ミラクルプリキュア

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1:◆kk:2018/03/31(土) 21:41 ID:Q.2

今市いちご
主人公。子どもっぽくて、特技や趣味、夢がないのが悩み。しかし、自分で言ったことは曲げない性格。妖精のサン、ムーンに出会ってプリキュアに。シンボルカラーはピンク

宇野ゆき
通称うのゆき。明るくて結構賢い。何事にも前向き。いちごとはあまり関わりがなかったが、芯の強さに惹かれる。シンボルカラーは水色

星野ゆな
成績優秀でしっかり者だが、いちごよりもテンションが高い。男子に人気がある。しかし、莉世の芯の強さに惹かれる。シンボルカラーは黄色

2:◆kk:2018/03/31(土) 21:43 ID:Q.2

サン
空から降ってきたムーンライト王国の妖精。白猫の姿だが、二足歩行。語尾にサンが付く

ムーン
空から降ってきたムーンライト王国の妖精。黒猫の姿だが、二足歩行。語尾にムンが付く

人間版サン(参島(さんじま)たくと)
茶髪で、赤色のタレ目をしている。フラワーベル中学の数学教師をしている。ハンサムで、生徒からモテる。

人間版ムーン(月野はやて)
黒髪で、青色の切れ長の目をしている。フラワーベル中学の国語教師をしている。クールなイケメンで、生徒からモテる。




プリマホ
プリキュアに変身するための道具。五つ集まると、どんな願いも叶えてくれる。しかし、適合者の願いしかきかない。適合者でない者が願うと、体が粉々になって消える。




黒十字軍
プリマホを狙う組織。世界改革を野望としれおり、そのためなら何でも犠牲にする。もちろん、自分の命すら犠牲にする

ハンニャバル
黒十字軍・ルーキンス軍の半魚人の男。身なりや言葉使いは紳士的。

サーキンス
黒十字軍・ルーキンス軍の女。人間の姿をしているが、カマキリによく似た怪物

ジロベエ
黒十字軍・ルーキンス軍。化け物カエルの怪物だが、人間の姿をしている男

ルーキンス
黒十字軍の第三幹部。ルーキンス軍を率いており、実力は確かだがまぬけ。トンボの怪物。上司のハッバが苦手。

ハッバ
黒十字軍ボスの側近。幹部たちをまとめ、ボスの指令を伝える。ボスの野望のためなら、どんな手段でも使う。カブト虫の怪物。

他にも出しますが、とりあえずこの辺でとめときます

3:◆kk:2018/03/31(土) 22:09 ID:Q.2

プリキュアたちの容姿

いちご
薄いピンクの髪の毛を肩下まで伸ばしており、下ろしている。

変身後
髪が足まで伸び、濃いピンクのツインテールになる。そしてピンクの着物ロリータを着る
「明るく輝く希望の光!
キュアフェアリー!!」

ゆき
水色の髪の毛を腰まで伸ばしており、ポニーテールにしている。

変身後
髪が足まで伸び、三つ編みの髪型になる。 そして水色の着物ロリータを着る
「優しく輝く愛の光!
キュアハッピー!!」

ゆな
肩甲骨までの長さの金髪をしている。

変身後
腰まで伸びて、パーマがかかる。そして黄色の着物ロリータを着る
「凛々しく輝く知性の光!
キュアフラワー!!」

4:◆kk:2018/03/31(土) 22:11 ID:Q.2

【第1話 キュアフェアリー誕生】

「今日からこの学年の数学の担任をします。参島たくとです」

「同じく、今日から国語の担任を設けた月野はやてだ。」

新学期が始まって、クラス替えで見事に友達と離れた私。テンション下がって新しい先生どころじゃないよ…

「参島先生と月野先生、かっこよすぎじゃない?」

「私、参島先生派!」

「え、私は月野先生がいい!」

そんなに新しい先生ってかっこいいの?

そう思ってチラリと見てみる。

確かに、かっこいいけど…なんか、悲しそうな目をしてる気がする

カツン

「っ、え?」

参島先生から、なにかキラキラ光るものが落ちた。でも、他のみんなは気付いてない。…見間違いかな?

カラン

次は月野先生からだ。やっぱりなにかキラキラ光るものが落ちてる。

私は先生の後を追うことにした。幸い、先生のファンの子もいっぱいいたから、その中に紛れ込むことができた。

でも、それを拾うのは私だけだった。

ほろほろ、ころころ、カツンカツン

私は先生に今まで落とした光るものを渡すことにした。

「失礼します」

「おお、今市か。どうした?」

「……」

国語準備室に行くと、参島先生も月野先生もいた。ちょうどいい

「先生の落し物を持ってきました」

キラキラ光るものは全部袋に入れておいた。

2人はそれを見ると、驚いたように私を見た。

「あ、ありがとう」

「はい。では失礼しました」

「今市」

出ようとすると、月野先生に呼び止められた。

「はい?」

「このこと、絶対に誰にも言うな」

「は、はあ…。分かりました」

5:◆kk:2018/03/31(土) 22:18 ID:Q.2

さっきの月野先生、なんだったんだろ。

帰りながら考えていると、どこからか声が聞こえる。キョロキョロしても、誰もいない

「なんだろ…っむぐ!!」

そ、空からなんか降ってきた!!

「ん、んー!むぐぐ、むごー!」

い、息が…!

やっとのことで引き離せた物体は、白い猫だった。赤い目がタレている

「お待ちなさい。お友達がどうなっても良いのですか?」

「おまえ、ムーンをどうしたサン!?」

「しゃ、喋った!!てかあんた誰っ!」

前には紳士的な服を着た男の人。そして喋る猫。…なにこのカオスな空間!!

「あなたのお友達がどうなるかは、あなたの行動次第ですよ。さあ、プリマホの在り処を教えなさい」

「プリマホのありかはサンにもわからないサン!だけどわかったとしても、おまえにはぜったいおしえないサン!!」

「こうなったら力尽くで行きますよ!」

男の人がカマキリみたいな怪物になる。そして、人型の紙を木に投げた。

その紙は、不思議と木にめり込んで怪物になった。

「サイテイーダァァ!!」

「ギャーー!!!何これぇ!!?」

「これはサイテイーダだサン!あいつはハンニャバル…黒十字軍のいちいんだサン!」

サイテイーダ?黒十字軍?

「とにかく、サンとこのままにげてほしいサン!おまえはサイテイーダにはかてないサン!伝説の戦士・プリキュアが助けてくれるまでにげるサン!」

「サイテイーダ!!」

「うわっ!」

「逃げても無駄ですよ。そもそも、プリキュアなんていないんですよ。」

サイテイーダのツタに足を叩かれて、私はこけてしまった。そんな私を庇うようにサンは立つ

「この子はかんけいないサン!手を出すなサン!それに、プリキュアはいるサン!!」

「じゃあなぜあなたを助けてくれないのですか?それはプリキュアがいないからですよ」

「ッ、いるサン!!」

「サイテイーダ、やってしまいなさい!」

サイテイーダがサンに攻撃をする。

フラフラになっても立ち上がるサン。

…私、なにやってんだろ。立ち上がらなきゃ。自分より小さな体に守られてちゃダメだ 。

それに、サンの信じる気持ちを否定されるのは、すごくイヤだ!!!

「いるよ!!」

「サン…?」

「プリキュアはきっと…ううん、絶対にいる。だから私は、サンの信じる心を否定したあんたを許さない!!!」

「サン…!」

「ふん、なにを言いますか。サイテイーダ、2人まとめてやってしまいなさい」

「サイテイーダ!!」

サンは、私が守る!!

すると、私の胸からピンク色に輝くものが出てきた。手に取ってみると、光は消えた。

「プリマホ…!」

ピンクの宝石に縁取られたそれは、スマホのような形をしていた。

「それを使って変身するサン!!」

「うん! !
プリキュア!シャッフルマーガレット!!」

私の体は光に包まれて、変身した。

「明るく輝く希望の光!
キュアフェアリー!!」

「プリキュアだと!!?」

「プリキュア!!」

私がプリキュア…?

これなら、サンを守れる!


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