私たちの恋、内緒だよ?

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4:ありさ◆Z2:2019/08/08(木) 10:19

「お帰りなさいませ!ご主人様!」
私は、『メイドカフェラブリー』で働くメイドだ。
私の名前は、猫田芽依。カフェでのマイネーム(ペンじゃないよ♪)は、「芽依にゃん」。
新人メイドで、わからないこともいっぱいある。
でも、お客様に喜んでもらうために頑張っています!
「あ、今日も来てくださったんですね!拓海様!」
「芽依にゃん覚えててくれたんだ〜嬉しい〜❤」
今回は3度目のご来店の田宮拓海様。
私にもようやく常連客が2人ついた。
拓海様と、もう1人。戸ケ崎晴人様。ここ最近毎日カフェに通っている常連のお客様。
はっ、今は拓海様にご奉仕しなければ!
「拓海様、お約束を説明いたしましょうか?」
「あ、お願い〜♪」
「それでは、カフェでのルールをご説明させていただきます!
 まず、メイドさんたちはデリケートですので触らないようお願いいたします!
 次に、他のお客様のご迷惑になる可能性がございますので、
 大声などは、ライブの時以外はお控えいただきますようお願いいたします!
 ご入場料として、500にゃんにゃん(500円)いただきます!」
「えぇ〜、芽依にゃん可愛すぎるから10000にゃんにゃんくらい払っちゃいたいな〜♪」
「お客様、お気持ちはすご〜くありがたいのですが、皆様平等に払っていただきたいので、
 500にゃんにゃんでお願いいたします♪」
「芽依にゃんがそう言うなら500にゃんにゃん払う❤」
チャリン。少し狭い玄関に響き渡る。
「それでは、ラブリーの世界をお楽しみくださいにゃん❤
 わたくしと一緒にご入国いたしましょう!ご主人様、魔法のドアをお開けください!」
「は〜い❤」
広間につながる淡いピンク色のドアを開ける。
ギィィ___
「お帰りなさいませ、ご主人様〜!」
先輩メイドたちが玄関でお出迎えする。
可愛く手を振って出迎える。


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