低知能リレー小説

俺の名前はフェニックス・サンダーロード。

この世界を救う勇者だ。

仲間を紹介しよう。

「私は夢の国の王女アンダルシア。勇者に恋しています」

「はは！照れるな！！」

「ふぉっふぉっふぉ！若いのは羨ましいのぉ！」

その時！
藪の中から敵が現れた！

ガキーン！
ドドーン！！！

ふっ……こんなの俺にかかれば一瞬だ

すげー

「お主、素晴らしい剣のセンスだな」

「は！？誰だお前は！！？」

「我に名は無い……」

な、なんだってー！！！

俺の名前はせんどぴんぽー

>>2でいきなり主人公変わってワロタwwwwwww

せんどぴんぽー村の民だ。

この村では牧場が盛ん。

偶に出るスーパー牛が高値で売れる。

せんどぴんぽーは村でも名高い。

ルックス、性格、運動とすべて優れてる。

まさに三代美男だ。

俺は今日も楽しく牧場を耕していた。

すると………

ピカアアアアアアン！！！！！

「こ、これは…！！！」

キャビアだ！！！

ギャビア！！

と喜ぶ村人。

「え？キャバクラ？」
と勘違いするせんどぴんぽー、

美男の俺に相応しい品である

と、それなりのイケメン村人は言ったが、せんどぴんぽーは「キャバクラはどこ！？」とキャロキョロ

キャバクラなんか居なかった。

現実を受け止めきれないせんどぴんぽー。

泣き崩れて泣き崩れて、
ついには死まで陥った。

安らかにせんどぴんぽーは眠りましたとさ。

「___話をしよう」

暗闇の中、一人の人物が語る。

一方その頃俺は歯磨きをしていた

変な夢見たなぁそんなことを眠気でよく回らない頭で考えつつ歯を磨き終えた
制服に着替える。憂鬱な学校が始まるのかそう思うと途端に嫌な気分になった

というごっこを終了して勇者の服に着替え直す

そしてやっぱり冒険がダルいのでパジャマに着替え、二度寝する

しかしそれがもとで俺は…

母ちゃんから頼まれていたテレビのDデータ機能によるプレゼント応募資格とキーワードの確認を完全に忘れ去る羽目になった。母ちゃんは機械に弱いので俺が代わりを務めるつもりだったのだが…

ドワーフの森に住む大賢者マリーンに、魔王戦の保険として貰った、1度だけ時間を戻せる伝説の秘宝・魔法の砂時計の事を思い出し…

俺はかーちゃんを若返らせると決心した

ウォーと立ち上がった

そしてハゲた。

ああもうだめぽこの話
最初は良かったんだけどな

と、思う俺。しかし俺の人生もここからやり直せるはずだ。
そして俺はかーちゃんを若返らせるべく台所へ向かった。かーちゃんは...

とーちゃんの電動ひげ剃りでスネ毛を剃っていた

かーちゃん…

俺は悲しくなって思わずその場を飛び出した。

そして街に出たら女装したとーちゃんがオカマバーから出てくる姿を目撃した。

確かそのときだったろうか。
俺が、この世の裏に潜む魔王を殺そうと決心したのは……。

とりあえず武器が無かったのでとーちゃんの電動ひげ剃りを装備した。

ひげ剃りのストックあり過ぎィ！

と、横にいたひろしが叫んだ。

俺は思わずひろしのもみ上げをヒゲ剃りで刈り取った。

ひろしの防御力が2下がった。

なんかその時のひろしの表情がイラっと来たので、俺はそのままひろしのぬののふくを剥ぎ取った。

そして、あまりの臭さに気絶した。

ゆうしゃ　は　しんで　しまった　!

と、思いきやライフを0,000001見つけた

俺は喜びで浮かれるあまり道にあった石コロに気付かずにすっ転んで膝を擦りむき、1のダメージ

しかし、胸にある7つの傷が自らの被ダメージを肩代わりした

と思ったが気のせいだった

そこに敵が！

現れなかった

金も無いのでゲオでゲームを売ることにした。

しかし既に手持ちのゲームは全て売却済みであったことを思い出した。

ならば本を売ろうと俺は思い付いた。

200冊の北斗の拳を売り、2300円を稼いだ
そして、自給自足をするために田んぼを作ることを決意した

そう、全てはこの世の裏に潜む真央を殺すために

真央は俺の全てを奪った。ひろしや、ひろし…それに、ひろしさえ奪い、
最終的にはひろしとひろしさえも奪っていった。

そしてひろしがひろしになりひろしとひろし、その親戚のひろしも連れてひろしご一行様が真央へ復讐するためにひろし

だがひろしといってもひろしをどうひろしすればいいのか分からないので、
まずひろしはひろしのひろしをどうひろしするか考える事にひろし

俺には田植えの知識が無い。
そこでふと隣町の田植え職人の田吾作に弟子入りする予定のたかしのことを思い出した。
自分がたかしに成りすまし、かの者の教えを請うのはどうだろう。
その計画を実行に移すにはたかしが邪魔だ。
そこで俺は近くのホームセンターで名状しがたいバールのような物(\1,200)を購入した。

そのバールのような物を手に、俺はたかしの家へ向かう事にした。
俺がドアホンを押し、たかしが出てきたら速攻で殴る。そういう計画だ。
だが、道中たかしに出くわしてしまった。

おう、奇遇だな。どこ行くんだよ？ってなんだそのバールのような物は？

問いかけるたかし。

こ、これは…ちょ、ちょっとストレス発散にどこか殴りに行こうかと…

適当に嘘をついてみた。

じゃあ俺の股間を殴ってみろよ

たかしは変態だった

えっ
俺は一瞬戸惑った。だが思いっきりやればたかしを股間ごと殺れるのではないか?と。

たかし・・・・・・・・・・・・・ゆるせ

そのときだった。
俺は俺の役割を思い出した。

なぜいままでわすれていたんだろう。

俺の名は、フェニックス･サンダーロード。
俺の敵は、ひろしでもたかしでも真央でもない。

敵の名は―――

一方その頃
ひきわり納豆の仕込みをしていた田山は……

おかかご飯を掻き込んでいたのだった！

そう！その田山こそが、あの爪切り内に切った爪をそのまま放置した犯人、その人であるのだ！

「アイツが犯人……！？許さねえぞ田端ァ！」

力に目覚めた俺――ファニックス･神田コード――は、まずたかしの頭にバールのような物を装備させた！
そしてパワーアップしたたかしを俺自身に装備！

装備：たかし【攻撃力−300・防御力＋50000】


そしてオイラは憎き川田の唇を奪うため走り出した……！