「塔の上のラプンツェル」の二次創作スレです。
本編から時間が経ち、ユーラプ結婚しているという
世界観です。
⚠️注意⚠️
・ザ・シリーズ観てないです
・荒らし、勝手に小説を進めること禁止
・マイナスコメントはお止めくださいまし
・いつでも感想待ってます!
・こんな話読みたい〜というリクエストも
お受けします。
*第1話 私の人生はここから始まる*
ーー愛するユージーンと結婚をし、皆から
祝福され、ラプンツェルは幸せの絶頂にあった。
隣に寄り添うユージーンを見つめて、うふふと
微笑んだ。
「ラプンツェル、どうした?」
ユージーンの瞳がラプンツェルを見つめ返す。
「いいえ。ただ、塔の中で外を見つめて、想像していた
未来が、現実になったんだと思うと嬉しくて……」
「そうだな、俺も同じ気持ちだよ」
自分の感情を普段あまり口に出さないユージーンも
そう言ってラプンツェルに同調した。
「私の人生はここから始まるのよ」
高い高い空を見上げ、ラプンツェルは呟いた。
*第2話 舞踏会の準備*
ーー早起きのラプンツェルは、この日も
朝日が空に昇ったと同時に起きてしまった。
隣に眠る恋人、ユージーンを愛おしげに見つめると
起こしてしまわないよう、忍び足でベッドから
出ると、そのまま忍び足で、この寝室と繋がっている
ラプンツェルの自室に向かった。
自室のカーテンを勢いよく開け
(隣の寝室にユージーンが寝ている為、音はなるべく
立てないように気を付けたが)、朝の光を部屋に
入れた。
「んん、良い気持ち」
ラプンツェルは思わず呟いた。朝の光を部屋に
入れると、次に、ドレッサーに向かい、前より
ずっと短くすっきりした髪を櫛でとかす。