怨み聞き届けたり…

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1:瑠奈:2017/07/13(木) 17:10 ID:tkI

小説の板から飛んできました。地獄少女のお話書いていきます。コメントよろしく!

2:瑠奈:2017/07/13(木) 17:12 ID:tkI

小説板にもありますがまた書きます
登場人物
閻魔あい
地獄少女。恨みがある限り地獄に流し続ける。黒髪の姫カットで寡黙で物静かな少女。
古いデザインの黒いセーラー服が特徴。
地獄通信にアクセスした依頼人の怨みの感情に共鳴すると、黒地に菊の花をあしらった振袖を着て「地獄少女」となり、依頼を忠実に遂行する。
彼女自身も過酷な過去とそれに伴う罪と罰を背負う身である事が劇中で語られている。
有名なセリフでは、
「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の魂。いっぺん、死んでみる?」
(ターゲットを地獄へ流す際の台詞)

3:瑠奈:2017/07/13(木) 17:12 ID:tkI

輪入道
三藁の中でリーダー的存在。黒藁人形。あいが地獄に流すターゲットの元へ向かう際には、妖怪「輪入道」に変化して彼女を乗せ、車輪に炎をまとって天空を高速で飛びながら送る役も。あいのことを孫。三藁を恋人と思っている

一目連
片目が隠れている。青藁。両耳にピアス。妖怪になる前は九十九神だった。後頭部の目でどこでも覗き見ができる。ナルシスト。調査を行う際に使う主な偽名は、石元 蓮(いしもと れん)。また、携帯用アプリ『地獄少女恋々花札』ではあいに密かに好意を寄せていると思わせるような描写がある。『三鼎』では、理科教師として市立賽河原第四中学校に潜入する。それまでは銭湯で働いていたが、山童との出会いであいと再会することになる。

4:瑠奈:2017/07/13(木) 17:13 ID:tkI

骨女
骸骨女。美人。少しうるさい性格。身体の一部を白骨化させることが可能(主に地獄流しの際に相手を脅すため、変化させる場合が多い)。また、炎を纏わせたクナイを放つ攻撃もする。藁人形態の色は赤で、首に赤い帯締を器用に巻き付けて変身する。色っぽい変装をすることがある。三藁の中でもあいへの忠誠心は高く、彼女の邪魔をする者は率先して排除すると公言しているが、三藁の中では一番の人情家でもあるため、依頼者に感情移入することも多い。三藁の中でもあいへの忠誠心は高く、彼女の邪魔をする者は率先して排除すると公言しているが、三藁の中では一番の人情家でもあるため、依頼者に感情移入することも多い。になる前は人間の娘・つゆであり、商家に奉公していたが、愛した男であるその家の息子に騙されて駆け落ちを装って連れ出され、そのまま遊郭に売り飛ばされた。しばらくは遊女として生活していたが、妹のように思っていた別の遊女に裏切られ、その相手の男に殺されて川に流された後、死に切れずに妖怪化。骨女として人々を驚かせていたところ、あいと出会い、行動を共にする。おばさんと言われると激怒する。三藁の中では最も社交的な性格をしており、友人を作るなど、時には人間に入れ込むこともある。また、三藁とあいを「仲間」のように思う。
『三鼎』では、体育教師として市立賽河原第四中学校に潜入する。それまでは「骨」というスナックを営んでいたが、突如現れたあいによって新しい地獄少女の存在を知った。三藁の中では最も社交的な性格をしており、友人を作るなど、時には人間に入れ込むこともある。また、三藁とあいを「仲間」のように思う。
『三鼎』では、体育教師として市立賽河原第四中学校に潜入する。それまでは「骨」というスナックを営んでいたが、突如現れたあいによって新しい地獄少女の存在を知った。

5:瑠奈:2017/07/13(木) 17:13 ID:tkI

山藁(やまわろ)
可愛い好青年。黄藁。きくりを姫と呼ぶ。素直で礼儀正しい。当のきくりからも気に入られており、他の3人は「ハゲ」「エロ目玉」「おばさん」などという呼ばれ方なのに対し、「わろわろ」という呼ばれ方で家来扱いされる。正体は、山で生まれた一種の妖精であり、裸の童子の姿で時たま山へ入ってくる人間の前に現れていた。『三鼎』以前にも1人で生きていたところをあいに誘われていた経緯を持つが、その時は1人で生きることに疑問を持っていなかったため、断っている。しかしある時、麓にある屋敷に暮らす家族を見たことから人と人との交流に興味を持ち、しばしばこの家族の様子をうかがうようになり、その家の息子が屋敷周囲の沼で消息を断った後、偶然山童の姿を見かけたその家の夫人に「息子」として迎え入れられて他者との交流を知る。ただし、その家の主人である学者は山童を息子としては見なさず、人ならざるものと知った後は夫人を延命させるための冬虫夏草を寄生させる実験台として扱った。夫人を救うためにと山童は一応納得のうえで身体を提供していたが、夫の所業を知った夫人の手によって逃がされ、親しい者との離別と孤独感を知り、あいの下へ向かうこととなった。
能力は風を操る類であることが示唆されており、第六話で初めて発揮する。また、第二十五話ではゆずきの母親の死に際し、自分自身の過去を思い出しながら彼女のそばにあった桜の木を一気に開花させ満開にした。

6:瑠奈:2017/07/13(木) 17:14 ID:tkI

きくり
キラキラくりくり目。アニメ版では『二籠』第一話、漫画版では第16話から登場。あいとは対照的に青く大きな目を持ち、頭に椿の花を飾り、濃紺の無地に黒襟の短い着物、濃い紫の帯、下には白い越中褌で下駄を履いた幼女。『二籠』登場初期は、パフスリーブのブラウスにサスペンダー付きの水色のスカート、縁のある帽子と、現代の幼女のようなごく普通の服装で、それ以降もたまに着る。また、カエルをモチーフにした雨合羽を着ることもある。白い布を自在に操る能力を持ち、手足のように遠くの物を掴んだり人一人をぶら下がらせるだけの力も持つ。
『二籠』では第一話から画面端などで姿の片鱗を覗かせ、第四話であいや三藁の元に姿を現し、彼女達に同行するようになる。
あいのことを気に入っており、彼女の言うことには逆らえないが、無邪気な性格ゆえに余計で非情な悪戯を行ったりお節介を焼くなどの行動に出ることもある。また、猫が苦手。
『二籠』第十三話では、三藁が下調べのために開いたおでんの屋台で「きくり、ウインナー」と繰り返し注文していたことから、おでんのウインナーが好きらしい。
詳しい正体や目的は不明だが、人面蜘蛛に憑依されていたことが『二籠』最終話で判明する。人面蜘蛛の力かは不明だが、ずっと昏睡状態だった人間をキスで目覚めさせたこともある。
『三鼎』では実体が無く、小さな蜘蛛の姿で現世に現れた後、駄菓子屋のブリキの玩具を依り代として憑依し、幼女の姿となる。日頃は、背中のぜんまいを時々誰かに巻いてもらわないと動けなくなり、ぜんまいが切れた時には会話以外の行動ができなくなる。常に憑依した玩具の乗っていた三輪車を実寸大にしたような乗り物に乗り走り回っている。この乗り物はかなりのスピードで走ることができる。
本人は次代の地獄少女は自分だと言ってはばからないが、あいからは冷たくあしらわれている。そのため、あいが永遠の地獄少女となった際はむくれていた。

7:瑠奈:2017/07/13(木) 17:15 ID:tkI

登場人物はこんな感じです。てことで話に入ります

一話「美術部の裏で」

この話に出るもの(大まかに。閻魔あいとか三藁以外)

土橋 康太(つちはし こうた)
通称つっちー。

沖井 りょうすけ

きえい ひびき

岸田 涼

8:瑠奈:2017/07/13(木) 17:15 ID:tkI

康太「おっはー!あ、今昼だからこんにちは!」

りょうすけ「つっちー!」

ひびき「おお!よくきたなあ。昨日までおたふくって聞いてたから心配したぞ康太」

康太「りょうすけ。ひびき先輩。全然大丈夫っス!」

俺、土橋康太。美術部に入っている中学一年生。りょうすけってのはクラスメートの親友。で、ひびきっていうのが中二の先輩!俺らはまあいわゆるいつメンってやつ

康太「おーりょうすけうまくかけてんじゃん」

ひびき「りょうすけにしては珍しいな。前まで顔面崩壊してたのに」

りょうすけ「ひびき先輩もうそれ50回くらい言ってるよ! 」

康太「あはは!」

笑顔が絶えない毎日だ。

涼「………」

9:瑠奈:2017/07/13(木) 17:20 ID:tkI

ガラガラ

康太「やばっ。席戻ろう」

骨女「はーいみんな席ついて」

りょうすけ「え!」

美術室がざわざわする

康太「あの、、西村先生は…?」

骨女「西村先生はインフルエンザで一週間休みです。そして今日から一週間私がここを受け持ちます。曽根アンナです。よろしくね」

皆「よろしくお願いします」

康太「…!」

10:瑠奈:2017/07/13(木) 20:00 ID:tkI

そして

りょうすけ「曽根先生美人だな〜♪」

康太「りょうすけ本当そういうの好きだよな笑」

骨女「こら私語は挟まない」

りょうすけ「あ、はい!」

骨女「そういえば部員減った?」

涼「ああきえい先輩はぁ用事があるからって帰りましたよぉ」

康太「あ、りょ「あ、俺岸田 涼でぇす♪よろしくでぇす!」あ」

骨女「かっこいいのね」

涼「そんなあ照れますよぉ〜」

骨女「あ、土橋くんだっけ?」

康太「はい」

骨女「可愛いのね」

康太「え、そ、そうですか…//」

骨女「なんかタイプの好青年的な」

康太「曽根先生も美人でモテそうな人ですよ…!」

11:瑠奈:2017/07/13(木) 20:02 ID:tkI

骨女「あらもうお世辞もいい加減にするのよ〜。」

先生「曽根さーん」

骨女「はい!じゃ行くわね」

康太「はい!」

涼「え〜曽根先生帰るノォ?じゃこんなとこいてもつまんないし帰りまぁす」

康太「バイバイ」

りょうすけ「あいつ態度悪いよね男なのにぶりっ子だし」

康太「ったく。悪口してもいいことないよ。そういうのはダメ!ほら続けるよ」

りょうすけ「はぁい」

12:瑠奈:2017/07/13(木) 20:06 ID:tkI

涼side
ああイライラする。せっかくあいつを傷つけるために母親まで使ったたってのにピンピンしやがってよお。あいつの顔も声も行動も全部イライラする。
イライラする…!そういえば前ゆうまにいちゃんが…

ゆうま「地獄通信って知ってるか?」

涼「なんだよそれ」

ゆうま「友達から聞いたんだけど、午前0時に地獄通信にアクセスして憎い相手の名前を書き込むと地獄少女が恨みを晴らしてくれるんだって。」

涼「へぇ〜」

これだ。これであいつを消せる…!

13:瑠奈:2017/07/13(木) 20:14 ID:tkI

〜翌日〜

康太「っ!!?!」

上靴を履くと小さな痛みが走った。見ると、画鋲が入っていた。しかも…「消えろ」などの落書き。誰がこんなこと…

ひびき「こーうたっ!」

康太「ひびき先輩…」

ひびき「あれ康太病んだ?」

康太「はぁ?」

ひびき「隈酷いよ。怖い夢でも見た?やっぱ病んだ?」

康太「…あ。お母さんのこと思い出しちゃいまして…」

ひびき「あ、ごめんね。。にしてもりょうすけ遅いね。」

康太「こんなの見られたりょうすけに怒られますw」

ひびき「りょうすけ康太に厳しいもんね」

りょうすけ「俺が何?」

2人「りょうすけ!」

14:瑠奈:2017/07/13(木) 20:38 ID:tkI

りょうすけ「つっちーおはよ。ひびき先輩おはようございます。で、俺がどうしたの」

ひびき「2人すごい仲良いし付き合っちゃえよ〜なんてw」

りょうすけ「ああ当たり前ですよ。俺ら親友だもん、ね?」

康太「うん!」

ひびき「…」


康太「一時間目なんだっけ」

りょうすけ「数学」

康太「数学か。じゃはやくせきもどろ」

りょうすけ「うん」

そして

数学先生「えー…」

康太「…」

〜脳の中〜

康太「お母さん!お母さん!!!!」

男子たち「あははは!」

お母さん…お母さん…なんで…!!

康太「っ!」ガララ

数学先生「ちょっ!?土橋くん!」

涼「…ふっ」

15:瑠奈:2017/07/13(木) 22:22 ID:tkI

康太「グスッ…うっ…おかあさんっ…」

がらら

康太「!?」

骨女「美術室で声が聞こえると思ったら土橋くん…どうしたの?授業は?」

康太「サボった…」

骨女「ええ?!そんな人には見えなかったけど!」

康太「いえいえ僕だって授業くらいサボりますよ…」

骨女「そういえばなんで泣いてたの」

はっ!てか、今泣いてるとこみられて?

康太「目にゴミ入ったみたいです…」

骨女「おかあさん」

康太「!」

骨女「ねえ、土、、いや康太。思い詰めないで。いいから、、私に、全部、話してくれないかな…」

先生なら…話して…いいかも…。

康太「僕…小六の頃ある男子たちにいじめられてたんです。それならまだ我慢できました。でも、、奴らは、俺を傷つけるためにおかあさんまで攻撃し始めたっ。しかも、脅したんです。「俺らが土橋をいじめてること先生にバラすってさっき言ったよね。そんなことしたらコロシチャウカモ」って、ライターの火を…お母さんの前でチラつかせて。でも、お母さんは怯えまなかったです。強いと思いました。俺と違って。それに起こったのか、主犯の1人がお母さんにガソリンをかけたんです。それでお母さんが「やめて」って言って。で、今日はこれくらいにしとこうかなぁって、主犯が言って。そしたら取り巻きが「えーつまんねえよそんなの。俺人が焼け死ぬとこ生で見て見てえもん」って言い出したんです。そしてお母さんが怖くなり始めたのかピクリと動かなくなって。。俺つい主犯を殴ってしまったんです。そしたらライターの火がお母さんの上に…。そのあとは思い出したくもありませんでした…。俺おかあさん、をころしちゃったんです…ずっと後悔して…」

骨女「そう、そうだったのね…」

16:瑠奈:2017/07/13(木) 22:32 ID:tkI

骨女「でも。康太は何も悪くないのに…」

康太「でも、聞いたところ…裏で指示犯がいたそうです。多分それに従って…俺今でも見えない誰かを…。真犯人をずっと恨んでいます。許せない…。でも、それ以上に自分が許せないんですっ…!しねるもんならしんd」

骨女「康太。思い詰めないでって言ったでしょ。それに顔赤いわ。熱あるのかも。早退する?」

康太「…そうします。あの、送っていただけないでしょうか?」

骨女「私もそのつもり。送ってくわ。車乗って」

康太「はい…」


康太「ありがとうございました」

骨女「教師として当然のことしたまでよ。じゃあね」頭をポンポンとする

康太「///さ、さようなら」

俺何赤く、なって…


あいの家
あい「骨女。これはあくまで潜入調査。仕事なのよ。私情を挟むことは許されない。」

骨女「わかってるよお嬢」

あい「ならいいわ……」

骨女(でも、、もしかしたら私康太のこと…)

17:瑠奈:2017/07/13(木) 22:35 ID:tkI

〜翌日〜

骨女「今日も張り切っていくよ〜」

ひびき・りょうすけ「あーい」

涼「はぁい!」

康太「あ、曽根先生。昨日はほんとありがとうございました…!」

骨女「別に気にすることないのよ」

りょうすけ「え?なになに?」

ひびき「何があったの??」

骨女「秘密♪」

涼「ええ!つっちーおしえてよぉ」

骨女「はいはいこの話はいいから絵描くよ」

康太「そ、そう。さあやりますよ〜(汗)」

涼「…」

ふう…あぶなかった💦

18:瑠奈:2017/07/13(木) 22:47 ID:tkI

涼side
ムカつく!!なんだよあいつ。
俺のいないところで曽根先生と仲良くなりやがって。
俺が隠れてあいついじめてること知らねえの?バカじゃん。
ま、あいつの母がシンダトキは笑いこらえるの必死だったわ。
にしても、、なんで、。俺の方があいつよりかっこいいし頭もいいのに!
うざい、、うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい!!あんなやつ…そうだ!地獄通信…これであいつを地獄送りにすれば…!俺あったまいい〜♪

午前0時

涼「地獄通信…」カチッ



涼「うわまじであった!えっとぉ」

【土橋 康太】

涼「これでよし。っと!」カチッ

涼「…ん?ここは…!お前…」

あい「私は閻魔あい。地獄少女。あなたが呼んだんでしょう。輪入道」

輪入道「はいお嬢」

あい「受け取りなさい」

涼「は?藁人形?」

あい「あなたが本当に恨みを晴らしたいと思うならその首の赤い糸を解けばいい。糸をとけば私と正式に契約を交わしたことになり恨みの相手は速やかに地獄へ流されるわ」

涼「この糸をとけばいいんだな。なら今すぐ…」

あい「ただし」

涼「え?」

あい「恨みを晴らしたならあなた自身にも代償を支払ってもらう…。人を呪わば穴二つ…。あなたの魂も地獄へ落ちる…。」

一目連「死んだ後の話だけどね」

涼「はぁ?!なんであいつのために俺が地獄へ落ちなきゃなんねえの?意味わかんねえ。ま、死んだ後のこととか関係ねえか。」

あい「極楽状態へは行けずあなたの魂は痛みと苦しみを味わいながら永遠にさまようことになる…後は…あなたが決めることよ…」ブワッ

涼「うっ!!あれ、消えた…?でも、藁人形…本当に地獄少女が…ふっ。これであいつを…!」

19:瑠奈:2017/07/13(木) 23:00 ID:tkI

〜翌日〜

康太「…この糸を引けばあいつを…でも、俺まで地獄に落ちるし、しかも、もし糸を引いたらあいつは俺より痛くて苦しい地獄を味わうことになるんだ…」

昨日聞いた。涼が言ってたこと。放課後、誰か分からないけど多分クラスメートに、言ってた。俺は今土橋をいじめてるって、。案外面白いからお前らもやらね?って。俺は…あいつの母親が焼けしむのを動画で見た時笑いが止まらなかったって。多分俺あの言葉で察した。真犯人は涼。あいつだ。許せない。。そういうことで地獄通信に名前を書き込んだんだ。でも、糸を引くかは迷い中。どうしようか。。

美術

骨女「今日は県大会に出す絵を決めたいと思いま…」

みんな「えー!!」

りょうすけ「誰?!」

涼「気になりますぅ」

ひびき「先生に教えて!」

骨女「今回県大会に出す絵は

康太。

康太に決めた。みんなとても良かったけど、康太の絵に私は引かれた。そこは理解してほしい」

涼「えー?!つっちー?俺頑張ったのに先生ひどいですぅ…」
涼すごいショック受けてるごめん…

ひびき「そっかぁ。俺も頑張ったんだけど…」
ひびき先輩ごめんなさい…

りょうすけ「俺今回は完璧かと思ったのに。。」
りょうすけ泣きそうみんなごめん。。

涼「でもそうですよね。なんてなく分かってました!土橋くんだってこと」

康太「え…」

ひびき「だよな。誰よりも部活よく来てたし」

りょうすけ「誰よりも熱心で上手くて。それに友達だもん。嬉しいよ!」

康太「みんな本当に俺でいいの?」

三人「もちろん!」

康太「みんな…」

骨女「…」

俺間違えてた。涼を地獄に落とそうなんて。ごめんよ…

20:瑠奈:2017/07/13(木) 23:02 ID:tkI

先生に教えて誤字ってました。すみません!

涼side
なんであいつなんだよ。今回俺も自信満々だったのに。ユルセナイ許せない!

あの時落としてればよかった。そうだどうせならあいつの前で糸を解いてやる…シネばいいんだあんなやつ!

21:瑠奈:2017/07/14(金) 01:28 ID:tkI

康太「よし、捨てよう…!」そして窓に向かって藁人形を投げ出そうとすると

涼「みーつけたぁっ」

康太「涼?!それ、藁人形なんで…」

涼「え、藁人形…あはっ!つっちーも持ってたんだあ。でもね、俺は地獄に流されたりしない。お前なんか生きてる価値ねえんだよ。おれの人気下がっちゃうじゃん。天才は2人もいらない。おれの前で地獄に送ってやんよ」

康太「っ…けんな…」

涼「あ?」

康太「ふざけんなっ!人の生活めちゃくちゃにしやがって!お前のせいでお母さんは…絶対許せない…!」

2人「おれの前から消えろよ!」

シュルル

《怨み聞き届けたり》

涼「きえ…た?」

22:瑠奈:2017/07/14(金) 01:31 ID:tkI

涼「ふっあはは!消えた!これで俺が…」

骨女「消えたのはあんたの方だよ」

涼「…え?」

山藁「糸を引くのはかすかに康太くんの方が早かったです」

涼「そんな嘘だ…なんで俺が!」

ひびき「ねえ、涼」

涼「きえい!なんだよ俺今てめえに構ってる場合じゃ…うっ!」

23:瑠奈:2017/07/14(金) 17:10 ID:tkI

きえいは俺の首を締めてきた。

ひびき「お前さぁうぜぇんだよ!年下のくせにいっつも俺のこと見下しやがってよ」

涼「そんなのお前が弱いからだ…ろ。それより…や、、めろ!」

ひびき「ちっ。うぜえ…。コロしちゃおっかなぁ?」

涼「は、ぁ?やめ…ろよ!そんなことしてもし俺が本当に死んだら..お前殺人犯だろ!犯罪だぞ!!」

ひびき「本当の犯罪者は誰だよ。ねえ康太」

涼「?!」

康太「そうだね。もっと苦しめ。あはは」

つっちーは笑うだけで助けてくれない

涼「っに…笑ってんだよ!!おい!」

?「ねぇ苦しい?」

意識が飛ぼうとした時声が聞こえた。そしてやっと解放された

涼「っざけんな。お前らブッコロス…!」

ひびき「それは無理だね」

涼「なんでだよ!」

康太「まだ気づいてないの?お前はもう地獄に落ちてんだよ」

涼「ひっ…!」

りょうすけ「そうそう」

涼「りょうすけ!さっきの声お前が…」

りょうすけ「ねえ、苦しい?」

涼「ったりめーだろ。早く助けろよ。おいっ」

りょうすけ「本当何もわかってない。これは当然の報いなんだよ。本当に苦しかったのはつっちーの方なのにっ!」ガッ

涼「うっ…」

りょうすけ「あはは〜無様だわ。これはあくまで仕返し。分かってる?」

涼「くっ…」

りょうすけは足を俺の頭に乗せる。

りょうすけ「ていうか俺お前のこと友達だと思ったこと一度もねーよ」

涼「は…?」

りょうすけ「この勘違い男が」

24:瑠奈:2017/07/14(金) 17:35 ID:tkI

涼「やめろよマジでお前ら…!」

りょうすけ「ふんっ。誰も助けに来ねえしやめなんてしねーよ」

涼「このやろっ…!」

フッ

涼「?!キエ、、タ…?」

骨女「反省する気になったかい?」

涼「!曽根先生。。。それどういうことですか…?」

一目連「自分の罪を詫びる気になったかってことだよ」

輪入道「影で人をいじめてましてやその家族を殺すなんてなぁ。」

山藁「康太くんに悪いと思わないんですか」

涼「はぁ?わるい?ぜーんぜん。だいたいあいつ俺よりブスで低脳で底辺なのに調子にのるから少しいじめただけじゃん」

山藁「でも、殺すのは別じゃないですか?」

涼「コロス?コロスなんてなぁ。残酷なこと言うねぇ。俺は指示してただけだ。やってない。あいつが悪いんだ!全部あいつが悪いんだよ!」

一目連「だってよお嬢」

涼「えっ…」

あい「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の玉。イッペン…死んでみる?」

涼「うわああああっ!!!」

鈴を鳴らす

涼「…ん?ここは…船。。おい、どこに行って、、どこに向かってんだよ!」

あい「地獄よ。終わることのない。永遠の地獄へ…」

涼「ひっ…!い、いやだぁっ!!!うわあああああっ!」

あい「この怨み…地獄へ流します…」


りょうすけ「にしてもすげえよなあ。つっちー」

ひびき「康太に負けるとは…俺も頑張らなきゃな!」

康太「あはは。2人とも頑張れ!」

りょうすけ「うん…ん?」康太の契約の刻印を見つめる

りょうすけ「これって…」

あい「あなたの怨み…晴らします…」

ろうそくには、土橋康太と名前が書かれていた…

〜end〜

25:瑠奈:2017/07/14(金) 17:53 ID:tkI

一話終わりました!あ、言っとくけどこれもちろん地獄通信とかは存在しないけどいじめとか、、物語的には少し実話も入ってます!これはね友から聞いた話です。そのね友は康太くん役でした。どうもありがとう!

二話「大切な宝物」

登場人物
高瀬 夏来

雲母 蓮

夏来母

モブ二人組

26:瑠奈:2017/07/14(金) 19:46 ID:tkI

ガッゴッドスッ

夏来「うっうう…もうやめ…」

蓮「お前高瀬うぜぇんだよ。俺ら10万円もってこいって言っただろ?!」

モブ1「なのになんで一万円だけなんだよ!」

モブ2「なめてんのかよクズおい!」

夏来「違うんです。。本当にそれしかなくて…あうっ…」

蓮「言い訳は聞き飽きた。明日持ってこなかったらボコすからなふん」

そういって雲母くんたちは僕に財布を投げつけ去ってしまった。


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