016/04/20(水) 06:38 ID:g/M

Part4の続きです
そっちが終わったら
ここへ!
X荒し、なりすまし
O雑談、小説
です
よろしくお願いします♪

386:あやや◆dA:2016/05/03(火) 20:16 ID:eyU

宣伝!

占ツクで、磯貝落ちの小説書いてみましたー!!

華月 杏って名前で書いてるので、よかったらみてみて〜!!

387:凪海:2016/05/03(火) 20:23 ID:ySs

あやや)ごめん、どこかな? URL貼ってくれると助かる( ´:ω:` )

388:凪海◆ug:2016/05/03(火) 20:34 ID:ySs

みんなー、専スレも活用しようぜ!!

389:あやや◆dA:2016/05/03(火) 20:38 ID:eyU

あ、えっと、葉っぱじゃないんだ…

占いツクールってサイト行って、『華月 杏』で調べてもらえばわかる!!

占ツクのURLののせ方わかんない…

390:凪海◆ug:2016/05/03(火) 20:40 ID:ySs

お、♪(о ̄▽ ̄)/サンキュ-
行ってみるわ!

391:あやや◆dA:2016/05/03(火) 20:45 ID:eyU

URLはれるかな……

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sidesi/

392:凪海◆ug:2016/05/03(火) 20:45 ID:ySs

あやや)交流・仲良しに感想書くね!

393:あやや◆dA:2016/05/03(火) 20:46 ID:eyU

あ!はれたぁ!

凪海、ありがとう〜!!

394:黒猫&◆WA:2016/05/03(火) 22:10 ID:E2Q

あやや!
読んだよ!!!
転校生が磯貝君と前原君の幼馴染ってめっちゃ
面白い!!!

395:凪海◆L6:2016/05/03(火) 22:52 ID:ySs

>>385

 ビッチ先生を助けるため、僕らは防衛省から支給された超体育着を使って、死神が指定した場所にやってきた。
 扉を開けて、そっと入る。

死「来たね。じゃ、閉めるよ」

 扉が閉まっていく。
 緊張感が、あたりに漂った。

カ「フン、こっちの動きは丸見えってわけね。死神っていうより、覗き魔だね」

 ガコン
 
 奇妙な音がした。

杉「なんだ⁉」
渚「へ、部屋全体が、下に⁉」

 僕らが慌てふためいている間に、部屋が下に下りていった……。
 い、いったいどうなってるんだ⁉

死「捕獲完了、予想外だろう?」

 こ、こんな方法で捕まるなんて!

死「大丈夫、あのタコがおとなしく来れば誰も殺らないよ」
岡「た、例えば。俺らが反抗的な態度をとったら、殺したりしないか?」

 岡島くんの言葉に、死神はクスッと笑った。

死「するわけないだろう。子どもだからってビビりすぎだろ」
岡「いや、それを聞いて逆に安心したよ」
三「ここだ、竹林! 空間のある音がした」

 竹林くんが壁の方へと近寄っていく。

竹(指向性爆薬!)
奥(カプセル煙幕!)

 爆発音と、もうもうとたつ煙の中、僕らは壁の向こう側へと走った。

磯「チーム分けをしよう」

 磯貝くんの指示に、僕らはうなずいた。

海「悪いけど、私パス」
渚「海?」
カ「どういうつもり?」
海「死神を相手にするのに、いちいち手段なんて選んでいられない。私は単独行動する」
磯「こんな状況で単独行動のほうが危険だろ」
海「……油断をしなければ殺られないなんて考えは、捨てたほうがいい。あいつがもし私の知っている死神なら、今までの暗殺方法では勝機は見えない」

 ……海。

渚「そ、そこまでわかっているのなら、海も一緒に行こうよ!」
海「無理、できない」
カ「海らしくないね」
海「……どうとでも言えばいい。ともかく、私は1人で殺る。それから、先輩にも気をつけて」
矢「先輩って、ビッチ先生のこと?」

 矢田さんの言葉に、海はうなずいた。
 それから海は大きく息をはいた。

茅「え⁉」
渚「なっ!」

 僕らは、驚いた。だって、海の姿が。
 まるで、黒い霧に包まれているかのように。

渚「消えた?」
海「雰囲気を操るスキルだよ。私が持っているスキルを半分以上、あるいは全て使わないと。あいつには勝てないから!」

 そう言って、海は音もたてずに走りだしてしまった……。

396:黒猫&◆WA:2016/05/04(水) 00:07 ID:E2Q

海ー!頑張って!!!

397:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/04(水) 00:14 ID:p/I

海頑張ってー!皆ファイト!

398:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/04(水) 00:15 ID:p/I

2!

399:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/04(水) 00:15 ID:p/I

1!

400:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/04(水) 00:16 ID:p/I

400ゲット!
皆これからもよろしくね!

401:黒猫&◆WA:2016/05/04(水) 00:20 ID:E2Q

400オメーーー!
よろしくーー!!!!

402:かたしょう:2016/05/04(水) 07:05 ID:XeY

400おめー♪早いものでありますなー

403:黒猫&◆WA:2016/05/04(水) 07:55 ID:E2Q

ホントですなぁー!今年もよろしくお願いします!ww           ↑(まだ早いww)

404:紫惡死神@殺し屋:2016/05/04(水) 08:58 ID:yhQ

ここって

405:紫惡死神@殺し屋:2016/05/04(水) 08:58 ID:yhQ

刹那たちがいたとこですかね

406:刹那:2016/05/04(水) 09:09 ID:Vo.

おー!死神おひさ〜♪(*・∇・)人(・∇・*)♪

407:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/04(水) 09:27 ID:p/I

死神s
確か初めましてだったと思うんですけど、私は『橘 舞花(以下略)』です!
気軽に舞花って呼んで下さい!
ちなみに呼びためOKですか?
私はOKです!
よろしくお願いします!

408:刹那:2016/05/04(水) 11:57 ID:Vo.

死神は初期メンバーだから、今のメンバーはみーか以外ほとんど知らないよね
死神)最近…てかしはらく来なかったけど何してたん?

409:葉月 美桜:2016/05/04(水) 12:35 ID:Jqw

刹那
確かにそうかもっ!

死神
刹那と同じ!
何してたのー?

410:黒猫&◆WA:2016/05/04(水) 14:07 ID:E2Q

死神さんはじめまして!!黒猫♬です!!
ためokですか??

411:凪海◆ug:2016/05/04(水) 20:08 ID:ySs

死神さん、はじめまして。「ナギウミ」です。
呼びタメokです!

412:玲 ce12:2016/05/04(水) 20:42 ID:emg

死神s
はじめまして僕(女)玲!
呼びタメでいいかな?
こっちは呼びタメでぜんぜんいいので!
ヨロ(`・ω・´)スク!

413:A :2016/05/04(水) 20:54 ID:0IU

400おめ★☆

死神って外編書いていたあの!?
すごい凄すぎる

てかいきなり呼び捨てゴメンなさい…
呼び捨てタメ語Okですか?

414:凪海◆L6:2016/05/04(水) 21:33 ID:ySs

原作通りになりそうだから、E組のみんなが死神につかまってからの話を書きます。

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o

>>395

カルマside

 海の言う通りだったな。
 そう思いながら、俺はビッチ先生を見た。
 B班が捕まった理由は、ビッチ先生の裏切りらしい。

死「あとはもう、人質としておとなしくしてればいいよ」

 渚くんはさっきからぽけーっとしてる。

茅「渚……」

 なすすべなし、か。

死「うん? 1人足りないな」
ビ「海でしょ。ガキども、海はどこに行ったの?」
倉「海ちゃんは単独行動してるよ」
ビ「なんですっ……⁉」

 ビッチ先生の言葉がそこでとまった。

茅「う、海ちゃん⁉」
海「今すぐ全員を解放しろ」

 海がビッチ先生の肩に乗りながら、日本刀をビッチ先生の首にあてていた。

海「じゃねぇと、こいつの首、根元からいくぞ」
ビ「海、あんた正気?」
海「たりめぇだろ。裏切った人間はもう仲間じゃねぇし、仲間が捕らえられてるとなったら、手段なんか選ぶ必要もねぇよ」

 口の悪さ的に、カイじゃないかって思うけど、どうやら海みたいだ。

死「いいのかな、海さん。もしも君がイリーナを殺したら、僕はこの子たちの首にある爆弾を残らず爆破させるよ?」
海「……人質だろ?」
死「別に人質は1人でも事足りる」
海「要するに、私ってことか」

 海は日本刀をいったん、背中にある鞘にしまった。
 何をする気だ?

海「だったら……」

 バァンッ

渚「⁉」

 あれは、死神が渚くんにやったのと同じ。

渚「クラップ、スタナー……」
死「へぇ、まさか君もそのスキルを身に着けているなんて」

 ビッチ先生が音をたてて崩れ、その瞬間。海はビッチ先生から飛び降りた。

海「てめぇを先に!」
死「君になら、わかるだろう?」
海「何をだ」
死「僕のスキルさ。君が仮に僕を殺せたとするよ? でも、それと同時に僕がこの爆破スイッチを押すことなんて容易さ。そうだな、例えば出席番号……」

 海が鞘から日本刀をだしながら、構えの姿勢をとった。

死「1番、7番、11番。そこらが君と仲の良いお友達かな」
海「⁉」
杉「1番と7番と11番って……」
岡「カルマと茅野と渚か⁉」
カ「………」
死「彼らの爆破を先に済まそうかな。それとも……」

 死神の顔が、不敵な笑いをみせた。

死「理由は知らないけれど、君が命を懸けてでも守ろうとしている子が先、か」
海「!」
死「さ、どうする?」

 海の顔が、牢屋の中の俺たちに向いた。
 追い詰められて、どうしようもない顔をしている海を、俺たちは初めて見た。

海「チッ」

 海はすぐに日本刀を遠くの方へぶん投げた。

死「うん、正しい判断だね」

415:凪海◆Xs:2016/05/04(水) 22:05 ID:ySs

交流・仲良しのほうのスレ番号187にお知らせを載せておきました。
というか、ただの宣伝なんだけどね。良かったら見て!

416:レモン:2016/05/05(木) 00:02 ID:ZRo

おぉ!しばらく来ない内にだいぶ進んでおるな!(#^.^#)

417:凪海:2016/05/05(木) 00:07 ID:ySs

レ、レモン!!
お久しぶりなんだよーーーー。゚(゚´▽`゚)゚。

418:凪海◆L6:2016/05/05(木) 00:48 ID:ySs

>>414

海「お前がおとなしく私を人質として扱うわけないよな……。要件は何?」
死「物わかりが良くて助かるよ。そうだね、君には僕の仕事の協力をしてほしい」
海「? そんなの、イリーナ先輩が」
死「君がスタンさせちゃったじゃないか」
海「………」

 俺たちが見守っている中で、海はビッチ先生の首のあたりに手刀をくらわせた。

ビ「かはっ……」
死「……へぇ、何それ」
海「クラップスタナーは相手の意識の波長の山に山をあてるスキル。でも、この手刀を使えばクラップスタナーは一瞬で無効になる。クラスタを受けた波長に別の波長を当てることで、被験者を正常に戻すスキルだよ」

 そのとき、設置されていた監視カメラの映像の中に見覚えのある人物が映った。

カ「死神さーん、あんた、また勘違いしてるみたいよ」
死「何故分かった」

 見覚えのある人物、まぁ1人は人外だけど。

原「烏間先生と殺せんせー!」
中「殺せんせー、ブラジルに行ってたんじゃ!」
死「困ったなぁ、だいぶ予定が狂ってしまった。プラン16で行こう」
ビ「私の出番ね」
死「海はそこにいて」
海「気安く呼ぶな」

 海が袖口から何かを飛ばした。
 だが、それを死神は普通に避けた。

死「君はいったい、どんな武器を仕込んでいるかわからないから怖いね」

 袖口から飛ばした何かは、矢だった。
 死神とビッチ先生は立ち去った。

海「はぁ……。みんな、無事?」
中「なんとかね」

 海はゆっくり歩きだして、さっきどこかへ投げ捨てた日本刀を取りに戻ってきた。しばらく日本刀をじっくり眺めてから。

海「よし、平気だ」

 海は満足そうにうなずいて、柄にあるボタンを押した。すると、刃が柄の中に戻っていって、もとの20センチくらいの棒に戻った。いったい、どういう構造になってるんだか。
 そこへ。

殺「にゅやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 殺せんせーが牢屋の中に落ちてきた。
 上の方で死神の声が聞こえた。

死「あっけなかったなぁ、人質を使うところまでもいかなかった」
殺「皆さん、無事ですか?」
岡野「殺せんせーまで捕まっちゃうなんて……」
殺「海さんは何故牢屋の外に?」
死「裏切ったのさ」
カ「はぁ?」

 海が裏切るとか、誰が言ったんだよ。

海「ふざけんな、死神。私は裏切ったわけじゃない!」
殺「にゅう……。とりあえず海さんも無事そうなので安心です」

 そう言いつつ、殺せんせーは牢屋の檻に触れた。瞬間、触手が溶け始めた。

死「ここは君が最期を迎える場所だよ、殺せんせー。洪水対策で国が作った放水路さ。密かに僕のアジトにつなげておいた。指令室で指示をだせば、水がすごい勢いででてきて、君はところてん状にバラバラになる」
烏「⁉ 待て、生徒ごと殺す気か⁉」
死「当り前さ、今更待てない」
烏「イリーナ、お前はそれを知って?」

 ビッチ先生は顔をそむけていた。

殺「対せんせー物質の檻ですか。たしかに厄介ですが、私の肉体はついにこれを克服しました! 初めて見せますよ、私のとっておきの体内器官を!」

 殺せんせーは四つん這いになると、檻をぺろぺろと、舌を使ってなめはじめた。

菅「た、たしかに殺せんせーの舌は初めて見るけど……」
殺「消化液でコーティングされた舌です。こんな檻、半日もあれば溶かせます」
皆「おせーよ!」

419:黒猫&◆WA:2016/05/05(木) 07:27 ID:Mrw

400おめーー!!と、おっはよー!!!

420:レモン:2016/05/05(木) 11:09 ID:ZRo

凪海)お久〜!

黒猫)good morning☆

421:通りすがりの魔女 ゆかにゃん:2016/05/05(木) 12:48 ID:k/k

今日の暗殺教室、私の一番好きなところです!

422:凪海:2016/05/05(木) 13:04 ID:ySs

久しぶりに夜更かしした(。 ・`ω・´) キラン☆

魔女)たしかにあの話もいいよねー。

423:通りすがりの魔女 ゆかにゃん:2016/05/05(木) 14:34 ID:k/k

はい!

424:凪海◆L6:2016/05/05(木) 14:55 ID:ySs

>>418

死「言っとくけど、そのペロペロ続けたら全員の首輪爆破してくよ」
海「………」

 殺せんせーががっくりと肩を落とした。
 当たり前だろ。

死「海、君にはこれを渡しておくよ」
海「だから気安く呼ぶなっ!」

 死神が海に何かを渡す。海はそれを見てすぐに耳にはめたあたり、通信機か何かだろう。
 死神が「放水路に水を流す」と言って立ち去ろうとすると、烏間先生が死神の肩をがしっとつかんだ。

死「なんだい、この手は。政府としては大助かりだろう」
烏「日本政府の見解を伝える……」

 烏間先生は、死神をなぐった!

烏「28人の命は、地球より重い。もしお前が生徒ごと殺す気なら、俺が止める」
殺(か、かっこいい……)

 死神が走り去る! その後ろを烏間先生が追いかけていった。

ビ「たしかにカラスマも人間離れしてるけど、彼はそれ以上。あのタコですら簡単に捕らえたのよ?」
倉「ビッチ先生、本気なの?」
カ「怖くなったんでしょ。プロだプロだ言ってたあんたが、ゆるーい学校生活で殺し屋の感覚を忘れかけてて、俺ら殺してアピールしたいんだよ。『私、冷酷な殺し屋よ〜』って」

 俺が挑発するように言葉を投げかけると、ビッチ先生は自分の首についていた俺らと同じ首輪を投げてきた。その首輪は檻に引っかかった。

ビ「私の何がわかるのよ……。考えてもみなかったのよ! 自分が、こんなフツーの世界で過ごせるなんて。私の世界は、そんな明るい世界じゃないっ……」
海「………」
死『イリーナ、手伝ってほしい。爆弾を仕掛けたから、烏間がてこずっている間に背後から撃て』
ビ「わかったわ」

 ビッチ先生が走り去っていった。

海「……殺し屋の世界は、E組みたいに温かいわけじゃないよ。本来の世界は、もっと残酷。先輩はそれを知っているから、現実と、E組との板挟みになってるんだと思う……」
矢「……海ちゃんは、どうなの?」
海「私だって、ときどき迷うときはあるよ」
渚「海……」

 渚くんが海に声をかけた。

海「どうしたの? さっきまでぽけーっとしてたのに」
渚「うん……。ねぇ、海はさ。殺し屋になって後悔したことってある?」
海「あるよ」

 ⁉

海「後悔だらけだよ。殺し屋になってよかったなんて思ったこと、一度だってない……。あ」

 海が何かに気づいたように声をあげた。自分の耳に手をあてると、

海「先輩、撃つ気なら銃をあと5センチ高くあげて。死神はあと12歩下がって」
ビ『わかったわ』
死『了解』
カ「何の指示?」
海「烏間先生が先輩と死神に挟み撃ちされてるみたいだから、2人に指示をして成功確率をあげさせようとしてるだけ」
倉「⁉ 海ちゃん、烏間先生を殺すつもりなの⁉」

 倉橋さんの言葉に海は歯ぎしりをした。

海「みんなを助けるためには、こうするしかないっ」

 海はそう言って立ち去ろうとする。

海「私がやっている間に、みんなはみんなで牢屋からの脱出方法を考えて」
殺「なるほど、わかりました。では海さん、頼みましたよ」

 海は殺せんせーの言葉にうなずくと、走り去った。

425:黒猫&◆WA:2016/05/05(木) 16:49 ID:Mrw

か、烏丸先生どうなるの!?続きが気になる!!

426:A :2016/05/05(木) 18:08 ID:0IU

烏丸先生負けるな!

427:紫惡死神@殺し屋:2016/05/05(木) 19:09 ID:yhQ

俺の番外編は有名なのかw

428:紫惡死神@殺し屋:2016/05/05(木) 19:10 ID:yhQ

本当に久しぶりだなー

429:紫惡死神@殺し屋:2016/05/05(木) 19:12 ID:yhQ

ちなみにためOKです

430:葉月 美桜:2016/05/05(木) 19:13 ID:Jqw

死神
うんうん!
美桜だってわくわくしながら、呼んでたよー!
あっ元・みーかねっ私。

431:紫惡死神@殺し屋:2016/05/05(木) 19:16 ID:yhQ

ちなみに部活はバレーにしました!

432:凪海:2016/05/05(木) 19:22 ID:ySs

死神)バレー部かぁ。
私は百人一首部だよぉ!!

あ、私たちの交流板があるから、良かったら来てね。過疎ってるけどw
https://ha10.net/test/read.cgi/yy/1460812436/l50

433:葉月 美桜:2016/05/05(木) 19:35 ID:Jqw

凪海
ひゃっ百人一首部!?
そんなのあるの!?
ちなみに美桜はバド部だよー

434:凪海:2016/05/05(木) 19:45 ID:ySs

美桜)あるんですよー

435:刹那:2016/05/05(木) 20:20 ID:ux.

死神)次ここ来たら、3DSのフレンドコメント見て!
見たら3DSか、ここで返事返してほしい。

436:凪海◆ug:2016/05/05(木) 21:25 ID:ySs

オリ小説書いたので、良かったら感想頼みます!(向こうのサイトで)
ところどころ変なところがあるので、直したりもする予定…。

http://ncode.syosetu.com/n4575cw/

437:凪海◆L6:2016/05/05(木) 23:44 ID:ySs

>>424

 海が烏間たちがいるところにたどり着くと、そこはすでに天井が落下していて道らしい道がなかった。

海(やっぱりな……)

 爆発音が通信機から聞こえる前に、なんとなく死神ならそこまでやりかねないだろうという気はしていた。

海(そういう奴だ、死神は。目的のためなら仲間だろうとなんだろうと、平気で捨て駒にする)
 「烏間先生!」

 海が声をあげると、烏間がすぐに姿を見せた。

烏「海さん……」
海「死神は?」
烏「操作室へ向かった」
海「先輩は無事?」
ビ「……ここよ」

 声のした方を見ると、そこにはイリーナがいた。海はほっとしてそちらへ向かった。

海「見た感じ、死神に裏切られたんだね」
ビ「あんたはわかってたみたいね」
海「当たり前だよ。あいつのことなら、この私が誰よりも知ってる……」

 海が歯ぎしりをしながら答えているのに、烏間は不思議に思ったが今はそれどころではない。
 死神がこちらに向かっているのだろうか、足音が聞こえる。

烏「生徒たちの言う通りになったな。イリーナ、お前のいた世界がどんな世界かは知らないが、俺たちがいる世界にお前は必要だ」
ビ「………」

 海はとっさに違う場所へ隠れた。
 死神が戻ってきた。

死「イリーナ、烏間は?」
ビ「どっかへ行ったわ。ひどいじゃない、死神。私をおいていくなんて」
死「……僕らの世界はだましだまされの世界だろう?」
ビ「……そうね。私も、すぐ別の男に乗り換える、ビッチだから」
死「え?」

 瞬間、烏間が死神の背後にやってきて彼を拘束すると、地下へバンジージャンプのように飛び降りた。

海(さすがというか、死神も脅威だけど烏間先生が互角に戦っているなんてな)

 海は烏間の動きに注意しながらウェストバッグから長方形の箱を取りだした。そこにあるボタンを押す。
 
 ビュンッ

 それに気づいた死神は顔をあげつつ、烏間の攻撃を避け続けている。

死「海かっ!」
海「ふん、なめるなよ。死神。仲間を殺そうとした罰受けてもらう!」

 飛ばしたそれは、ワイヤーだった。ワイヤーは下の床にささった。海はそれに飛び乗り、下まで急降下するようにくだっていく。

海「3、2、1……」

 バァンッ

死(なっ……、クラップ、スタナー……)
海「今だよ、烏間先生!」
死「待、て。僕、以外に誰が奴を、殺れると…」
烏「スキルなら、うちに全てそろってる!」

 烏間は死神を思い切り殴って気絶させた。

殺「ヌルフフフ、全生徒、全先生でつかんだ勝利ですねぇ」

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 ここから話はさらに飛び、進路相談になりまぁす。

438:通りすがりの魔女 ゆかにゃん:2016/05/06(金) 06:09 ID:k/k

アニメ面白かったです!
やはり一番好きなところです!

439:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 07:43 ID:Mrw

うんうん!ほんとに!おもしろい!!!!
嘘は内緒の始まり見たよ!!!
変わらずおもしろい!

440:A :2016/05/06(金) 14:08 ID:0IU

アニメのココの所烏丸先生かっこいいよね
(*☻-☻*)

441:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 14:11 ID:Mrw

うん!!

442:凪海:2016/05/06(金) 19:25 ID:ySs

黒猫、(*´▽`人)アリガトウ♡

443:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 19:56 ID:Mrw

(ノ´∀`*)イエイエ~!

444:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/06(金) 21:29 ID:p/I

皆今いる人恋話のスレに来てほしい!
れいたんとかいる?
とりあえず今葉っぱに来てる人は恋話スレに来て!
重大(?)な話があるから!
よろしく!

445:凪海:2016/05/06(金) 21:41 ID:ySs

スレ名は??

446:A :2016/05/06(金) 21:51 ID:0IU

どこにある?
見つからない

447:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/06(金) 21:56 ID:p/I

恋バナ♪♪♪-恋愛掲示板@葉っぱ天国
だよ!書いたから来て!

448:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 22:15 ID:Mrw

ないよーー!

449:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 22:17 ID:Mrw

載せてー!

450:凪海◆L6:2016/05/06(金) 22:19 ID:ySs

>>437

渚side

 進路相談の日になった。

海「うーん……」

 海が唸っている声が近くで聞こえた。窓のサッシを椅子にして、海は遠くの景色を見ていた。

海「……よし、行こう」
渚「決まったの?」
海「まぁ、それなりには」

 海は困ったように笑うと、歩きだした。

 カラン

渚「あ、海。なんか落としたよ」

 僕はそれを拾った。その瞬間、何かが飛びだしてきた。

前「うわっ!」
茅「渚っ⁉」
渚「え、どうなってんの、これ!」

 僕が拾ったそれは、海が愛用している日本刀だった。
 ま、前原くんに危うく刃があたるところだった……。

海「……何やってんのさ」
渚「ごめん、これどうやって戻すの……?」
海「そこにあるボタン押せば、戻るよ」
渚「あ、これか」

 ボタンを押すと、一瞬で戻った。
 あれ?

海「ありがと、渚。拾ってくれて」
渚「あ、うん……」

 僕は長方形の箱になったそれを、海に渡した。

渚「ねぇ、海」
海「うん?」
渚「海のイニシャルって、U.Hじゃないの?」

 海が首をかしげたのを見て、僕は箱を指さした。正確には、刀の頭(かしら)と言われる部分を。
 そこに、イニシャルが彫ってあるのだ。

渚「そこ、U.Kって書いてあるからさ」
海「あ……、これはまぁ、もらい物なんだ」

 海が悲しそうな表情をしながら、僕にもう一度お礼を言うと、教室をでていった。



 海が職員室に入っていくと、殺せんせーがいつもの顔で待っていた。

殺「海さんですか。君の進路を聞かせてください」

 海は進路の紙をそっと殺せんせーの机の前に置いた。
 紙は、名前の欄以外、白紙だった。

451:凪海:2016/05/06(金) 22:21 ID:ySs

黒猫)おそらくこれだと思う。

https://ha10.net/love/1461229621.html

452:ココロ♪&◆p.:2016/05/06(金) 22:52 ID:vjY

あの〜突然すみません!
華ちゃんが渚のことを好きになった話つづき書いてほしいです!!
お願いします!

453:かめ♪:2016/05/06(金) 22:54 ID:Qvk

はい。かめ♪です。何か、めっちゃ久しぶりに来たらパート5になってる!?
また、ちょくちょくきます。

454:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 22:56 ID:Mrw

凪海!ありがとう

455:黒猫&◆WA:2016/05/06(金) 23:49 ID:Mrw

てゆうか!凪海の小説おましろすぎなんだけど!!!
海の進路用紙が白紙!?どういう事ーー!? 
続き楽しみーーーーー!!!!!!!

456:凪海◆L6:2016/05/07(土) 00:52 ID:ySs

>>450

殺「にゅう……。海さん、その後のお体の調子は大丈夫ですか?」

 殺せんせーは海の進路相談の紙を見ながら聞いた。

海「……そのことなんだけど、今日も病院に行かなきゃいけないから早退します」
殺「おや、そうですか……」

 しばらくの間、互いに何も話さなかった。

海「……殺せんせー、私ね。この教室に来てから色々迷うんだ。現実と、理想の間でさ」

 海は視線を遠くの方へ向けた。

海「私は、殺し屋。でも、他のみんなは、元はどこにでもいるような普通の中学生たち。殺しが縁で集まった人たちばかりだ。私が殺し屋として生きている間に、彼らはきっと別の世界で生きていたんだなって、毎回。思っちゃうんだ……。自分と同い年の子が、こんな幸せそうな世界で暮らしているのを、羨ましく思ったり、妬ましく思ったり……。そういう現実と、自分もそういう風になりたいなっていう理想との間で、苦しくて苦しくて、しょうがないんだ」
殺「………」

 殺せんせーは黙って海の話を聞いていた。

海「私ね、未来が視えないんだ。みんなみたいに、こういう風になりたいっていう、たしかな未来が。理想と未来は全然違う。理想はこうなりたいって思うだけ、でも。未来は先の先を歩いていく。そんな気がする。どんなに未来を視ようとしても、その先が真っ暗になっちゃうんだ……」
殺「未来とは、視えるものではありませんよ。造りだすものです。あがいて、失敗して、修正して。そういうことを繰り返していくことで、未来は造られていくんです」
海「………」

 海は黙った。

殺「例えば海さんの好きなものはなんですか?」
海「好きな、もの……」

 海は目をつぶった。

?「何を読んでるの?」

 ××の声に海は顔をあげずに答えた。

海「人間失格」
?「うっわ、難しそうなの読んでるのね」
海「××さんも読む?」
?「ふぇっ! うーん、また今度ね」
海「面白いのに」

 海は××の困ったような顔を見て、からからと笑った。

海「本、かな……」
殺「では、そこから連想させてください。自分の未来を」
海「……図書館司書、とか。あとは、小説家、とか……」
殺「そうですね。そうやって、未来を描いて、造りだしていくんです」
海「でも!」

 海は思わず大声をあげていた。ハッとして、すぐに口をつぐんだ。

海「……ごめんなさい、なんでもありません。でもね、せんせー」

 海はゆっくりと顔をあげた。
 殺せんせーの目に映ったのは、悲痛に顔をゆがめた海の顔だった。

海「どんなに思い描いたとしても、叶わないものは、叶わないんだ……」

 海は「失礼しました」と一言言うと、職員室をでていった。

殺「にゅう……。これは、困りましたねぇ……」



渚side

 職員室へ向かう途中で、海とすれ違った。僕は彼女に声をかけた。

渚「海!」
海「何、渚」

 どうしても、聞いておきたいことがあった。

渚「あの、海……。海はさ、死神と会ったときどう思った?」

 そう聞くと、海はビクッと体を震わせた。

海「どう、思ったって……?」
渚「えっと……」

 どう言えばいいんだろうか。
 答えに迷っていると、海が口を開いた。

457:凪海◆L6:2016/05/07(土) 01:10 ID:ySs

>>456

海「死神もどき」
渚「え?」

 海の口からその名前が飛びだすとは思わず、僕は驚いた。だって、彼女はよく「死神もどき」と口にした人に対して殺意を抱くから。

海「私が殺し屋になって間もない頃、殺しの世界でささやかれ始めた、私のもう一つの名前。どうして、『死神』じゃなくって、『もどき』なのかわかる?」

 海の質問に僕は首を横に振った。

海「決して私が、『死神』にはなれないから」
渚「どういうこと?」
海「私が殺し屋になった理由、渚には話したよね?」

 僕はうなずいた。

夏休み

海「渚、私が殺し屋になった理由はね。至極簡単なんだ。私が殺し屋になった理由、それは……殺し屋を殺すため、なんだよ」

海「そのために、私は『死神』と同じくらい。あるいはそれ以上に様々なスキルを会得し、それらのスキルを高めていった。でも、決して『死神』にはなれなかった。理由は簡単。 『死神』には持っていて、私には持ってないものがあるから」
渚「……それ、って?」

 思わず、聞いていた。
 海はクスッと笑うと、

海「これだけは教えてあげない。……渚」

 海が真剣な顔になった。

海「殺しの世界は、この教室ほど温かなものじゃないよ。現実はもっと、残酷だから」
渚「う、ん……」
海「それから、カイから伝言。帽子、これからは肌身離さず持っておけ、だってさ。授業中も被っとけとかなんとか……」
渚「え、授業中も⁉」
海「よくわかんないけど、よろしくね。それじゃ、また明日」
渚「え、まだ授業残ってるよ⁉」
海「これから病院なんだ」

 そう言ってから、海は何度か咳をした。

海「それじゃね」
渚「うん。また明日……」

 海に手を振ってさよならをしてから、僕は職員室へ歩いていった。

渚「失礼します」


。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:

 ここから渚回だけど、私も好きな回だが、原作通りになるので飛ばします( ノД`)
 場面は学園祭から! 

458:凪海◆L6:2016/05/07(土) 01:17 ID:ySs

 やっと進路まで書けたので、そろそろ本郷海のプロフィールを紹介しますか。

名前:本郷海(ほんごう うみ)

出席番号:22番

身長:159cm

体重:42kg前後

趣味:読書

特技:日本刀剣術などの暗殺に使えそうなスキル

宝物:渚がくれたヘアピン、ウェストバッグ

百億円獲得できたら:自由になりたい

学力:5

遠距離暗殺:5

近距離暗殺:5

機動力:4

体力:3.5

固有スキル(コンビネーション):5


 何故、彼女の出席番号が22番なのかは、おいおい語ります。

459:葉月 美桜:2016/05/07(土) 08:40 ID:Jqw

>>452
了解です!
忘れかけてた…!

460:黒猫&◆WA:2016/05/07(土) 12:07 ID:Mrw

凪海やっぱり面白い!!!
帽子を授業中でも被ってなきゃいけない理由が気になる!!何か事件が起こりそうな予感!!!

461:A :2016/05/07(土) 12:24 ID:0IU

あっかめだ!
カテ最近小説書いてないよね。
何で??!?(・_・;?

462:レモン:2016/05/07(土) 15:15 ID:ZRo

『磨瀬榛名主演の最新作!』

テレビの向こうのアナウンサーが発した名前に潮田渚は顔を上げた。

画面に見慣れた黒髪の女性が立っている。

―あかり……!

渚の口元が自然に綻ぶ。

大人気女優『磨瀬榛名』こと、雪村あかりは、渚の想い人だ。

別に付き合っているわけでは無い、もちろん結婚もしていない。

だが、互いに想い合っていて、たまにではあるが一緒に出掛けたりもしている。

463:レモン:2016/05/07(土) 15:33 ID:ZRo

仕事で忙しくてしばらく会っていないし、誰か誘ってこの映画を見に行くのもいい。

そう思い、渚はスマホを取り出し『赤羽業』のプロフィールでスクロールを止めた。

メールでいいかと文字を打っていると、テレビの画面が切り替わる。

次の瞬間、リップ音がした。

要するに、キスをしたのである。

画面越しの彼女、あかりが……。

渚の時間はしばらく止まった。

が、手の中で震えるスマホに意識は呼び戻された。

―雪村あかり

「……もしもし、あかり??」

『うん!元気ー?渚』

明るく可愛い声が聞こえてくる。

「元気だよ。で、どうしたの?」

『あ、うん。あのさ、今から渚ん家行ってもいいかな?』

ちょうど今日は大した用事もない。

渚は快くOKした。

『ありがとう。じゃあ、後でねー』

そこで、電話は切れた。

464:かたしょう:2016/05/07(土) 17:25 ID:XeY

レモンすごいね!!みんな文才の塊だよ
いいなーその文才欲しい!!

465:黒猫&◆WA:2016/05/07(土) 17:28 ID:Mrw

あかりと誰がキスしたの!?
続き楽しみー!!

466:レモン:2016/05/07(土) 17:46 ID:ZRo

黒猫)あかりと共演している俳優さんだよ!

二人ともありがとう(*^_^*)

467:黒猫&◆WA:2016/05/07(土) 18:11 ID:Mrw

レモンそうなんだ!!!ありがとう!!
てか渚ショックじゃん!!!

468:葉月 美桜◆hc:2016/05/07(土) 19:53 ID:Jqw

>>373


華歌「渚君のこと好きになっちゃったの」

あかり「は?」

華歌「だーかーらー!前原私も渚君のこと好きになっちゃったって言ってるの!」

ぅええええええ!!??

あかり「なっ!」

華歌「あかりのが最初だからって譲りはしない。こういうのは早いもん勝ちではないでしょ?あーいう子、私も好きなんだよねー。一見頼りなさそうだけど、実は…天才的な強さを持っているって感じが?」

!殺し屋ってこと!?
って私もか…。

あかり「だからって渚は渡さないよ!華!」

華歌「うーん…じゃあ、対決しない?社長にお願いしてぇ…渚君も呼んで…演技で三角関係を演じましょ?そして、答えを聞くっていうのは!」

これって…私の有利じゃ?

華歌「もちろん演技の中でデートもするよ。そうじゃないと駄目じゃん?」

デートか…


ん?デート?


あれ?デート?


あかり「えええええ!?」

華歌「そ、あかりがニガテなデート。ていうかぁ、彼女がデートニガテってやばくない?」

華の悪魔ーー!!

続く

469:黒猫&◆WA:2016/05/07(土) 19:59 ID:Mrw

うわーー!デート!!どうなるのーーー!?

470:玲 ce12:2016/05/07(土) 21:49 ID:emg

続き気になって仕方ない!!
あともう最終的に渚あかでしょ!
ってか華の正体は一体....???

471:凪海◆L6:2016/05/07(土) 23:02 ID:ySs

>>457

 学園祭が始まった。

海「で、何これ」

 海は中村さんから渡された紙袋を見て、首をかしげた。

中「海だけ特別ー」
海「どういうこと?」

 僕に聞いてきたけれど、聞かれても困る……。

海「いやらしいのじゃないよね?」
中「へーき、へーき。あ、なんならここで着させてあげよっか?」

 そう言って中村さんは海の服をはぎとろうと!
 ここでやらないでよ!

 ばしんっ

 乾いた音が響いた。

海「え、うわっ! ごめん、莉桜。痛かったでしょ!」
中「いや、痛かったけど……。なんかごめん」

 僕らはあぜんとして、そのやり取りを見ていた。
 中村さんが海の制服に手をかけようとして、海がその手を払いのけたのだ。
 海は顔を真っ青にしながら謝っていた。

海「ご、ごめんはこっちだよ。本当にごめんなさい。怪我、してないよね?」
中「何よ、海ったら。大丈夫だってば!」

 中村さんはケラケラ笑っていた。一方で海は、顔をすごく真っ青にしていた……。

中「ともかく着なよ。寒がりな海のために長そでにしといたから」
海「うん?」

 しばらくして、海は戻ってきた。

茅「うわぁー」

 僕らは思わず見とれていた。

中「うん、似合ってる!」
海「な、なんか恥ずかしいんだけど……」

 普段、男子の制服を着ている海が、長そでワンピースを着ていた。ウェイトレスの格好をして。

海「……いつまで見てんのさ」

 海がにらむようにこっちを見たから、僕らは慌てて視線をそらした。
 それにしても珍しいよなぁ。

カ「あれ、海。珍しいの着てんじゃん」

 そう言いつつ、カルマくんはスマホをかざして海の写真を撮った。

海「げっ! ふざけんな、カルマ! それ貸せ!」
カ「やだよー」

 海がカルマくんを追いかけたけど、カルマくんは軽々と避けている。先に根をあげたのは海だった。

海「あー、スカートって走りにくいっ! よくこんなの着てられるよなぁ」
茅「じょ、女子のセリフじゃないよ……」
殺「おや、海さん。珍しい格好をしていますね」
海「あ、殺せんせー。おはよー……」
殺「みなさん、そろそろ始まりますよ」
皆「はーい」



 で、なんで僕が……。

中「金持ちなんでしょ、あいつ。この際、手段を選ばずに接客しなきゃ」
渚「うぅっ」

 僕らの視線の先には、夏休みの南の島で出会ったユウジくんがいた。

472:黒猫&◆WA:2016/05/07(土) 23:09 ID:Mrw

きゃーーーー!!!海のウエイトレスの服絶対かわいい!!!!寝る前に更新された小説読めてラッキー!
凪海ありがとうね!!!!

473:玲 ce12:2016/05/07(土) 23:11 ID:emg

よっしゃ!!!!!!
いいの読めた!!!
続き気になって仕方ない!!!!!!!

474:レモン:2016/05/08(日) 00:49 ID:ZRo

渚は、スマホをテーブルに置くと、一人そわそわしていた。

どういう顔をすればいいのか。

誤魔化そうとしても、あかりのような天才的な演技力がないのでは、すぐに動揺を悟られてしまうであろうことは明白であった。

約10分後、インターホンが鳴った。

急いでドアを開けると、ついさっきまでテレビに映っていた、愛しい彼女が立っている。

「久しぶりだね、渚!」

ニッコリと微笑む彼女は本当に何も変わっていなかった。

475:レモン:2016/05/08(日) 00:55 ID:ZRo

それからはあかりが喋り続け、渚は黙って話を聞いてあげる……という状況がしばらく続いた。

あかりがトイレに行き、渚は何となくテレビをつけた。

「あ」

思わず声が漏れる。

しかし渚は、そんなことは構わずにじっと画面を見つめた。

その画面越しに再び映る、彼女のキスシーンを。

―ガチャ。

「トイレありがとねー。……あ」

トイレから帰ってきたあかりもそれに気付いたみたいだ。

先ほどの渚と同様に体が硬直してしまっている。

476:レモン:2016/05/08(日) 01:00 ID:ZRo

「あ、あかり」

「……渚……」

あかりは気まずそうに少し目を伏せる。

渚はそんな彼女を気遣う様に自分の隣に座らさせた。

「あかりが主演の映画だ?」

「うん……」

あかりは相当気まずそうにしている。

渚はテレビを恨んだ。

―何で同じ内容を2回も放送しているんだ。一回でいいじゃないか。

と。

しかし同時にあかりへの不満も出てくる。

―いくら演技だからってあんな笑顔を見せなくったって……。

と。

477:レモン:2016/05/08(日) 01:04 ID:ZRo

「あ、渚……」

沈黙を破ったのはあかりだった。

「あの……さ。何か欲しいものでもある?」

「え?」

「ほら、もうすぐ渚の誕生日じゃない。だからお祝いしようかなって……。あ、してほしいことでもいいよ?」

「してほしいこと……」

「うん。何かある?」

478:レモン:2016/05/08(日) 01:06 ID:ZRo

その時の渚の頭には一つしか思い浮かばなかった。

「上書き、させて?」

「え?」

キョトンとするあかりの後頭部を押さえつけると、強引に唇を重ねた。

あかりは状況が理解できずに目をぱちくりさせていた。

が、すぐに重なる唇の感触に気付いたのか、目を見開き、顔を真っ赤に上気させた。

479:玲 ce12:2016/05/08(日) 01:44 ID:emg

レモン様!!!
ああああああああ////////
続き気になって仕方ない!!!
ありがたき幸せ!!ありがたき幸せ!!

480:黒猫&◆WA:2016/05/08(日) 07:39 ID:Mrw

おおおおおおーーーーー!!!!!!!
渚と茅野のキスーーーーー!

481:凪海◆L6:2016/05/08(日) 11:40 ID:ySs

>>471

海「あれ、渚は?」

 海が休憩ついでに校舎に入ってくると、渚がいなかった。

倉「今、接客中だよ。なんでも、VIPなお客様がいるんだって莉桜ちゃんが言ってた」

 倉橋は笑顔で答え、モンブランをトレーに載せて外へ行った。

海「VIPな客?」

 海は首をかしげて考えるが、誰だか見当もつかない。
 そこへ。

ロ「海」
海「あ、ロヴロ先生」

 久しぶりに見たロヴロの顔に、思わず顔がほころんだ。

海「先輩なら向こうにいるよ」
ロ「……その前に、お前に聞いておきたいことがある。死神と会ったそうだな」
海「⁉」

 海はビクリと肩を震わせた。

海「うん、会ったよ……」
ロ「何も変わりはないか」
海「平気。みんながいたから……」

 海はそっと全体に視線を走らせた。
 クラスメイトのみんなは、学園祭を楽しんでいた。

海「……私のことより、先輩のところへ行ってあげて」

 海は笑って、ロヴロから離れた。

海「なんかすることない?」

 STAFF ONLYの場所へ行き、原に声をかけた。

原「海ちゃん、休憩時間じゃないっけ?」
海「いやぁ、みんな。まだ頑張ってるからさ、もうひと踏ん張りしようかと……」
原「ダメよ、休めるときに休まなきゃ」
海「はーい」

 と言いつつ、海は接客を続けていた。

海(今だけは、続けておきたい。今だけは、楽しい日々を生きていたい。1年後には……どうなっているかわからないんだから)
渚「あー、疲れた……」
海「って、渚。何その格好」
 
 海は渚の女装を見てあきれて溜め息をついた。

渚「うわっ! 海……。もう、中村さん! 早く服返してよー」

 渚は走ってどこかへ行った。

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:

 ここから話を飛ばして、2学期期末テストにいきますよー。

482:黒猫&◆WA:2016/05/08(日) 12:17 ID:Mrw

やっぱり神だわー!!
最高!!!!渚の女装可愛かったよねー!

483:凪海:2016/05/08(日) 12:18 ID:ySs

黒猫)それな( ´-ω-)σ

囲い込みで、渚の女装があったなぁ。

484:黒猫&◆WA:2016/05/08(日) 12:37 ID:Mrw

その、囲い込みってゲーム?

485:凪海:2016/05/08(日) 12:38 ID:ySs

そうです


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