うらさかがじゃれあうだけの小説(BL多分ない)
「よし、今日の収録終わった〜、っと。
ありがとうございましたー!」
歌ってみたの収録も終わり、コラボしてくれた天月にお礼を言う。
「こっちこそありがとね坂田ー!
あ、今度やりたい放題ツアーやるんだ〜、」
来てね、?みたいなオーラを放ちながら笑う。
…外道め。
「はいはい、時間空いたら行くよー」
適当に受け流して今日のところは帰ってもらった。
「んじゃお疲れ〜」
「んー、お疲れ〜。」
ばいばい、と手を振ってくるので振り返してやった。
「っふー、やぁっとあまちゅも帰って気楽だぞ〜!」
モフッ、とクッションやぬいぐるみが無造作に置かれたソファーにダイブする。
もふもふした感触が気持ちいい。
「暇ぁ〜…
……そだ!」
良いこと考えたぁ〜、と呟きながら
うらさんにもらったやまだぬきパペットを探す。
「あった!」
やまだぬきパペットを見つけると左手に装着してうらさんにテレビ電話を掛ける。
「もしもしうらた〜?」
超裏声でパペットを動かしながら言うと飲み物が溢れる音がした。
『ブフォッッ』
「あ、ウケた?」
『不意打ちとか効くからマジで…』
うらさんは未だツボっているのか時々笑い声を漏らしながら話を聞いてくれる。
しばらく話込んでから思い出したように本題を提示する。
「ここで本題、俺は今超絶暇です。」
『うんうん……ん?』
困惑しているうらさんは無視して話を続ける。
「だから今から俺の相手をしてもらいまーす!」
『…はぁ、』
【気力ゥ……(@益@)】