私がkzの小説を書くスレ

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145:北城舞香:2019/04/19(金) 18:03 ID:Eq2

3 意外なレモソー愛

「失礼します」
そう言って、部室の戸を開ける。
そこでは、悠飛を除く部員全員がパソコンに向かっていた。
悠飛は、床に寝っ転がり、目を片手で覆っていた。
「悠飛、そんなとこで寝てたら制服汚れるよ」
そう言ってふと横を見るとびっくり!
10本近い空きペットボトルが床に散らばっていたんだ。
「あぁ、立花きたの」
悠飛は、棒読みと言ってもいいくらい意思のない声でそう言った。
そして上半身を起こし、私を見る。
「レモンソーダ買ってきて」
はっ⁉
悠飛はポケットに手を突っ込み、100円玉を数枚取り出した。
「なんで私がいかなきゃいけないの、自分で買いに行けば」
それだけ言い放ち、席に着く。
レモンソーダくらい、自分で買いに行きなさいよ!ムッ!
「立花さん、悠飛、放って置いていいよ」
そう言ったのは、副部長。
「悠飛、前からずっとアイドルのレモンソーダ好きでね、突然解散して、こんな状態に陥ってるだけだから」
へぇ!悠飛、レモソー好きだったんだ!意外!
「好きってもんじゃない。レモソーは俺の全て」
悠飛は、私に近づいてくる。
「ソーラとか、チョー可愛い。俺、ソーラの顔も声も体型も全てが好きだ」
私もソーラ好きだよ。
ソーラというのは、小鳥寺空音の事。
「ソーラが初めて立った舞台から、俺はずっと、ソーラを愛してる。もちろん他のメンバーも」
そう言った悠飛は、太陽を浴びた一輪の花のように美しかった。
あぁ、うっとり………
「なのに、解散、なん、て………もう、ソーラを、レモソーを、見れ、な、いのかな」
悠飛は涙目になりながら言った。
悠飛のこんなところ、初めて見たかも。
悠飛がお母さんとうまくいっていないことは知っている。
そんな悠飛を支えていたのは、野球、小説を書く事だけだと思っていた。
けれど、その二つと同じくらい、レモソーが好きだったんだ。
心の支えを一つ失っている悠飛を見て、私は片手を差し出した。
「レモンソーダ、買ってこようか?」


3章終了!
悠飛!悠飛!悠飛ぃ!


北城舞香:2019/04/21(日) 15:06 ID:Eq2 [返信]

4 電話

あの後、私は悠飛のパシリ(⁉)として、レモンソーダをたくさん買ってきた。
1本は、悠飛がくれたんだけどね。
家に帰ると、リビングからテレビの報道が聞こえてきた。
「レモンソーダ解散についてのニュースです。レモンソーダは今日の午前6時ごろに解散をHP上で発表しました。レモンソーダが解散した理由について、関係者は『黙秘します』と供述しているそうです」
それを聞いて、私は不審に思った。
なぜ、理由を発表しないのか。
そういえばさっき、亀田さんも言っていた。
「解散した理由も、黙るようにマネージャーとか事務所の人に言い聞かされたから」確か亀田さんはそう言っていた。
でもどうして?
以前に解散したアイドルグループはいくつかある。
けれどみんな「一人一人新しい人生を送るため」「活動期間が長すぎて、体力が限界」などと理由を述べていたもの。
そんなことを考えながら部屋に戻ると、黒木くんに借りているスマホが揺れていた。
着信は、若武から。
「立花です」
「アーヤ、レモソー解散したって、知ってる?」
知ってる。
「その理由、関係者が黙っていることは?」
それも知ってる。
「それ、もしかして世間に知られちゃいけないことがあるんじゃないかって、俺思うんだけど」
そうかなぁ。
でも、黙っているってことは、そうかも。
「だからkzの緊急会議を開く。今日の休み時間、カフェテリアに集合な」
オッケー!
でも、一つ引っかかることがあった。
「なんで、若武が直接電話をかけてきたの?」
「あぁ」
若武はおもいだしたかのような口調で言った。
「他の奴らに繋がらないんだ。よくわかんないけど」
へぇ。


すみません!すみません!
>>145は気にしないでください。


柚子:2019/04/21(日) 17:19 ID:J3Q [返信]

>>145>>146じゃない?
今度のも面白い!ファイト!


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