2＿,世界一私はいらない

　　世界で一番いらないのは、この私。

　　すごいでしょ、羨ましいでしょ。




『 誰も私を必要となんてしてくれないの 』

　

　　ん、ねむ。

　

　　　ねるね、おやす

　

　　おはぽん

　

　　もうすぐ出発ー！！

　

　　うえはははーい

　

　　まじわろた

　

　　だいすきー！！！

　

　　天使まじかっいいわー

　

　　でも最近来てくれないからなぁ…

　

　　かなしー ;;

　

　　うご落ち

　

　　まじやだ

　

　　疲れた。

　

　　もう死ぬー

　

　　眠気がやべぇよ

　

　　瞼がとろーん

　

　　てわけで、

　

　　寝ます！！ ((

　

　　ではおやすみなさいー！

　

　　ひょっこりはん！

　

　　んうー。

　

　　先輩、引退しちゃったなぁ。

　

　　あおい先輩だけかあー。

　

　　なんか、寂しいな

　

　　まあ、頑張りますかっ。

　

　　ていうか、ていうか！！！

　

　　天使さん！？

　

　　なんで来ないんですか！？

　

　　お願いだから、来てよ

　

　　話したいこといっぱいあるのに

　

　　やだな、心もやもや

　

　　はあーーー。

　

　　ため息ばっかってやだなぁ。

　

　　好き好き好き

　

　　なんで振り向いてくれないの？

　

　　なんで私に愛をくれないの？

　

　　ねえ、

　

　　なんで？

　

　　欲求不満解消。

　

　　ん、かんりょー。

　

　　むかむかするけど、

　

　　そろそろ寝るね、おやすみなさい

　

　　やっぱねらん

　

　　てか、

　

　　ぶらっくちゃん、きもい

　

　　いや、あの挨拶まじいらっとくる

　

　　ださいし。

　

　　しつこいんだよねー。

　

　　そんなに強調する必要あるか？

　

　　うざいわ笑

　

　　てか天使好きい

　

　　うああ

　

　　なんで最近来てくれないんだろー

　

　　愛想尽かされたかなぁ

　

　　甘酸っぱいラズベリーに黄色い檸檬と蜂蜜を。

　

　　『　しゅわしゅわ弾けるサイダーみたいに。　，3 』

　

　　『　愛するのは簡単だけど愛されるのは難しい。 ，3　』

　

　　『　君となら、どこまでも駆け抜けられる。 3　』

　

　　『　好きの二文字、言えなくて、 3　』

　

　　『　苺みるくはさようなら、 3　』

　

　　『　明くる日も日は上る。 3　』

　

　　『 ちくたくちくたく　3 』

　

　　『　西瓜食べたい　』

　

　　『　君の隣を予約します。　』

　

　　『　明日、君が死ぬ　』

　　*next

　

　　明日、君が死ぬ。




＿＿信じたくないけど、




　　死ぬんだ。



　　何故って、僕がこの手で

　　君が死んじゃう前に


　　死なせるから。



　　『　彼女を失いたくなかっただけなんだ　』

　

　　『　失って　』

　　*next

　

　　失って。


＿＿＿私は泣きました。


＿＿＿あたしは笑いました


＿＿＿僕は失いました


＿＿＿俺は死にました




　　『　人の価値観　』

　

　　『　あかいろ。　』

　　*next

　

　　あかーく。
　　塗りましょうね

　　ぜーんぶ、ぜーんぶ塗りつぶしましょうね

　　もとの形がわからなくなるくらい



　　全てを




＿＿＿＿×××××××。


　　『　消しましょうね　』

　

　　ちくたくちくたくちくたく

　

　　大変大変、もうすぐ時間。

　

　　早く、逃げなきゃ

　

　　捕まって、何もかも失う前に。

　

　　助けてって叫んでも

　

　　犯されて喘いでも

　

　　悲しくて泣いてても

　

　　誰も何もきにしない

　

　　私がまるでいないみたいで

　

　　…あ。

　

　　そうだ、あたしって

　

　　「 もとからこのよにいなかったの 」

　

　　『　彼女は透明な花のようだ　』

　

　　彼女はふわりと笑う。


　　微笑むというより、笑うのだ。



　　そして、いつも



＿＿＿花のように
　　　透明で、美しく


　　儚いプリンセスのようだ。

　　

　　お姫様になりたい

　

　　小さい頃からの叶わぬ夢。

　

　　あたしは、

　

　　可愛くないし

　

　　愛想悪いし

　

　　優しくないし

　

　　髪だってぐちゃぐちゃだし

　

　　もう、なにもかも

　

　　ぷりんせすとかけ離れてるの。

　

　　なりたいけど、

　

　　なれないの。

　

　　だからね、

　

　　これは

　

　　儚い

　

　　透明な

　

　　叶わぬ夢で終わるんだ