ノンフィクション小説

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4:る:2020/06/13(土) 18:19

「るな、中学は県外に行くって本当か?」
「りおと、何で知ってるの?」
「お前のおばさんが言ってた」
「……」
「唯と広樹は知ってんの?」
「……まだ言ってない」
「そっか、まぁ確かにこれから成長して体格差が大きくなったら今みたいに男子の中に女子1人混ざってサッカーは無理だもんな、かと言ってこの辺の女子運動部はぶっちゃけ弱いしお前の実力じゃ物足りなくなって来そうな気がするわ、地元で和気藹々程々にやるのも良いけど実力を伸ばそうとストイックにやるのもありだよな、頑張れよるな、寂しくなるけどな」
「……うん」
「……入試は大丈夫なん?」
「頑張ります」

迷いはあった
仲間と離れる事も、寮生活する事も不安だった
でも挑戦する事は好きだったし自分の力を試したくて中学は県外に行く事にした
そこで私は思いしった
自分が女との付き合い方を全く知らなかった事を


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