光と影の楽園に 願いを… 〜part14〜  

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413:薊:2019/08/17(土) 01:40





今日は散々な日だった、紅茶が負けたのだ。

お菓子が勝った。おれ達は、いやおれは選ばれなかった。負けた時はなにも考えられなかったが、部屋に戻りベットによこになると頭の中を占めるのは先ほどの戦争の事で……。明日、絶対勝つためにはどうしたらいいのか考えているとコンコンとノックの音が響いた。外を見ると日も落ちていて、こんな時間に訪問なんて珍しいななんて考えつつ扉を開ける。

「 やぁ! 」

何あいつ。反射神経で思わず扉を閉めたが、なんでお菓子一派がいるんだ。嫌がらせか?なんて考えててもノックの音は響く。

「 ______やめろ、扉が壊れる。 」

「 やぁっと開けてくれたね!うぇるるくんっ! 」

満面の笑みで告げる目の前のお菓子を三回ぐらいぶん殴っても文句は言われないだろう、でもわざわざおれの部屋に来たんだ。よほど大事な案件かなんかなのかとおもい一旦気持ちを落ち着かせる。

「 要件は?二十文字以内に簡潔にまとめろ 」


「 うぇるるくん 、この栞少し預かっててくれないか、うぇるるくんに預かっててほしんだ 」


あいつはそう言って淡い紫色の押し花がラミネートされた栞をにこにこしながら差し出した。 それだけのためにおれの部屋まできたのかこいつ。栞なら俺じゃなくてもいいだろうに。

「 それじゃぁ、ワタシは失礼するよ、じゃぁね! 」

そう言って部屋を後にするアイツの後ろ姿を見送ってから扉を閉め、栞を机の上に置き、再びベットに横たわる。たいした案件ではなかったが、あいつのさっき別れを告げる言葉や、少しかげった表情が脳内にちらついたが、それよりもおれの頭を占めてたのは明日の戦争の事だった。あいつに明日聞けばいい、なんて考えてた俺が浅はかだったのかもしれない。


そして次の日の目覚めも最悪だった。小鳥のさえずりなんてもんじゃない。何かがぶつかってる音と激しいノックの音で意識は現実に引き戻された。

扉を開けると数個の杏を投げたであろう少女と紅茶派の彼女がたっていた。

「 朝から煩い 」

「 うーくん、あのね、えっと…… 」


気まずそうに視線を逸らす彼女にかわり、となりの少女が口を開く。

「 っ、オペラニキが______ 」

「 ……はっ、今っ……なん…て…… 」

 
だってあいつ、きのうおれのへやきたぞ、わらって、じゃぁねって、
わらって ? あいつ少しさみしそうだった、

じゃぁねって、 ずっとじゃぁねってこと……?

じゃぁ、なんでおれに栞なんか…………

「 ……ならっ、……この栞は? 」

ずっと黙ったままだった柑橘茶の彼女が口を開く。かなしそうに目をそっと伏せながら。

「 キスツス・アルビドゥス……午後にしか咲かないから午時葵ともいうお花…一日しか咲けないの… 」

「 ……花言葉はね_________________ 」


その言葉を聞いてふらふらとおぼつかない足取りであいつの部屋に向かう。そこでみた彼は彼らしい死に方だった。

「 ーははっ、……馬鹿だな、おまえは、オペラはどうしようもなく馬鹿だ 」

そう告げるおれの頬からは涙が零れる。

「 「私は明日死ぬだろう」 っていえば……素直に止めてたよ 」

























キスツス・アルビドゥス・・・「私は明日死ぬだろう」


  ◆2U:2019/08/17(土) 09:03 [返信]



うぇおぺです、供養なんか出来ませんでした(o´・ω・`o)( 朝起きてなにこれなってます )


  ◆2U:2019/08/17(土) 10:38 [返信]


かてぃ様おはようございます、めちゃめちゃ重いうぇおぺできましたぁ!!( 深夜テンションで異常にテンション高い人 )

>>413です、深夜に仕上げたので文章くっそおかしいです((


  ◆2U:2019/08/17(土) 15:23 [返信]



駄文でもみてやるよっていう心優しいかたはいつでもどうぞ、

#駄作注意 #紅茶也 #死ネタ #うぇおぺ #りこちゃんは友情出演してます


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