プリキュア!チャイニーズエンジェル!

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1:桜◆kk:2017/09/09(土) 15:16 ID:8Hw

ジュエリープリキュアからお引越ししました。登場人物などは特に変更なしです。

30:お香しゃちょー◆kk:2017/12/27(水) 18:06 ID:VkQ

キュアランシュウ
https://i.pinimg.com/236x/64/e4/9e/64e49eca37cc79f54a68ccde7f6b98c6.jpg

31:お香しゃちょー◆kk:2017/12/27(水) 18:07 ID:VkQ

>>26
>>27
>>28
>>29
>>30
がイメージです!!

32:お香しゃちょー◆kk:2017/12/28(木) 00:14 ID:3VQ

「ねえサン、ムーン」

「どうしたサン?」

萌恵と音那が帰ったあと、マミーと瑠夏が帰ってきたのでご飯を食べた。そして、寝る準備をする。

「はやく寝るムン。あしたも学校だムン」

「うん、そうなんだけど…」

「サン?」「ムン?」

「私、勇気のプリキュアにしたい娘がいるんだ!」

「誘いたいってことかムン?」

「そういうこと!」

私と話しながら、サンとムーンがさっき持ってきたおにぎりを頬張る。

「その娘ってだれサン?」

「波風佳代さん!」

「波風…ってたしか成績優秀で、男子からのにんきもたかい娘サン」

「そうそう!」

波風佳代さんって娘は、成績優秀で男子からの人気もあるのにそれを鼻にかけない良い娘!

「なんで波風を勇気のプリキュアに誘いたいんだムン?」

「だってだって、波風さんってすごいんだよ!」

「「……?」」

「新しい事に挑戦するのが好きって言ってた!それって、すっごく勇気がいることじゃないかな!?」

「…サンとムーンは、りよの判断をしんじるサン」

「ムン。りよが誘いたかったら、誘えばいいムン」

「よーっし!!がんばるぞーっ!!おーーーっ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「えぇ!?波風さんをプリキュアに!?」

「ウソやろ!?」

「ホントホント!もう決めたもん!」

食堂で萌恵と音那に、波風さんのことを話す。私の左右でご飯を食べるサンとムーンも頷く。

「萌恵と音那も波風のことは知ってるんだな」

「知ってるよ!生徒会で一緒だもん!」

「波風さんって副会長さんよな?しかも次期生徒会長になるんはもう確実って言われてる…」

「そうなの?」

「そうだよ!」

そうなんだ…全然知らなかった…

すると、Aランチセットを持った波風さんが私の正面に座る萌恵と音那の後ろから現れた。

「あ、今市さん、だよね?」

「なっ、波風さん!!」

「一緒に私も食べていいかな?」

「いいよいいよ!全然いいよ!」

そして、ムーンの正面である萌恵の隣に波風さんは座った。

「っていうか波風さんって私の名前知ってたんだね」

「だって私、今市さんに興味があったから」

「え?私なんかに?」

「うん!」

私、波風さんと接点なんてあったかなぁ?今日初めて喋った気がするんだけど…

それに部活もやってないし、絵とかで賞も取ったことないし…

「りよりんのどこに興味持ったんですか?」

「そんな敬語じゃなくていいよ。私もあなたたちと同じ2年生だし!」

「そ、そっか…」

ニコッと波風さんが笑いかけると、音那はカァッと顔を赤く染めた。

「で、本当にどこに興味持ったの?」

「…最初今市さんを見たのって、1年の入学式の次の日だったんだよね」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

『なんで昨日起こしてくれなかったのヨ、マミーとパピーは…』

《カタコトな日本語…外国の人には見えないけど…》

「私は廊下で、今市さんが教室のドアの前でブツブツ話してるのを見たんだ」

『昨日来てなかった娘、だよね?』

『えっ、あ、うん!!』

『私、宇野萌恵っていうの。あなたと同じクラスだよ』

『私、今市莉世言います。よろしくヨ』

《今市莉世…》

「なぜからカタコトな日本語を話すあはたにとっても惹かれたの。」

「そういえば中1って私、中国から帰って来たばっかりだったから日本語カタコトだったかも」

「それからかな。今市さんを目で追うようになったのは」

「そうなんや…」

33:お香しゃちょー◆kk:2017/12/28(木) 02:57 ID:3VQ

「そうだ波風さん!!」

「今市さん…ううん、莉世。それにみんな。私のことは佳代って呼んで?」

「佳代?佳代ってたしか…」

「そう。私の下の名前よ」

ほっぺを少し赤く染める波風さ……佳代ちゃんはとても可愛い。

「じゃあ佳代ちゃん!」

「うん。なぁに?」

「私たち、プリキュアなの!!…あでぇっ」

「バカ!声が大きい!!」

「だってだってぇ」

「莉世、もう少し静かに」

プリキュア、と言うとムーンに頭を軽く叩かれた。

「プリキュア…?なにそれ」

「えっとね…正義の味方!私たち、佳代ちゃんと一緒に絶対にやりたいんだ!」

「正義の味方?ちょっとよく分からないわ。もう少し簡単に説明できるかな?」

「ええで、って言いたいところやけど、もう昼休み終わるから放課後に話すわ〜」

「本当だ!じゃあね、佳代ちゃん!」

「またあとで!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「お前はバカか!あんな大勢人がいるところでプリキュアの名前を、しかも大声で出すなんて!」

「まあまあムーン、落ち着いて…莉世も悪気があって出したわけじゃないんだし」

昼休みの後の5時間目に、ムーンに国語準備室に呼び出された私。そこにはムーンだけじゃなくて、サンもいた。

「だってだって!絶対に佳代ちゃんをプリキュアに入れたかったんだもん!」

「だってじゃない!もし波風以外の奴に聞かれてたら、どうするんだ!」

「聞かれてなかったじゃん!」

「もしもの話だ!!」

大声で私を叱るムーンと、それをなだめるサン

(そういえば、ムーンがこんなに大きな声を出してるのって…初めて見たかも…)

「聞いてるのか、莉世!」

「ッ、は、はい!!」

「まったく…次からは気を付けろ」

「アナタたちも、気を付けた方がよろしいのでは?」

「ッ、誰!!?」

上から声がした。上を見ると、ハンニャバルが宙に浮いていた。

「ハンニャバル!!」

「おやまあ…アナタだけですか」

「ッそうよ!」

「ではとっとと倒して、プリマホをいただいて帰りましょうかねぇ…」

「アンタなんかに絶対渡さないんだから!!
プリキュア!シャイン・ラブレボリューション!」

ピンクの光に包まれて、私はピンクの中華ロリータに変身する。

「明るく輝く希望の光!
キュアカグラ!!」

「出でよ、サイテイーダ!!」

ハンニャバルは人型の紙を、机の上にある国語の教科書に投げた。それはサイテイーダとなった

「ちょっと!ここは学校よ!!場所変えなさいよ!」

「知りませんよそんなこと…さあ、やってしまいなさいサイテイーダ!」

「っもう!!絶対に許さないんだから!!!」

34:お香しゃちょー◆kk:2018/03/04(日) 01:21 ID:/w6

「ハァッ!!」

「サイテイーダァァ!!」

「プリキュア!コンクパール・ショット!!」

とりあえず、サイテイーダは倒せた。…すっごく苦戦したけど!!

「くそ…このままじゃ…私の命がルーキンス様に…!!」

そう言ってハンニャバルは消えて行った。…っていうか…

「……ねえ、ルーキンスって誰?」

「僕たちも分からない…」

「…命が、ルーキンスに…?」

残された謎に、私たちは首をかしげるだけだった

ーーーー

「じゃ、失礼しました〜」

「もう二度とあんな真似はするなよ」

「ウィッス!!」

国語準備室を出て、教室に戻る。すると、第三体育館で3年生が体育をしていた。少しだけ興味本位で覗き込む。

「あ…!」

スパァン!!と音を立てて決められるスパイク。ちょうどバレーの授業だった。

「椿原ー!!ナイストス!」

「ナイスキー!立花」

私の目は、さっきスパイクを決めた人にトスを上げた先輩に奪われた。

「か…かっこいい…!!」

サラサラの黒髪に、眩しい笑顔。少し釣り上がってキリッとしている目は、アーモンドのような色をしていた。

(誰なんだろ…3年生だし、杏ちゃんに聞けば分かるかな…?)

ーーーー

「杏ちゃん!!」

「お?なんだよ今市」

「3年生の椿原先輩って知ってる?」

「ああ、椿原飛雄先輩か。たしかバレー部の副主将だぜ」

バレー部!!これは部活を見学しに行くしかない!

「杏ちゃん行くよっ!!」

「私もかよ!?」


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