>>80
(言い訳と、それを理由に命の軽視を行う戯けに向けて何かを言おうとした
…しかし、これまで倒して来た戦士の武器、と
なので脅威そのもの、と言っているのを見て…)
『・・・あー、えっと・・・そうか・・・すごいな・・・』
(拍子抜け、気まずさ、ダストマンの中ではこの二つがグルグルと回るだけとなった
…何せ、『ロックマン』を知っている身としては、そんな事を脅威の理由として
言われた所で、デジャブと拍子抜けしか感じない…)
『・・・・・うん・・・お前、悪い事言わないから帰れ・・・』
(…)
ダストマンの反応を、グリッドは不思議に思った。
「.......?何だ、何か言いたげだな.......?
まあ良い。要は、私が求めるのは『強さ』。
そして、己の戦闘能力の研鑽だけだ。
私には使命がある。俺を生み出してくれた、
あ̀の̀方̀から賜った重要な使命がな.......。
その為にも、貴様のその技、貰̀う̀ぞ。」
そう言うと、胸部のハッチが開く。
グリッドは、そこへおもむろに何かを入れた。
すると、グリッドの全身所々にある発光部は、
先程までの緑色から、濃い赤へと変わる。
「さあ、俺と闘って貰おうか.......ッ!!!」
ザッと構え、その右目をギラリと再び光らせた。
>>ダストマン