私の彼氏はバスケで有名なあの人です。

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2:檸檬◆/w:2016/08/11(木) 20:21 ID:hEk

『私』の細かい紹介は特にありません。名前だけ決めておきまーす。

名前:水谷遙(みずたに はるか)

トップバッターは、まぁ、無難に黒子君から行きましょう。最初から彼氏で行きますか…


--------きりとりせん---------


(どうしよう…国語の教科書忘れちゃった……)

私は今最悪の事態に陥っている。
授業はもう始まっているのに、机の中に入っていた筈の教科書が見つからない。
先生に指されたりでもしたら……でも、こんだけクラスに人もいるし、指されるわけ…ね。



先生『水谷、P.54の2段落目から読め。』


ひっ…やばい……指されたっ…!?なんでこういう時に限って指すのっ!どうしようっ!!


黒子『水谷さん、』

声のする方に顔を向けると、バスケ部の黒子君が教科書を私に突き出していた。

私『あ、ありがとう……、〜〜〜〜……』




無事に読み終えてほっと一息。
隣りにいた黒子君に感謝だぁ…。

チャイムが鳴ってから黒子君にひと声かけに行く。

私『黒子君、ありがとう…助かったよ。』

黒子『いえ、先生に怒られなくてよかったですね。水谷さん。』

私『うん、本当によかった…。』

今回の会話はそれだけ。
私はそのまま頭を下げその場を後にした。その後に呟いた黒子君の言葉には気が付かずに。

黒子『彼氏なんですよ、助けるのは当然です…』

そう言って密かに微笑んだ。



--------きりとりせん----------

やばい、一回で終わった……まじかー…

次は頑張って長くします。


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