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456:美香:2018/08/24(金) 18:34

いよいよ待ちに待った、悠馬とのデートの日。
昨日なんて、楽しみすぎてなかなかな寝つけなかった。
いそいそと待ち合わせの場所へと向かうと、悠馬がもう待っていた。
「おはよう、悠馬」
毎日会ってるはずなのに、胸がドキドキする。
「おう、おはよう」
悠馬は微かに顔を赤らめながら、そういった。

遊園地は思っていた以上に人が多く、悠馬と逸れそうになった。
私は慌てて悠馬の服の裾を引っ張った。
「…服、伸びるだろ…」
そう言い、そっと私の手を握った。
悠馬の髪の間から僅かに見えた耳が、赤く染まっていた。
私はそれに応えるかのように、悠馬の手を強く握った。

「俺、ちょっと飲み物買ってくるから、夢乃はここで待ってて」
悠馬の言葉に、私は素直に頷いた。
ベンチの背もたれにもたれ、ぼんやりと空を見上げる。
突き抜けるような青空が目に染みた。
突然の風が吹き、私の防止が飛ばされた。
帽子は宙を舞いながら、地面に落ちた。

私は慌てて帽子を拾い上げると、誰かとぶつかった。
「あ、すみません」
とっさに謝り、顔を上げる。
そこにあったのは、僅かに憂いを帯びた表情の、黒瀬君だった。


GALAXY:2018/08/24(金) 19:11 [返信]

そこにあったのは、僅かに憂いを帯びた表情の、黒瀬君だった。

何故かストーキングをしている黒瀬を想像してしまったw


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