おそ松さん シリアス漫画 「弟」(書き直し)

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1:サラ:2016/07/24(日) 23:37

どうもサラです。先ほど間違えてしまったので、こちらに書き直そうと思います。
17話ネタです。 よければ楽しんでください。

12:サラ:2016/07/27(水) 11:24

アドバイスありがとうございますm(_ _)m>>11

13:サラ:2016/07/28(木) 08:58

(続き)

兄さん達は僕を見て
「十四松最近おかしいぞ…トド松と話してるみたい…気味が悪いな」 とか言っていた。ホントに残念。だって僕にしか見えないんだもん。
それから、僕とトド松は楽しく話したり、遊んだりして本当に毎日が楽しかった。
そんなある日、トド松は夜になると空に向かって祈るようにブツブツと、呟くようになった。
その頃は、あまり気にしていなかった。でも、少しだけ気になったから少しだけ盗み聞きしてみたんだ。そしたら…

「お願いです…もう少し…もう少しだけ…ここに…十四松兄さんと一緒にいさせてください…!」
…ぇ。
トド「ん…?十四松兄さん。もしかして…聞いてた…?」
十四「…。ううん!全然聞いてま戦闘態勢!!」
トド「そっか♪」

トド松は、にっこり笑う。でも、その笑顔は、何か…何かが欠けていた。

そして…
5日後の夜…

14:サラ:2016/07/28(木) 08:59

((変なネタを使ってしまってすみません…))

15:一松:2016/07/30(土) 00:05

それを聞いてから僕は、トド松が気になったから寝たふりをずっと続けていた。
今日で終わりにしようとしてたのに…。
そしたらトド松が近づいてきて、僕の手をギュッと握った。
…?

トド「十四松兄さん…ごめんね…?僕…もう逝かなきゃダメみたい…たくさんお願いしたんだけど、神様はダメだって…。」

……。じゃあ、もう一緒に居られないの? って
つい口が滑りそうになったけど、僕は声を殺して、そっと話を聞いていた。

トド「うぅ…やだよぉ…十四松…兄…さん…ぅ…。」
トド松の目から涙がこぼれ、僕の頬に落ちた。

トド「十四松兄さん、一人で大丈夫…?ぼくが居なくてもやっていける…?はは…ダメなのは僕の方だね。」
泣きながらトド松はへにゃっと笑った。

16:サラ:2016/07/30(土) 00:06

【名前間違えました。】

17:サラ:2016/08/27(土) 13:08 ID:wOA

十四「っ……。」
トド「十四松兄さん…十四松兄さん…兄さん…兄さっ…十四…兄…さ…ひぐっ…」

その瞬間、僕も涙がこみ上げてきた。
だけど、僕は涙をこらえた。

トド「うぐっ…十四松兄さん…大好きだよ…」

トド松は僕の手をギュッと握った。

十四「…トド松…!」

僕は耐えられなくなってトド松に抱きついてしまった。

トド「十四松兄さん?!お…起きてたん…だ…(俯き」
十四「うん…最初っから…」
トド「っ…」
十四「トド松…本当に行っちゃうの?」
トド「うん…神様には逆らえないんだ…。」
十四「……」
トド「十四松兄さん。今までありがとう。バイバイね♪」


トド松は泣きながら笑った。その笑顔は、何故かいつもより爽やかで、不思議な感じがした。

十四「…うんっ…!」

僕も一緒に笑い返す。
すると…トド松の体が透け始めた。

トド「あ…兄さん…もう、ダメみたい。逝かなくちゃ…」

トド松は自分の体を見た。そして…もう…トド松の体に触れる事が出来なくなってしまった…。

トド「十四松兄さん…。」
十四「ん?」
トド「僕が見えなくても、僕、いつもずっと十四松兄さんの…いや、みんなの傍にいるからねっ!」

トド松は、自分で涙を拭ってにっこり笑った。
トド松の目は赤くなっていた。
本当は僕が拭いて上げるべきなんだろう。だけど…もう僕には触れられないから。言葉で伝えたい。

でも…こういう時に限って、言葉を失う。

なんか…あの時みたい…。トド松が、死んじゃった時。
(今回はここまでです!行進遅くなってすみません…)


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