血塗られた学校、悪夢の鬼ごっこの始まり 

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2:◆9U:2015/05/12(火) 20:55


  世界観っぽいもの

  「 さぁさぁ皆さん、楽しいレクリエーションを始めますよぉ!、」

生徒会長の甲高い声が、体育館中に響いた。一人で両手を挙げ、どうにか生徒たちの気分を盛り上げようと頑張っているようだが、そのやる気は空回りしているようだった。


  『 レクリエーション、』

二ヶ月に一度ほど、不定期に生徒会長が企画して行われるゲーム大会みたいなものだ。この前はかるた大会、その前は確か、大縄大会だった気がする。はっきり言って、おもしろくも何ともなく、期末テストが近いこの時期にとっては、余計な時間だ。蒸し暑いこの体育館でお遊戯をするくらいなら、クーラーの利いた涼しい部屋で勉強していたほうがマシだ。と言うのが全校生徒の本音だろう。

  どうせ、今回もまた、くだらないお遊戯をするのだろう。誰もがそう思っていた。

  「 今回のレクはー……鬼ごっこでぇーす!、」

生徒会長の口からでた言葉に、生徒全員は唖然としている。鬼ごっこ?このテスト期間が近い日に、クソ蒸し暑いこの体育館で、ドスドスと走り回って鬼ごっこをしろと言うのか。生徒たちの苛立ちもかなりのものになってきている。三年生の男子生徒が「 ふざけんなよ!、」と怒鳴り体育館を出ようとした。無理もない、大学受験を控えた三年生は、こんなところでくだらないお遊びに興じている暇はないのだろう。

  だが………

その男子生徒は体育館を出ることはできなかった。耳が割れるような破裂音がした。その直後、その男子生徒は大きく横に倒れた。目は見開かれ、頭には大きな穴が一つ。そこからはとめどなく血液が溢れでていて…。

  「 い、いやああああぁあっ!、」

いろいろな場所から、悲鳴や金切り声が聞こえてくる。うずくまり叫ぶ者、耳を塞ぎ膝を抱える者。

  『 逃げたら、アレみたいに頭に穴が空きますよぉ?、』


恐怖の鬼ごっこが、今、始まった。


 

  >>3   鬼ごっこのルール

   >>9迄、レス禁、

 


霜野皐月◆Wc:2015/05/13(水) 23:15 [返信]

>>18です。今見たら主のキャラと被ってる感じがしますがこれで参加希望です。】

「お願いですから…早く、逃げてください……!」
「私は…皆さんに生き延びてほしい…です」
『ごめん…なさい……本当に……ごめんなさい……』

名前:霜野 皐月 Satsuki Shimono
性別:女
クラス/年齢:D組/15
性格:性格は至って清楚、真面目でしっかりしているが、押しに弱い。基本的に優しく、恋愛や流行には疎い。鬼になっても相手を逃がそうとするが、それで自分が殺されないかと不安もある。
容姿:髪は黒髪ロング、瞳は茶色。服装は制服をきちんと着こなしている。身長は少し低め。シンプルな腕時計をつけている。ポケットには小さいお守りが入っていて、不安になると握りしめる。
備考:>>2で男子生徒が死亡するその瞬間を見てしまい、まだ動揺が残っている。
   一人称は私、二人称はあなた、○○さん、○○先輩
役柄:死亡する鬼
部活:吹奏楽部
委員会:風紀委員会
武器:包丁


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