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268:上咲七星◆J2:2017/06/29(木) 00:01 ID:AHQ

【飛び込んだ少女は知っている】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>262:18,誰か、助けて…!
>>265:19,リーダーという者は
>>266:20,犯罪者集団『ZERO』
>>267:21,(未定?)


22,無理すんな。
__ピロリン
んっ?この着信音は……。
「おー、朝加莉沙からメッセージだぞー」
やっぱり……、りさっち……!!
りさっち専用のこの音。
……てか、スマホまで取られてんのっ?!
「んー、なになに?『つぼみとなむちゃんが行くから待っててね』だってさー。助けるつもりなのかなー、無理だよねー、あははー」
__カチン
何なの、ほんとに。
「ちょっと、あんたさ!わたしを捕まえたことに関しては、この際どーでもいいよ!けどさ、りさっちやつぼみちゃん、なむちゃんの気持ちをそんな風に笑ってあしらうとか、許せないんだけど!ふざけないでよっ!」
『堪忍袋の尾が切れた』というのは、こういう時のことなんだろう。
「へー。随分、余裕なんだねー。そんな、吊り下げられてる状態で?ふーん。俺なら、お前を落とす事だって出来ちゃうのにねー」
ただムカついてただけ。
その言葉が出たのは、つい、だった。
「だったら、何?落とせるもんなら、落としてみなさいよ!」
……言っちゃったぁ!
これは本当に、どうしようっ?!
「言ったな。お前、度胸あんなぁ。じゃ、お望み通り、落としてあげま……っ?!」
「やめろっ!!」
……え……。うそ……?
この声、って……まさか。
「七星!大丈夫かっ……!」
……上杉くん……!?
「きさまっ!よくも『ZERO』の邪魔をしてくれたなっ!ただではおかんぞぉっ!!」
いや、やめて……っ!
「望むところ。そっちこそ、よくやってくれたな。覚悟しろよ」
ぜ……前言撤回っ!!怖いです!!
上杉くんなら、負けないような気がします、ハイ!!
__その後、ボカボカという鈍い音が数発して、見事上杉くんの勝利!傷一つ、なかった。
「七星、手ぇ伸ばせるか?」
「え……う、うん……っ」
必死に上杉くんの方に手を伸ばす。
__パシッ
小気味良い音がしたと思ったら、すーっと引き寄せられていて、いつの間にか上杉くんの腕の中にいた。
「ふあぁ……ちゃんと、床が、ある……」
「大丈夫だったか?遅くなって、ごめんな」
上杉くんの言葉に、首をふるふると横に振る。
そんなこと、ないよ……。
だって、来てくれたんだもん。
「わたしは、全然平気!別にっ、高いところも、大丈夫だし、むしろ楽しかった、かな……っ」
平静を装う、って大変だぁ。普通だったかな?
「そんな、無理すんなよ。全然、平気じゃなかっただろ?ましてや高いところなんてさ……」
なんで、気付いちゃうかなー。
優しくされたら泣いちゃうじゃない。
…………本当は、怖かったもの。
「縄でキツく結ばれてたとこは、痛くないか?」
「んー、大丈夫そう……。ていうか!結ばれてたとこ、細くなりそうじゃない?えへへ……キツかったもん……」
これ以上はやめてー!
本当に、泣いちゃうよ……。
誤魔化しきれなくなるーー!!


上咲七星◆J2:2017/06/29(木) 00:12 ID:AHQ [返信]

うわー!長くてごめんー!!
ついつい、ね(๑´ڡ`๑)

あ、そうそう。話、変わるけど!
7月8日に、KZの新刊が発売されるの知ってた?!
『誕生日ブルーは知っている』だって!!
ちょー楽しみーーーっ!!!

またです。話、変わるけど!
最近、りさっちとすれ違いばっかりで、全然話せないのが悲しい……(´・ε・̥ˋ๑)
でもでも!こうやって、それぞれ、なんか書いてこうね!
そのうち、リアルタイムで話してみたいなぁ。

またね〜(๑ˇεˇ๑)•*¨*•.¸¸♪


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