少女は手紙を届けたいだけ

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5:ミラア:2014/07/30(水) 09:19 ID:d02

森を抜けた。するとそこには軽く50mを越えているだろう城があった。

でかい 

門番「…何の用だ。」
優華「岬凛さんに用が。」 
門番「東姫様!東姫様に御用があるそうです!」
凛「少し待て…瞬間移動させるから。」ラグァーツ!


凜「いらっしゃい。元西姫様…と元統一国姫様。」凜姫は優しい微笑みを浮かべながら言った。優しい微笑みなのに、目が笑ってない。
優華「…よくわからないけど、はい。これは直香からの手紙よ。」優華は不思議そうに渡した。
凜「統一国の姫様なのに、こんなとこに来てどうしたの?」と笑いながら言った
雪「うるさい。なんでいきなりそんなこというの?ユウカは何も知らなくてよかった!!!!!」キレぎみに雪は言った。
優「雪!凜姫!…少し話して。」
凜「良いでしょう。貴方の昔を…」

昔この東や西、北や南より上の統一国に一人の少女が産まれた。
当時はユリカと言う名前だった。
その頃西の国でアリサ、今の雪葉が産まれた。
二人とも順調に成長していき、アリサとユリカも漢字が付くようになった。(※ここの世界は5歳になると漢字が付く儀式が行われる)
その儀式の後、アリサは有沙、ユリカは百合香になったわ。
そしてそのあと有沙のお父様が百合香に性的行為をしたの。最低な父親。当時百合香は8歳。
そのことがバレて、有沙の家はバラバラに。お父様は処刑。有沙は何処かに引き取られ、百合香は心が傷き、逃亡。そして魔道士の直香に記憶を消してもらった。そして今に。
優「ぶっとんだ話ね。」
雪「優、帰ろ。一度直香に報告しないと。」

なにも話さず直香の家へ向かった。


直香「ありがとう。」
優「いいえ。恩返しですから。」
優は微笑みながら言った。

続く
P.S.殺し屋ガールと二次元ガール面白いです!愛読させていただいてます。


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