こんにちは、 

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15: ウェル ◆e.:2019/07/28(日) 16:14




  __…当たり前だ、 今更何を言っている

 ( 彼女の後ろから振りかけた声は、じとりと睨みつけるような、裏切るのかと言いたげな声色。まあ、そのまま振り返っても声色通りの表情をしているけれど。 本当は彼女がティーセットを用意している時に来たのだが、声をかける必要もないとそのまま通り過ぎようとしていた。だって、暫くしたら3時に…あの時間になる。ならば気持ちを落ち着けたり手入れをしたり…主に会ったりなど、声を掛けるより其方を優先した方がいいに決まっている。きっと相手もそうなのだろう、精神統一の為に紅茶をいれているのだと思い込めば、無意識のうちにぐっと力強く握っていた手に気付き、ゆるりと力を抜いてはだらりと降ろして。そして通り過ぎようと歩みを進めた時__どこか悩むように、紅茶と菓子に視線を彷徨わせる彼女が視界に入り、また足を止めてしまい。 …何を、悩む必要がある。自身たちは紅茶で、菓子を選ぶなど有り得ないはず。今日も戦争が始まるというのに心が揺れては困ると思い、一言念押ししておこうと彼女の方に足を向け。そして眉を顰めて口を開いた時、漸くと紅茶を選び取った行動に足を止めて。先程から歩いたり止まったりばかりで、彼女の行動ひとつひとつに動かされている自分に少しだけ腹が立つ。ぐっと腕を組んで今度こそ相手の後ろまで進めば、苛立ちを隠すこともせず上に重なった手の人差し指で二の腕をとんとんと叩き、言うことを聞かない子供を相手にしているかのようにはあとため息をついて )
 
 
 


 那谷屋 葉 ◆Tg:2019/08/14(水) 00:54 [返信]




  えー、そんな逃げなくてもいいじゃん…意識してくれたのは嬉しいけど、さ、

 ( 俊敏に触れた手から離れてはぽわぽわと顔を赤く染める彼女にむすっと頬を膨らませ、不服そうな表情を浮かべ。逃げられるのはやはり少しだけ傷つくらしい、そんな事で諦めはしないけれど )

  ほんと?……良かった、嬉しい

 ( ぱ、と雰囲気明るくさせたかと思えば、それはもう嬉しそうににまにまと笑みを深め。そして相手から触れてくれた事に驚いて目を丸くするも、嬉しさを噛み締めるように唇を噛めば、するりと手を滑らせて相手の手を握って )


    >>15  すみれちゃん
 
 
 


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