フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛小説7

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25:みるくてぃ(むんむん):2015/11/30(月) 17:42 ID:BUI

「ウォータースライサー!」

ジュビアはルーシィを見つけると容赦なく攻撃を当てる。

「虹流の、咆哮ー!」

この大きい水槽に虹の波動が広がる。

今回は外に出たら終了なんて事はなくそれぞれの頭の上に体力、魔力の総合数値がゲージになって表されている。

そのゲージが空になればその選手は退場、というわけだ。

「ちょっ?!…うあぁぁっ!」

一気に6名退場。

1ギルド、2人まで出場参加。ここ以外は2人出している。

(相手は…あたしを抜いて14人。)

「ルナ!お願い!」

ルーシィはキツそうに顔を歪めるジュビアをルナに任せて先を急ぐ。



ーーーーーーーーそう、エルザとウェンディの元へ。



「虹流の翼撃!」

隙をついて攻撃を仕掛ける。…が、そんなルーシィの攻撃はウェンディの天竜の翼撃によって打ち返される。


「うわぁっ!?」

「っく!」

いや、打ち返されてはいない。ガードされただけだ。

ウェンディの力ではルーシィの力に勝てない、そういう事だ。

「ルーシィ…」

エルザは切なげにルーシィの名前を呼んだ。

(ダメだよ、こんな事してちゃ…)

「換装!水紋の鎧!」

(新しい鎧だ…)

「うわ。あぶなかったー……よし、虹流の宝剣!」

ルーシィはエルザの攻撃を避けて次の攻撃の準備に入る。

換装魔法のようなこの『虹流の宝剣』

様々な色の宝石で彩られた、虹流の力が込められた剣は七色の宝石が輝いている。

「いくよっ、サーシャイライト!」

勢いよく剣を振れば水は剣の動きを真似、竜巻を作った。

ルーシィ以外、すべての選手は竜巻に飲み込まれていく。





「ふぅ」

すべての参加者のゲージが空になった為、ルナとウンディーネは戻ってきた。

2人は水の聖霊。先ほどの攻撃も無意味に等しかった。

「おぉっとー?!これはセイバートゥース、ルン選手の完全勝利だぁーーー!」




ルーシィは特殊なメガネ式機械ラクリマで顔、口元を隠しています
髪の毛も特殊な髪飾りで金髪を隠しています!


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