まず、ジャンル>>2
10:匿名:2014/11/10(月) 22:00えみりー
11:匿名:2014/11/10(月) 22:00まりあ
12:匿名:2014/11/10(月) 22:20すまん。「まりあ」は彼女ポジってことでおk?それとも関係ないやつか?
13:匿名:2014/11/10(月) 23:00>>12 彼女ポジでいいだろ。
14:匿名:2014/11/10(月) 23:45彼女ポジで。面白いね、コナンといい、これといい。
15:匿名:2014/11/11(火) 01:15 それは、彼女のまりあからの電話だった。
俺「ハァ……なんだよ……」
驚かすなよ……なんて思いながら彼女からの電話はやっぱり嬉し訳で、すぐに電話に出た。
俺「もしもし?」
まりあ「あ、もしもし俺君?」
電話から、まりあの声が聞こえてくる。
そんな当たり前の事に、ニヤけてしまう。
俺「電話きたときビビったよ。また、無言だと思ったからなー」
笑いながら、できるだけ重くならないようにして話す。
まりあ『あ〜、例のストーカー?』
俺「それそれ。なんで無言電話なんかすんだろうなww?」
そう言った時、本当に少しだけ時間が止まったような気がした。
まりあ『……相手の家の音を聞いてるんじゃないかな?』
いや、気がしただけじゃない。確実に空気が変わった。
まりあの声がいつもよりおとなしく、低くなっている気がした。
俺「音w?」
無理にでも明るく振る舞った。そうしないと、何かが怖かったんだ。
まりあ『そう、音。きっと、そのストーカーの人も俺君が好きなんだよ。それで、俺君の家で今起こってることとか、全部聞いてるんじゃないかな……?
女の声が、しないか……とかさ』
……ゾクリ。
俺の背中に冷たい風が当たったみたいな悪寒を感じる。
俺「……」
つい無言になってしまった。
きっと、たった10秒にも満たなかった沈黙が、俺には50秒くらいたったんじゃないかと思うほど長かった。
まりあ『……www冗談だよww』
電話の向こうから明るい笑い声が聞こえてきて、俺は正直ホッとした。
俺「だ、だよなww怖いわw」
そんな会話だけして、電話は話題が変わることなく切れてしまった。
用事とか、なかったのかよ。
『そう、音。きっと、そのストーカーの人も俺君が好きなんだよ。それで、俺君の家で今起こってることとか、全部聞いてるんじゃないかな……?
女の声が、しないか……とかさ』
そう言った時のまりあの声が、怖くて、その夜は眠れなかった。
眠れないなら、他に何か考えよう。とか思ってもでてくるのはまりあだけ。
俺「(……そういえば、俺とまりあが付き合いだしたのもストーカーが始まったのと同じくらいだよな……)」
俺「(まあ、関係ないか)」
まりあ
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