愛良「ぎゃああっっ!!!」
なんか杖で次々光線みたいなの飛ばしてくるんですけどあの女の人っ!!
ミラル「もっと速く走るラル!!」
愛良「そんなこと言われても!!わたし運動オンチなんだってばー!!」
案の定、木の根っこに足を取られ、転ぶ。
愛良「きゃあっ!」
??「鬼ごっこはおしまいよ。さっさとそのおチビちゃんを渡しなさい!!」
愛良「っ嫌だ!!ミラルは絶対に渡さない!!」
??「何ですって!?」
転んで擦りむいた膝が痛いけど、叫ぶ。
愛良「だってミラル、こんなに震えてる!怖がってる!!なにがあったのかわかんないけど、ミラルをこんなに怯えさせる人にミラルを渡さない!!」
ミラル「…!!」
??「……どうやらまだ痛い目に遭わないとわからないようね。
覚悟なさい!!」
女の人が杖を構える
やられる!!
愛良「っ…!!」
目をつぶろうとした、その時。
パアアアアアアアッッッッ
愛良「!?」
この光は…!
ミラル「ミラクルアイドルポッドラル!!」
愛良「へっ!?」
また出てきたよ、意味不明の単語!!
光を見ると、ミラクルアイドル…ポッド?となにか小さいものが見える。
ミラル「でも何でラル?なぜ今…!!まさか…!」
ミラルがわたしの方を見る。
ミラル「まさか、この人間が…
プリキュアアイドルラル!?」