マジカル☆ガールズ 町を守る三人の少女

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22:ましろ◆r.:2018/03/13(火) 19:15

「タブルンは、魔法が使えて戦える女の子に変身するためのアイテム!あなたなら、きっと使えるわ!」

「は、はあ……」

魔法使いになれ……私は今、とんでもない話をされてるのかもしれない。

信じる信じないの話は、今起きてることを見れば吹き飛んでしまう。問題はそこじゃない。


「私が、魔法少女……」

テレビアニメでは、かわいい女の子が魔法の力で強くなるのをよく見ていたけれど、
それが私となると、どうも実感がわかない、というか、私でいいのかな?


「友達を助けたいっていう、優しくて強い思い!ピッタリよ!」

「星川さんを、助けたい……」


――さっきも思ったじゃないか。そうして、あの男の人に立ち向かおうとして……
魔法少女になったら、今度こそ……!


「なるならなるで早くしろ!定時で上がりたいんだよ!」

サラリーマンの男の人が、大声で口をはさんでくる。
定時で帰るって、ほんとに働いてる人みたい。

…さっきから一言もセリフがない!



「言ったわね?後悔しないでよ!」

妖精さんは、えらく強気だった。


「ふう……」

そして私は、魔法少女になることを決めた……そしたら、タブルンの使い方とかが自然と、
頭の中に入ってくる……。


「―――マジカル・チェンジ!」


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