キセキの世代×ナミ【黒子のバスケ×ONE PIECE】

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10:お香しゃちょー◆kk:2018/03/11(日) 22:04 ID:txU

キセキの世代おまけ2−2

「あ、真太郎とテツもいるじゃない!」

「久しぶりなのだよ」

「どうも」

むっくんの後ろにお祭りとかでよくあるみかん飴を持った緑間真太郎と水色の髪の毛をした黒子テツヤがいた

なにあのみかん飴、おは朝鬼畜かよ…

「ナミっちみんなと知り合いなんスね…」

「まぁね」

そんなことよりもあたしは真太郎が持っているみかん飴の方が気になる

「ナミ、みかん飴見過ぎだ」

征ちゃんに言われて一瞬テツを見たが、すぐに目は真太郎のりんご飴を捉える

「ちーっす。遅れましたー」

そう言って現れたのは灰崎祥吾

なんだかその場の雰囲気が悪くなった気がする。涼太くんの眉間にシワが寄っていた

「遅刻だ灰崎」

「ワリぃワリ…な、ナミ?」

「よっ、崎ピョン」

「変なあだ名で呼ぶな!あー!オレ用事あったわ、帰る」

そう言って彼は逃げるように去った。何なのよあいつ

「ショーゴ君とも知り合いなんスね」

涼太くんの問い掛けに応えようとしたら、違う人の声に遮られた

「おいテメェら!!何してんだぁ」

「あー主将だ〜」

あーくんがそう言ったのでバッと声がした方を向く。するとその人と目があった

「あ?…お、お前「修兄!!!」

勢いよくその人の方に向かって走り、そのまま正面からギュッと抱き付く。

「「「「「え?」」」」」

「…ナミさん、何してるんですか?」

「え、修兄に抱き付いてる」

「ちょ、お前離れろって!一々抱き付いてんじゃねぇよ!」

グイグイと修兄はあたしを引き剥がそうとするが、必死に食らいつく

キセキのみんならはポカーんとその光景を見ている

何分かその攻防戦を繰り広げたが結局修兄が諦めた

「主将とも知り合いだったんスか!?」

「知り合いっていうか、家が近所なんだよ」

「修兄とがこの中で1番付き合い長いわね。ノジコとナミゾウのことも知ってるし」

そう言いながら降りたら、あー重かったと言われので今度は背後からギュッと腕をまわす。

「ちょっ、力入れんな、なんか出る」

「ナミ、そろそろ離すのだよ」

「主将困ってんぞ」

「そうっスよ!」

なんだか若干不機嫌な声になってる気がする

どうしたのよ、こいつら?

「ナミさん、そろそろ練習始めるみたいなので降りてください」

「ナミちーん、ほら峰ちんの財布あげるから」

「あっ、テメ、紫原!!」

はっ!!分かった!こいつらも修兄に抱き付きたいのね!

「くっ…お、お金で釣れるとお、お、お、思わないでよっ!!!」

「思いっきり釣られそうじゃねぇか」

「修兄は黙って!あんたたち、そんなことまでして修兄に抱き付きたいのね!!」

(((((いや、ちがうわ)))))

(少しおバカなんですねこの子)

(何キモいこと言ってんだナミのやつ、つーかどうでもいいから早く降りろ疲れた)

「訳がわからないことを言うな、先輩に迷惑がかかっているのだよ」

「じゃあ真太郎がみかん飴くれたら降りる」

そう言った瞬間バッとみんなの視線が真太郎にいく

「ぜ、絶対ダメなのだよ!」

くそ…でもあたしは諦めないわよ。そのみかん飴を見た時から、私の脳内はみかん飴一色なんだから!

「はぁ…しょーがねぇ…帰り何か奢ってや「早く練習を始めなさい!!」

奢ってやると聞いて速攻で修兄を解放した。

「まだ最後まで言ってねぇよ。ってか切り替え早ぇし、何で上から目線なんだよ」


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