カノキド小説+@ 3〜!!

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 101- 201- 301- 401-キーワード▼下へ
57:ノラネコ nora:2017/01/21(土) 09:56 ID:S32

適当にカノキドの続き

キドside
俺は歩き始めた。
カノの足音が、反対側に遠ざかっていく。
後、一歩で橋を降りてしまう。
カノの呼び止める声は聞こえなかった。
(まあ、強制はしないさ。アイツが決めることだ)
俺はそのまま、一歩踏み出した。
橋から降りて、自宅へ向かう。

カノside
僕は歩き始めた。
後ろで、キドの足音がする。
他の人の足音も、行き来する。
キドと一緒に居たいか?って聞かれたら、一緒に居たい。
即答で答えが出た。
でも、セトみたいに、結婚してるわけでもないし。
恋人でもない。
橋の残り半分まで、降りてきた。
僕は振り向いた。
遠ざかっていく、キドの後ろ姿が見える。
僕は、キドお追いかけようと、歩き始める。
キドはいつも道理、サクサク歩く。
どんどん遠ざかっていく。
走りだす。
(キド…待って!)
願った瞬間、キドが立ち止まった。
後一歩で、橋から降りてしまう。
後、少し…君に手が届く。
僕は精一杯、手を伸ばした。
けど、キドは橋から降りてしまった。
僕は橋の上に置いていかれた。
キミが僕の腕の中から、零れ落ちた。


続きを読む 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新