藤田くん解体新書2

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1:藤田くん◆//s:2018/12/30(日) 02:50

この度は、「藤田くん解体新書2」をお手に取って頂き誠にどうもです。
少しでも儂のことに興味が有る人にもっと藤田ワールドを体験してほしくて作った次第です。興味無い人や、「藤田くん?シネ」みたいな人もどうぞ見ていってください。

取り扱い説明書

1.荒らしはご遠慮下さい。誤って指が吊る可能性があります。
2.他の人の迷惑になることはご遠慮下さい。憲法に反します。
3.質問や意見、感想などは気軽に書いて下さい。沢山あった日は、嬉しくてご飯おかわりできます。


          以上。

960:藤田くん◆//s hoge:2019/02/07(木) 19:30

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

儂と体育の先生、ついでにちゃんちゃん3人で風呂に入ることになったんだ

「せんせーはよ、入ろ〜?お湯冷めちゃうで〜?」
「いいから、先に入ってて」
「せやせや、儂が最初に先生の裸を拝むんじゃ、ガキは風呂にでもつかっとれ」
「え〜、やだーwwwてか、くんさん来なくていいよ〜www」
「あぁ?戦争かぁ?」
「風邪ひいちゃダメだから、ひなた(便宜上この呼び名)は先に行ってなさい」
「む〜」そそくさとガキは退場...つまる所いち早く洗浄(戦場)へ

「......。(じろじろと舐めるように先生のジャージ姿を眺め)
先生って、ホント良いからだしてますね...///」
「そうか?」儂の気持ちを知りながら、先生はそっけない返事を残して上の服を脱ぐ...
「.....///(あぁ、なんて煌々たる肉体だ、その胸に抱かれたい...///)」
遠くでシャワーヘッドから水が勢いよく出る音が聞こえ始めたが、そんなのはどうでもよかった。
「先生、儂...いや、俺...先生のことが...(!?)」彼の人差し指が寸でのところで唇を抑えた。
「いいか、藤田。俺はお前の先生で、お前は俺の生徒だ。今もそうだし、今後もそうでありたい、分かるか?」
「分かってる、そんなの分かってるよ!何度もあきらめようとしたし、叶わぬ恋だと何度も言い聞かせたよ!でも無理だよ、そんなの...だって、だって俺は先生を愛してるんだもん...!!」目頭には熱い何かがこもっていた。
「ありがとな」
「いや、言葉だけじゃ足りないよ、安心できない...なんで、俺が生徒だからいけないの?それとも男の子だから!?だったら、もっと早く生まれたかった...男なんかに生まれたくなかった...。そしたら、こんなに辛い思いをしなくてもよかったのに...!!!先生のバカ!!!!!」
「........。」
俺ははっと我に返った。これほどまでに先生が悲しい顔をしただろうか...
「ごめんなさい、ごめんね、俺...先に入っとくから...」
俺は逃げてしまった。最低だ。最愛の先生を傷つけて、そのまま逃げてしまった。なんてガキなんだろう。これじゃあ、ちゃんちゃんより俺の方がガキじゃないか...。
風呂場に入ると、ちゃんちゃんが浴槽にもたれながら寝ていた。多分いろいろ疲れがたまっていたのだろう。先生と風呂に入ると決まってから一週間、一睡もしてなかったらしい。それほどまで先生のことが好きなのだ。俺はちゃんちゃんの一糸纏わぬ姿を見て何も興奮しなかった。むしろ嫉妬心を抱いた。俺にはない身体の丸み、肌の白さ。いつも男みたいにわんぱくなのに、目の前にいたのは可憐な少女そのものだった。
「...うっ...ぐすっ...」一度大きな雫が落ちると、あとは止めどがなかった...。『君はどんなに頑張っても先生の彼女になれないよ』先生の反応といい、目の前の少女といい、世間がそう言ってくる。
声を押し殺して、泣いた...。

961:藤田くん◆//s hoge:2019/02/07(木) 19:30

ガラッ
「!?」はっとした、先生が入ってきたんだ。先生の生まれたままの姿を見たい気持ちと恥ずかしい気持ちが葛藤したが、なにせ泣いてる姿を見られたくないと思い顔を反射的に伏せてしまった。
「もう、俺...出るね。先生はちゃんちゃんと楽しんでください...。」
俺から出た最後の意地だった。震える声を絞り出した。そして、終わりを覚悟した。
「......。」
しばらく先生の返事を待っていたが、何も返ってこなかった。そっか......。
「...っ!」
高層ビルの屋上、鉛色の空、靴を脱いでフェンスを越える。あとは、あとは、一歩。一歩前に出るだけ。それで全てが終わる。すべてが。今までありがとうございます。楽しい思い出、数えきれないよ...。先生、さようなら...
一歩を出して、目を瞑る。時の流れが遅く感じた。落ちた先には...
信じられるだろうか、目を開けたら自分の胸元に二本の腕。強くて逞しい、されど優しく包んでくれる。
そう、先生の腕だった。
「先生...」
「藤田...」
俺は初めて先生の愛を感じた。嬉しい、先生、俺で興奮してくれてる...。
先生の方を振り向くと、顎を親指と人差し指で上げられ、間一髪もなしにキスをされた。
甘い、あまい、キスだった...。
「先生、長いのちょーだい?」俺にはもう歯止めが効かなかった。なぜなら分かっていたから。今日だけだと。今日だけ俺を一人の女性として愛してくれる。
先生の舌先に全身が痺れ、身体が熱くなるのを感じた。しばらく愛をむさぼり、時にはわざとリップ音をならしてキスをした。

しばらくイチャイチャした後、身体が冷えるから、湯船につかろうと先生が。
この後ちゃんちゃんも途中で起きて3人仲睦まじく話したが、どんな話をしたか覚えていない。
気が付いたら、俺はベットに横たわっていた。風呂でのぼせたのだろう。あのキスは夢だったのか、ふとそう思った。ベットの傍にあった手鏡で首筋を見ると、そこには先生の愛の印。
「夢じゃなかった...///」
キスのことを思い出したり、先生が俺の為にパジャマを着せてくれたことを思うと、頭が沸騰した。
「熱い(笑)そうだ、水でも飲もう。」
俺は個室のドアを開け、冷蔵庫に向かおうしたが、その足は止まった。
リビングの方から声が二人の甘い声が聞こえる。一人は愛しの先生。なら、あと一人は.......


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