>>88のつづき
みんなが口にすると電撃が襲いかかった。
「「「「あばばばばばばばばば!?」」」」
「クロー!?」
「アウッ!?」
「マル!?」
「コウガ………;;」
『何事ロト!?』
ゲッコウガ以外のポケモンはビビり、ゲッコウガはピカチュウを見て呆れていた。
「ピカチュウ、みんなにとってお前の電撃は強力だから少し手加減してやって欲しかったぞ…;;」
「ピ、ピーカ…;;」
「あ、サトシには分かっちゃう?実は、山吹の蜜を使うんだけど、季節外れでピカチュウを代用したんだ。ピリッとした味わいにしようと思って……」
「いや、ビリビリだし。どうしてそうなるんだ!?」
「まあまあ、落ち着いて……」
「でも、味は良かったよ!」
「それにしてもマオはこのレシピを知っていたんですか?」
リーリエの質問にマオは首を振る。このレシピはマオの兄からメモしてくれたらしい。そんなことを聞いてサトシは蜜を取りに行こうと思った。