[告白予行練習]
1.告白
私は今日幼馴染みの瀬戸口優に告白すると言っても告白予行練習と言って優が「本気になるよ」っと言った。
「えっ、ええ〜!!?」
私は驚い嘘だよね……、本当になのかな?
「夏樹…嘘だよ」
「………ゆ、優いーー!」
声が重なりやっぱり優は嘘で笑いながら歩いた。
嘘でも嬉しいって言ってくれたら良いって思う告白は勇気がいるからで,優の言葉も信じてあの言葉が本音だったら嬉しかったのになあ……
優が歩きながら私に向かってラーメン屋を差しながら言ってくる。
「じゃあ、寄り道をしてあそこのラーメン食うか」
「うん」
私は勢いよく頷きながら言って優がラーメン屋を差していた方向から私のおでこに差し押して言った。
「……あのなあ、俺がお前の練習相手になるって事は俺の時間が無くなるって事で夏樹の奢りな」
優が淡々としゃべってもう1回私のおでこを突き押して言った。
「だけど、練習相手してくれる?」
「…まったく世話するのは大変だ」
優がなんの事を言ったのは馬鹿な私でも理解せれた。