うちのクラスのアホ少女!

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34:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/01/20(土) 22:16

次の日になると、係がもう決まっていた。私は廊下に貼ってある係を見た。

「放送か…」

私は少し嬉しそうに言った。

「マナちゃんおはよ〜!」

星子ちゃんは私の後ろからヒョコッと出てきた。

「何の係だったぁ〜?」

「放送だったよ」

私は嬉しそうな顔で答えた。

「なれて良かったじゃん!」

星子ちゃんはニヒヒと笑った。

「おーい!マナちゃ〜ん!」

教室の出入り口からクラスメイトの子が私を呼んだ。

「何?」

私は首をかしげて聞くと、お姉ちゃんが居た。

「お姉ちゃんどうかした?」

「あぁ。間違ってマナの箸入れてた。マナの方に私の入ってると思うから持ってきて」

お姉ちゃんから箸を受けとると、私はランドセルを探すと、『黒島マユ』とお姉ちゃんの名前が書いてある箸を見つけて、お姉ちゃんに渡した。

「サンキュー!」

お姉ちゃんはポニーテールの髪を揺らしながら自分のクラスに戻った。


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