あの夏を共に過ごしたメンバー再び集結!(with KZ)

葉っぱ天国 > 探偵チームKZ事件ノート > スレ一覧
118:光流◆gA:2018/03/27(火) 22:26 ID:aaM

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7,目立ちたがり【彩side】

「アーヤと若武って知り合いなの?」
あの後レーアと若武は何かの約束をしてから電話を切った。
そして今は、すでに家を出て歩いているところ。
「え?まぁうん。レーアも知り合いだったんだね若武と」
「ああ、あたしが小3で転校してから小6までずーっと同じクラスだったんだよねえ」
そう言って、やれやれと言いそうな感じで肩をすくめるレーア。
「そうだったんだ」
「卒業式の証書授与ってさ、最初の人と最後の人だけ読まれるじゃん」
卒業式の、証書授与って……いきなり何の話?
「若武って『わ』だからきっと期待してただろうし、目立ちたがりだから読まれたかったはずなんだけど」
確かにそういうの好きだよね。
「あいつは『わか』で、あたしが渡瀬で『わた』だから、あたしが出席番号最後だったんだよねえ」
なるほど。若武ドンマイ。
「若武、顔にこそ出さないけど、死ぬほど悔しがってさあ」
ああ、なんか想像できてしまうのが恐ろしい……。
「あたしなんか、それ分かっちゃってたから笑いが止まんなくて」
そりゃあ、笑っちゃうよね。
「小学校のときは結構あたしのほうが目立つことが多くて、だいぶ目の敵にされてたなあ。あたしは別に目立ちたいわけではなかったんだけど」
レーアは目を細めて懐かしそうにしながらも、ぷくくとどこか悪戯げに笑う。
「楽しかった?」
なんとなく、本当になんとなく聞いたその質問。
それにレーアは私が気になっていた、あの寂しそうな笑顔を見せた。
「まあね。小学校のとき、は」
やっぱり何か隠してる……よね?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


怜◆to:2018/03/28(水) 11:28 ID:766 [返信]

>>118-119
おつかれ、特におかしいとこはないかなぁ
なんか、二次小説だと案外省かれがちだけど
こーゆー日常エピソードが何気に一番好き!


イヅナ◆zc 元美琴:2018/04/03(火) 13:20 ID:KXk [返信]

若武wwwワロチ(^ω^)

>>121
りっりりりり玲夢!?(デジャヴ
久しぶり!覚えてる...?
あってるに決まってんじゃあん!!


光流:2018/06/03(日) 21:25 ID:4SU [返信]

>>72-76に1話~5話、>>96に6話、>>97にちょこっと解説(的なもの)、>>118に7話があります。


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ