うわあ、脆いなあ
( 拳銃を掌で弄ぶようにすれば、床に広がる血溜まりと転がる死体とを交互に見やり、それに対し呆れるような溜息ひとつ吐いて。先程こちらに向け連射したからだろうか、相手から奪った拳銃には弾がひとつも残っておらず。用済みになったそれを血溜まりの中へ投げ捨てては、ポケットから携帯取り出し登録された番号を呼び出し。やがてそれに応じる声が聞こえれば軽い調子で下記、残された死体に楽しげに手を振りその場を去って。 )
任務完了、ですよー
さっきのアレ、本当に腕利きなんですか?