小説を書く【プリパラのマイキャラ】

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1:縷縷◆SM:2016/10/06(木) 19:39 ID:SPQ

プリパラのキャラクターと自分のマイキャラの小説的なのをぽつぽつと。
神アイドル目指すキャラクター達の話。

荒らし、なりすましはおやめください。

3:縷縷◆SM:2016/10/07(金) 00:33 ID:4Mg

第一話目「出会い」

【らぁら視点】

「みれぃー!そふぃー!」

小石に気を付けながら小さく見える黄色い猫耳の髪型と赤く長い髪型の少女2人に手を振り声をかける。黄色い猫耳の髪型の少女の名はみれぃ。私の通っているパプリカ学園中等部の委員長で、赤く長い髪型の少女の名はそふぃ。今大人気のプリパラアイドルだ。
みれぃとそふぃは私に気づき、静かに微笑んで手を振っている。

「らぁらー!今日はギリギリ5分前ぷりよー!早く来るぷりー!」

「らぁら、頑張って〜…」

みれぃが特徴的な語尾をつけ私に負けないほどの大声をあげる。そふぃはぷしゅう、とため息を吐くように呟きクラゲのように手を振る。

「うっうん!待っててねー!今行くからー!」

「らぁら、全力ダッシュぷり!ライブの練習するぷり〜!」

みれぃは相変わらず真面目だなぁ…プリパラの外とは似ても似つかないと思ってたけど案外似てるかもしれない。なんて少し思って笑ってしまった。…そういえば前は委員長の姿でぷりって言ってたっけなぁ…なんて考え事をしていると、小石につまづいてコケてしまいそうになった。

「わわっ…?!」

「らぁら!」

地面がスローモーションで近づく。これからくる痛みに絶えるために目をぎゅっと瞑った…が、痛みは来なかった。

「…大丈夫か?」

濃い紫色の髪が目の前で揺れる。…シオンだ!黄色い目と目が合って、焦って後ろへ倒れそうになる。

「うわっ?!…ドンくさいなぁ!ちゃんとしなよもー!」

「ドロシー、テンションリラックス!」

首を後ろに曲げると、水色の髪とピンク色の髪。プリパラ内での有名アイドルドロシーとレオナだ。超が付いても過言ではないくらいには有名だと栄子ちゃんが言っていたような…気がする。

「わぁ、ごめんねドロシー!」

「ま、いいってことよ!僕はとっても優しいからねー!」

「もう、ドロシーったら。」

ふふん、と胸を張って、腰に手を当て笑っているドロシーの姿と口に手を当てクスクスと笑っているレオナは微笑ましい。…これでレオナが男だと気づくような人がどこにいるだろうか。

「どうしたの?僕に見とれてないで早く行きなよ!みれぃとそふぃが待ってんでしょ?」

私が長時間ドロシーとレオナを見つめていたら、レオナは恥ずかしがって顔を真っ赤にし手で顔を隠し、ドロシーは不思議そうに私に言った。…ああ、そうだ、行かないと。

「ありがとうドロシー!レオナ、シオン、またね!」

私はプリチケバックを持ち、手を振り言った。

「う、うん。またね?」

「イゴ。また会おう!」

レオナは控えめに手を振り、シオンは自信満々に手を振った。…早く行かなければ。みれぃとそふぃを待たせてしまう…



続く

4:縷縷◆SM:2016/10/08(土) 00:45 ID:tmw

「…ふっふっふ…らぁら、遅刻ぷり…!違反チケット…といきたいところだけど。今日はあいにく違反チケットを持ってないぷり…プリパラから帰ったら速攻違反チケットぷりよ!」

「らぁら、運いい〜…」

みれぃが残念そうに肩をすぼめ、やれやれと首を振っている。これは私も違反チケットぷりね、と静かに微笑む。

「う、うう〜…そんなぁ…」

自業自得だとわかってはいるが、やっぱり嫌なものは嫌で…肩を落とす。

「さーてと!そうと決まれば早速練習ぷり!早く行くぷりよ!」

みれぃがえいえいおー!と拳をあげ叫ぶ。そふぃは寝ていたらしく、その声で目を覚まし、同じくえいえいおー…とだるそうに手を挙げた。私たちが練習する場所は貸し借りができる場所で、いつも誰も練習をしない時にマネージャのクマさんが練習場を借りてくれている。今回私達はクマさんに借りているかは聞いていないが、みれぃは大丈夫ぷり!と自信満々に言ってたのでまあ大丈夫だろう…きっと。

5:縷縷◆SM:2016/10/08(土) 00:46 ID:tmw

「…ええ〜?!練習場が借りれなかったぁ?!」

練習場の前でみれぃと私の声が響く。クマはうるさいクマ!と叫んで耳を塞ぐが、それでもみれぃが声を抑えることは無かった。

「どういうことぷり?どういうことぷり〜?!じゃあ練習ができないぷり?!2時からのライブに練習無しで参加ぷり?!いや、練習場を借りれてないからライブも先に誰かがするかもしれないぷり!」

2時からのライブに向けてみんなで練習だ!と意気込んでいたが、それも練習場が借りれなかったことからすっかりと熱も冷めてしまった。ライブができないと思って落胆しているみれぃにそふぃは大丈夫、と頭を撫でている。

(で、でも…どうしよう…)

少し考え込む。2時からのライブが参加出来ないとなると…でも…

「……らぁら、みれぃ〜…」

そふぃが何かを思いついたように手をぽんと叩く。

「参加するだけ、してみよう?…一番乗りじゃなくてもいいと思うの〜…」

6:縷縷◆SM:2016/10/12(水) 04:35 ID:nGs

【あげとく】

7:縷縷◆SM:2016/10/15(土) 06:14 ID:yiM

「…そう、ぷりね…行ってみるぷり?」

「…行こっ!みれぃ!」

すぐに決断をした。心は正直で、行くということになった。…もしも1人だけだったら交渉してみるのもいいかもしれない。それに別に一番乗りじゃなくてもいいし…

8:縷縷◆SM:2016/10/15(土) 07:08 ID:yiM

…着いた。けれどもう一人の女の子がめが姉ぇさんに楽しそうに話しかけている。
みれぃとも、ふわりとも違う薄い金髪が一番に目に入る。目はぱっちりと開かれ、アクアマリンのような薄い青の目が見える。肌は雪のように白く、まさに美少女と形容するにふさわしい少女がそこに立っていた。
みれぃはやっぱりぷり…と肩を落とし、残念そうにし、そふぃは元気だして、とみれぃの肩を叩いているのを横目に見る。

「…やっぱり一番がいいぷり!そっちの方が注目されるぷりぃ…!!」

大声。今日のみれぃはよく大声を出す。…機嫌が悪いのだろう。

「みれぃ、落ち着いて…?ね?あの子も驚いちゃってる…」

そふぃがみれぃをなだめる。…あの子も驚いてる…少し少女の方を見ると、少女は驚いたように目を真ん丸に見開き私たちの方を見ていた。


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