とても今日は真っ赤で

なんだか嬉しくなる

(/…さぁ、魔人様)

(/ ...お、怒ってる？あの、えっと、ご、ごめんね？ )

(/へ？)

(/…いえ、湯あみより帰って参りまして、丁度よい所で終わりましたから … 事前に立てたここで、「さぁ、いらっしゃいませ」と…)

(/ .... ...ネガティブになってるなぁ、うぐにゃむにゃぐ )

(/ あんまり気負い過ぎて、獲物にされても知りませんよ？ )

(/ ...それは誰に？ ...にひひ、 ..ま、冗談は置いておいてさ ...さぁ、続きをする？ )

(/えぇ、参りましょう。…爽やかな気分にございます)

(/ ニャルちゃん達が帰るかどうか、はたまたもう少し探索するかどうか ...何かハプニングに巻き込まれるかどうか ...さぁ、どの道になるかな？ )

(/… 私めらは帰るムードにございました。…よって探索の選択肢はありませんでしたが… …___とりあえず、帰る状況から繋げられるのは…〖ハプニング〗でしょうか？)

(/ ____了解 )

　　『 なnか資金ｴん助がされrのなら ...わﾀし達はその金で 更に強kなる事ｦ望みﾏすね ...でﾊ御三方 」



　　　____まﾀ会いまsょう




　　　( ...片腕で立って 大きく片腕を振る ...
　　　　笑顔は陰りも無く ...とっても 綺麗 ... ...さて、三人が帰ろうとしているのは良いが )




　　　　_____入って来た入口が、無くなっている






　　　　そう慌てる事は無いだろう、君達
　　　　もう少し見ていくのも良いんじゃ無いかね
　　　これが　...我等の作り上げた[対抗策]なんだよ



　　( ...聞き慣れた？聞き慣れない？ ...くぐもっていない声が響き渡る )

「 … お、閉まってんね、ちぃ…っと待ちな ブッ壊して 」

________〖おそらく土っぽい声〗




[ﾁｬ]　「 … (期待通りの展開だ、…さてさて___♪)」

( … 今にも天井にパンチを見舞おうとする姉御に、嬉々としてランチャーの弾を籠め、… 素手の左を盾に 右の銃を構える臨戦姿勢を取る白衣。… ふたりに制止のジェスチャーを訴えながら、…メイドは声がした方に振り向く )



　　　　　「 畏れながら … 土王様にございますか？ 」


　____　

　　　『 ...ｱ、ｸﾘﾑｿﾞﾝ様！！ 」



　_________あぁ　　『 ...いかにも 』



　　( ...上半身のみあのピンク色のずんぐりむっくりスライムこども体型 ...下半身は泥で覆われてズボンみたいになりながら ...地面から湧き上がる ...かと思えば2本指を立てて )


　　　「 ２つ、警告しておこうか ...
　　　　無闇矢鱈に殴り壊そうとするんじゃ無い ...防衛の回路が働き、_____ナイア君の拳が壊れるだけだ


　　　そして、我を傷付けることもおススメはしない ...傷付けた途端、ツヴァイや此処にいる皆が敵対反応を起こす ...くだらない消耗はお互い、したくないだろう？ ...

　　　...ツヴァイ、少し下がっていると良い ...我にも恐らく聞きたい事がある筈だからな ...他の『HOPE』達と共に仕事に戻っていてくれ 」



　　　　____はｰｲ！　


　　...明るい声が奥へと向かう ...向き合う3人と、___桃土




　　「 さて、何故ここにいるのか...と言う質問はよそう いつかはバレると思っていたからな
　　　最も少し予想外なのは ...来たのは“君達”と言うコトだね ...やはり君達は我等の想像を越える ...

　　　____話がしたい、その認識で間違ってないかね 」
　　

「 …… ん？　ニャル、姉貴もどっかに居んのかい？ 」


( … ふたりが〖テホプ〗を振り向く。…そういえば、城主とまったく関わりがなかったな、…だとかメイドは思い 白衣は白衣で … フルネームを覚えて貰った事が、…無いな。だなんてちょっぴり 姉御に同情の心を傾ける… )


「 … (彼、いや 彼女が城主か … 随分、赤手と似ている)」

______抜けてる所とか(ﾎﾞｿｯ


・初見２人の印象が、子供で固定。



「 … 下らない消耗もなにも、身内の味方である前提からして 単なる"内部分裂" かと ____ いえ … 土王様御ずから、お手を煩わせてしまい 申し訳ありません。… 」


( …… どうも突っかかりが互いに何処かあらぬ所へ )



「 …… えぇ、過ぎた事ですが __ 是非、お聞かせ願いたい事柄が幾つか。…とは、言えど … 大半の答えは、すでに出揃っているようですが 」

　　( .....間違えている事、気が付けば ...咳払いして誤魔化す ...なんだか赤みが増した気がする ...スライムなのに )


　　　「 ...失敬、いやその ...なんだ、我も此処最近は此処に居てな ... ...少し記憶が混濁していて ...いやはや、申し訳ない ... ...いや、違うんだ


　　_____まぁ、見ての通り ...正直我等は咎められてもおかしくがない事をしている ...が、これもちゃんとした理由がある ...ツヴァイから大体は聞いただろうが 」


　　( ...両手を広げて自慢する様に見せびらかす ...
　　　その顔に後悔は無く反省はしている様な ...そうで無い様な ... ...さて、とジッと3人を見詰めて )


　　「 ...大半 という事はまだ聞きたい事があるのだろう？聞かせたまえ 」

( ___ 似たような事をやってたﾏｯﾄﾞｻｲｴﾝﾃｨｽﾄ。…および、リハビリとしてなんとなく 同行した姉御は … 特に聞くこともなく黙り、結果メイドが喋る雰囲気に … やりづらさを肌に感じつつ、… しゃんと背を立てる )


「 … 隠蔽する必要性は … あったのでしょうか？

有事の備え、… と仰るなら私めとて何も 言いません、… 私め…いえ、私とこの ムーンテイルが気にしているのは ___ 態々、魔人様に苦心苦難の毎日を … 強いてまで、この事業を隠匿する程の … 理由をまずは知りたいのです 」

　　「 ...そう畏まらないでくれたまえ、と言いたいが ...まぁ、立場からして仕方がないか ...困ったものだね 」


　　( 溜め息溢れて ... ...ぷるぷる 動く度にピンク色の粘体が身体を揺らす ...形を成しているからこその違和感も また ...此処では無性に合っている )


　　「 非人道的、社会的、合理的 ... ...こうした一言で表すのは簡単だが しっかりと説明しようか ...
　　　　ではまず先に言っておこう ...



　　　________この件を考えたのはザレッド君からだ 」

「 … ふむ 」　「 __へぇ あの甘たれがねェ 」


( ___ 反応は薄いが、２人も思うところはある
　… 尤も、"何が悪い" とでも言いたげだが )



　　「 … その、経緯は　…　いったい？ 」


( … 少し、目を見開く。… 冷静は保ちつつ )

　　「 ...約1年前だったかな、我の元に彼が来たんだ
　　　曰く、もっと強くなりたい
　　　曰く、もっと守れる力をつけたい
　　　曰く、_____秘密の特訓場を作ってくれ


　　...そう、此処は元々はただのトレーニング場 ...もっとも、敵も居ないし ...ただ我が地形を変更させたり時折戦闘に使っていた所だがな ...
　　　...仮想敵で良かった ...元々、スライムと言う種族は“弱く永く”生き続ける種族 ( ..まぁ我は違うが )


　　　ある蜥蜴の死体に ...我の欠片を一粒入れて
　　　マリオネットの様に動かして戦わせようとした
　　　...実戦の時、彼の血が流れてそれに触れた瞬間


　　　意志を持って動き出した ...発見の経緯としてはそこからだな ...何せこれでも、現魔王と次魔王 ...２つの血と力が流れている ...


　　　_____想像以上に強く、 ...彼はこう考えた


　　“こいつらが沢山居たら ...手数は増える ...もっと、もっと！色んな所にリソースを割ける！もっと強くなれる！”

　　...こうして作られたのさ、...時々お互いを鍛える名目で模擬戦もしているがね ...
　　　...此処にいる皆は我の一欠片[コア]とザレッド君の魔力[エネルギー]を基として ...作られたものだね 」


　　( ...話に違和感が少しあるのは承知の上 ...土王は話を続ける )


　　「 秘密にしている理由はいたって簡単 ...不意をつく為。 ...誰にも何処にもバラさない、この事は我等二人の秘密、 ...既に死んだ生命を軽く弄ぶ共犯なのだよ 」


　　( ...ちゃんと尊重はしている、と付け加えながら ...一呼吸加えて ...反応を伺う )

( ___ "前提" として置かれた言葉に、…メイドが気付く )


「 … 不意を…突く？ 」

___________



「 … 待った。その言い分だと … 」

「 早めに鍛えて、備えないとヤバいのが
　来るって話になってんのかい … ？ 」



(____)

　「 .....彼曰く、大まかな時期は分かる ...だから、もし責めて来た時に ...何も被害を出さずに奴等を撤退させる 」


　　　　____それが【未来】の為だそうだ ...



　( .... ....あぁ、此処に黒機がいれば慌てて止めただろう
　　　そう ...この流れは___非常に良くないのだ )



　　「 ハッキリと言おうか ...彼にとって君達 ...我も、だが ...基本的に守る対象なんだ ... ...はぁ
　　... ...さて、あとは何か聞くことがあったかね？ 」

「 ……… それが 」


「 … 貴女が、私に伝えたかった事ですか？ 」

________________





『 概ね合ってるよ。… やっぱり、君は知るべきだからね 』



【核心】は いずれ必ず触れる。… 君がその為に出来る事の…

　　　　ヒントになれば。…と、思うのはお節介かな？

　　「 ....さて、___なんのことやら 」


　　( ...子供の見た目だからと言って誤魔化されない ...圧と ...器 ...
　　　...くすりと微笑みを浮かべて 白黒達に向ける )



　「 ...最も、悪い事をしている自覚はあるよ ...我も、そして彼もね ...そこだけは忘れないでほしい ...


　　　　...責任を取るためにも彼等の管理を我等が続けているんだ ...他の誰にも任されない事だからね 」

「 …… 」

_____ﾄﾝ　…　ﾄﾝ　…　ﾄﾝ_____



( … 白黒は歩み、目の前に居座る〖桃土〗が見えぬように 歩き向かって来る。… 不思議と、不審の目線が注がれる中で )



________桃土の身体を 映像のようにすり抜け




　…　…　…　その背後へ　__　"淡い光"　へ進む





『 …【此処】へ連れてきたわたしが言える義理じゃないよ？』


　　______けど　…　少し考える余地はないかな？



　『 もう少し進んだら … わたしは〖共犯〗と見なす

　進むしかない道へいざない 容赦なく君を突き落とす 』



『　… やなもんだよ？ わたしだって心が痛むんだもん　』



　　　　　　「 … 貴女が誘った事実です 」



　　　　　　　　「　…　教えなさい　」





____________遥か向こうで


__________"青い影"が伸びる

　　「 ...彼方は何かお取込み中らしいね 」


　　( ...白黒と何かが取り組む様子を慌てずに見越して ...
　　...暇そうな白衣と姉御の二人に近寄り )



　　　____我等は我等でお話ししようか！暇だしな！



　　( ...退屈を嫌う桃土 ...満面の笑みで ...色々暇潰し、らしい )

「 ……… 喋り方が被るな、下手に喋られん 」

「 … (何でこういう事になってんだっけか) 」


( … 壁にもたれる姉御と白衣、結局使わなかった散弾銃でガンプレイをしながら … 近づく桃土をゆっくりと眺め___降ろす )



「 … んとまぁ、アレだね ___ おれ、いるかい？ 」

「 手荒な真似がないのなら私も荷物を軽くすればなぁ… 」


______

　　( ...二人の元まで来た桃土 ...なんだか色合いが明るくなって ... )
　　
　　[ きらきら ] ...なんだか目も輝いている


　　「 そんなに戦いたいか！そうかそうか！実を言えば何体か[発散]が済んでいなくてな！君達なら死ぬ気でやっても大丈夫だろう！！ 」



　　( ...二人の足が土で塗り固められて ... )


　　「 そうと決まればGOだな！何、報酬も払うし鬱憤も晴らせる！ヤバそうならば我が静止の声を呼び掛ければ止まる！何も心配せずにやり合ってくれ！ 」


　　　___なかば強引、善意の暴走 ...


_____________________二人、拉致してトレーニング場

「 …… 私は無理だが貴女は砕いて逃げられるだろう 」

　「 ん？ いーさ、どうせリハビリだったんだし 」


( … 出鼻も気合いも、色々挫かれて楽しむ所ではない白衣はほぼ無感情に散弾銃を片手に、…防護盾を持って 「…」と構える。… もともと興味が薄かった姉御はまぁ、いいんじゃない？といったテンションだ )



「 ………[ふー] 」

　　「 … 」

(/ ....んん、戦闘、出来そうだろうか？時間も時間、繰り越して明日に続ける事も可能だが )

(/構わんよ、… 撃つ理由があれば何でもいい)

(/ ... ...リハビリ、報酬 ...そうだな、勝てば




　　____二人の求めるものをなんでも ...でどうか？ )

(/…おいおい、理由さえあればいいと言うに…

　まぁ、断る理由もない　…　受けよう)

　　_____ぷくぅ ...少し悔しそうに体が膨らむ

　　「 ...まぁまぁ君達がノリ気では無いのは分かるが、余り舐めて掛かられると大怪我をするかもしれないぞ！ ...あぁ、済まない済まない ... 」


　　　( ...移動しながら二人を少しばかり煽る発言
　　　...悪い所は魔人にしっかり毒されて 受け継がれている様に見える ... )



　　　「 ...2対1か、タイマン同士か ...はてさて 君達はどうしたい！ ...楽しめる様に我も工夫しよう！ 」


　　( ...時々 ...粘体が椀部や臀部に当たっては ...申し訳なさそうに身体が縮んで 桃色が赤く染まる )

「 … 適当に全頭、放り出してくれれば良い 」

「 あぁ、連携とか取れそうもないしねぇ 」


( 投げやりな言い様。…口で言うより、身体で分からせた方が良さそうだ … ___すけべな事、されたら姉御が軽く小突いたりして、便利な移動に任せてだいぶ寛いでいた…？ )



「 ……… 素早く頭を撃ち抜くか 」

「 腕でも外してやりゃぁ手早く済むかね 」

　　「 ...到着！ ...いやぁ、その ...すまないね つい移動の際はスライムが身体に触れる事が多く ...
　　...本当申し訳ない ...で、全頭だね？と言っても基本的に我等が消化はしてるから後は ...あぁ、




　　　_____ツヴァイと ...カトル、か ... 」



　　　　...降ろせば確認をするも ... ...少しばかり 雰囲気が変わる
　　...周囲は広く ...ゆっくりと壁が桃土により作られて ...彼女も沈んでいく


　　　　　「 ...くれぐれも、気を付けて 」

「 … やれやれ、野戦はお預けという訳か 」


( ___ 拘りが煩い白衣に、姉御はだんだん 妹と似たため息ぎみになり始める… ___ 互いに、警戒も解かないが … そのムードは激しく、すさまじい闘いの気配に…望む態度ではなかった )


「 こういう決闘と大して違わないんじゃないかい？ 」

「 ところが違う。… 私は君たちほど圧倒的では無いからね
不確定要素を味方に付けられる野戦の方が、性に合うのだよ 」


______ ほぼ軽口の雑談

　　　　ｱ ...さっｷの人たﾁ！ ...どうm、突き合わせてごめんnさい ...


　　　( ﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺ ...両腕で大きく地面を鳴らして 見知った顔でもあるからか ...安心した様子を浮かべる双頭［ﾂｳﾞｧｲ] ...そんな彼女の隣には )



　　『 ______姉っさﾝ方 ...美っっ人だな ...あ〜っあ [カトル]っだ ...よっっろ しく ... じゃっ さっっさ する ...っか？ 」


　　( ...鼻から下がガスマスクの様なモノで覆われて ...燻んだ青色の瞳に ショートボブ(一部刈り上げ)な青髪 ...と、まだここまでなら普通かもだが ...軍隊っぽい服に身を包むその身体は ...

　　___まず指が木の枝の様に細長く 鋭い ...そして獣と言うよりかは機械の様に丁度正方形が出来る様な四つ足を身に付けていて ... びったんびったん、四又の蛇尾を揺らす )



　　　『 ...なﾝだか退屈そうでsしね！さｯとyるが吉！！ 」

　　　『 そっれも ...そうっか じゃっっ ...はっじめようか 」


　　　____2人して立ち並んだかと思えば ...ﾂｳﾞｧｲは自身の鳩尾に ...カトルはガスマスクに手を置いて ...



　　___ｴﾙｰﾃﾞｸｹﾞﾙ･ﾎﾞｸｼｧ　| ___ｱﾙﾐｨ･ﾌﾞﾘｭﾚｰﾄﾞﾝ
　　　【 杭手坏円猊闘士 】　　【 穿鉤焔傀兵 】





　　　　　赤い光に ...黒い煙に、包まれる___！

「 … (調子が狂うな…っ)___えぇい、時の流れは難題を仰るのが常 … ならば駆け抜け、我がままを通すまで…！ 」


「 … へぇ ちったぁ期待出来そうだね 」


( ヤケでもう全力を誓う白衣が盾を構え、…悠々自適に腕を組むのは 案外余裕な、テホプ・プラルナ。… 海で破裂した血の塊じみた煙と、健康に悪そうな黒い煙に向かい、思惑それぞれ BET は高めに睨みを効かせる！)

(/ やぁ！...バトル開始だよ、いいね！？ )

(/シャワーを浴びてこよう)

　　　　( それは突然の事 様子を伺う最中 )



　　　　　　_____ﾄﾞﾝｯ！　



　　　　　　___ﾊﾞﾗﾗﾗﾗﾗｯ

　　　( ____煙の中から ...大木の如き太さの腕が薙ぎ払い 姉御を吹っ飛ばす程 ...重く 堅く力の込められた一撃
　　　...そして 白衣の待つ盾に深々と突き刺さる ハリネズミの様な針達 ...外れた『弾』も 地面に刺さり ...周りにヒビを入れる事無くその一点のみに風穴を開けている ...先制攻撃にも近い、が ...それ以上な気配を感じる )


　　『 ___kこなﾗﾗ ...ぜﾝrょｸが出せmmｽから、nn 」

　　『 あっかき旗に、忠っ誠をっっ！いきっ、る、道を！！ 」


　　　...ゆっくり煙が晴れれば 先程の可愛さがとっくに消えていた



　　　　ﾂｳﾞｧｲ→全長10m(両腕が8m)になって合体した双頭は縦に裂けた口で区切られて 目や顔付きも獅子に近い。...力こぶと言うか筋肉と言うか ...兎に角ゴツくなっており ...両腕 [剛腕]と呼ぶに相応しく ...先端に近付くに連れて より赤く ...鳩尾部分に逆向きのハートが ...赤い光を放つ ...

　　　　ｶﾄﾙ→全長5m ...ガスマスクはそのまま 鼻から上は竜の骨骸を身に纏う。...身体全体が黒く染まり 足数は6本に増えて ...四尾は先端が十字に開いて砲門と化し 両手の爪は正に___鉤爪。 ...背中から生えた 大きな大砲の様な器官 ...腰に生えた ｻﾊﾞｲﾊﾞﾙﾅｲﾌの様な鋭利な刃骨 ...ガスマスクの隙間から毒々しい黒煙が噴き出る



　　　　____どちらも【怪物】と呼ぶに相応しい姿へ ...より、進化した

(/ ..ちょい自信ないや() )

(/クククっ… …闘いは技量だ！)

(/ ...楽しめる様に工夫しよう、それが俺の出来る事だ )

　　　　[ｶﾞｽｶﾞｽｯ!]　_____　ｽﾞガン"！！


「 ！　…　ﾁｯ、何が "防弾ガラス" だ馬鹿馬鹿しい…っ 」



( … 盾が壊れるまで、何秒掛かったかって？コレが挨拶がわりなら 2秒も持っちゃいない！…煙を見てたら急にコレだ…っ あっさり壊された盾に、悪態をつくけども、何より自分の鈍さに苛立つ __ 不意打ちも戦いの内と、自負していたのは何だったのか？　…　あれぐらい避けて…当然だと、…言うのにｯ！)




　　　　　「　黙れ … 今は気分が悪い…っ！　」


　　　　[KIｯ]__BAUN!!BAUN!!BAUN!!BAUN!!



　盾を背負うと散弾銃を手に 双頭へと走り込みつつ、発射とリロードを繰り返し 加減も捨てた品定めに取り掛かる…！

　　『 わﾀしｯ、ぁnnヒト！ ﾃﾎﾌﾟ？さん、あiﾃにするn！ 」

　　『 りょっっかい ...じゃっあ、白衣の良い姉っ、さん ...よっ、ろしくねぇ！！！ 」


　　　[ ﾄﾞｺﾞﾝｯｯｯ！ ] ( 大きく地面を叩いて姉御の元へ向かうﾂｳﾞｧｲ ...___その衝撃の強さに大地が揺れて ...拳の跡が大きく残っている ... ﾋﾋﾋ！と浮かべた笑みが大きく ...向かって来る白衣に対して ___[ ﾌﾞﾍﾞﾎﾟｯ！]口から吐き出す 弱酸性の唾液 )



　　『 ___あんったの相手はおぉ〜〜〜っれぇっ！ 」


　　( ｶﾄﾙが白衣の真正面に向かい ...乱れ撃つ散弾銃に対して ふざけた様に上半身が左右に振り子の様に揺れながら ...両手の爪達を振るう、振るう ...振るう！ )

　　[ ｶﾞｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｯ！ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｯ！ ][ ____ﾋｭｷﾞﾝｯ！ ]


　　　弾く　弾く ...弾丸を弾き飛ばして ...尾の一つが刃骨をナイフ投げの要領で白衣へ向かってぶん投げる！

　　　　[ゴゴッ … ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ]

　　　　　「 …… んー 」


( … 初手でハデにブッ飛ばされっ 壁にダイブッ…って訳さ、ちったぁ見えたけどありゃあ 早いねェ、レギといい勝負できそうじゃないかぃ？ )


　首を鳴らして 煙を払うのは次女だ。… 向かってくる双頭を見ると ___ 足元に転がる瓦礫 なるべく大きいのを選んだら____っ


　　　　　　「　…　蹴ッ　____飛ばすッ！　」

　　　　　　　　[ゴ"______ッ　…　ﾝ!]

…　直線、直撃コースで瓦礫が飛来！

_________________


　　「　ぐ…っ！？ (酸か…!?_____な…っ！)　」


(散弾を … 単なる指振りで…!?それも 遊ぶような…ｯ！？)


　　　　　[ﾋﾞッ！！]　　_____　ッ――――



( 鋭い痛み。… 脇腹を掠めた刃物は、…肌を剥いて 血の滴を溢す…！___痛い…！こんなの何時ぶりだ!?… 苛立つまま ランチャーと小銃を抜き、間隔を開けて撃ち放つ…ｯ！ )



　「　… (湯水に使えるだけの数はないが__仕方ない！)　」


　　____BON!!____BON!!_____BON!!____BON!!
　　　[Do!DoDoDoDoDoDoDoDoDoDoDoDoｯｯ！！]


　　　爆発を起こす弾！弾丸の嵐が襲い掛かる…っ！

　　『 まzは腕試ｼ ...いいﾔ、いy！全力ｯでsねｪ！！ 」


　　( 猿の要領で両腕で走り駆けて ...姉御へ向かう 双頭
　　...片腕を支えにして コンパスの様に身体を捻れば ...！ )


　　　[ フ゛ｯｯｯゥウ゛ン゛__！ ]


　　( 薙ぎ払う様に腕を振るってしまえば ...大きな瓦礫は障害物にもならない ...砂粒の様になり ...拳の部分が __クレーン車に着いた鉄球の様に ...いや、それよりも重く デカく ...脇腹からフルで直撃コース ...まさに筋肉の塊！ )


　　______________________

　　( 飛んで来る小銃 ...ランチャー ...ガスマスクの下で口角を上げる四又 ...六足が虫？機械？の様に飛び跳ねて動いて ...躱し続けながら ...四尾の十字口が大きく開き ...片腕を向ければ )




　　______『 げっっいげきぃ〜〜〜〜...！ 」


　　　[ ｸﾞｨｨ...ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝｯ！！ ]


　　( 魔人よりも球体で ...それでいてそこそこ素早い弾丸が四尾から放たれて ...撃ち落とす！落とす！空中で爆発を起こしていく！！ ...それだけならまだしも ..向けられた掌は ..裂けて爪を真ん中に集わせ ...！ )



　　　〖 ﾌﾟﾙﾊﾞﾆｬ･ﾎﾞﾝﾊﾞﾄﾞﾝ ( 大災咆砲 )〗



　　　[ ______ﾄﾞﾝｯ ]




　　　____音が聞こえたかと思えば ...目の前まで迫る 身体サイズの骨の槍！





　　___魔人と土王のハイブリッド ...似ている所もあるがそれ以上に ..“戦闘に特化”した姿である！
　　

　　　「 うん 」　[　ゴ"ﾄﾞ…ｯｯ　____ム…　]


( 土震。_____ … 多量の瓦礫を産んだブ厚い壁！そして推定、トラック程もある鉄球による〖t(ﾄﾝ)〗で数えるべき 何もかもが規格外なサンドイッチッ！！____次女は拳の向こうに姿を消してしまった…ｯ！！ )


___________　　ｽﾞ




　　　　　(　…　彼女は人外でも何でもない　)


　　　　　　____筋力、魔力で歯が立たず

　　　　　　　多少頑丈なだけの　…　人間。




　　　　　　　________ガ…　ぁ___ｫ…



　____"音速"になど鈍りで反応できる筈もない、人間

　…　__　鳩尾から … 腰を貫き___槍が地面に突き刺さる。



( 吸った ___ 筈の… …酸素が … ___行く場所が…ない ___ …口から…___ぐにゃ…ぶち。___吐き気… …いやな…臭いと…… ___それ…より　…　も___……"無い。"…… … 身体ほども… … ある槍が。___臓器を… … …つぶし……いき、… て___るのが　…　へん…だ )



_____貫いた拍子に…欠けた〖火薬〗と鉄が
　　…　ランチャー　の　…　予備に降り注ぎ

　　　　　　　[　(_________)　]


_________ハ、…　ﾊﾊ…ウ"…ぉ…ｪ　…ｩ…


(___背中は抉れて…__下半身と上半身を吹き飛ばして ___……遠くの方で、…焦げた下半身が転がってる ___ …いま、…鳩尾から…上と、___腕と……頭か…しか…しが…ない… _____ あァ…くそ、___…天罰か、…人間に拘った…バツがこれか？___フザけ…やがって)


　　　　　ｧ"…ぁ… ___いい、…ざ…ｩ"ｸﾞｯ…ォ"…ｺﾞｴｯ

　　　____に"…んげん…な"ら…　___やめて…や"る…ｯ


　(___袖を破り捨て____いつかの"仮面"を…顔に押し付ける)

(/ あぁ、あぁ！！！やっっばいね ...すっげぇ楽しいよ！！！はっははは！ )

(/…では、私を捨て去るとしようか)

　　『 ....読m間違えまｼたかn、まさｶこn程ddd ...？ 」


　　( ...直撃した衝撃は身体が覚えている ...土煙も酷く どうなったかは分からないが ...それでも双頭の手には確実な 力を奮った物がそこにあった ...

　　____少し退屈そうな顔 ...力自慢そうな次女で耐えられないのならば ...わﾀしが力においては最強だと言う思い違いでさえも ...ふつふつと湧いて来る


　　　『 もｼも〜〜〜s、生きﾃmす？ 」


　　__________________________


　　『 ...おっわた、か ...ニンゲンで良く耐えてがんばっった、そっう思うね ...

　　　...ｸﾘﾑｿﾞﾝ様、もっういいでしょう ..この試合は終わ ... 」




　　　　　_________まだだ、続けるんだ




　　『 ....っは？いや、いやいや、っ ...もっう ..げんっかいでしょ、あの白衣の姉っさん ..もう ... 」



　　　
　　　______...そう言えば君達は知らなかったな、経験すると良い ...この城の皆

　　　　　諦めると言う事を知らないんだからね ...



　　( ...四又、転がる下半身と倒れている上半身を横目に ...いや、仮面を被る様子にじっと目を向ける ...切り札？だがそれにしては何か ....！ )




　　『 ..なっんだ、なにを ...すっる ...っ ...！？ 」

　　　　　　　[ﾊﾟﾗ　…　_____]


( 油圧ジャッキが扉を押し上げでもするかのように
超重の拳。___巨大な、…それを押し退けては　…
____ … つまらなそうな顔をして次女が這い出る )



　　「　わりぃ　…　いいセン行ってるけどよ　」


　　　　　【モンス:オブ=プラルナ 0.5%】


　　　　　　　____ 着弾:00:02　…

(____姉御の利き、右腕から"パンチ"という 超 重力を 黄金色にしたかの如く、纏い輝く砲弾が発射される_____…)


　　　　　 　 ____ 着弾:00:00


　　　( … 肩で弾ける衝撃を着弾寸前で______ )



　　　　　　　　　　[　ピ　タ　]。



　　　　　　　「 ダメだわ、リハビリ 」


　　　(____寸。…で止め、…悠々と隣を歩き出す)

__________


　　「 … (やっぱし レギとか頼まないとダメかねぇ) 」

　　　　[ ｼｭｳ、ｳｩｳｳｳ ]


　　　　『 ......は、ｯえ、な ...nﾃﾞ ...なんdｯ ...！！？ 」



　　( ...お互いにまだまだ余力はある ...本気では無かった まだまだ戦えた ...なのに

　　　___退屈なのは　　姉御の方 ...その事実 ...悔しさと ...恐怖が身を襲い ...身体は一瞬で元の人間フォルム ...



　　　____なのに何故だろう、こんなに嬉しいのは )



　　『 ...もｯt！強くnりまｽのd！いつでm！ ...どうかﾏた良けれb、お闘いｦ！ ... 」



　　　___焦がれた者はまた増える ...敗北の屈辱は更に闘志に火をつけて ...更にもっと強靭に進化、するであろう ...
.

　　　　　　[______ｽﾞｯ　…　_____]


　　　ガ…ｯｯ　　…ｬ"オ"ｫ"ｫ"――――――ンｯ"ｯ"!"!"




( ___ "眼"を目掛けて先の、汚ら"しい骨を捨て )




『　… ウ"ゥぅ…___ッ … "私"としての自我も持って
　あと10分か…っ …… 度し難い屈辱だろうな 穢わらしい

　　　　　　…　下種 の絞りカスめ"…っ　』



( ___ "白亜の希面"より … 血管のように伸びた部位が

　顔に。…首の根本まで食い込み___二度と"戻れない"。

　… 希面の頬まで口が裂け、…口端にはナイフの如く …

　　　　____鋸の刃を散りばめるキバが伸びる


　… 黒い眼、深紅と血赤の瞳が見開き __ 黄金の角冠
　_____"魔の貴族"が如き、…魔障の面と化していた )




『　　こうなれば … 人を忘れ"るこの時を ____

　… 忌々しい最初の日を 彩る栄誉をくれてやる


　　　…　哭け、叫べ！___せいぜい　…　』



　　　( ____ 蟲腕めいた骨が背中に六も伸び。…

　　　　… 純白の体、その一部が紐解かれ … 結び


　　　　　　____【六枚翼】を産み出し。…


　　　　… 爪や鎧を纏いて唸る___"怪人"へ堕ちる )



　　　『　己の"…っ 愚かしさを呪い果てるがいい"！　』




　　　【　白亜帝　:　__　ギル:カ=ﾃﾞｨル シルバス　】

　　[ ｽｯ... ] ...難なく身体を逸らして躱すが ...問題はそこじゃない


　『 ( ...あっきらかに ...上がった ...なっにもかも ...
　　...むっしろ、おっれ等に似ている ...っなぁあ〜？

　　　なっんだっていぃ ... ...だがそっうだ、忘れるな


　　____ 全力で来るのならば全力で迎え撃てっだなぁ ..！ ) 」



　　　( 四尾が限界まで開き 両腕を向けて ...ガスマスクの内側から突き破る様に砲台の様なベロが四つに分かれて現れる ...！ )



　　　〖 ﾋﾟｴﾆﾃﾙ･ﾊﾞﾄﾗｲｻﾞ( 掃射琰減覇弾 ) 〗



　　　[ ｯｯｯｯｼﾞｭ_____ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｯ！ ]


　　( 四又の尾からはレーザー ...四又の舌からは燃え盛り続ける液体を上から降らし続けて ...先程よりも太く それでいて抜けない様なｶｴｼの着いた骨槍が再び飛んで来た___！ ...おまけに、何度も何度も足で動きながらなのでさながら___移動砲台 ...！ )

[ﾋｭｩｩｯ…からんっ]　ﾋﾟﾝｯ　…　ｶﾘﾝ キキキキキキ…ｯｯ


　　　　【: ブラッド=ウィル・ド ストーク :】


( ____ 右手を赤く染め 空間に霧散した"血赤"は歪み

　通り抜ける物体を … "時間減速" し___弾は届かない)




　　　　　『　"エンテラ・グレ:シュアク"　』


　　　　　[ｸﾞｯ____にょｫ…　_____ヅｫ…ｯ！！]

( "歪んだ空間"を__"ｶﾞｽﾏｽｸ"へ向けた推進状に流動させ …

　　水で圧し出されるような速度で。___ …可笑しさで
　　　　　　　【餌食】の眼前へと現れる。)



　　　　　　　　　『　覚悟しろォ…！』

(/…！)

(/ .....あ〜〜 ...うぇ、げん、きぃいいいい...？？ )

(/うむ。…もの悲しい"黒機"のお話を思い付く程には)

(/ .... ...あ〜〜、なん、だか ...申し訳ない感じかな？ ...色々、その ...うぅん )

(/… くく。焦らされたお陰で君への欲がはち切れそうだ)

(/___なんて。…お疲れさま、赤手？)

(/ .....ちょっと今日はね、試験だったから頭良く使い過ぎて疲れたんだよねぇ ...はふ )

(/ ...技名とか色々今回、結構考えたからさ ...褒めてくれると嬉しいなぁ、なんて... )

(/えっ___ほんとほんと!?お疲れさま…っ)

(/… … うむ！とっても、…当たっちゃいけない感、あっていいね！如何にも体力半分…とかではなくて。当たりやすく、体力２割を持っていく感じの技って触りが、なんとも心地よいよ)

(/ ...にひひ、___まぁまぁ良い感じ！ ... ...6〜7割は取れてる筈 ...国語はそこそこ得意だし！ )


(/ ...あぁ、それとさ ...やっぱこうしたお互い不満あり、よりかはお互い全力で挑める模擬戦や ...本気で挑める様な敵を用意した方が良さそうだね？ ... ...人外要素を発散出来て結構スッキリしてるし )

　　　　[ｽﾋﾟﾝｯ]　____幸運を祈るよ。


「 … 君の思う異形がああいうゲテモノなのは
　　　あまり想像に無かったな。…くくくっ 」

　　[___おふざけ。…頬をナイフの腹で撫で]

　　「 ... ....にひひ、ありがとね！ ...まぁそもそもオールで好きなんだけれどね ....“歪”って言い言葉じゃんか！ 」

　　[ 勿論俺らも ...と付け足そうとした所でやめて ]



　　「 ...さ、今日はどうしよっか 」

「 … 君をこのまますきにしてみる 」


( ほっぺた__ぐにんと掴みつつ、…指で眼を開けて覗き )


「 この中途半端な時間… __眠気がきたる前に何かやれそうな気がしなくてね 」

「 むぎにゅ .... ...まぁそれは俺もそうなんだけどね ...今日はそんなに何も出来ない気がする ... 」


( ...ジト目向けつつ ...ふと、人差し指を立てて )


　　「 ...軽い裏話でもしようか？ 」

「 … このままにぎっ、としていいなら 」

( 真っ向からぎゅ、と抱きしめて __ ぽふぽふ
髪の横を圧して、頭にあごを乗せ モフりつつ )


「 …… うんうん よく疲れに効くよ 」

　　「 ...相変わらず月尾は俺の事をなんだと思ってるのやら ...はぁ〜 ...んむぐぐ 」

　　( ...満更でも無さげ ...それはそれとして色々どうにも ...したい事の多さに頬を膨らませていて )


　(/ ... ...俺が作った地下の人工怪物達は基本的に『Lobotomy Corporation』 『SCP』『Back room』などそう言った作品達から構想を得ているよ )

「 … めすいぬ 」

　　[ぺしんっ]


(/…収容というワードで予想はしていたが)

(/ ...魔人なんだけどなぁ ... )


(/ まぁ実を言うと特にロボトミー、が俺に与えた影響は大きいからね ... ...結構随所随所で出してるんだよ？にひひ ... )

(/やめいやめい、脳に外部からアレコレは聞いてると肌にくる…)

(/……ふはふ、…ひぃ　…　うん、…まだ何かある？)

(/ ...いやまぁただ人外を収容してアレコレなんだけどもね ... ... )


(/ ...ｶﾄﾙの元ネタは『BOTW』より『ガーディアン系統』 ...とか？ )

(/…確かに、厄災っぽくは見えたけども

　…あの系譜、私もたまに扱ってはみるが…
　やはり状況把握が自他ともに、しにくいのがね…)


(/………すまない、ちょっと　…赤手)

(/ .... ....うん、どうかした？ )

(/……メンタルが酷いの、…慣れない事が続いて、…参ってて)

(/……しばらくモフってていい？)

(/ ...よしよし、 ...良いよ、何時も聞いて貰ってるしね
　　しんどかったらいくらでも吐いて良いよ ...それでもっと、頼っていいんだよ ...


　　...気持ちは良くわかるから、いくらでも、ね？ )

　　　[どしんっ]　　____わぁい


「 … こういう …抱きつける大きいいぬみたいな…安心感がほしかった。…んん、…ふふ … やっぱりもふもふするね …___はふ 」

(__体重、大きく傾けて … 首を抱きながら体全体で堪能)

　　「 ...よしよし ...月尾が良く頑張ってるのは知ってるからね、安心しなよ ...月尾が寝るまでは俺も寝ないしさ ...
　　...っていうかそんなもふもふしてるかね ...もぉ 」


　　[ ...ぽん、ぽん ]

　( 一定のリズムで ...背中をゆっくり 優しく突いて ...押し倒される形になっても なんら気にしてない ...
　　...こうして安心出来るのならば、魔人は嬉しいし )



　　「 ....耳や尻尾位なら生やせるようにしといた方が良いかなぁ ... 」

「 … 気持ちがもふもふしてるんだもの … いつも君は
　暖かそうなわんこっぽく、見えたっていいじゃないか 」


( うしろ髪、くるくる巻きつつ ___ ない胸を押しつけ … やさしい魔人の、…やさしい表情を にへらぁ…と見おろし、…髪に顔を埋めて )


「 … 耳や尻尾で思い出したよ　…　赤手。
　そちらの義妹はきみのペットにご執心だそうだね？ 」

　「 ...まぁ、こうして頼られるのは大好きだから良いんだけどさ ... ...また時間のある時にその、されたいしね..色々 」


　　( ...恥ずかしそうに頬が染まる ...ちょっと嫉妬する位髪はサラサラで ...なんだか凄く甘い 苺っぽい匂いがする
　　...背中は撫でられ続けて人肌絶やさず ...小さな温もりを与えて )


　　「 ...あぁ、サラ ...もとい“ﾜﾝ”の事 ...？ ...だねぇ、何が琴線に触れたのかはよく分かってないけど 」

　　「 … めすいぬだ 」


( … 甘いかおりからして ___ 女子力、みぃんな負けてて。…むぅ、と頬を膨らませながら 腰を抱くように … 首すじに顔を寄せて )

　　　[かぷ]　______


「 …… 可愛かったのではないかな？ 」

　　「 ...じゃあ月尾は何さ、 ...ナイアは猫だけど ... 」

　( ...最近は本当 両性の良いとこどりばっかしてる気がする ...だからこそ ちょっと自慢しちゃって ...
　　...首筋につく跡に頬が染まる ...察しがつくから )


　　「 ... ...そういうものかね、にひひ ...ま___喜んでもらえるならば何よりだよ、何もかも 」

　　　　「　ヘビ　」


(「ジｬﾗﾗ」…ｷﾞｺｷﾞｺ 喉から鳴らして __ …首すじからとろりとした煌液が、… 垂れて ___ 魔人の椀を、わずかに濡らして ___…耳元で、喉を鳴らして)


_____とろ…　ｼﾞｭﾙ____どく…とく___ごくっ

(なまめかしいのど色が 毒のように…耳から痺れるように)



「 … 君を喜ばせる事も、悦ばせる事も。…忘れられんよ
_____"黒機"のBADEND … 楽しみにしててくれたまえ 」

　　「 ...え、まった、予想してな ... なにそ ...れぇっ 」


　　( ぞくぞくぞく ...背筋から全身へ蔓延する ...興奮と恐怖 ...ぷるる、震える椀部に顔赤らめ ..両手で隠しながら ...
　　...戸惑いの色が隠せないで目を見開く ... )



　　「 ....へ、あ ...なに、いって ...？？ 」

「 … 安心したまえ … 事は、既に起きている

　この輪の中に君どころか … 赤城の純粋な住民達
　旧をつらねるものも居ない。… まぁ、楽しみに…

　_____心置きなく … 撫で抱かれたまえ 」



( … 後ろから、お腹を抱き。___…口を抑えるように
____錠剤、… 入れて ____ 椀部に、両手を添える )

.....や、だっ...

「 ……… 」

　「 ...カロン、しぬの、なら ...おれ、それ、...わがまま、なのわかってるけど ...やだよぅ... 」

「 … ネタバレになるが、良いかね？ 」

　「 ...... ....うゆ、へ、へいきぃ... 」

________正確に言えば…

「 … 同一人物だが、BADENDを迎えるのは
　ほぼ赤の他人だ。… 違う次元の話でもない

　… 今、君が知り… 存在する〖R-13B〗は
　なんの影響も受けず、…今まで通り存在する 」

「 …… 知るべきではないか？と、思ってね

　…… 黒機君の要人。___"白機"君は　… 」



_______"語りもせず、覚えてもいない"


　「　… 〖R〗の ___歴史というものを　」

「 ......うぉえ？ん？え？ ....ぁえ？ 」

「 … 大人気、時間ジャンプシリーズ第３部

　　　　　　【 暗黒の森の番犬 】

　…… 絶対に今居る、〖カロン〗はなんの影響も受けない
　そもそも、それは彼女が通ってきた歴史を … 白機君に
　体験してもらうだけだからだ。… その順序は長いが…

　____その果てで　…　白機君には【BADEND】の顛末を
　…　近い将来、すべき事を知ってもらいたいのだよ 」

「 ___おそらく … 地獄度は今まで１番だ

　…… さて 」



_____いいかな？

　「 ...理解してないけど理解した！！！ ...うん、大丈夫、それなら頑張れると思う ...！ ...まかせて 」

　　「 ...でもそれをする前に沢山癒しの甘々成分を補給させて欲しい ...それだけ、お願いしても平気？ 」

「 平気。___じゃあ、…先に　…　甘々したい___かな？ 」

　「 ...うゆ ...んと、久しぶりに赤猫か少年を使いたい気分 ...かな 」

「 … ちょっと　居るなら返事しなさい 」

「 ..ひぁ、あ ...う、うん！い、いる！ ...よ？ 」

________〖蒼の自室、兼少年の部屋〗



「 … ただいま。はい、… 今日のあたしの変わったとこ
　　7秒以内に答えなさい。… はい、いち にー さん … 」

　　_____相変わらず本が多めで少年の枕元にも並んでる ....


　「 ...へ？ち、ちょっと待ってそんな急な！？ ...え、え、あ、え〜〜 ...か、髪型？ ...と、とか？ 」

　　　「 なにも変わってない。」[ﾋﾟﾝｯ___]


( … でこっぱちんっ。… 小机を挟んだ自分のベッドに
　腰掛けながら … 少年の、… 身体や様子をじっと眺め )


「 ２日、３日も開けて無いんだから 彼女のカッコくらい
キチンと覚えときなさいよっ、だいいち。付き合ってから
　あたしの外側なんか全っ然変わったこと無いじゃない … 」



_______ま その点 …


「 … あんたは大分変わったわね ちょっぴり逞しくなって
　　なのに、あたしより女の子っぽくなったっていうか… 」


________

　「 ぎにゃんっ！！？...そ、そのクイズでその答えはずるく無い！？ 」[ ひりひり ]


　　( ...涙目で額を抑える ...変わったと言われても ...と言った所で自分の格好や見た目を見直す ...
　　　...本当にちょっぴり、ちょっぴりだけ身長が伸びて ...男の子、とは分かる顔付き ...ただし

　　___本人的に気にして無いからあれだけど ...臍や太腿 二の腕など少し晒してる肌が多い軽装 ...司書みたいなローブを被るからなおさら気にしてない..後はなんかこう ...目がぱっちりしてるし対して髪の毛がふっわふわ ... )


　　「 ...う、うぅ〜 ...髪が3cm伸びた〜、とか ...こ、香水変えたとかそういうのだと、思うじゃんかぁ ...
　　...で、でも！変わんないヨグも可愛いよ！ ...な、なんて、えへ ...


　　...って、そ、そう？ ... ...かな？ ...いや、あんまり着る服が無いからこれ着てるんだけど、ね ... 」


　　( ...愛用の二丁は靴の側面___蒼から貰った二丁は腰に掛けて ...満更でもなさげ )


___________

[ずいっ]_____「 … 知らない間に 」

( __ おどっ、とたじろぐ間に目の前。… 顔を寄せるまま、… サイズを比べてみれば … 身長の差が、少しでも結構目立つように … ___ )


「　あたしが先輩風吹してるのが 似合わなくなったわね　」


_______頬に触れて　…



[どすん _____…　ゅん]



　ま　…


「 … 口はまだ甘いみたいだけど 」


( … 少年を押して倒し。…___重ねて … 離れて、髪を後ろに束ねながら　…　じっ、と少年の眼を見つめる。… )

　　_____ ...距離が近くなれば顔が赤くなり ...たじろぐ事はまだまだ多く ...とっても照れながら 頬をかいていた途端 ...



　　　「 ....へ、あ？ ...っあ！？よ、よよよ、ヨグっ！？
　　　ちょっ ....うへぁっ！？ ...あっ、あっあぇ、あっ ... 」


　　( ...感触に驚いたまま 直ぐに押し倒されて ...___されるがままに貪られ
　　...瞳の中はぐるぐる混乱 顔は発熱した様に真っ赤で ...瞬きも止まらず ...羞恥に呑まれる
　　...久しぶりだからか余計に照れは強くて なんの躊躇いもなくする蒼にも驚き隠せず )


　　「 ...ぁ、あ、あの、よ、ヨグ ...？ち、ちょっとその、ぼ、僕恥ずかしいんだけ ...ど ... 」


　　( ...潤おう目が 弱々しく見つめ返して )

「 あたしは___そうじゃない。… とっととスるわよっ、フロ！…ママが早く…子供の顔、… 見せに来いって拗ねちゃうんだから！ 」


[ぐい____…]

( … 少年の、こころいざ知らず。… 蒼い聖職衣を脱ぐと、… 揉むだけはあるくらいの椀と、… 少し締まった 小麦色の肌が見えて ___…少年の… 精神にどんどん、…揺さぶりを掛ける )



「　… 一回やったんだから少しは自分からしてみたら？　」



[じぃ____…]

( … 潤う瞳に見つめ返して、…じぃっとたたずむ )

　「 ...だ、だからって...だからって ...ぅあ、ぁう ...よ、ヨグのお母さんを悲しませたくは無いけど ..っ、で ..でも ...っひ！？ 」


　[ ... じぃ ] ( ..両手で咄嗟に目を隠すけれど ...指の隙間からジッと見ていて ...健康的で艶やかで ...心が揺らいでいくのがどんどん分かる ...
　　...羞恥が全身を駆け巡る ...熱が集中していくのが良く分かる ...ぐるぐる思考する頭の中で ...蒼に落とされる爆弾 )


　　____いつもなら、返事は多分NO ....ただし



　　「 ....す、少しだけ、だよ...？ 」


　　( ...両肩を掴み寄せて ....___奪い返す 唇 )

　　________　…

　　はぁ　…　___は…


( … 酸素を共有しながら___薄めて、…奪い合い。…離れる頃には軽い酸欠で、…少しうつむきながら ___ … 舌を垂らして、…荒く呼吸し… __否応なしに頬は…紅色に染まり … ___少年の…下の布に、手を掛けて)


　「 …… … 安心 __ なさいよ、… 抱いててあげるから 」



_____下げて　…　から。


「 … ゆっくり、あんたのペースで振って？… ロッソ 」


( … ねばつく __ ひとすじの糸を引く、…自分の水玉下着をおろして…___とろとろの… …秘唇を、…露にして … 少年の首に、腕を掛ける …抱いて、…顔を合わせる _____ )

　　(/ ....あうと！！！あうとだよ多分ヨグ！！！！！ )

　(/₩\₩$\$₩$\%₩"$₩\\€"$₩\₩')

(/ ...ひゃう、あ、ご、ごめん、ごめん ...ね？う、うぅ ...ひゃう、あいや ...ぼ、僕も恥ずかしいし、気持ち的にはあれだけど ...ぐぅううう...！！ ...ご、ごめん、ごめんね ...？ )

(/…\₩\₩₩\…あ、コッチね)

(/ま。いいわよ、選択がそれなら尊重するから
お疲れさま。フロ)

(/ ...あ、う ...ご、ごめ ... ...う、....うん、おや、すみ ...か、かな...ヨグ ... )

(/ ...う、うめ、あわせはまた...する、から ...)

(/ 寝れなかったや、申し訳なさが .....どうにも、勝つね ..... )

(/ 気にしない気にしない。Zzz )

(/ ...ほ、んと、ごめんね？ )

(/ 噛まれたいのかね？ )

(/ ...む、な、なんでそうなるのさ )

(/ところで。…技を、ふたつ考え付いたのだが)

(/ にゃ！！きかせてきかせて！ )

　ｻﾝﾊｰﾄﾚｯﾄﾞ・ｲﾆｰﾙﾌﾞｰｽﾄ
　燃える血筋の全力疾走


赫・魔人流　オーバーヒートハンド

(/ .......へぇ？それは ...果たして、誰の技なのか ...にひひ ...でもなんかこう ...ち、ちょっと照れるね ... )


(/ ...また色々考えておかないと ....！ )

(/あぁ、サービスでもうひとり)

　我流・飛翔火龍拳


・陽竜爆燐脚(ようりゅうばくりんきゃく)

・強襲飛竜脚(きょうしゅうひりゅうきゃく)

・優:火龍乱舞

(/多分、君が思った通りの人物が習得するのだよ)

(/ ....にひひひひっ！強くなってくれてる、ね！！ )

(/育ちが育ちなので、少し荒っぽい切っ掛けになるがね)

(/…くくく)

(/ ...邪楼との関係、でかな？ ..と言う冗談はおいておいて )


(/ ...わんこ、出そうかなぁ )

(/…ん。いぬ？)

(/ そう、わんこ ...狩猟の世界にはオトモとして引き連れてるんだけどね )

(/…がるるくん)

(/ ...うん、オス提供 ...予定 )

(/…… …… 導入からして重くなりそうだ、ふは)

(/ ...へ！？な、なんでぇ！？ ...あぅ、そ、そんな事考えてなかったのに、むぅ )

(/ん…？私の話だが)

(/ ....ぁ ...う、う〜〜〜、わ、忘れてっ！ ...まぁ、俺の方のわんこは ...まぁ、うん ...面白い奴だよ )

(/…ふむふむ、カロンタイプか、おきつねタイプか…)

(/ ...そうだなぁ ... ...可愛げがあるよ、にひひ ... ...少なくとも癒し的な存在にはなるから安心して？ )

「 … 瑠和ちゃん シンプルに聞きたくなったんだケド 」


　　　　　　「　翡翠って … 何なの？　」

(___【宙(そら)より降りし闇】が 赤城を滅ぼす事も、あっちにいってこっちにいって、ウチが最後にここにきてこうなる事を知ってた事も、生きて帰って来るとか、とうていムリな目に遭ってもピンピンしていて、そのまま赤城に
来たことも… なにもかも。…ウチどころか、役職と関係ない数人しか知らない事実まで用意して … ____それが翡翠。ただただ翡翠)



　「 瑠和ちゃんが約束、ここまで守ることも知ってて …

　　　ここまで来るように 裏で、表で糸を引いてて …

　　　何で、アレもコレも 知っててマスターも誰も …


　　知人だった訳でも無いくせに … 此処までするワケ？ 」



　　[ ____ 瑠和は … 少し困った笑顔で そっぽを向く ]



　　　「　瑠〜和ちゃんっ！何か知らないのっ！？
　　　ウチ、ちょっと怖いし気になるんですけどッ！　」



　「　… いまに はなして頂けるのでありませんか？　」



( 詰め寄り … 合わせ 困り 渦を巻き ____ そして )



　　　　　　　　　　ガ チ ャ ン



　　　狼　「　…………　」　　　狐　「　…………　」




　　　　　　　　　「　こんばんは　」




　　　_________"神出鬼没の刻よ、来れ"

( … ファッション、スタイル 共に翡翠。脚の先から頭の中まで(多分)翡翠。___99.9%の … 現れる人物、名を〖翡翠〗 )


　「 … あ〜 うん、こんばんわ 」

「 こんばんも … ようございますね 」



[( ふたりの返事に頷き、ついでにピースで返し )]


　　( … がら空きソファの真ん中に腰掛ける )



　「 瑠和さん、席を外して貰っていいかな？ 」



_______はぁい



( … ひとことで聞き届けて … 満点の、いい目配せで記憶に刻んでおいてから。__ 麗しの狐は翻して … 部屋からそぉっと身を引いた。… "ふたりっきり"。)

「 まずは到達おめでとう。チュートリアルを達成して

わたしから話を、"ある程度" 聞き出せる場面にきた。」


( 飄々でも、…「いつでも返り討ち」って余裕でもない …
さっき 追憶で見たときとはえらい違いで、あっちの方が )



　　　　　　　　　「　魅力的？　」


　　　　　　　　　「　………………　」


( … 何とかそっぽしてから向き直る。__こういうとこ…
　黒ちゃんみたいな〖余裕感〗じゃない、… 凄く無感情で
　なんでもかんでも、見透かされてるような__不気味さ。

　　 … 居るだけで、脅されてるみたいな圧がある )




　「　… どうしたの？ 聞かなきゃ、何も言わないよ　」


(____そうそう … こういうなに考えてるか分からんとこ)


　　　「　… あー、うん。… じゃあ　まず_____　」

(/質問ッ！)

(/んぁ！？ど、どしたの？？ )

(/〖ウチが未来に来たこと〗___翡翠の意向にしていい？)

(/ ...おっけー！！ )

　「　…　ウチを、未来(ここ)に連れてきたの キミ？　」


　　　　　　　　　　「　そう　」


( … わぉ、3秒以内に1秒で返されちゃった。… いや、反応に困る 状況からしてそのひと言に 詞でも作れそうなほど情報が詰まってるんだから…うん、困る、何て言えば…いいの？ えぇ…？ )



　　[____そっけなさ過ぎる返事に色々戸惑ってたら]



　「　わたしは報告の為に無理を強いるのは好きじゃないな

　　ほら 考えるのも立ち話じゃ辛いよ？座って話をしよう 」


　　　　　「 あ じゃ、うん … お言葉に甘えて 」



　　　(　不思議と敬語になる　…　だって正直怖いし　)


　　「 … えぇ、っと ___ この未来って…キミが…その 」


　　　　　　　　　「　しくじった未来。」

(/ ...んにゃあ )

(/…さてさて、ここまでどぉ？ますたー。…ってもあまり進んでないケド)

(/ ....翡翠の思惑が読めなくなってきちゃった、かなぁ )

(/…あ、ちょっと怖い？)

(/ ...んいや、不思議？って要素がますます強くなって面白いなって思ったよ ... ...〖脚本家〗なのか〖監督〗なのかは理解してないけど )

(/っても、…マスターに好感あるだけで素がああなんじゃない？なんか、ウチみたいなタイプ好きそうな感じじゃないし)

(/ ほへぇ、不思議なヒトだ .. ...だかまぁなんだか辛そうな渦中にいつでもいる ..つまり癒しを用意しなくては )

(/ 友好の努力が報われるかは知らないけどね )

(/ … さぁ、お辛い過去の話が刻一刻と迫るよ )

(/ ....おっけぃ、覚悟は出来ている )

(/ま。ウチの話が終わってからだけどね！

　___明日のモチベ維持に、早めに休もうかなぁ
　　ちょっと話す？マスタぁ)

(/ ...うゆうゆ、はなそぉ、かぁ〜〜っ ...んぇれれ )

(/…ねぇ、質問よろしぃ？)

(/ んぁい、どしたの？ )

(/月跳、マインドクラッシュ耐性ある…？)

(/ 【機械】だからねぇ ... にひ )

(/ まぁ、あの研究者さんがどう仕込んでるかどうか ...だね、にひひ )

(/いや、…【未来のウチより惨い仕打ち】見て…月跳おかしくならない？それだけめっちゃしんぱい。…)

(/ ...まぁ、そうだね ...ただまぁ )



(/ 過去を見る事に特化したもの、人助けをする為に作られた機械 ...

___メンタルはまさに鋼の様 )

(/…頭割られたとき泣いてた気がしますけど…())

(/ ※ただし【何も知らない他人】に限る )


(/ ...察せ？この城の者を見る時点で白機は ...でもまぁ


　　____良い機会だしね、構わないよ )

(/…そぉいや)

(/…そうだったね　…　まずい、ウチも度胸いる…っ)

(/ ...んぉ？どしたの )

(/ あ、そうそう )




(/ ___もし翡翠が関係していなかったら、此処に来た要因は ...【月機シリーズ】に関連した事になってたよ )

(/…確かにやってそうではある…！)


(/……さて！明日の…【黒機最終編】…おたのひ…み)


____…おやひゅみ…まふはぁ

(/ ...にひひ...何せ元ネタは ...おっと、これ以上はお楽しみかな？ )



(/ ...りょ〜かい、きたいしておく！おやすみ！ま ...俺も眠いし寝るんだけどね、暑いし疲れたぁ... )

(/ 大雨で今日は休みになったよ、月尾はどうかは知らないけれど凄く天気悪いし気を付けてね )

　　「 ____正確には、すがる希望もない未来。
　　　… 此処の誰もが半端なまま〖刻〗に備えて

　【茶番】を乗り越えられなかった　…　そんな未来 」


　　　( _____ …"被害"で言い返そうとすると )



　　　　　　　　・　魔王みたいなアイツも
　　　　　　　　・　天使みたいなアイツも
　　　　　　　　・　伯爵みたいなアイツも
　　　　　　　　・　異常な強さのアイツも



　「　… (そうじゃん　…　"本腰"じゃなかったよね？)　」



「 結局のところ … この世界はまだまだ滅びから逃れて

曲がりなりにも存続できたとは言いがたい状況下にある…

　____… こういう所だから、得たものがあるんだよ 」

(/ ...にゃ )

(/おん。…やるで)

(/ 何その口調 ... ...おっけ )

(/ん、かわぇ―やん？)

(/ ...ふぅむ )


(/ ___中々新鮮でおもろいやん？なんや、かわええなぁ〜 ...？ ___....にひひ )

(/なんねやぁ、マスタも分かるやっちゃな〜？
ｷﾋﾋｯ___でもウチはうさぎの子に言われたいんね

　　　…　がぁんばるでぇ、おん　おん！)

(/ まぁそもそもそっち圏の人やしぃ？ ...と、そうやねぇ ...ほな、がんばりぃや？ゆっくり待っとるからな〜 ...にひひひ )

(/せや、ちょい〜っと掛かるけんな？)

(/ネタバレせん程度に【ラスボス達】のBGMイメージ
載せとくわ！予習しといてんな〜！ｷﾋﾋｯ)

・【オーグラをたおせ！】

・【　桜竜　】

・【9(AC)】

・【Revenge(キミが好きなゲーム)】

・【時空のたもと】

(/さぁ、やるで！楽しみしとき！)

(/ ...ほほう？ ...へぇ、良いじゃん良いじゃん ...ま、何はともあれ ...楽しませて貰おうか！ )

　　　　　　　　　「 …………… 」


「 "君"は知らないかもしれない だけど、覚えてる

　かりそめ … そのなかにいる嫌気が君の全てだった頃 」




( ____ "その手に変える勇気も力も持ちながら … "
　傍らに、…背中に居たものの為に __ 没した"感じ"。

　知らず知らずに、煮え湯を飲まされたように腹の底で
　鬼が呻く　…　___知らないのに、思い出したような )


[話を、…聞いているだけで苛立つ。…めらめらと燃える]



「 この中で、君は気付いて私に問うところまで来たんだ

… 途中で、諦める事も 折れることもあったかもしれない


　無責任に投げ出されながら … 君は〖腹を括って〗くれた

　身勝手な事を言うのは知ってる … それでもありがとう 」

(____頭を掻いて、片目を閉じながらバツが悪い顔)


　「 … はぁっ、いっちいち情報量多いなぁ…っ
　で？結局のとこ、何さ … ウチに何して欲しいの？ 」

___________


　　「 …… "君がいた世界"で、【闇】を倒して欲しい 」


　　( 表情は無のまま。伺い知るものがなに１つもない )


　「 そりゃ言われんでもッ___て話になるわけですケド …

　… ただそれ１つの為に、ウチ達に肩入れする理由は何さ？
　あと何か知らないけど …【闇】ってのもウチらにちょっかい

　　… 掛けてきてるし、あんたサンは理由知ってそうだし 」


(_____改めて　…　付近の反応を確認しても、誰も居ない
　…　ハァ、ま 盗み聞かれて何になる？って話でもあるけ…)









____________付近の反応が【自分１人】しかいない

　[__困惑が胸で渦を巻く、…自分の体と翡翠を二度見して]


　　　　　　「 … 、…?　!？____… … … 」




　「 …… 君に　いや、…〖魔人君〗に"希望"を見たから 」


　　　(くるりと〖翡翠〗が回る…「根拠の話じゃない」

　「極理知的な話でもない」「予知を見たって訳でもない」

　　　…「　私らしくない理由に委ねたくなったから　」)



　「　その為を想うなら　…　君たちに切っ掛けを運んで

　〖目覚めて〗貰わなくてはいけなかった … 少なくとも

　　　君は、もう心配いらない　…　その〖欠片〗も　…


　　　　　きっと　…　応えてくれるようになる　」



　(手元に光る〖クリスタル〗と上着を凝視してみる　…
　 結晶は淡い虹色が白く輝き、…上着は実体がある)


　　　　　「 … あんた、なに？何なの？

　　なんでも知ってるのに…ウチ、なんも知らないのに …


　… その、そういうテンション　…　__ぇ、あんた…？ 」

　「 ざんねん　…　みんな話すにはまだ早すぎるんだ 」



　　　　　　　[ｽﾞｩｵｯ___]　「　はっ？　」

　　　　　(____背後に開く、【刻の爪痕】)



　　　　　　　　[ﾄﾝｯ]　____ちょっ…　


　「　気 に な る と こ ぜﾝぶは　ぐら　ｶ　____…



[_____黒機は、…軽く押されて【爪痕】へと消えてゆく]

　　　　　　　　　　　　[ﾌﾞｩﾝｯ!]

　　　　　　　　　　「 … だって 」




(____背後。…"自分が"


…【この世界を破壊する】事が確定した___特異点を眺め)



「 わたしの理詰めでもう … どうしようもないんだから 」




____

「 …… 大丈夫、あとは自分で答えを見つけられる 」


(_____滑り、…滑り…〖河原〗の死神バイト最中で…

　…〖居眠り〗をしていた、もとの世界へ還る黒機を
　小さな【傷】を通じて見守り　___……次を、見る )




　　「 ……… 君は本当に罪深いよ、ザレッド君

　　こう言うことを…する義理なんて無いのにさ 」




___(…河原へ出かけた黒機の番。…留守番うさぎを目に留め)

_____________


(/____なんや、色々と急ぎ足になってしもうたわ)

(/ ....ゆっくりで良かったのに )

(/ お恥ずかしながら、まだまだ俺には理解出来てないしね？ )

(/理解されんのが当たりまえのばら蒔きやけんな！)

(/…… 幾つかやる以上、しょっぱなに翡翠の現状も
　　目的も語るわけにはいかんかったんや … )

(/……ますたー。必ず、全部明らかにするけん)

(/__今は許して、な？)

(/ ...その方がさ、____やる気しか出ないんだけど！！！！！ )


(/ 散りばめられた伏線のパズル！当てはめられていった時の爽快感！実に素晴らしいじゃんか！！！ ...にひひひ )

(/…ただ、ひとつだけ言えることならある)

(/…残酷なこと言うけど、ええ？)

(/ ...あ、うん、どぞどぞ？ )

(/彼女独りにだけは納得できる救いはない)


(/…ま。意味を理解しても、マスターは
彼女を助けられると思うわ！頑張り！)

(/ ...良くわかんないけど頑張ろう！！！！！ )

(/ ..... ....さて、月尾 ...一つ謝らせてほしい )

(/…にゃ？カロ…___うん。聞くよ…ます___赤手くん)

(/ ... ...うん、その )



(/ 前なんだか凄く決意を持って変身した戦闘を繰り広げようとして来れたのに有耶無耶にしてごめん！！！！ )

(/　自爆特効だったからゼロでOK　)

(/ んひゃい ....さ、さて、さて！！！ )



(/ ...その、今日はこの後、どうする？ )

(/さて！…ウチがやるなかでも、ひどい地獄編をまえに！)


(/やりたいバトルとか癒しある？)

(/ .....んぁ、ﾁｮｯﾄﾏｯﾃﾈ )

(/ けっこうあるから悩んじゃうぞ〜〜...？？？ )

(/ ...んねぇねぇ月尾、またこう ...クエスト形式的な感じで貼るから、選んでくれる？ )

(/良いけど、…メチャクチャになるかも)

(/ ...えっ其れはどう言う意味で？？？？ )

(/ ..まぁそうだね、それならこんな感じで貼ろうか )



甘々・戦闘両方可能
赤猫・雪鬼・仮面・(new)__雪鬼母

戦闘のみ可能
灰良・魔人

甘々のみ可能
三姉妹・(new)___わんこ

(/ ...あ、嘘かも ___戦闘だけで良いならわんさかいるし )

(/…眠くなってきちゃった仮面の甘々！)

(/ ....はい無理は駄目〜〜、.....寝るよ？ )

(/ 布団に包まって風邪引かない様にしてからしっかり寝ようね〜〜 ... ... )

(/…明日砂姫漬けにしてやる〜)

(/ ___その代わり明日は1日中付き合っても良いから、さ？ ...寝よ？ )

(/ .....気分が変わってなかったら、ね )



(/ ___もしかすると.... )

(/ ... ... ......ん )

(/ｶﾞﾙｧ)

(/ .......月尾〜〜〜 ..... .... )

(/…なんだい？わんこくん)

(/ ... ... ....別にぃ )

(/……散歩する？撫でる？)

(/ ... ... ... ...候補　出すから　選ぶ？ )

(/ ...嘘、今何がしたいかによるけど )


(/ ....あ〜〜〜、水曜日楽しみだね？ )

(/うむ。……___楽しみ！)

(/ ... ... ...にひひ、なら良かった！ )

(/…にゃ、ねてた)

(/ ... ...無理はしない様にね？疲れてるならゆっくり休みなよ )

(/…みかん風味のアイスを摂り、遅れながら復帰致しました)

(/ ... ...可愛いねぇ )

(/…ふぁふ、…ぎけ…___魔人様。…如何のように？)

(/ ...んねぇねぇ )

(/…はぁい)

(/ ...なにしよっか )

(/…とある方と戦ってみませんか？)

(/ ....あ、そうする？そうする ...ん、そうする、かぁ....？？？ )

(/…互いに寝惚けてらっしゃるようです)

(/…お湯を浴びて参ります)

(/ ... ...ぁい、俺もご飯食べてくる ... )

(/____ぉえ )

(/)

「 … 義兄さま！ 」

　「 ...あ〜〜〜 ...？ 」

「 「あー」じゃなくて「はい」でお願い致します！

　…　ご用事がございますから、起きてください 」


(____色々とやや縮小サイズ)

　「 ...はいよ、そう急かさないでよ ....[ ふぁあ ... ] 」


( ...寝起き、故に違和感気付かずに寝台から身体を起こして ...白黒の方へと歩を進めて )

「 あっ、寝巻きを直し… ではなく着替えてください！
　　お客様に笑われてしまいますよっ、義兄さま！ 」


( 押しかえそうとして〖椀の下〗をぐっ、と掌で押す )

　「 ひにゃんっ！？ ...き、きがえ、着替えるから ...は、離れて ...ニャルちゃ ...あれ、に、ニャルちゃん？？？ 」


　　( 白黒だからこそ触られる事は不慣れで ...雌をちらつかせながら寝間着脱ぎ捨て着替えている最中 ... ...色々変だと違和感気付いたのか視線を向けて )




　　「 ...いつもよりちっこい！？ 」

_________魔人の肩よりちょい下くらい

(　急に驚いた魔人に　きょとん　と目を開いて …
しかし直後。手慣れた動作で〖ハリセン〗を装備！ )



　　　　　　[　スパァンッ！！　]


　「　いっっつまで寝惚ける気ですかッ！！　」


(___ぴょんっ、とジャンプして頭を[軽打!]するっ

… なんてツッコミ系みたいな事したら __ ぷんすか
「い"〜ッ」みたいな感じで歯を出しながらジト目顔。
　… 両手を腰に置いて「そういう」オーラたっぷし )


「 今日こそ【魔王候補筆頭】らしく振る舞ってもらいます…！

さぁっ[ﾋｭｯ]起きて起きて！お客様が待ってるんですよっ 」


____ハリセンを竹刀みたいに向けて！空気を突く！突く！

　　　______ｽﾊﾟｧﾝｯ！！　　いだぁっ！！？


　　( ...小気味良い音鳴り響き 頭を抑えている間にも追撃は止まらず ..混乱止まらない中で 訳も分からないまま ...いそいそ着替えて ...もう流されるがまま )


　　　____何がどうしてこうなった ....？？？？


　　( ....少しばかり衣替え して軽装気味になりながら ...___白黒を子供みたいにお姫様抱っこして.... )




　　「 ...じゃあ、行こっか？ 」

　　　「わっ…?？」　_____あっ！？


「　〜〜っ！また、子ども扱いなんてして…っ！
　　　こら〜っ！降ろしてくださ〜いっ！！　」


　　　　(____じたじたじたばたばた　…)

_________


[部屋の外へ出ますか？]

YES←
NO

　　「 ( ....新鮮だけど新鮮じゃない、なんだろうな ...楽しい！ ....にしてもなんでこうなってんのか ...

　　...ニャルちゃんに叩かれて感じるのは色々不味いし、抑えないと ) 」


　　( ...腕の中で暴れる白黒なんかよわよわ ...簡単に扉も開けて外へ出て ....と言いつつ何をすれば良いのか分からず )



「 ...ニャルちゃん、今日何すれば良いんだっけ？ 」


　　___他力本願

　　　　[ぱんぱんぱんっ！]　___このっ！


「 そんなのも分からずに何が【候補筆頭】ですかっ！
　　このイタズラ魔人！あほっ！ばかの赤ナスビッ！」

( 抱かれながら頬っぺたにハリセンを[軽打!][軽打!]

だだっ子みたいな勢いで何時もの毒トゲっぽさはゼロ )

__________


　(___ふんっ　…　と抱かれたまま頬ぷく腕組みっ)


「 … 半月前からお姉様が進めてた〖五福商会〗の店舗を
　　お城の、空きスペースに入れて貰う相談がありますね？

　　商談は整いましたから、本日はその〖会長〗がご挨拶に
　伺いに来てくださってるんです！これは【候補筆頭】として

　___そ　そ　う　が無いようにしないといけませんね！？ 」


　　(じ〜ッ！___ﾋﾟﾘﾋﾟﾘエフェクト出しながら抗議の視線)

　「 ...赤ナスビって何？？？？ ...はぁ ....よしよし、ちょっと落ち着こうな〜〜 ... 」


　( こういう時の白黒は謂わば気性の荒い猫 ...呆れながら白黒に向かって ...懐から取り出した“柑橘系の香水” ....ぷしゅぷしゅ吹き掛けて )


　_________....そう言うお偉いさんとの会話は基本的に土王様がしてくれる筈なんだけどなぁ...


　　　( ちょっとばかり魔人に溜め息 ...とは言え粗相が許されないのも事実 ..ちょっと、いやかなり ...気が重いけれど
　　...しないわけにはいかないから、やる事に )


　　「 ...任せてよ、ニャルちゃん 」

　　　...なんで小さいのかは知らないけど

　「　"おたんこなす"って意味に決まってっ…！？　」



　　　　　　　　　________ぱさっ

　　　　　( … ハリセンが地面に落ちて … )

__________


　　　　　　　　　[ぐにゃん__でろん]

　　　　「 あぅぅ… 義兄(にぃ)のひきょうもの… 」


( 多感な時期の姿だからこそ。__ぐにゃんと溶けっぽく…
脱力しては、暴れるだけのリソースもなくなり…よわよわ
　パンチが … 椀をたぷんと揺らさせる　___　程度。)


「 …… だっで … だまには … 義兄のしゃんとしたとこ
　　ルーニャだってみだいんだもん　…　ばかぁ、あほぉ… 」


(____昔、姉や御姉から付けられてた愛称まで溢すしまつ)


「　…　ねえさん、…また義兄さがして　…　るから
　　みつかんない　…　ように応接間…　行くの　…うぅ　」


______よわよわ、酔い酔い、…紅潮でとろんとした目

　　「( ....これ、使えるなぁ ... ) 」


　( ...魔人にとって今回はお試しだったものの想像以上の効力 ...
　　...ただしまぁ、余り使用しない事を心に決めながら ...白黒の頭を何度も撫でる ...正直椀はもう気にしてないのか好きなだけ触らせる ... )


　　____よいしょ、...ゆっくりしといてね


　　　( ...羽織るマントの中 ...二人羽織の様に白黒を背中に仕舞い隠して ...ゆっくり バレない様に ...___応接間へ )



　　　「 ___ま、見といてよ ....“ニャルちゃん” 」

　　___偶にはカッコいいとこ、見せてあげるからさ



　　( いつもの様で ...いつもらしからぬ、そんな笑みを浮かべて )

　　　　　〖応接間の前〗


　　ただならない気配を感じる　…！


(___護衛の者が、扉の横に構える姿も気配もない
　　　…中に居るのは〖会長〗１人のようだ)


〖【応接間】に入りますか？〗

YES
NO

　　( 歩みを止める事無く ...小さな白黒背負った状態で )


　　[ ｶﾞﾁｬﾝ ]



____迷う事無く応接間へと入る魔人 ...気配に圧倒された様子も無く ...と言うかビビった感じでも無くて ...



　　「 ...__初めまして ...俺が、ザレッド・イニールだよ 」


　　ご丁寧に ...頭を下げながら 挨拶

『 あいよ こちらは〖盃貴妁箜〗…坊やは初めてだねェ 』



　　　　……　小さな机を挟んだ向こう側に

(____"未来"と似た姿。…パンパンのジーンズ、袖なし
　　赤シャツの上から、マントのように白と焔紋の和服 …

小さいメガネと、半目の黄土色 … 小さい笑みで肘をつき)



　　　『　やぁ 会えて光栄さね、赤城のボウヤ？　』


　…　もう片手の手元で、コロコロとビー玉を転がす　…

　　「 ....？( ...な〜〜〜んか見覚えあるような、無い様な ... ) 」


　　( ...既視感？違和感？ ...兎にも角にも ...思っているよりかは接しやすそうな相手だから 少しは安心して )


　　「 ...あぁ、此方こそ ...さて、今回の件だけども ...色合い付けるなら今のうち、だよ？ ...建ててから条件付けるよりかは建てる前に条件 ...いざこざを無くすんならそっちの方が良い、...だろ？ ... ...ま、なんでも良いんだけどさ 俺は 」


　　( ...白黒 背負い隠したまま座り込んで ...面接官みたいに両肘をつく... ...__あくまでも対等寄りの下と言う立場でいるつもり、らしい )

　『 なぁに　…　黒いのとハナシは付けに付けておるよ

　 責任者同士、… こうカオを合わせ茶でもしばかねば
　 納得をせぬにせぬ者もおるでな？楽にせい、かかかっ 』

　　(____揺さぶりを掛けながら…湯のみをひと飲み)


　　　　　　　[べ、べ]　____あちち　…


　『　… 此処では茶を熱くするのが通に通なのかの？


　　まぁ、… この度はこの城に店舗を置かせてもらう
　身じゃ ____ ここは１つ、世間でも話さぬにさぬか？　』



　　　　(___うるん、…と怪しげな瞳で見つめて)

　「 ...ふぅん ...んじゃま、一応話した内容を確認させてよ ...一応責任としては俺にも関わるわけだしさ？
　　ま、とは言え ... ...少しはリラックスしても良さそうだ 堅物って訳じゃあ無いしね ... 」

　　( ...こういう雰囲気の方が話し易いのは事実 ... ...先日行った秘密の仕事の疲労もあるから ...体の力を僅かに抜いて )


　　[ ずずず ] 「 ...その方が心身共に落ち着くでしょって意味 ...
　　世間話ねぇ ...あんま最近の事は知らないんだけど それでも良ければかな 」


　　( ...ハニトラ？紛いの事には惑わされずに ... ...茶を啜りながら話を聞く態度 )

『(__ほぉ) …かかか　____ま、内容はそうじゃのぉ

・販売物の安全性等を確認する権利を赤城側へ認める

・店舗の安全を確保するため、赤城側から警備をつける

・店舗側から赤城へ害意が及ばぬよう監督責任をつける

・場所を〖借りる〗呈で店舗を設置する

・〖借りる〗代わりに、店舗による遠方の物品の流通や
　利益の1割を赤城側に納める事を、条件として認める …

ざっと、こんな所にところじゃな　___ 』


( 服装のおかしさにｷﾞﾗﾘと目を光らせるも__眺め続けはせず
すかした雰囲気 … 疲労の心身を思わせる様子に含んで笑い )



『 いやなに、こういう仕事に商いやっておると 辺鄙な土地や

　かのような離れのウワサもよく、耳にするにするでのぉ…？

　____"悪戯を働く若坊主"。…"苦労焼かせる阿呆の魔人"…

　そのような事を…ここのメイドが口走っておった、などな 』



(____おそらくの原因が魔人の背中に居るなどいざ知らず
　…　茶を啜りながら、…__熱そうに舌を出してじ、と眺め)

　「 ...不審な点は無いね ...うん、特に問題無さそうだ ...

　　...はぁ、流石に気負い過ぎたかな 安心したよ ..
もう、ニャルちゃんも大袈裟なんだから 」


　　( ...本来なら先日ずっと同じ姿勢で尚且つ肩や口を行使した事が多い為 休日とするつもりだったのだが ...叩き起こされる形になった為 魔人にとっては___酷く安心 )



　　「 ...半分合ってるけど間違ってる、そう言わさせて貰おうかな 」


　　( ...苦笑浮かべながら茶を啜り飲む ... ...なんだか怯んだ様子も無くて ... 今はただ 体の力を抜いてリラックス )

『 … かかか … いやはや薄情者じゃのう
　認め、… 踞る坊やも腑抜けじゃのう ___ 』


(____契約書を手に　…　ひらりひらり)


『 では このような餌食を前に手心など不要に不要。

… 契約なら履行されておるにおる、… その手始めに
　どれ、… 坊やの部下を手篭めにしてくれようかの？ 』


( ___ にぃ、と悪戯な___邪悪な笑みを浮かべては )

　　「 ...俺をそんな人格者だと思わないでよ ...
　　...ただまぁそうだね ...何かしら悪どい事をしていたら


　　___俺が直々に成敗しにいく、ただそんだけは覚えておいてよ ...この城で2番目に偉くて、“強い”奴が直々に行くんだからさ 」


　　( 傲慢とも取れる発言 ...頬杖突いて 口角を上げながら )


　　「 どうぞご勝手に ...なんなら俺だって働こうと思えば働くしね .. ...ただまぁ、此処にいる奴は一癖も二癖もあるんだ ...
　　そう易々と手篭めに出来るとは思わないでよ？ ...なんて 」



　　( ___受け流す ...軽薄に見えるかもしれない魔人の態度 )

『____(よい胆力、よい自信。…ほうほう 小気味よい)』


( … その言葉を、待っていたとばかりに__いや、予想より
いい言葉をもらえたとばかりに、…満足気なカオを浮かべ )



　　　　　『　…　だとにだとよ？　のぅ…　』


　　　　　　　　　( _____"ｶﾁｯ" )



　　　　　　『　姐(あね)さ　ん　や♪　』

( __ …声色が最初にリトライすると、机の下から取り出す…

【ボイスレコーダー】。…___取られた謎の言質、__背後で
　[ガチャリ]と、…鳴る、イヤな…気配とイヤな音　…　 )



　　　　　　______上出来だよ　ネコ…！


　　「 さぁ　…　義兄貴(ｱﾆｷ)、もう逃げようって訳には

　　　　　[ｶﾞｼｯ]　いか　…ない　___ね　…　えぇ？ 」


　　[頭を掴まれ　___　顔の横から、…ずいっと威圧…!?]




　　　　____"やや、小さい？…___次女、テホプ。"


(____制服姿に、…若干ボサッとした髪型。…堂々の肉体！
　　　…もて余す所なく…その姿は〖スケバン〗だ___！)

　　「 ...は？ ...何、脅しでもするつもり .. ....あ？ 」


　　( ...納得した様な表情と取り出されたボイスレコーダーにあからさまに不機嫌になる魔人 ...紙面には載っていない交渉でも仕掛ける気かと思えたその時 ...
　　___聞き覚えのある声と ... ...なんだかまた、自分の知ってる姿とは違う ...喧嘩っ早く それでいて強く ...肉体の強度はこの城でトップクラス ...分かり易い言動や性格 ... ..
　魔人にとっては ...王道を駆けるかの様な感じが大好き ... ...多分自分の性質的に抱き潰される側にな ...ごほん
　　....そんな次女の声に ...ジロリと 目線が鋭く 猫へと向かう )


　　「 ... ...ハメたか？おぉ〜 ...？ ...や、別に逃げるつもりは無いんだけどさ ... ...これ、ニャルちゃんが小さくなってるのも関係ある？ ...取り敢えず聞かせてよ 」


　　( ...次女の方へ視線は向けない ...と言うか向け辛い )

「 あ"？… ___この期に及んでまだ逃げる気かい？

　　　　さぁさぁっ　おとなしくオレと… 」


『 にゃ…る？…えぇい、この城の事など知らぬに知らぬわ
　ともかく、わらわは興業が見たいだけにだけ！さぁ！ 』

____"なにも知らない様子の２人"が魔人に着目する最中…



　　(　…　ネコの後ろで、カンペらしきを手に 微笑む　)

　　　　　　　　　　　〖　翡翠　〗


　〖if:月姉妹とずっと早く家族関係になってた世界
　大変そうだったから、プレゼント。気に入るといいな〗

____________



　　　「　戦(や)　り　な　っ！　義兄貴ッ！　」


　『 これはよい興業じゃ！ワクワクのワクじゃッ！ 』

　　　　______...翡翠の存在に気が付けば一瞬驚くも ...ただ、それ以上に



　　　　恐らく ...いや、これは

　　　　　［魔人が心の底から望んだ事]だと理解する

　　...そうだ、こうして ...少し違うかもしれないけれど


　　　　　　“家族”になりたかったんだから


　　　.... ...あぁ、魔人の過去が思い出s【検閲】



　「 ... ...はぁ、もう ...やれやれだな ...こうして喧嘩っ早いのは誰に似たんだか 」





　________　( 魔人...呆然とした後で ...腕で濡れた目元を拭えば ...親指を立てる！ ...それは次女に向かってでもあり、ねこに向かってでもあり__翡翠に向かってでもある！



　　心底嬉しそうに ... 嬉しそうに！！！笑顔を見せてっ！ )

　　「 ...あぁ、...にひ、にひひっ ...いいよ、やろっか ...テホプ？ ...ただ 手加減はしないから ...頑張りなよ？ 」


　　( 魔人も久しぶりに___本当の気晴らしになりそうだから )

　　　　お昼過ぎの　___　城門前、土橋下

　　　　　　　　水気が引いた河川敷。



( … 背丈の短い雑草が生い茂り、所々で砂原に剥げる
寂しくポツンと１本杉が目に留まる … 緩やかな流れの
　川を隣に ___ 心地よい風の、吹き溜まる河川敷 … )


・この世界の城門前は、…川で穿ち、橋で繋いであるようで

・喧嘩に明け暮れる不良が求めてやまない … いい場所だ



_______橋の上に　…　見覚えのある数人が見物に。


「 … 伝説的なスケバンと、魔王候補筆頭 でありますか 」

『 見る価値しかありにありはせぬ！いやはや、楽な興業よ 』

「 え〜？ウチからもお金取るのぉ？…ま、見たいケド… 」

「 お二人とも〜っ 怪我しすぎないよう頑張りますのよ〜！」

___________





　　(___対岸に、…苦虫を噛んだかおのルーニャを置いて)



　　　　「 … ここなら邪魔が入る心配もないねぇ

　　　さ〜っ … とっとと始めようじゃないか！え？ 」




　　　　　(__指を鳴らし　…　好戦的な笑顔の)


　　　　　　〖　ヤンチャしてた頃のテホプ　〗

　　____風が気持ち良い 空気が澄んでいる
　　　...とても恵まれた環境の中で何も深い事を考えず戦闘 ...いや、喧嘩出来る事を嬉しく思う ...
　　...あぁ、とっても清々しい 魔人の空気も晴れて ...


　　( ...集い始めた観客達や ...不満顔の白黒に得意気に手を振る ... ...いつの間にか魔人らしく着崩した服装で戦闘特化スタイル ...
　　___拳握り締めて 満面の笑みを浮かべながら ...大きく頷く )



　　「 しっかり楽しもうか ...にひひ、頑張ったらなんでもしてやろう！ ...満開になるまで咲かせてみようか、喧嘩の華って奴をさ！ ...んん、まぁ ... 」





　　　　　____楽しめたらなんでも良しだよ、テホプ！




　　( ...魔力が沸る、体中を巡る ... ...魔人の中の闘志が湧き上がる！ )



　　　[ ｸｲｯｸｲｯ ] ...煽る様な手招きも様になっていて

(/ ... ...[ ぷくぅう〜〜〜... ] )

(/悪ぃ悪ィ！___…やれるかい？)

(/ .....後で【規制】で【ﾋﾟｰｰ】で【CENSORED】... ...冗談



　　　____やろうか！！！ ...寝たら悪い！！！ )

　　ｽﾞｽﾞｯ …　____泣き、入れるならもう遅ぇぞ…っ


　「　義 兄 貴 ィ―――――――――――――――ッッ！！　」



( 怒声、一喝をスタートに…っ！　___　工夫創意の

へったくれもかなぐり捨てた 突進、…からのシンプルな
　右！__勢いと重さを充分に載せて すましたカオに…っ

　　　挨拶代わりの　…　パンチを、ぶち込むッ！！ )

　　___ああ、分かりやすくて ...すっごく良いね ...でもさ


　　「 ...だぁれがさ ___泣き入れるって！！？ 」


　　( ...性質的には何処か魔人も ...やはり男だからか少し似ていて 真っ直ぐ ど根性的に ぶち込んでくるストレート！

　　　口角の上がり方は ___心底楽しく 魔人の餓鬼らしさが全面的に出て ...腕を曲げて 肘の部分で受け止める姿勢！ )

　　　[ ....ｼﾞ~~~~ﾝ ] 「 ( ...ぉ、思ったより 痛いな ...！？ ) 」

　　　　

　　___...若いからって舐めては無いけど ...受け止めた割には結構痛い！鋼鉄の砲丸が直撃した様な痛さがじんわりと身体に響く...も！



　　　　「 今度はこっちの番っ！！ 」
　　[ __ｶﾁｬﾝ ] ____ﾊﾟｧﾝｯ！！〖 ハンドガン・滅 〗


　　( フリーな片手は既に銃の形に作られて！ ...指先に魔力が込められれば発射！ ...勿論次女相手だからこそ ...鋭利で スナイパーライフルの弾丸の様な ...魔人の手銃を放つ！ )

[ｶｧﾝｯ!!]__へそ出し、お腹に当たると火花が散って …

( … ぐにゃりとひしゃげた"魔弾"が地面に転がる！！
　　命中箇所が … 若干、赤くなったか程度で…っ！？)



　　「 はっ そりゃ義兄貴に決まってんじゃないかッ！

　　　　　　元気、元気！ドォンと来ぉいっ！！ 」


　　ｸﾞｷﾞｷﾞｯ!!____当然のように拳を痛めた様子もなく…！


「 此処で！…オレ考案の〖ヘビーアタック〗を見せてやる！」


( … フィジカル面は【初登場】と誤差程度の差。… 更には
　今より若い分、… 狂暴で　拳の攻撃性は今の上を行くっ！

　___さぁ 単純なネーミングを触れ込みに技の詳細は…？ )





　「 パンチを当てたら…っ ____更に踏み込んで…っ！ 」

　( 肘に当てた拳をそのまま！…身体を魔人のとなりに！
　　　左足を魔人の後方へ踏み込ませて … ____っ！ )


　　　　「　このまま　殴　り　抜　く　ッ！！　」


　　　　　　　　　　　グォンっ！！


(　…　身体中に負担を掛けつつフィジカルで打ち消し！
　　振動と重圧をパンチに載せる、…力業のゴリ押しッ！　)

　　「 ( ...やっぱり肉体の強度の点じゃ ...俺より優れてんなぁ ...あぁ、だからこそ ... すっっっごく燃える！ )
　　　...っ！こりゃ、ちょっとやば_____がっ 」


　　( 対抗心剥き出しにしながら ...勢い×勢いを具現化した様な技に ...歯を食い縛り！魔人お得意の防御戦！ ...それでも迫る拳 対応遅れれば直撃して ... )



　　　______[ ｽﾞｻｻｻｯｻ ...ｽﾞｻﾞｧｯ！ ]



　　　吹っ飛んで ...地面に手を着き 勢いを押し殺した様子
　　...それでもかなり喰らったらしく ...口を開ければ



　　　　「 [ ペッ ] ... 良いね、良いパンチだよ 」


　　　( ...血痰を吐いて 口元拭い ...大したダメージにはなっていない様子を堂々と見せる ...望んでいるのは“力”“ゴリ押し”___だったらお返し ...！ )

　　　___魔人 屈んだかと思えば ... 両足を跳ねて浮かせて




　　　　　　ﾄﾞﾝｯ


　　　片手で地面を突いて次女の目の前！！
　　　反対の手は拳がしっかり握り締められていて！




　　　〖 ハンドマグナム 〗っ！！


　　　___勢いそのまま ...裏拳でお腹にぶち当てて！

　「　…！　はっは〜っ！！ そりゃそうさッ！！
　　なんてったって！こいつぁアイツに食らわせ___

　　　　　　[ド グ ムｯ]　　ゥ"　…ｯ　!?　」


( 得意げに胸なんて張ってるから __ 無防備なお腹に
魔人の裏拳が炸裂すれば … ぐしゃりと拳がめり込み…ｯ

　　　　　____少しだけお腹の肌が赤くなる)


　　　　______　…　たぁ〜〜〜〜っっ！！


　　　　　　　　　[　ひしっ…っ　]

　「　…　っ やぁっとマシなのくれたね…　えぇっ！？　」


　( 反撃は　___　魔人の背を抱き、…お腹に顔を当てて
　　　　　　お人形みたいに持ち上げる　…　？ )


　「 さぁ…っ 逃げらんないならこのまま返すぞ…っ！ 」


　　　　____豪腕による締め付けが　…　強い！

　　「 ...ん、治って来た ...次は何？殴る？蹴る？ ...なんでもしてき ...___ｫごッ！？ ...こ これはちょっと予想外かも ... 」


　　( 傷の回復が早いのは魔人の特徴 さっき受けたダメージはかなり被害を抑えられて ...
　　ただまぁ ___お腹から拳を引っこ抜けない ...めり込んだまま ...よってそのまま抱き抱えられる！


　　　　　　　　　　......めっっっっちゃ軽い )



　　　あっだだだだだだだ ！！！ ...ぅぐ、しゃーない ...！


　　( ご褒美とも捉えられかねない光景だけど残念ながら魔人にそんな余裕も無い ...余りしたくは無いけれど ...肩から生える２本の腕 ...ちょっと狭苦しいから前部分だけ開けて軽装にしながら .. ...拘束されたまま指で作るは菱形 次女へと狙いはロックオン )



　　　〖 ハンドサイン・♦️ 〗


　　　[ ﾎﾞｺﾞｫﾝｯ！ ]


　　　魔力のかなり大きな塊 ...30cm余り ...固形物として 次女に向かって放出！重いし早いし ...後は何より ____当たると結構角が刺さって痛い！



　　　...たぷん、とこれ見よがしに椀が揺れる事すら今の魔人にはよぎらない それだけ必死

( 背中を掴んだ豪腕が __ 次女と比べれば華奢な魔人を
　締める、締める…ｯ 内蔵を圧迫して酸素を枯渇させる！

　その過程で めり込んだ拳が離れるが今や…関係無し )

　　　　　　[ｸﾞｷﾞ…ｯ　ｸﾞｷﾞ…ｯ　ｸﾞｷﾞｷﾞｯ!!]

　　　　　　　　　　「　ん…？　」



________[ガ"ゴ"ンッ!!]　　うォ"…ｯ！？


( 固く鋭い物体が肩に…__ドン。…先端に僅かな血が付き…！
… 魔力物は隣に落ちる。… 肩には草で切った位の傷…ｯ！？

　… 脇の、下辺りを掴み直し抱き　…　威圧を放つ次女！)



「 っってぇ〜っ…　あ"ーっ、刃物たぁいい度胸だね…っ！

　そぉら　[ひょい]…　お か え し__[ﾄﾞｺﾞｯ]だァッ！！」


( 此処でプロレスの真似事！___脇の少し下を掴んだら…
軽くダッシュ！…勢いを付けて、背中と後頭部と腰をっ

　　青臭い河川敷の雑草に叩き　…　付けるッッ！！ )


___抱っこ姿勢という高さからの次女の膂力で叩き付けっ！



　[ｷﾞｭﾑｯ!]　____　はっは〜っ　…　どうだぁ！？

( ___ 間髪も隙もなく　…　魔人の脚に重い感覚…！

　　 叩き付けた姿勢の…　上から脚に馬乗りっ！　)


「　オレの投げ技は痛ぇだろッ！？…　さぁそろそろ

　　　…　オレの、"ハンド"も見て貰おうかねっ！ 」



　　　　　　　_______軽く…ピンチ！

　　　...参ったなぁ、なんでだろ ....こうして関係が深まり過ぎていると ...傷付けるのも躊躇されてる ...！！


　　　___魔人 戸惑いと ...本気を出して向かい合わなければと言う真剣勝負への決意 ...揺らぎ続けて





　　　　　　　[ ﾄﾞｺﾞｯｯ ] ...ぃっっっ、づ ...！！


　　　( ...受け身も取れずに直撃すれば 頭が揺らいで ...多分 痛みからヒビどころか所々折れているのが直感的に良く分かる ...若い頃から恐るべしパワー ....
　　　...節々から激しく走る痛みに ...重みで脱出は困難 ...

　　_____こんな時でも 魔人の笑みは絶えず ...いや、寧ろより強く 嬉しそうに 楽しそうに ...目も輝いて )


　　「 ...テホプ、2個忠告しとこうか ... こう言った状況は自分も逃げづらくなりやすい ...それから



　　　　　____相手が生成した“モノ”は出来るだけ遠くへ離れさせるべきだよ ...こんな風に 後から牙を剥くかもしれないしね...っ！！！ 」




　　　　　[ ﾊﾟﾁﾝッ ]

　　( 指を鳴らしたかと思えば次女の隣に転がる生成物 .....内側から真っ赤な光を放ち ...膨張を始めたかと思えば ...！ )



　　　　[ ________ﾎﾞﾝｯｯｯ！ ]


　　　半径1m程の小爆発！ ...音と演出はかなり派手目で火力は控えめ ...ただし


　　　　爆炎に触れたものは__魔力による妨害 ...指先の痺れや筋肉組織の衰が起き ...ほんの少しだけ身体に力が入らなくなる代物！




　　「 ( ...ま、元々は後で齧って魔力の回復を出来る様に創った奴なんだけどね ...案外何が役に立つか分からないもんだ ...！ ) 」

　「　それが何だぁっ！？　さぁ〜っ　オレのハンドは

　〖　ゴッド・ハ　ﾝ"ｷﾞがｯｯ___ｶ　ｶ　ｶ　…　…　！？」


　　　　　　　　[　ﾋﾟｸ　…　ﾋﾟｸﾋﾟｸ…ｯ　]


　(　…攻撃が強くとも身体で受けきり、…たとえ
　　　　妨害が来ようとも、強引にブチのめす。

　　　ある種の慢心が、… 喋る拍子に爆発に
　　　　　…　舌を思いっきり噛ませた。　)

____________

(_______遠くの方で白黒が目を抑えてうずくまってる…)



　「　ぉ…　ひぇの…　はﾝ…　と…は　__[ﾋﾟｸ…ﾋﾟｸｯ]💢」


　( 怪我こそ無いが　…　己の鋭い歯並びで舌を圧縮した
　 凄まじい痛みに　…　涙目と___💢マークが浮かび…ｯ )


　　　　　　　汽 車 の 汽 笛 が 響 く 音
　　　　　[　ポーーーーーーーーーーーーッ！！]


　　　(___頭から勢いのある煙を噴出させる…っ
　　　…両手を合わせて握り締めて　…引き絞るッ！)



　　「 💢 ふ れ っ ひ は ん は ァｧッッｯ！！！
　　　　　　(スレッジハンマァｧｧｯｯ！！) 」


　[　引き絞った両手をそのまま顔面へ振り下ろすッ！　]


　　　_____パワー減退-50　残り=999950
　　(____桁の大きさ故に微々たるモノｯ！？)

　　　_______魔人の笑い声が大きく響く


　　「 ...純粋なパワー勝負がしたいんなら他の奴としなよ ...俺は絡め手も使うし 何よりも ...“手数”の多さで勝負するんだからさぁ ...にひひ 結構喰らったっしょ？テホプ ...
　　___お陰で俺も身体があったまって来た ...！ 」


　　( 悪戯に しかし真剣に ... 成り行きで始めた勝負も死ぬ気で盛り上がりを見せて ... ただしそれでも 飽くまでも___時間稼ぎ )


　　___迫る鉄槌の様な両手 魔人の目 赤く光り ...



　　「 ...テホプとやるってなると やっぱこれを思い出すしね　なんて言っても分かんないか ...
　　俺からしても 楽しいから終わらせるつもりは全く無いけどさ！

　　　_________【 邪演拳 石 】 ...っとぉ ...！！ 」


　　( 両腕交差させて ...怒る次女を尻目に 懐かしさが勝つ技一つ ... 勿論あの頃よりも質も量も上がった ...ゴツゴツとした岩石へと変形させた両腕 、中まで芯の入ったｺﾞｯﾘｺﾞﾘの両腕による防御！ )



　　　____ ...出すならばどの切り札が良いか
　　　　　思案を巡らせながら ...ただ悪どい事ばかりが脳裏に

(/ ...さ、そろそろだし一旦休憩かな ...にひひひ )

(/…ふむ)

(/ かっこよかったねぇ )

(/…意味深なのか、深く考えぬ方が良いのか)

(/ ...さぁ、どっちだろうね？結局は彼が宿主なのか ...はたまた ...どんでん返しがあるか ...かな )


(/ ...原初の反対は終焉とか？ )

(/…何よりも、最後に見せていた上空のキュリアを
眺める様子…　あれが登場ムービーの一部なのか
なにかしら、別のものか…それが気になる)

(/…キュリアとの関係性の答えなのか
別のなにかなのか、…かなり気になる
最後に見せたのだから…それなりの
　意味があるとは…思うのだが)

(/ 真の ... って言葉のアレも気になるよねぇ
　どちらにせよ キュリアを使わないって事は ...今迄とはかなり戦闘の形式も変わりそうだね？)


(/ ...キュリアの飛んでいく先がどうにも ...あそこっぽかったのは、果たして ...だね )

(/やたらと落ち着いた様子も気になるね)

(/ ...雰囲気に合っててカッコよかったから良いんだけどね！！ ...うんうん、色々面白そうだ )

(/ ...と、今日はお疲れ？ )

(/…んにゃ)

(/ よしよし、お疲れ様だぁね )


(/ そう言えば俺女装する事になったよ、どうでも良いかもだけど )

(/…ふぇ？…だいじょうぶ？)

(/ ...えなぜ心配される？？？ )

(/…じょそう、…なに？)

(/ ...へ？ ...ん〜、いや ラフな格好？ ..って言えば良いのかなぁ )

(/ ...ごろごろ )

(/待たせたねぇ！)

(/ やぁ〜〜 ...疲れたねぇ、頑張ろうねぇ〜...？ )

(/…ところで！今の時点でヤンチャテホプ、どう、)

(/ 凄く好きだけど！！！！！！！？！？！？！？ ... ... ...まぁ元々ああいう豪胆っていうか豪快っていうか ...好きだし？ ...いやまぁ月尾の考える子皆好きだけど )

(/よぉ〜し大胆に攻めるぞ〜っ)

(/ ....なんだって出来るからね、なんだってするからね！！！ )

(/じゃあ勝って🖤)

(/ ...勝つさ、にひひ❤️ )

　　[ｶﾞｺﾞっ！！]「!!____っ　(しめた…っ！)」


( 岩肌を砕くキモチのよい音が響き渡るっ！…これが骨肉で
素の、魔人なら[ドグチャアッ！]の惨状。不幸中の幸い…？

　___なんて事はどうでもいい。穿たれ、ヒビの入った…

　　　手ごろな【岩】を眼に、勝利を確信するのだっ )

_______当然の如く、岩を殴った痛みに平然と…っ！




　「 … わっけ分かんねぇ事言うよりも よぉ義兄貴ｨ__

　　おめェこそ…忘れてんじゃないかい!?この_____っ… 」


　　　　　　　　　[ｶﾞｼｯ!___ｶﾞｯ！！]

　「　超・健・康なぁ_____〖あご〗を…　よぉっ！！　」


　　　　バクゥンッ！！ｶﾞﾘﾘｯ　バグッ！！ｶﾞﾘﾎﾞﾘｯ!!


　( 破滅的な膂力を以て… ___魔人の肘を掴んで固定っ！

　重金属のトゲを思わせる鋭く、重く太く長い凶器の並ぶ…
　アギト。___…　岩と化した魔人の腕を、クッキーか…いや
　ビスケットか何かのように噛み砕き　…　蓄えていく…っ！)

　　「 ...あぁ、すっかり忘れてた ...悪いね ... 可愛くてカッコ良くて ...逞しい妹の自慢する事を忘れてるなんてさ ...

　　_____だったら ...さぁ！！ 」[ ｸﾞｨｲｯ ... ]



　　　　　残さずに全部 ...食いなよっ！！！


　　( ...何を考えて居るのか ...分からないかもしれないが 寧ろ無理矢理食べさせるかの様に両腕を押し付ける ...
　　　...魔力で生成・再生される速度は土王には及ばないけれどもそれでも凄く早くて ...不敵な程大きく笑みを見せる ...なんだかついでに ___上着も食べて貰おうとしてる感 )


　　「 ...( これなら ...“足りる” ...だからもうちょっと ...もうちょっと ...！！！ ) 」




　　　　心臓高鳴り ...なんだか徐々に両腕が引き締まり ...岩より硬く 重く ...【剛腕】を形成していく ...

　　「(溜めろ溜めろ溜めろ…ｯ　___ﾝ、うまい…？)」

　[ﾊﾞﾘｯ___ﾊﾞﾘｯ___ﾊﾞﾘｯ……ｵｯﾌﾟ…ガリッ！バクンッ！！]



( 食い進めて食い進めて食い進めて…ｯ！___魔力という…
たっぷりの栄養がお腹にバクンと溜まり。…腹八分を越え

　　　ちょっとずつ食べるペースが落ちてくる…っ
　結果的に固くなる腕に手こずってる場面っぽくはなる！

　　____"重くなる"のが着実に効いてい、…る…!? )

_______何だか妙な絵面だ。…食わせて、食ってる



(　魔人の狙いいざ知らず　…　喰って喰って喰って　…！
　　　_____魔人の望む…　段階まで遠慮なく…ッ！　)

　　「 ...よし、ありがと ...ぶっちゃけるとこの技決めるの あんまりしたくは無かったんだよね ...普通なら重症 最悪死に至る ...でもさ ...


　　　____テホプになら充分かと思ってね



　　( 敬意を持つからこそ ...ぶつける本気の技

　　　本来はもっと発動までの用途とか使い道とか ...その他諸々を差し置いても 準備に時間が掛かる技


　　　...だからこそ こうして短時間で放てるのは有り難い .....！！ )



　　　[ とむっ ] ...膨れたお腹に両手を当てる

　　　腕から掌へ ...赤き光が一点集中！ ...なんだかさっきまでの魔力とは違う ...！？



　　　　【 ハンド・レッド・パウンド 】！！

　　　...？次女の身体も何故か内側から赤く光り ...？？
　
　　　[ ﾎﾞﾝｯ ..ﾎﾞﾝｯ！ボンッ！ボボボボボボボボンッッ！！！____ボンッ💥！ ]





　　　( 先程迄食べさせてた魔力は着火剤 ___身体の内側から ...爆発が、連鎖する！！！ )

　「(も…もう__ムリ…)___ウップ…ｯ___ァ…？何シて…」


　　　　　　　ォ"　…　ゴ　____ェ…ｯ!?

(____腹から胸、…喉から頬まで…溶岩のように真っ赤で
　…　眩しく輝く亀裂が走る。___物凄く苦しげな顔色 …

　　今。…テホプは人生未経験の苦痛を体験していた。
　　腹の底で蠢く、想像を絶する苦痛。…その名も___)



「(__い…いっ___胃から、…腹から…火が、逆流スル…ｯ!?)」

　　　　　　　　　　〖　吐き気。〗


( 次女の肉体は内蔵や細胞レベルで爆破に余裕で耐え抜き…

　　　____ しかし内蔵を大いに揺らす衝撃に　…
　　　…　全てを吐き出すような吐き気がクる…ｯ！？ )



_______"吐く"。…というのが魔人にとってもまずい

(___この、マウント姿勢から…爆発の勢いで噴出するのは
　 次女の全てを吐き出すような【ブレス】なのだから…っ)



　　　　[ボッ…　____ｷﾞォｫォｫ________……ﾝｯ!!]

　　(亀裂が、眼が、口が血のような赤い光を漏らす…っ)


　　　　　　　【　マグマレッド熱光線　】


　　　「おrrrr[ｷﾞｭｩヴｧオォｫ―――――――――――ﾝｯ!!]」



(　溶けた岩【溶岩】、爆発熱、体内炉放熱、爆発推力…っ
　体内で噴火を起こした数々の熱エネルギーが喉奥より__

大砲めいて極太の【光線】となって魔人に吐き出される!!)



　　　　　「　…!!　____義兄さま…っ！？　」


　　　　(______遠くで小さな白黒が声を上げる)

　　　「 ...あ、なるほどそう来る？...ふ〜〜〜〜ん


　　　____それはちょっとやばいかm ッッッッﾂﾞあっっっっっっっﾂﾞｩｳｳｳｳｳｳ!!!!!!!!? 」




　　　( ...流石に避け切れずに 直撃したら ...いやその 魔人の反応も大概だけれど ... 兎に角！熱くて！メラメラ焼ける！てか燃える！
　　ｼﾞｭｳｩｳｳ ...って肉の焼ける音も響くし 何より ...もう何もかも燃えて 燃えて ... ...頑丈な衣服も焼き焦げて 炭に！ )



　　　　あッッッづぅううううう！！！！？




　　　_____ごろごろ、その場を転がり続けて数分





　　　　　「 ...... [ ぷすぷす ] 」



　　　___全身黒煙が噴き出る丸焦げ魔人 いっちょうあがり

　　　...命に別状は無いし 耐えてはいるみたいなのが不思議体質

　　　　　　　　　(____続く次女も…)


　　　　　[チ――――ﾝ]　____レンジの音が響く…


( 流石の次女とて、… 体内炉やエネルギーの殆どを無理に
一手に。…暴走し吐き出す渾身かつ意図しない大技の___

　　反動で、…消耗で。… 気絶状態と化していた )

____________


　それも　…


(　… 煤で、焦げた制服がところどころで破けて …

　袈裟に裂けた胸元の … ｷﾞｯﾁｷﾞﾁのサラシだとか
　存外に女の子らしい　…　真っ白な下布だとか…

　 晒しながら　…　少し苦しいように眼を閉じて
　クチをわずかに開けて　…　うつ伏せ姿勢で顔を
　　　横に向けながら　___腰を…上げてる　)



__旦那がたが見たら…　ごくりと喉を鳴らしそうな姿



　　　　[すたっ]　____　…こらっ　義兄様…っ！

「 だから…っ 姉さんには気をつけてと…言いましたよね!? 」

　(____小さな白黒が、…魔人の隣で治癒の魔法を試みる…)

　　「 __________...よいしょ 」


　　( ..白黒が駆け寄るよりも先に ゆっくり立ち上がっては ... 焼け焦げて肌身を9割程晒す 自身の身体に気が付いて ...すかさず危な目な所は両手で覆い隠す ...逆にアレな事にも気付かず ...黒焦げた吐息吐いて 口元から血反吐垂らしながらも ...なんだかもう すっかり回復していて
　　...次女の方を見たら ...まぁ、納得しつつ ...流石に人の目も多いからと ...___魔人の予備の服を被せて )


　　　「 ...はぁ、あちち ...あ、ニャルちゃん
　　___癒すならテホプをお願い ...俺ならもう“平気” 」



　　( ...なんともアレな身体に 性格に 大技に ...人を惹きつける諸々を晒した次女に そりゃあアレだけ集まる訳だと ...今更にながら理解をする )

「 … ふざけてると___と、言いたい気持ちを
　抑えます。この場合 やっぱりわたしの管轄では
　　無いですし　…　____お疲れさまです。」

　　　( ととと、…次女に駆け寄る白黒 )


____そして子供目にも"無理"と分かる湿気を放つ
　　　　　魔人に対し、下される鉄槌の気配　…



　　　　　　　　[____ｽﾞ,…ズズズ…]

　　( 地下での研究 ... ...魔人がしていたそれの業務内容の数々により ...耐久度 回復力が断然に上がって居る


　　　ただしその分___魔力の消耗も早く ...残り1割程度しか残っていない )



　　　___そんな事を曝け出さず ...火傷した顔を何度か撫でれば じわじわと元に戻る ...


　　　浮かべる笑みも いつも通りで ...側から見ればまだまだ戦える ...としか見えないだろう

　　「 あ 」


　　_____ただし、 ...今なお勝てるか分からないその存在の事は
　　　　　完全に魔人の脳裏から外れていたものとする

　　　　　　___かきんっ　…　ｷﾞリリｯ

( … 魔人の背後に___異空間へと誘う、…黒色の歪み
　そして黒色のモヤが現れ____歪みより、8にも及ぶ

　　"蟲腕"が魔人を拘束。…捕縛し、…ｽﾞﾘｽﾞﾘ__と )




　　　　　　　　　【　ぬぷん　】



(消耗した身体を引き摺り込み、…魔人を場から消し去った)

____________



(____貴方は、ぼやけた視界の中で　…　眼に映るものを
　はっきりさせようと…必死で、気を集中させた。…すると)




「 いいですか、落ち着いて聞いて下さいまし 」

(____貴方は身体の自由がない。…拘束されている)


「 外傷はなんとかしましてよ、後は体力魔力の補充。」

(____口調がお嬢様、だけど雰囲気は初期の黒　…)


「 … 怪我、以外はあなたの自由意思。…さて
　　あなたをお食事にと 誘う声がありましてよ

　　　　____いかがなさいまして？ 」



______医務室。…あなたの寝かされたベッドで、隣に
　　　グラビアポーズで寝転がり … 心配はなさそう？
　　　　__だけど、気遣う視線で見上げる黒がひとり

(/ ...やぁあああ〜〜〜！！！！ )

(/ん、中断かい？)

(/ ...んいや！やる！楽しめてるし！！！！！ ...とりあえず落ち着いたってアレなのさ！！ )

　　「 ...あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜 ... 」


( 両手を挙げて連れてかれる ... ...暗闇の中 身体的には健康だけど ...実はもう身体に溜まった疲労度的には もう動けない ...表面上では余裕を保っても ... 魔人のステータスはけっこー限界！ ...なんだか　影も ...あったかぃ )



　　　　_________ぱち、ぱち


　　重い瞼を開いて ...瞬きを繰り返す ... ...黒の声に 意識がゆっくりと覚醒していく ...


　　「 ...食事 ...うん、する ...あ、でも出来れば結構ガッツリ食べたいかも ..お腹空いたし 」


　　( ...アレなポーズでも魔人的にはそんなに気にならない ..いつも通りだし
　　...視線上げて 得意気に笑いながら ...ピース、して )


　　「 ...にひひ、ナイア ...元気そうで良かった良かった ... 」

　　　身体は重くても 精神的にはとっても癒されてて ..ただ ...本気で戦闘がお互い出来なかった事だけが心残り

「 あの子の事だから 心配しなくっても大丈夫ですわ

自分に付き合わせるのですもの。… それなりは越えて
そこそこ あなたも飽食にはなれると思いましてよ。」


(___なんだか必要を越えてべたべたせず、…中距離以下
　近距離以上ってくらいの距離で … だけど先程のように
　出すべき手は出す強引さ。… 初期の黒に、とても近い )

____________


「 あら ひと月も会わなかったように仰いますのね？ 」

____掛け布団をゆっくりと降ろして　…


( … 手枷、足枷、腹枷のように魔人を拘束する蟲腕を
　ひとつずつ ___丁寧に外していく … よく見ると

　____敷布団そのものが … 広がった黒の衣で。)



「 … [ふう]___ …あなたもずっと忙しいから

　ゆっくり話せなくって、心配になっちゃった？
　ふふ… 大丈夫。… ずっと気に掛けてくれてるの
　私も知ってるから___はい、もう動けるよ 」



(___気を吐くと　…　とても懐かしい喋り方)

　「 ...んまぁ、それなら良いんだけどさ ...

　　...あ〜〜〜あ！あそこから切り抜けるカッコい〜必殺技、編み出してたんだけどなぁ〜！ 」


　( ...なんて吐く事すらも絵空事 ...ただ何処か 憑き物が取れた位には魔人らしさが戻る ...最近の無理矢理シリアス感の衣を纏った魔人なんかじゃ無くて ...
　　...いつも通り すぐ調子に乗る魔人がそこにいる )

　　_________________


　「 ...ん、さんきゅ〜 ...まぁ、そうだなぁ ...ちょっと色々一人で抱え込み過ぎたってのはあるかも！ ...でもまぁ ...こうして出来るのがなんやかんやで一番性に合ってるかもね 」


　　( ..もう動けるけど もう少しだけ寝転がる ...もうちょっと話してたい気分だから )

「 へぇ〜っ？　なら、久しぶりにテホプが
　悔しがる姿を見れたかもしれないんだ。…

　　ふふ　___嬉しい。…あの子、ずぅっと
　強いままで … 悔しがれもしなかったんだから 」


( 布団の縁に座って … 口許に手を当てながら
　　　くつくつと ___眼を閉じてわらう )

_______


　「 そっか、… ふふっ___変わんないね？ザレッド。」


( ____ なんて事もない。…そんな雰囲気のやーらかさ )



「 …… そうね 」



_____あなたは、あなたらしいのが

　…　いちばん、生き生きしてるもの

(/ ...にゃあ、疲れたよぅ )

(/ふふ。…お疲れさま、今夜はどう？)

(/ ..ナイアが望むのならば幾らでも付き合おう ...にひひ！ ...コンティニュー？ )

(/連コイン。…合ってるかしら？)

(/ 合ってるさ、にひひ ...おーけー、やろっか！ )

　「 ...ま、流石に劣る部分もあるけれどね ...いやぁ
　　___強く育ってるってのは良い事だ ...！！

　　...挫折を味わうってのは 二つの道へ進む可能性があるよね ...そのまま諦めるか、それとも ___折れ曲がり勇猛な者になるか ...テホプはまぁ、後者だと思ってるけどね 」


　　( ...ゆっくり身体を起こしながら ...包帯でぐるぐる巻き気味の魔人の身体 ...ボロボロだけど 前以上に元気 )


　「 あいにく、これが俺の一番の取り柄なんでね！ ...にひひ 」


　　( 自分の好きなままに生きるのも ...誰かに頼るのも ..


　　　　...悪くない、かもしれないな、って )

　「 あら。…思うだけなら、もう杞憂ね
　… お誘いは、あの子から来たのだもの 」

　　( 短く、…くすくすと笑みながら )

_________

　[ｼｭｯｼｭｯ___…すりすり]

( 包帯に消毒液をかけて、… ティッシュを染みさせて
柔らかく表面を撫でると___掛け布団をたたみ始める )


「　知ってる。… だからあなたに付いてきたんだもの　」



_____たたんだ布団に腰掛ける … ゆるむ空気

(/ あ、ちょっと次グロイからちゅーい！ )

(/…はう)

　　「 ...ん、でもさ ...もっかいやりたくなるな
　　　お互い望んだ決着じゃなかったってのはあるだろうし ...後さ 」

　　　____一回熱が入るとどうにも俺も ...夢中になるんだよね


　　( ...子供じみた笑み 受け入れる黒の暖かさがなんだか今は ...とても沁みる )


　　_______ありがとね、ナイア



　　( ..少し沁みる傷口 まだ回復し切って無いのが良く分かる ...悩んだ末に 指先が鋭く鋭く 針の様なものになれば ... )


　　　「 えい 」 [ ﾌﾞﾁﾞｭﾝｯ ]

　( ...臍を刺して 其処から少し上やら下やらを動かす ...時折目を細めながらも ...色々 いじいじ )

_______ふらっ



[　ばたんっ　]

　　「 ...んぁ？ナイア？ 」


　　( ...つ〜〜っと血が垂れる ...まぁ、魔人にとっては平常なのも そりゃあそうだ ...身体の中も少しは弄らないと 時折倒れそうになるから )



　　「 ....んん、変なの 」

____________-+&'+&'&$₩$&"〒₩·〒…


( 眼を✕印にして　___　冷や汗流しながら
独自の言語。___…気が遠くなってしまった )

　　　[ ﾇﾌﾟﾝ ] ...指を抜いて血塗れの赤指を舐めながら黒を見る




　　　「 ただ“心臓達”を弄っただけなのに、変なの 」

(/…へ、平和世界の耐性なしに今のはきつい…)

(/ んにゃ、ごめん ... ...じゃ！生態解説はまた今度にしとこっか )

(/…ぁ"…ぉ…ぉぇ…)

(/…ぅ"げ…ぅ　…う、うん　また今度…)

(/ ...ごめん、大丈夫 ...じゃあないよね、...う、ほんと申し訳ない ... )

(/だ、大丈夫ですわ…っ ちょ、ちょっぴり個性的でその、なんというかカルチャーショック的なものを思いましてよ!?なんだか刺激的すぎて私には色々早すぎたっていうか想像力があるせいで脳内が破裂しかけたとかあなたがとつぜんへんな嗜好に目覚めたとかそういうのではなく！ちょっぴりちょっぴりビックリして目眩起こしてこの後どうすればいいかだとかそういう考えがまるごとなくなってしまったってだけであんまり気にするような事でもない、無いのですわよ!?)

(/ 気にするよ！！！！！？ )

[がしっ]

(/しないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしない！！！！！！！！)



[錯乱気味に壁にﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!]

(/ ....っぷっ、 ...っ、に、ひっ、ご、ごめっ、いや絶対笑う所じゃないんだけど ...へ、ふひっ、にひ..っっひひ )

(/…う、う〜っ)

(/ ...にゃ )

(/…あなた)

(/ んにゃ！！！ )

(/…っ　いじわるなところが復活しちゃいまして…？)

(/ ...さぁ〜〜〜〜〜？？？？？ )

(/……むぅっ、…私が優しいからって調子に乗ってたら…っ)

[詰め寄り]

(/ ...調子に乗ってたら、どうするのさぁ？ ..にひ )

(/……いじわる)

(/ ...それが俺じゃ〜ん？ )

(/___…がーっ！！)

[___飛びかかり不意打ち]

　「 ...よいしょ 」

　( 両手掴んでくるりと受け流し ...__逆に寝台、押し倒して )

(/ かるる )

(/……ぅ"〜っ！)

(/なに、…この…何！？微妙に抵抗できない感じ…！)

(/ ___どやぁあああああ )

(/………！！……！！[口いっぱいに空気を詰めて腕を振り])

(/ いやぁ、子供みたいで可愛いねぇ ...にひひ ...あ、さてさて ...ナイア〜〜？ [ 両腕躱して額人差し指でぐりぐり ] )

(/何よぉ いたずらなあなた―っ！？)

[引いたり退けたりはなく…負けじと額押し付け
睨み！____つけながら「うぅ！」と唸りをあげ]

(/ ... ...大好き )

[ 不意打ち告白、ピース浮かべて ...黒を抱き締め ]

「 …… 何よぉ … なんでここまで___ 」

[むぎゅ](…ぐりぐり、頭押し付けて)


「　…　ふひゅいの(ズルいの)…？　」

　　「 ....魔人だもぉ〜〜〜ん 」

　　( ...舌出して意地悪に笑い ...頭撫で上げ )


　　「 ....にひひ、褒め言葉だからねぇ 」

「 …… 褒め言葉いがい 」


(____頭、…突っ伏すように押しつけたままで
… お風呂に入って、渇きたての子ねこみたいな肌さわり)


「 こういうとき… 言えないって知ってるくせして 」

　「 ...うん、知ってる ....にひひ 」

　　( ...頬を撫でて 掌を顎に移して ...指先でぷにぷに もちもち ... 癖になりそうな感触 ...満面の笑み )


　　「 ....大好きだよ、ナ〜イアっ ...すっごく 好き 」

「 … ずるい、ずるい … 」

( ごしごし、… 押しつけた頭をねじって )
________


「 …… うぅ〜、生き生きしてる…っ 」

　「 ...ナイア〜 ...？ 」

　　( ....頭を抱えて撫でて ... また悪戯に笑って )


　　________「 ...にひひひっ、俺はこう言うのが大好きなの 良く知ってるでしょ？ 」

「 … 〜っ___ ニャルにもテホプにも… どうせ
　　同じこと言ってるんでしょうっ？…もぉぅ 」

( ぐりん___と身体をねじって翻して。…ねこのように
後ろを向きながら … 振り返って赤いほほのしかめっ面 )


　　　　　[ふりふり____狼の小ぶり尻尾]

　「 … 知ってるのと抵抗しないのは別よっ！[💢]」


______撫でられた嬉しさが、ほほと…尻尾に。

　「 ...あ、バレてる ...その分痛い目見てるのは本当だから許してよ ... ...にひひ 」

　　( ...眺めたれば眺めるほど面白いし楽しい ...後癒される .... ...可愛らしい動きばかりするもので ...偶に尻尾を突っつく )


　　「 ...こ〜〜して何も考えずにダラダラするのもやっぱり良いねぇ 」

　　　　　[つん]_______ひゃあっ!?


　　　　「　[フ――――――――ッッ！！]　」

( 威嚇しながら熊手の形に両手を開いて。…ほぼ涙眼。
瞳孔が小さくなって余裕ゼロの姿を晒しながら___… )



「　…　…っ…だらりと出来てるの…あなただけなんだけど!?　」

　[ ....にっこり、清々しい位に笑って ]

　　　「 ...こういうとこ、ニャルちゃんと似てるよね
　　　　....ナイアとニャルちゃんは猫、テホプは獅子 ...うん、なんだかそれっぽさがある ... 」


　( ...くつくつ笑いながら ピースを浮かべる ...余裕綽々 つよつよ魔人 ...
　　...舌舐めずりして 更に少し煽った様子を見せて )

　　「 ....ざぁ〜〜〜〜こ♡ ...にひひ、俺はこの空気の方が慣れてるもんでね 」


　　___どんどん素を戻していく魔人 ...気分的にも落ち着いて

(/ ...目ぇ、覚めたけど..流石に寝てるかな、にひひ )

(/……ぅ"ぅ〜〜〜〜っっ…あなた、私にニャルに
　軽く手玉に取らないで貰えるかしらねっ！？)

(/____…なに、あの…く___うぅ…っ！！

　このっ…　…あの、分からされたいのでしてッ！？
〖逆転不可能な実力差〗っていうモノを…ッ！)

(/ ....にひひひ )

[にぎっ]____髪の毛つねり

(/……むむむ！)

(/ .... ... ふへへぇ )

(/…ボコボコにしますわよ？)

(/ ...そんなに俺の事嫌いぃ？ )[ うるうる ]

「………〜っ____〜〜っ…[○○✕○✕✕]…」


　　(___顔を抑えて天を仰ぎつつ)

　　「 ... ...可愛いねぇ、ナイア 」

　　( ...頬杖突いて眺めながら ...さも当然かの如く )

「 … うるさいですわっ！？ 」

( ばっ、___と黒衣を翻して )


「　私に勝てない…　くせしてっ！　」

　「 ...勝てるよ？ 」


[ ____黒の細い両腕を掴みながら壁へと押して ]



「 .........勝てるけれど、ふ〜〜ん ...ナイアはいつまでもそう思ってるんだ？ 」

「　…っ！　」　______ｷﾞｨ…ｯ


( ___思わず、装備を忘れる黒。…空気を読んでか
　… 黒衣も何もせず、黙って壁ドン紛いを静観す… )


「　…　離しなさい　」

　　「 ....ほい 」[ ぱっ ]

　( ...聞き勝手良く素直に両手を離して見せる ...
　　....軽く舌を出して また意地悪に笑い )


　　「 ...ちょっと緊張した？ 」

「　………[💢___💢…💢]　」


( 流石にそっぽを向いて。…黒衣のトゲを
ずらりとハリネズミのように尖らせる…！ )

　「 ...にひひっ、いやぁ本当可愛いね ...さ・て ... 」


　　( ...静かに笑って ...手を叩いて切り替えて )


　
　　____何がしたいとかあったら遠慮無くね？

「　とりあえず…　」

( ぐるり。…すっっごく不機嫌そうな眼がギロリ！ )



　「　あなたを ボ ッ コ ボ コ にしたいですわ…ッ！　」


　　　　　　　_______"強"の気配。

　「 ....出来ると思ってるの？なんなら ...ナイアに、ニャルちゃんに、テホプに ...3人協力してきても良いけどぉ？？ 」


　　　　____ニヤニヤが止まらない！

(_______)


「 … さすがに昇りすぎよ、テホプはともかく
　　　ニャルだなんて … ____けどっ！ 」


　　　[ﾋﾞｯ!]　_____突くような指差し！


「　自信が付いたなら良し！__あとは身振り羽振りの
　　相応しさを証明して貰いますわよっ！…　あなた？　」

　　「 ...そりゃまぁ“普段”なら勝てないとは思うけどさ 」


　　　____勝算が無いわけじゃないんだよねぇ ...？

　　( ...含みに含んだ言い方、咳払いして切り替えて )



　　　「 ..... ？これとか？ 」

　　　( 指でお金のマーク作った後で分厚い革財布取り出して ...見れば分かる ...札束が詰まってる！ )

「 …【ﾒｲﾃﾞﾝｽｲｯﾁ】入れるつもりじゃありませんわね？

　　　____あんな目にまで遭ったんだから
　　　　　　　…もう二度と御免よ？　」


(____悪巧みげな言い方に、訝しげな反応。…そして)


　　　　　「　…　フザけてるわね？　」

　「 ... ...それが何を指してるかはともかく ...
　　　...やるんなら本気でやりたい、でしょ？

　　　___ま、ナイア達に発動するのなんて頼まれない限りしないと思うけど 」


　　( ... ...頬を膨らます、ちょっぴり心外だ )


「 ...真面目だもぉ〜..ん ...俺だってそんな常時ふざけてる訳じゃないし 」

　　[ﾌﾜｯ____]　…　自信に見合うくらいの___


「　…　"強さ"を。あなたは私に示せまして？　」


　　　　　　　(… 黒衣がゆらめく)

　　「 ... ...さ、ど〜だろうね 」


　　　___そこは解釈のあれこれ、かな

(/ ぴにゃっ！！！！！！？ )

(/み？)

(/ っっっあ〜〜〜〜！！！！焦ったぁ〜〜〜！！！


(/ ...アリーヴェデルチ ... ...ふぅ )



(/ ...蜂が入って来たのさ、窓から )

(/ひゃあ。…心臓は大丈夫かしら？)

(/ 超焦った( ) ...さて、なんだけど ...ナイア、何したい？ )


(/ なんか最近良くわからないまま繋いでたからさ ... ...取り敢えず俺から言える事は ...なんだか、疲れてるのかなぁって )

(/…大きいことは一気にやろうとすると
　すぐパンクしちゃうから、ほどほどに
　私とランデヴしながら　…　コツコツ
　やろうよ。…急に闇落ちしちゃっても
　____心が渇いちゃうからね？)

(/それはそうと！)


______なぜ"ニャルがテホプより厄介か"


(/…"この世界"に於けるあの子が持つ
　【ﾒｲﾃﾞﾝｽｲｯﾁ】とは何か。…見て癒されまして？)

(/ ...んにぃ、分かった ..そうする .. )

(/ ...見る！！！！！ )

(/ ...したい事、溜まってるからどうにも ...あぐむぐ )

(/___私に触発される形でポロポロ溢せばいいのよ！)

(/ほら？私とか急で色々やっちゃうんだし！

　___ひとつ、頼みごとよろしくて？)

(/ ...にゃ、いいとも、聞かせて？ )

(/三姉妹。【この世界】で動かす用意、してくださる？)

(/ ...んにゃ、いいとも！！！ )


(/ ...ちょっと若い方が好きかな、それとも、はたまた ... )

(/わか…？)

(/ ...なんでもない！ただまぁ )


(/ どうせなら何時もとはちょっと違う方向なのも、ね？ )

(/待ってて、息整える)

(/ ...大丈夫？ )

(/…スピードと、パワー。)


____やる時のフルスロットルに全力賭けるのっ！

(/ ...良く分かんないけどがんばろ〜〜！！！ )

「 ……まったくもう ___義兄様ったら…っ 」


(____廊下掃除。…ブラシでごしごし、けれど
　口から、心から言葉がぷんすかぷんぷん…！

　もともと無いような邪念を洗い流そうと
　清掃に打ち込む、打ち込む。…はぁ〜っ)


　　　　　　　「 ………　ん 」


　　　　　　　[　カランッ　]

____________

【:赤城近くの小さな森:】


_____[ｻﾞ,ｻﾞｰｻﾞ…]

_____無線も繋がらん…

(　… 変哲なき小さな森に、極めて不審な動きアリ。
　__正体は"人間"の一団。… 冴えぬ学者と未熟な兵
　引き連れる男は位高きもの。… 火すら起こさずに
　米の保存食の冷たいだの、固い干し肉だのを齧り
　底辺層よりはマシな有り様で過ごしていた　__　)


_____率いる男が言う。


「 私はキャンプに行きたかった訳ではない　…
　本来であれば今頃、私は報告書を片手に旨くも
　不味くもない【コーヒー】を嗜んでいたのだ。

　… だが今は？

　______緊急の移動で装備もない
　______理想的な人員もなければ
　______火も焚けん！

　なんだ…!?此れはッ__こんな辺境の田舎で
　前触れなく【威力偵察】だとッ！？まったく…

　… 最近の素行は目に余る。我々の管轄は都市部！
　それを【要請偽装】で無理やり出動させるとは…！
　"君"でなければ…即刻クビを飛ばした所だぞ…っ 」


　「　君に言っているのだッ！　…　…　…　？　」


　　　(　…　残り２人が辺りを見渡す　…　)




_______文句を言うべき相手が　…　居ない。

　　　　【 "三児の母、自室____近くの廊下" 】


( 辛くて美味しいハンバーガーと __ コーラを携え
景気のいい【ビートルズ】を口笛で奏でる優雅な歩み

　__ ずいぶんと気分がいい。米のMや日のMでもない
　… 新たなバーガーショップが見付かって良かった。

ポケットマネーにちと響いたが、それは問題ではない )


______首から下げた逆十字のｼﾝﾎﾞﾙが冒涜的。
　… 襟のバッジが煌めく【魔殲委員会クルセイド】




　　　　[　ｻﾞｰｻﾞ…ｻﾞ,ｻﾞ____ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ　]


　「　もしもし　…　委員長？あぁ！第4委員長　」


______"率いる男"の憤怒を注ぐ声が漏れる…


「 えぇ　そうです、【威力偵察】の【偵察】ですよ
　　ご安心を … 委員長のクビが繋がってる内には
　帰還します … えぇ"家族"に会いにという理由で 」


_____"何だと!?よせっ Scul…"　[ガチャン]



「　困るよ水を差してはね　… 2600円を無駄にはせん　」

_______________



【　4Fへ続く階段　6F　】


「 … 汝求めれば街を卸す権限を手に血の河をあてがおう

　　　汝"兆し"を見初め我が子の頭へ接吻し、さすれば

　　同胞は怒を放ち汝、脳裏を消し飛ばしては姿を奉還し

　　止まらぬ怒りが街を繁栄の狩りへと導き立てるだろう 」


_____ｶﾂｰﾝ　…　ｶﾂｰﾝ

(/では、…三姉妹。…用意を)

(/ ........ 了解だよ )

[ｺﾝｺﾝ　____]


_____！　… 全員！お客さんっ、さぁ片付けなさい …


　　　　「　はいはーい、今 出ますよーっ　」



　　　[ガチャン]　_________　「　……！！　」









　「 久しぶりで申し訳ない … ！【ﾚｲﾁｪﾙ】の母よ。」

　　　　　　　「　…　ムーンテイル　！　」


(片や。白衣に装備めいた包帯や補修を施し〖赤い紙袋〗を
　　抱え___申し訳なくも嬉しそうな　【　月尾　】)



(　…　髪を伸ばしてサイドテール。…顔つき、雰囲気も
　　　極めて穏やかなエプロン姿の【黒騎士】は　………


　　　　　　_____孫と再会した　笑顔。)




　「 !!…　３人ともーっ …【お姉】が来てくれたよっ 」

　　　「 お邪魔します … また来たよ、姉妹達っ！ 」


(　…ハンバーガー系譜のいい香りを手に。…笑顔でふたりは
　並びながら、姉妹達に景気のよい　…　挨拶を贈った！　)

_____________


【　5F　】


「　…　目の前に敵を放置して何が〖使用人〗か

　　　　　何が【ニャルラトホテプ】か。 」



[ｶﾂｰﾝ　…　ｶﾂｰﾝ]

　　...壁から覗き込む長女 ...月尾に向かって無表情ぴーす、...ちょっと顔中絵の具塗れ

　　「 .... [ ぴーす ] ...いらっしゃいませ、ムーンさん ...お母さん ちょっと待ってて ...今シャラル達も忙し [ｶﾞｼｬｰﾝｯ！] [ ﾄﾞｺﾞｰﾝ！] [ ﾌﾞﾙｸﾞｺﾞｫｰﾝｯ！ ][ ﾊﾞﾙﾊﾞﾙﾊﾞﾙﾊﾞﾙ!!! ] ....[ ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｯ！ ][ ｷﾞｭﾎﾞｫ~~！ ] ....あ、終わったみたい 」



　　　( 色々遊んでて突然の来客 ...仲良く羽目も外して派手に遊んでたから お片付けもちょっと騒がしくて ...長女がジト目を向けていたら ...慌てた様子で ...全身がカラフルに染められてる三女に ...黒色ばっかりが体中点々としてる次女がとぼとぼ歩いて現れて )


　　「 ムーンお姉さんっ！久しぶり〜！わ〜っ、また綺麗になってる！可愛い〜〜！！！ ...あ、べちゃべちゃでその、ご、ごめんなさい ...？ちょっと久しぶりに楽しんじゃって ...あははっ 」


　　「 ...リンの暴走っぷり 付き合わされちゃった ...楽しかったから良いけど ...ふぁ、？ ...なんだか良い匂いがする！ 」

　　____紙袋に突撃する次女、眠そうな目と涎垂らして




　　　「 ...毎度ごめん、シャラルの妹達が 」
　　　

(/ ....さぁ、今日も待ってるよ 期待して待ってるよ ...にひひ )

(/ ...んにゃあ〜 ....... )

(/ んむむむむむむ....( ) )

(/いちち…何とか明日は休みだ)

(/遅れてすまない、…機嫌を治してくれ…)

(/ .....ひぐ )

(/ っあ、はぁ、よかった、よかったぁああああっ )

(/…わぁあ…　抱っこしたげる、おいで？)

(/ ... ...[ 首筋がぶがぶかぷかぷ ] ...繊細なのは分かってるけど心配したんだから )

(/いだだだだだだ…)

(/確かに梅雨時で間接が痛くなってきたのだよ
ストレッチ…を行う時間も限られる、…疲れた。

　____さてさて　…血の味は如何かね？)

(/ .... ...[ ぢゅぐぐ ]


...不味い、そもそも俺吸血鬼じゃないし
　　...何はともあれお疲れ様、...お疲れ様！！！ )

(/…… … それに私は油が少ないからね
　その点。君はマシというか、美味しい
　　味が出せるのでは無いかね？)


(/あぁ　ただいま。)

(/ ... ...血が甘いかも？ ...なんて冗談は置いておいてさ )



(/ したい！ことが！！おおすぎる！！！！！ )

(/ ....がるるるるるるるるるるる )

(/……戦うのか、甘えるのか…)

(/もしくは甘く味わうか…___)


[スプーンとすり下ろし機を手に。]

(/ 甘えたい！！！！そう言う内容したい！！ )


(/ ...いやバトルもしたいけど )

(/ ...カニバリズムはんた〜い！！！ )


(/ 多分今はどんな子でも甘々になるよ )

(/……カニバ…リズム、甘々…　____閃いた。)

(/ ...その天啓は良く無い奴じゃないかな！！？ )

____________いや、"カニ"だよ。

(/もしくはシンプルに甘く行こうか！)


_____夢魔、…とか？

(/ ........ .....狩猟数第1位の？？？ )

(/ ..なんでも平気だよ！夢魔でも赤猫でもあれやこれやでも ！！ )

　　　　[____わい　…　わい…がやがや]




(　…　今日は比較的業務が緩めな水曜日。穏やかな
　　昼の中庭で、何やら野次馬のように使用人や兵士が
　　　　…　集まり、盛り上りを見せている…？　)

　　____？


　　( ...音には敏感 長身をのらりくらり ゆっくりと動かして ...覗き込む 何やら集まりを見せる祭ｺﾞﾄ ...？ )


　　「 ...これ、ﾅﾆ？ 」

　　( ...興味津々 包帯の奥では目が少し輝いてるだろう )

______はっ　上官どの…!?


(___野次馬のうち、…１人の兵士が近寄る夢魔に気付く
　サボりの認識ではあるのか、その接近には焦りが見えた)


[敬礼。…他は、なかなか広い内側で行われるモノに夢中で]


　　　[　ｶｷﾝｯ…ｶｷﾝｯ__キンッ　…　ゴシャッ！！　]



_______も、申し訳ありません！
_______まさか、この辺りにおいでとは…！


…

　　「　はぁ___いヤッ！！　」　[ドウォッ！！]


(聞き覚えのある声は其処から聞こえる。…馴染み深い音も)

　「 ...そう呼ばれるの ｱﾏﾘ慣れてないんだｹﾄﾞ ...
　　...ｷｭｳｿｸもﾀﾞｲｼﾞだからね、見てないｺﾄにする 」


　( ...鷹人の気配を僅かに感じながら ...此処はあえて 気付いても気付かなくても面白い ...“夢魔”らしい態度を見せる事にする )


　　「 なんならこのｱﾄ、色々“ｶｲﾎｳ”やら“ﾊｯｻﾝ”やら ...付き合ってあげてもワは大丈夫だよ？ ...ﾅﾝﾃ
　　で、このｻﾜｷﾞは何なのかな？ ...ｹﾝｶ？？ 」


　　( 目は見えないけれど艶々唇に自身の指を持って来ては誘惑の様子 ...
　　...余りあるモノも見せ付けながら 中心を凝視 ... )

_______は はい… ありがとうございます…


( 赤き猫、魔人…__フランクに付き合える上司の多さは
兵士達のフランクさに比例し、…大分お喋りな者も多いが
　… "とある事" が原因で、夢魔への萎縮は誰しも強い )



[　___ﾄﾞｹﾞｯ!!　]「　ハイッ　…　ほーッ！！　」

(　鷹人と、黒い軽装を纏った鋭い動きの兵士数人が
　激しく戦闘を繰り広げている…！鷹の鋭い蹴り上げで
　　先頭の黒装束がアゴを射ぬかれ、空に舞い　…　

　その身を槍に引っ掛けたハインが力任せに周囲へ
　　ぐるんと凪ぎはらって距離を取らせるっ　)


( __どうも　… 高揚とは違う、何かに駆られたように …
　　　有利な戦闘模様に見合わないほど、必死な様相で
　　　　…　鷹人はその槍を、爪を振り回していた )



_______え？　えぇ… じょ、冗談　…　はい。

( … 喉を鳴らす兵士も仕方はない。…鷹人を振り返り )


_____最近発足した【スカウト】の精鋭部隊 …
_____【ハントクローク】の連中に、ハインのヤツが
_____いきなり一対多の決闘を申し込みに行ったんです

_____ホント、何が理由か分からないんですが


( ちらり、ちらりとちょうど良さげな場所を兵士は探り
　　… 夢魔の煽情は____あまりにも容易く骨を抜く )

　　「 ...ｻｲｷﾝ ハインとシてないﾄｺはあるｼ ...ワはﾍﾞﾂに
　　　...ﾏ、どうでも良いか ... ...にしても 」


　　( 流れる様な身動き ...実力差は明確なだけに あんなにも全力で取り組む鷹人がとても不思議だ ...
　　...それを見詰める夢魔も 笑みを零して ...理由は不明だけれど _____ハインネイルらしさが 魅力が 一眼で分かる
...詰まってる ...そんな光景がとてつもなく大好きだ )



　　　気付けば(物理的に)頭一つ抜けた高身長の夢魔
　　　...笑みを溢して 鷹人へ ...応援する訳では無く かと言って煽る訳でも無く ...ただ無言でジッと見詰めた様子
　　　...気を散らさない様に って言う気遣い





　　「 ( ...ハインも溜まってるのかなぁ ) 」


　　　___...思惑は見当違いだろうけど

(/ ...あ、ｷｮｳ休みだからね、ワも )

______は はぁ　…　

______(… 羨ましいね、ハインのヤツ)
______(それにしても … 何を焦ってるんだ…？)

_________________


　　　　　　　　　[　ｶﾞｷﾝｯ!　]


　(　バトルナイフの肉厚な刃を槍の柄で受け止め …
　鷹人は … 左手で槍を握り、空かした右手を引き絞る

　　　_____その心は　…　焦燥に駆られていた )



　　　　　　　　　____名を　…　


　　　　　　　　　　　もっと　



　　　　　　　　[　ドガギッ！！　]


　　　　　　　　　我が　…　名を！


( __ 顔面に掌底を打たれ よろめきながら後退る黒装束
　…〖名〗への渇望。__突き動かされる焦燥の名は、欲望…？

　　…　違う。鷹人は断言する、欲望に…求めるものに
　　　　渇きはすれど　…　こうも恐れてなるものか

　___地に槍を突き、それを起点に回転跳躍！…よろめく
　黒装束の顔面を鷹脚で掴み、上から回転して叩きつける )




　　　　[ｶﾞｷﾞｯ]　「 [ｼﾞﾛｯ]　…　かぁっ！ 」


　　　______幾世を経ても渇かぬ〖名〗を…


　　　　　誰も忘れぬ　…　我が名を刻め…っ！


(____心は渇き、瞳は得体の知れぬ焦燥に餓えを訴える

　… 今、己が求めるは"名"か。…恐れは渇きで癒えるのか
　分からぬまま。___話題と、強者を併せ持つ彼らに挑んだ

　　　　　　…　身体に流れる、血の巡りすら
　　　　　今の己に … 省みる日すら未だ見えず　)

　　「 ...ん〜〜〜〜〜 .....ﾅﾙﾎﾄﾞ ...ｺﾞﾒﾝ、通るよ 」


　( ...焦燥感に駆られる鷹人 集中するのも良い事 何かしら目的があるのも良い事 ... 愚直に求めるその姿は美しいとも言えるだろう ...でも ...


　　___夢魔は見ている兵士達を掻き分けて 戦場の渦中へと潜る ...するりするり 目元の包帯を外して

　　　　浮かぶ眼は何時ものキュートでは無く ...どこか冷めた眼だ )



　　　「 ...ハイン 」


　　( ...溜め息混じり とっても元気で安心もしてる
　　　...でもこれは夢魔が最近何も与えなかった その分の渇きを代用して埋めようとしてる様なもの ...そう思えば思う程に ...呆れてしまい )




　　　　______ハインは、寂しがり屋なんだね
　　　　　　　...ワも、良く分かるｹﾄﾞ

(____眼の色は正気を保ちながらも … 蠢く焦燥に
　　身の危険も省みぬ境地へ【修羅】へ傾き始める …


　　　____いつか見せた【凶争の翼】に近く…
　　　　　… 攻撃性へと人格が傾いていく)



　　　　[ﾁﾞﾘｯ____]　「 … 刻め、刻め　…！ 」



　　　「　我　が　名　を　…　刻　め　ッ！！　」



　　　　　　(____咆哮に空気は震える)



[ｷﾞﾝｯ!!　ガッ…]___左から斬りかかる装束を槍で弾き

[ゴッ…ｸﾞｷﾞｯ!!]___右に現れた装束の腹を鷹脚が蹴り掴み


　　　　　　　　　[　ゴギャァッ！！　]


___　回転しながら振り向き、左右の二名を激突させた。




　　　　　　　　　[ｷﾞｭﾝｯ!!][ﾄﾞｺﾞｯ!!]


　　____様相を急変させた鷹人に怯む一命を蹴り倒し…


　　　　　　　　[　チャキン　……　！　]


　　　　　　　____喉元へ向け、穂先を…　



　　　　　「　[はっ]____！？…　！！　」


　　　[ﾄﾞグｯ!!]　____下げ、頬を蹴り気絶させる

　　　　　「　(今、何を…！？)_____ぐっ…！　」


　　(…"何かがおかしい"と気付き、…頭を抑えながらも
　　　　振り払い、残る２人に槍を構え直した瞬間　…)




　　　　　　　　　　「　…　？　」



　　　( … 異様に、汗を流し___呼吸もひどく荒く
　　　瞳は　…　正常な光を宿し直す、…踏みとどまった。

　　　　…　危うげな息遣いで　…　鷹人は振り向く )



　　「　…　プリン…　今、ハインは　…　ハインは…？　」



　　　(____"戦っている所だ"、という言葉が出ない
　　　…　…　己は今、何を思い　何をしている　…？)


　　　　　　_____頭を抑え　…　口を閉じる

　　「 ...ハイン 名を残すって ...ﾅﾆ？ 」


　　( ...純粋な疑問 ...鷹人が分かり易いから だけでは認められない心象の読み ...
　　　...“夢魔”としての種族的なもの ...ただ、それだけ ...不思議そうに首を傾げながら 鷹人へと近付く )



　　「 それはどんな風にﾅﾏｴを残したいの？
　　　ﾐﾝﾅに覚えて貰いたい？偉大なｺｳｾｷを成し遂げたい？ ...ｻﾞﾝﾈﾝ 」



　　　もう既にこの城で ...ワの中で
　　　P・ハインネイルと言う貴女は、刻まれているのに


　　　( ...そして、と付け足す )



　　「 今ハインがしているのは ...誰にも言えなかった鬱憤 ...認めて貰えない自己嫌悪 ...そういったｽﾄﾚｽのﾊｯｻﾝ、...と、ワはｵﾓｳ 」

　　　　「　ぷ、…ぷ…プリン　…　ちょっと　」


(__周囲の注目。…中断と、様子のおかしかった己の面映ゆさ
…とんとん拍子でくる、夢魔に頭を抑える苦悩も忘れて …

　___ 親しげな２人に注がれる目線から逃れるように)


　　　　　　　　　[ピーッ！！]

　　　　　　　(…　口笛を吹く　)



_______ｷﾞｭｩ―――――――ﾝｯ　…　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ!!



(　____舞い降りる【戦鷹】が２人を掴みあげ
　　…　屋上へと連れ去っていく　…　____　)


_________ 鷹人の部屋　______________



　　　　　　　「 … その 」


( … 夢魔の手を引き、部屋まで戻り…___頭を掻いて
　プレゼントされたベッドの縁に座って … 悩ましく )


「 …… 変なところ、見せちゃったでありますな 」



______ …悪い夢を見た後のように覇気はない

　　__鷹人の部屋 ...到着直後 直ぐに靴やら上着やらを脱いで ...健康的な肉付き良い肌身を晒し

　

「 ..ワで良ければ 全然付き合ったのに ...ﾓﾁﾛﾝ戦闘も ...
　　まぁ、ハインの心情や体調最優先だから ...ワは何も構わないｹﾄﾞﾈ 」


　　( ...これでも大真面目 ...再びこてんと首を傾げて )


　　「 アレはアレでカッコ良かったよ、ハイン ...
　　...ﾏｧ どちらかって言うなら周囲の眼が気になったからﾑﾘﾔﾘ入っただけﾀﾞｼ 」


　　( ...気にする必要は無い そう言ってもいまはあんまり響かないだろうから ...ただゆっくり ゆっくり 落ち着く時間に )

　　「 … 良いでありますな、プリンは
　　　　誰も、忘れそうにないであります … 」


( 肉付き、眼、声色、雰囲気。… プリンが〖プリン〗として
じっと見られて … そのまんまの人柄が覚えられ易くて …

　____ 煽情に絡めて楽を得るような、…開放的な
　　　発想が欠如し、薄暗い雰囲気か心を渦巻いて )

____________


「 …… その 」


( 俯き、…膝の上で指を結びながら __ 身長通りの
弱々しい覇気で __ 鷹人が言葉を紡ぐ、…喋り辛そうに )


「 …… さっきの話の　…　続きでありますが 」

　「 ...そう？ハインも忘れられそうに無いとワは思うけど ...ﾖｲｼｮ 」


　　( ...鷹人の隣に座る ...コーラ片手に差し出しながらジッと見詰めて )


　　「 ...さ、聞かせてよ ...ﾊｲﾝのﾅﾔﾐｺﾞﾄ ...ワのメンタルケア ...夢魔だからそこそこﾄｸｲだし ___大丈夫 ...ｾﾞﾝﾌﾞ受け止めるから 」


　　( ...珍しい態度の鷹人もまた愛おしいと ...少し場違い気味な感情を抱き気味で )

(/ ゆっくり休めた ...ｶﾅ？ )

(/応！)

(/ ...良かった良かった )

　　「　… … … 情けないハナシでありますが　」


　　　　___夢を、…見てしまったであります

____________


「 あくむ？…とルージュ医療班長にも言われたであります

　　…　が、イヤにハッキリしていて　…　なによりも
　　　訳のわからぬ、… "実感" …と言うでありますか？

　　　…　触れた事もなく、だが何よりも恐ろしく …
　　　　　ハインを　…　駆り立てるのであります。」


　　( … 礼をし、何気なく　…　たどたどしい手付きで
　　　コーラのボトルを齧り、何とか抉じ開け ごくり… )


　　　　　　　　　[　ﾌﾞｼｭﾜ"ｧｧｧｧｧ　]


　　　　　_______オ"ッッッ🖤!?!?!?




　(____いきなりの刺激。いきなりの甘味【大好物】。
　　　…呻く声は、性感の極に達したような声を搾る)


　「_____(あ、…あま…!?　…　く、…クチが…ァッ!?)」


(____瞳孔は小さく、口に力を入れ過ぎて何だか面白い顔に)

　　「 ...夢、ね ...それなら尚更ワに頼って欲しかったｶﾓ 」


　　___ ...中身は分からないけれど ...其れでもやはり頼りになりたくて ...夢魔の種族的にも気になる内容だから ...


　　「 ..... ....か〜〜〜〜〜わいぃ 」


　　　( ...想像外の雌声 疼く下腹部 ...無理矢理襲ってしまいそうなのを我慢、我慢 ...ただジッと見詰める
　　　...刺激的な可愛さがある 見てるだけで涎垂物だ ...くすり、笑みを浮かべながら ...
　　　____気が付いたら鷹人の頭を撫で続ける )


　　「 ...ハイン、そう言う時はね ...なんにも気にせずパーっと遊ぼう？ ...ｷﾌﾞﾝﾃﾝｶﾝ ...休む時は思い切りﾔｽﾑ、 ...ね？ 」

　　　　_______ッ　…　ｯｯ…____[ｺﾞｸﾞﾝｯ!!]

　　　　　　　　　　[ｼｭﾜｧ　〜〜]


　　　「　オ"…ォッ___🖤…ぉ…ほぉ"…　…
　　(う…ま、…あま…__パチバチ…と…奥まで…っ)　」

(　… 無理やりのみ込み ___ のどごしを炭酸が通り
　甘さと未経験の資源に … 口を開けたら舌が垂れ　…
　　瞳孔の小さくなった目は軽く潤い、…体は震える　)

_________


「　…　だっ　…だから恥ずかしいハナシと　…
　　は、ハインはそういうの プリンにはっ！

　　　[はっ]… そ、そうでありますな
　　　たまには 遊楽もアリであります…　」


(___ほぼ滑った口を…控え目に。…膝に当てた手を
　　ぎゅっ、と締めて…ぷるぷると震えながら　… )


　　「　………　(覚える、でありますか)　」

　　「 ....( ..ｱﾚ？ハインって若しかしてｽｺﾞｸ可愛い？ ...いやﾁｶﾞｳ、ｺﾚは夢魔的な刺激 ...成程、萌えってこう言う感じかぁ ... ) 」

　　( ...こんな空気じゃ無かったら無理矢理貪ってる ...と言うか沢山食べられてる そんな光景を無意識に繰り広げる鷹人に益々 ...惹かれながら コーラ入れたグラス片手に ...雑談 )


　　「 ワはね、炭酸が大好き ...弾けて 刺激的で ...甘くて ...飲み過ぎると体に悪い ...なんだかワの種族と似てるから ...ﾀﾞｶﾗ 」



　　　____ｺﾞｸｯ､ｺﾞｸｯ､ｺﾞｸｯ ...！！


　　　( ..グラス傾けて一気に飲み干して ...満足そうに笑いながら鷹人に向けて なッッッがぁ〜〜い舌を垂らして見せる )


　　　「 ...ハインも虜にする...身体に悪いｺﾄも ある意味スッキリするから ...ｻ 」


　　_____________ ...ワも少し寂しかったし ...ﾈ


　　( ...身長差が明確に出ながら 何度も鷹人の背中を撫でて ...ふと、呟く )



　　　「 ...ﾌﾞｯﾁｬｹワの身体にはハインが既に刻まれてる ... 」
　　

　　　　　　[ｶﾞｼｯ!]　___ギャーッ


　「　今!!そういうとヤメるでありまスっ！！　」


( 肩を掴んで！…尾羽をﾊﾞﾀﾊﾞﾀ揺らして大口を明け！
… やっぱり鷹にしては変に生え揃った牙を晒す！

　　　　___ 威嚇の声は鷹っぽいけれど )

_________


「 茶化しても何も出ないでありますからなっ！
　　　　大体 … …… …その、プリンは 」


( … 悩みを忘れて　___ 一旦何時もの調子。…
　少し俯いたあと、…身長差から顔を見上げて )


「 … 寂しくて 誰か、食べたりしたであります…か？ 」


______言葉たどたどしく　…　少し不安げに

　　「 ...ｸｽｸｽ、そう言うハインの方がやっぱり似合ってる ...うん、___歯もｵｼｬﾚだし 」


　　( ...少しばかり無邪気な反応を見せながら 開いた口 ...と言うか歯を指で撫でた後で ...わざと見せ付ける様に揺らす ...
　　　...威嚇の声が少し耳につんざき 両耳抑えて )


　　_____


「 ...残念ながらﾏﾀﾞ、だね ...ハインがｻｲｷﾝ忙しそうだったから ﾃｷﾄｳに食べようと思ってたけれど断られてばっかりでﾈ .... 」

　　( ...ジッと見下ろして 頭を撫でながら不敵な笑みを浮かべて )



　　_____それとも、ハインはワが誰かに食べられて欲しかった？

　　　　　　　　　「　…　…　…　…　」



　(　… 流石に神妙に。__こつん、と額を当てると
　　　邪険もなにもなく、…じっと視線を合わせる　)



　　　「　…　そんなの　イヤ、でありますから　」



　　　(…視線を逸らして、…脚のツメを引っ込める)

　「　… 同僚、みんな叩き　…　のめしたであります　」

_________


　「　プリンのこと、ハインは好きであります…けど

　　何より … ハインが、ハインというのを知ってて
　　　なのにこうして話せる … プリンにとって　…

　　…　他の誰かと同じような１人って　…　思われて
　　　…【ハイン】を…忘れられたく　…　なくて　…」



______握る力が弱くなり　…　返す言葉も柔らかく

　　「 ...あ〜〜〜〜、ﾀﾞｶﾗ ... 」


　　( ...避けてた理由をなんと無く知る ...それでいてちょっぴり ...いやかなり申し訳なさで一杯に ...
　　　...悩んだ末に ...鷹人の膝上に乗り 椀部を頭に押し付ける )



　　____じゃあ、ハインをもっと、ワに刻む？覚えさせる？忘れない様に ...ﾄﾞｸｾﾝしてみる？


　　( ...物寂しそうな視線で鷹人を見詰める ...舌を垂らして 抱き締めて ... )

　　　　[ぐむ]　　______　[むむむ…っ]

「　はふ…っ　___　…ズルいであります　…プリン　」



　( 抱擁のにくあつに…呼吸もあまりできないまま
少しだけ … 煽る酸欠に、息を切らす。__顔を上げ

　　…　視線と、垂らした舌が見えた時　…　)

_________


( 自然と　…　物潤す、主張するものに手が伸ばされて
　　…　唇を寄せながらも ___ 下腹部が熱く …固く )


　　　　　　「　……　(プリン)　……　」


_____目を潤わせる

　　「 夢魔だからね ...ズルいし ...ｿﾚに、此れが一番の ..ｺﾞｸｼﾞｮｳのｺｳﾌﾞﾂだからね ...
　　　...それに ハイン ...ワが思う一番の毒はｶﾞﾏﾝ ...だから 受け止める ... ...それがｲﾁﾊﾞﾝのｺｳﾌｸ ...ﾁｶﾞｳ？ 」


　( 触れ合っている時間が長くなればなる程身体の熱は上がっていく ...酸欠な事も知らずに ...


　　　ただ貪る様に 味わって ...舌も 動かして 絡めて ...啜りながら ....潤う目を見れば甘やかしたいって言う庇護欲 ...無性に湧き上がり始める )



　　「 ...こんなにﾋﾄﾘに夢中になってるのはハインが初めて ..ﾃﾞﾓ
　　___ほったらかしたら、ワも我慢出来なくなる ...弱くなる ...
　　...だから ｲﾏは .... ...フ〜〜〜〜〜 ... 」



　　( ...何時の間にか両目に浮かぶ形は何方もハートで、色もピンク ...どうやら 物欲しいのは此方の方が強いみたいで ...吐息も荒くなっていく ...鷹人を抱えたまま )


　　　___ごろり、ベッドに ...夢魔が下になって受け止めて



　　　　　「 ...ハイン　_____ﾀﾞｲｽｷ 」
　　　

__________フーッ　…　フーッ


( 重ねられた酸欠と … 充てられた情欲に言葉は出ずに

　貪る舌使いに、抱える姿勢に __ どんどん"野"が
　解放される。… 布を、降ろしながら ___椀の先に
　垂らした舌を這わせて　…　口に含み、ねぶる )



「　_____ぷ　…　りん　…　プリン　…　___っ　」



(____籠る熱の行く先を…戦い以外に知らなかった鷹は
　…絡め取られ　___　下腹部に… __固いものを乗せて)


　　(　脚と、脚を絡める　…　密着して　…囁き返す　)



　　「　……　絶対　…　忘れさせない…であます　」

　　______ｱｧ、これだ ...このハインをワは ...身体が覚えてる ...ﾀﾞｲｽｷ、だ ...


　　( ...ぞくり、ぞくり 気が付けば皿の上に乗せられた夢魔 美味しく食べられる様に自分から調理されて ...何時の間にか夢魔も ..余裕は無くなって 体中の熱が高まり ...動き易い様にハインは既に両腕から解放 ...夢魔はベッドに仰向けで ...
　　...浮かべる笑みも ___なんだかこっちの方が恥ずかしくなるのを隠してるみたい ...疼きは 乾きは これで何もかもを埋め尽くす ..回復させる ...そう思いながら )


　　　　___鷹人からの囁きに身震いを起こす ...満足そうな顔で


　　「 ...そう言うのﾊﾝｿｸだと、ワは思うんだけど ...はぁ、参った ... ...ワの方が壊れそうだね ...ｺﾚ 」

(/ [ ...頬膨らませじぃい〜〜 ... ] ...また夜、ね )

(/ ぁ〜〜〜〜〜〜....... )

(/…にゃう…あぅ)

(/…や、やる気の…ところ申し訳ないで…あります)

(/ ...ハインがｼﾇﾎﾄﾞ可愛かったからﾕﾙｽ )

「　…　プリン　…　その　」

「 ...ﾝ ...ハイン、どうかした？ 」

「 …… き、昨日の　… 」


「 … 茶色い、あの水は　いったい…？ 」

( ___もじもじ )

　「 ...？ ...ｱｧ、コーラ ...の、ｺﾄ？ ...ワはｼｭﾜｼｭﾜ好きだからね ...酒は余り好まないｹﾄﾞ 」



　　　( ...お洒落にワイングラスに入れたコーラ ...氷もたっぷりで 飲んだら気持ち良い ... )

「　… コォラ…で、あり…ますか ___ おぉ…[✨]　」



( ___ きらきらと輝き、…水滴がしたたる魅力の一杯
　　… 宴の席で、飲まされた如何なる美酒を以てしても
　　　ハインにとって　…　目の前のグラスに注がれる
　　　甘く。…濃厚で爽やかな液体に勝るとは思えない。)


　　[　… まるでご馳走を眼にした男子のように
　　　　小さな鷹人は眼を輝かせ … 感嘆の声を
　　　　漏らしながら__グラスの液体を凝視する]


(____裸の【欲】を晒して、…とってもとっても物欲しげ)

　「 ...まぁ他にもあるんだけどﾈ ...ﾌｧﾝﾀ ｻｲﾀﾞｰ ｼﾞﾝｼﾞｬｴｰﾙ ... ... ...ハイン、そんなにﾊﾏｯﾀ？ 」


　　( ..._______[ ごくんっ ] ...目の前で飲み干す ...
　　　...氷も口に含んで 噛み砕く ...染みた味がまた美味しい ...甘く 口の中で弾けて 喉奥へ流れても 泡は溶け続ける ...
　　　...一滴残らず 飲み終えれば ...意地悪に笑い )


　　「 ...ハイン ..でもね、これをﾀｸｻﾝ飲んだら身体にﾄﾞｸ ...ﾀﾞｶﾗ
　　____ ...飲むのは仕事を頑張ったら ....ﾈ？ 」


　　( ...気まずそうに鷹人にブカブカ気味なパーカーを被せて )

　　　　　　　　[ぐむ…____ぅ〜っ]


　「 … しゃ、酌と同じにありますか　…！ヌヌヌ…ｯ 」


( ごくり…と、生唾をのみ込みながら。…遺恨は残さない顔
何しろプリン。… 悪感情をいよいよ向けられぬ牝を前に
　___ 生来の従属気質が、存分に発揮され始めている )


　　　　　　[ほふっ]　_____…　承知！



　「 ならば！プリンっ 仕事終わりは是非！ハインと
　　　注ぎ手として付き合って欲しいでありますっ！ 」


(　気合上々、やる気に満ちて ___ がんばるポーズ！
　不敵っぽい笑みと、… 懐っこく気合の姿勢でキリッと！　)

(/ ......ハイン )

(/…ぷ、プリン？)

(/ ... ... ... ...ｲﾂﾓ良く頑張ってるﾈ )

(/… … プリンも、___ウヌ。… 感謝感激であります！)

(/ ....うん )



(/ ﾄｳﾄﾂだけど此処で問題 )

(/ヌ？　即答、してみせるであります！)

(/ ...ワのフルネーム、ｺﾀｴﾃﾐﾃ )

(/ウギ、…　…　…)


(/ら…る、ルーンウッドプリン…)

(/ ....[ ｼﾞｨ ] )

(/ ...まぁ良いｹﾄﾞ )

[ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ…]


(/[トリアタマを振り絞れ…！]___ラビィ、ルビー…
　…　ルーンウッドプリンは合って、[まま…マズイ]

　[___上位殿の名も覚えられぬはまだしも…！ヌヌ])

(/ ...ｶﾜｲｲ )



(/ じゃあ第二問





　　　____ワの戦闘スタイルは？ )

(/[！！！！]_____ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ…ｯｯ…!?)　



(/[み…見たことあったでありますか…ｯ!？
　グ、う…ヌヌ…ｯｯ 使用人長どのに聞けば…
　ダメだ間に合わないでありま…っググ…ｯ])



　　　　　　　　[　ボンｯ!！！　]

　
　[チャキンｯ!]　「 何ならヤルでありますか!?!? 」


( 錯乱 Lv5。… 眼を回しながら槍を構えるっ！ )

(/ ...二つともｾｲｶｲを言おうか )



　　「 ワの名前は、ラビィルビー・ルーンウッドプリン ...戦闘ｽﾀｲﾙは 」




　　　_____取り出す薙刀 ...地面に刺して
　　　　　　ポールダンスの様に優雅に身回し ...スラっと長く綺麗な脚の ...俊敏な動きを見せる



　　　　「 ....ｺﾚ、だよ 」

　[パチ]　______…医療班長と、大まかには同じ…


「 … まま同じと言わずとも、似たを相手取ったは
　　昔、何度かあるであります。…日の国ではソレを… 」


　　　　　　　　　　【 武芸 】


「　… そう呼ぶを聞きに致したであります。… プリン　」


(戦闘IQは高め。…眺め、脚運びと体捌きに腕力を垣間見る)

　「 ...何方かと言えばワのメインは脚技 ...ｺﾚはｻﾎﾟｰﾄ ...ただｿﾚﾀﾞｹ 」

　　____夢魔は元々まやかしや魅了を武器にするﾌﾞﾝ、直接的な戦闘能力はﾋｸﾒ ...ワは




　　　______“幻”を捨てた ...夢魔



　　( ...ぐるぐる、目元に包帯を巻き直して )



　　「 ....これが、ワ ...良くｵﾎﾞｴﾀ？ 」

「 …… ハインと____否、よく…覚えたであります。」


( くるくる__カチン。… 槍を納め、夢魔を眺める )


「 …… 肌を重ねた日より、並みを越えた体の剛性は
　感じていたでありますが … 捌き方を併せて考ずると

　　　… 想像の何倍も、プリンは強いであります 」

　　「 ...ﾓﾁﾛﾝ、肉弾戦なら ...ｳﾝ、そうだね 」




　　　____ハインにも、勝てると思うｶﾗﾈ


　　( ...自信に満ちた発言 ...生まれ持った体躯 身長 ...其れ等のメリットを踏まえた上で ...尚余裕さを見せる

　　...ｼﾞｶﾝが合えば 戦いたいと思っているﾋﾄも居る位だ )



　　「 ...だからね、ハイン


　　　____もう少しワを、頼って欲しい 」

「　…　何を〜っ！？　___　…ぅ　」


( __ 至上の肉弾。…反論に舌を濡らせど、続く流れに
　　落ち着かざるを得ず、… しかし的を射られ 沈黙。)


　「 … … … プリンが、…良いなら … であります 」



「 …… 情けない所は見せたくない ___P(ﾌﾟﾗｲﾄﾞ)が…
　　　あるからでも、…あるでありますが __ …しかし

　　　　… 誰も覚えていない … のが恐ろしい
　　こんな【夢】に … 勝てない自分が憎いであります 」



(______悩みは大きそうな様子で)

　　「 ...... 」


　　[ ぐにゅん ] ....[ むにゅり ]



　　( ...身体が押し付けられて 鷹人の頭を丁度挟み込む柔らかいもの ...特大なもの ...
　　...見上げれば 不満そうな夢魔がぽつんと )



　　「 ....ハインのその真っ直ぐさは ...良いとも悪いとも ...そう、ｲｴﾙね

　　____だから ｽｷなんだけど ...ｻﾞﾝﾈﾝながら
　　　ワはそう言うﾅﾔﾐを持たない事にしてる ...ｽｷﾎｳﾀﾞｲ生きる方が幸せだから ...
　　　...悔しいならまた、覚えさせる？ ...焼き付かせる？ 」

[かぷっ]　　______夢を　…　見たであります


( するりと __…目隠しのような包帯を噛んで、降ろして )


「 …　その夢の中で __ ハインはハインで
　【翼が生えたハイン】が、…居たであります 」


　　( ___ 舌を出して … 唇を寄せる )

　　「 ...ん、 ...つづき、聞くから ...ﾕｯｸﾘ 」


　　( ...キラキラと模様入りで 目色もカラフル ...夢魔らしい独特な目を晒しながら ...ゆっくり口付け ...舌を食んで 酸素を供給する為時折 ...口を離して )


　　「 ...ハインの悪夢、悪感情 ...全部 ...ｾﾞﾝﾌﾞ、ワの ...糧に 」

　　　　[ トン ___… ]　　____どすんっ

「 … 自分は、【翼】のある姿を見て、憧れながら
　　恐れたのであります … 何しろ【翼】が居たのは …

　　　…　ハインの　…　居場所でありましたから 」


( __ 肩を押して … ベッドに倒して。… ゆっくりと
　　唇を寄せながら … 舌を吸うように攻めて ___…

　　　…　布にカギ爪を引っ掛け … 降ろして )


　　　　[ するっ ]　…　プリンの隣も


「 闘技場の真ん中も、… 空も … 中庭の広場も …
　ハインの部屋も、戦鷹の背中にも【故郷】にまで

　　… 自分の場所に【翼】が居たのであります 」


　　　　(____椀の … 先端に唇を付けて)

　「 ...ワは翼がある、無い ...だから、ﾅﾆって思っちゃうｹﾄﾞ ...ね？
　　...飛べるから 人より多く見れるから 素晴らしい景色を知ってるから ________だからﾅﾆ？
　　...ワから言わせればそんなのどうでも ...ん〜〜、そう、 ...なら、言い換えようかな 」


　　( ...後頭部を寄せながら ...平然とした顔で ...果物の様な甘さと大きさがある椀を押し寄せながら ... 再び口を開く
　　...なんだか少し顔が赤くなった気もする )


　　「 ワは ...『ミロのヴィーナス』が大好き...
　　　不完全な完全 ...何かが無いからこそ それを羨ましく思い ...それが“美”に繋がる ...ワはそう思う ... 」

「 … あの、プリン！ハインだって憧れるモノくらい
　　１ツ２ツ３ツっ … __ウヌ… …そうでありますが！

　　　　… そういうハナシでは無いのであります 」

　　( 軽く椀に噛みあと付けて __ ムキになりながら
　　 顔を寄せたら。…色っぽい __ 表情に萎縮して …

　　　___ 下を、…降ろしながら… 椀を、手に納める )



「 "場所"に居るモノ、… 上位の方々も同僚も使用人たちも
　　【翼】のコトにだけ詳しく … ハインの事を …あんまり
　　　知らなくなっていたのであります。… まるで ___

　　　　　もとから【翼】が"ハイン"だったみたいに。」


　　　　　　　[むに___…るん__たぷ…ぷるんっ]


　　　　　(引いて __揉んで…揺らして …口に含んで)


「 … "忘れられる"のが … "誰も知らない"のが
　　怖かったでありました。… ジブンが、何処まで
　　ジブンなのか　…　その境目を自問自答に終え

　　　…　繰り返せど　行き着くのは己への疑問
　　… だから___ …忘れられない〖名〗が欲しくて 」



　　　　　_____脚の間。…太股を絡めて …押し付けて

　　「 ...ｱﾚ、違った？ ...ｺﾞﾒﾝﾈ ...と言っても ...
　　　ワから言える事は共通してるｹﾄﾞね .... 」


　　( ...無抵抗 艶の篭った声も ...時折漏らして ...椀も豊かに 弾み揺れて ...悩んだ末に 言う )



　　「 ...ワは覚えてるよ？その【翼】の事も ...ｿｼﾃ
　　ハインのｺﾄはもう忘れない ...忘れられない ... でも



　　望むのならいくらでも、刻めば良いとｵﾓｳよ ... ...っ 」



　　( ...快が進めば進む程、頭が回らなくなる夢魔の性質が憎たらしい ...
　　身体が熱を欲せば欲すほど、見境なくなるのが情けない ...


　　...離さず 逃さず ...受け止める ...不満も 不都合も 不快感も ... )



　　　　「 ...ハイン ...
　　　　　___“生きてる間は強欲になろう” ...これ、ちょっとだけ悪魔とか夢魔とか ...そういうｼｭｿﾞｸの信念
　　　...ﾁｮｯﾄ参考にしてみる？ 」

　　「 … なら　___　今はじっくり …

　…　刻ませて欲しいであります。… プリン 」



　　　　[ちゅ…ずっ____ぐ…ちぃっ]

( 艶に充てられ … 押し付ける動きを強める。…
　　夢魔の艶かしい ___ 横腹を掴んで
　　腰を押し付け … 垂らして___引く
　　　…　その動きを繰り返して )


「 プリン … オマエを、ハインの…ハインだけの者に
　　して ___ させて欲しいで … あります… __っ 」


　　　[がぶ…っ]　____ 椀に噛み付いて

　　「 っ ....ぃ、いよ ...いい、よ ...ハイン
　　　...浮気症の、夢魔の礎 ...壊せるﾓﾉなら、壊して ...っ 」


　　( 熱が篭る ... 声が高く ...素が見えていく
　　　...奥が刺激される度に 連鎖して体全体に広がる ...繰り返しといえども 倍増されていくモノもあり ...次第に吐息が ...声を多く含み ペースも早くなる )



　　　____ひぁっ、 ...っぎ、 ...ｶﾑ、のは ...や、 ...ッ



　　　( 疼く、疼く ...頷いても 受け入れても ...疼きが止まらない ... )

(/ ...おやすみ、ハイン )

(/…そろそろ、地獄が始まりそうでありますな
　所謂デスマーチ。…【R】バッドエンドへの道　…

　… 始める前に、甘いことがしたいなら
　もっとしておきたいであります。…プリン)

(/ .........取り敢えず、また落ち着いたら連絡して？ )

(/……連絡【CO】)

(/ ....ん )

(/ ...甘い事やら戦闘やら ...取り敢えず先に済ませたい事はある ...出したい子もいるし ...とにかく、待ってるね )

(/ガルル)

(/ にゃ、...いける？ 大丈夫？疲れてない？ )

(/行ける！…えへへ)

(/ よし、ならおーけー！ ...さてさて、誰で何をしようか ... )

(/その子でやりやすいのは誰かな)

(/ ...姉御、かな？多分！ )

(/…直球体力怪力がよろしい感じ？)

(/ .... ...戦闘転ぶかは分からないけど )

(/ ...雪鬼母を出すつもりだった！ ...まぁそれ以外にしろ、なんにせよ ...そう言う部類の方が今は、ね )

_________ふぁ〜　…[ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ___] …ふっ



____… 上がってるねェ、こりゃ　…もうすぐ　…

( 開いた口から __ 火の粉を噴いて。… 炉にぶちこんだ
砂鉄を引き上げる。… 三日三晩も噴かして、真っ黒だ )


　[ザクッ]　…　「 ヴェルの世話になるかねっ___っと 」


　(___炭を足し、… 煙を外へ追い出し　…空気を送る。)



　　　…　暑い日差しが窓から差し込む　…

　　
　　____窓から入り込む ...涼しい風 冷たい空気


　　( ..丁度窓の下、覗き込めば ...なんだか1人 見慣れない雰囲気 )
　　

　　　____かつん、かつん ...かつん

　　( ...日傘をさして 下駄を鳴らして ...深い藍色に ハスの葉の模様が袴中に入れられて...文字通り冷たい雰囲気を纏った ...そんなちょっと異質な者 ...城の中で 堂々と ...ちゃんと入場パス的なのを首から下げて 歩いている ...)



　　　...雪鬼に似てる様な でも結構大人びてるような ...？

　
　「 …… ？　(ん___夕立か？…にしちゃあ寒いね…) 」



( ___ 一陣の風は冷たく、… 少し背中を震わせて
　　　よき秋暮れに似て涼しく __ 空気が冷えてゆく …

　　… 寒さが肌身で __ なれば灯った気合のもと )


　　　　[ギュッ]　____手ぬぐい頭に荒く締め



　　　[ｶﾞﾝｯ!　ｶﾞﾝｯ!　ｶﾞﾝｯ!　ｶﾞﾝｯ!　______]


　　　　(雑念を払って　___打ち込むのみ)

　　　( ...鍛治の音 熱反応 ...見つけたとばかりに 口角が上がる ...扇で口を隠すものの 堪え切れない ... )


　　　　_____やっと、見つけました ...






　　　　[ 数分後 ]


　　　　[ ｺﾝ、ｺﾝ ] ...[ ｺﾝ、ｺﾝ ] ...なんだか力の強いドアノック

　　　...扉の前に立っている者は...なんだか結構大物、そう？

　　　　[　ｶﾞﾝｯ!　___　ｶﾞﾝｯ!　____ｶﾞﾝｯ!　]


( 冷風一陣___… 狂える梅雨はひと冬を憂い 風ならび
われ 師、継ぎ受けし焦熱を以て "芯" 結び 打ち鳴らす

　___ 流るる汗をも霞へ帰(き)し … 打つうでを炙り
　　いざ われは打たん 【身魂】 の鎚。宿せし "霊器" )



　　______カギは開いてる … 勝手に入ってきな！




( ___ 地獄の釜を煮るが如き熱気と重圧を 扉は放つ )



　　　　　　　　【　"月夜の作業場"　】

　　[ ｶﾁｬﾝ ] ( ...お望み通り “簡単に”扉は開かれて ...下駄の音からころ響かせながら ..ゆっくり ゆっくり近寄る )


　　纏う冷は 寒を齎し ...徐々に収束を 背後の気配の一つへと ...
　　...熱気に溶けてしまいそう 仕事に集中する態度



　　　　「 感動もの、という事 実に素晴らしく思います！ ...して
　　　　これは一体何を精錬しているんですの？鉄？金？ ...は、若しや地獄の大釜だったり！？ 」


　　　　_______ ...背後から月夜へと 身体を預ける様に ...肩に顎を乗せて覗き込む


　　　「 ...おぉ、近寄ると流石に熱も凄いですわね
　　　　いえ、それ以上に貴女も逞しい ... 」


　　___下駄をしているとは言え ...それでも姉御と殆ど変わらない身長差 ...袴だから分かり辛いが ...がっしり、してる...？

　　[ひやっ]　_____おわっ　なんだいてめッ！？



　　　　…　"刃"。… 反りながらも、芯がある
　　固く、重く　___　必要を越して"巨大な"刃 …


　　　　　　　　　【　対戦車刀　】


( … 戦車に挑むに、"剣"という笑い種。…しかし見る者
　 笑うものを黙らせる ___ "本気"を凝縮した、ある種…

　　【狂気】にも近しい造形、機能美を備えた剣が其処に )



　　「　誰だいアンタッ！？おらっ…　邪魔してっと
　　　オロしちまうよっ！どきな、どきなっ！ホラッ！」


( ___ まだ"柄"はなく … 人の丈を越す刃の形状のみ … )


(　振り向き　…　姿を眼に納める…と？　)

　　「 ...なんだか浪漫が詰まってますわね！こう言うの 嫌いじゃありません！ ...あ、先程扉が開いているとか勝手に入って来てだとかで ...ついつい勝手が ...自己紹介も未だでしたわね！ 」


　　( ...水色の髪を牡丹の簪で括り止め ...毛先になればなる程青く染まった 肩まで掛かる長い髪 ...
　　　...目は赤の中に 雪の結晶が入り込み ...病的な迄に白い肌 ..高貴な言葉遣いと裏に 歯はギザギザだし ...昔色々ヤンチャしていた感じが一眼でわかる )



　　「 ...私は３代目 ...白葉紋の都 ...そこの長 ...

　　　『ネーヴェ・アドウェルサ 』 ...と申しますの


　　____何時も私の所のヴェルちゃんが、お世話になっていますからね！ 」


　　( ...なんだかとっても 明るい )

　　　　　　　　「(ヴェル　…　…？)」


( … 鎚を置き、…顔と名前を反復し　____　辿り着く )


　　____あぁ…っ　ヴェルの　オカンって人かいッ！？

___________


( 手拭い外して __ 椅子から立って … 陽炎がチラチラ
視界をぼやかせ … 脚も少し重い。… とりあえずは、礼。)


「　いえいえェ、此方こそ…ヴェルには世話になってます

　へぇえ … ヴェルの…お母様って方が、なんでぇ急に…？
　っと __ 立ち話もなんだし、ささ どうぞ居間によっ… 」


(___壁の襖を開くと … 畳張りで家具が昭和の寛ぎ部屋)

　　「 はい、ネーヴェ家の ...ヴェルちゃんは愛娘ですわ ...それはそれは、可愛くて ...でも最近連絡をくれませんの、だから ...

　　　___街のお仕事は部下に任せて はるばる来ちゃいましたの！ 」


　　( ...見た目に騙されてはいけない ...それを良く味わう事になるだろう ...其れほどまでに )



　　　　____青い鬼は ...破茶滅茶だから



　　( ...畳の上に慣れた様な正座をして 扇で顔を隠しながら嬉しそうに笑う ...雪鬼を探している最中聞いた 姉御の噂 ...いわゆる、パートナーだと聞いたから ...まずは挨拶しておこうと )



　　「 ...いつもヴェルちゃんがお世話になってますと、レギちゃんにも言いたかったのですが見当たらず ...なのでこうして 貴女に会いに来ましたのよ、テホプさん ♪
　　...にしても中々 ...良い身体をしてますわね！肉弾戦、得意なのでは無くて？ 」



　　( ...目がキラキラと輝いて ...とても長とは見えない雰囲気 )
　

　　　　　　　　「 … ひでぇ 」

( ____ 度を越した破天荒ぶりには流石に引き気味 )



「 … そぉいや、今朝から見ないね ___ あぁ、通りじゃ
　　殴りの強さで通ってますかい … どぉも、わざわざ！

　　かくいうアンタさんの事も強い、強いとヴェルに
　　聞いてます、んでアンタにプレゼント贈りたいぐらい
　　大好きで大切だと、きひひ…いぃオカンと…娘やんねぇ？」



　(____砕けきった雰囲気に負けて所々で素を出して　…)









乱入ゲージ:■■□□□□□

　　「 ....大丈夫です！私の部下は優秀ですもの！ 」


　　( ...親指を立てる ...頼りにしてるのも分かるし ...いや、任せっきりな感じが強い )


　　「 へぇ、それはそれは ...とても素晴らしいですわね！拳は ....私そんなに自信がありませんわね、一度家屋をぶち抜いた事や ...島の竜を倒した位ですから ....


　　...あら、それはそれは、プレゼント ...聞かなかった事にしましょうか！ 私にとっての一番のプレゼントは ...あの子が私の跡を継いでくれる事なのですけれどね ...ですが、えぇ ...大切ですわ、とっても 」


　　( ..,娘がいるのに 指輪をつけてない事からも察せられるが ...大事な大事な愛娘 ... 宝物 )



　　　( ...月夜と話すのも 慣れながら ...チラリチラリと肉体を観察している ...なんて逞しくて 魅力的なのか、と )

　「　…　そういう問題じゃないと思うんスけど　…　」


( ___ 冷や汗。… どうしてこう、綺麗な首領ってのは
　　部下に厳しくなっちまうんだい … 同情と憐れむ心… )



　　「　ほへぇ　…　竜。… ____へぇ　…　へぇえ…　」



　　( ポンポンでかいワードが飛び出る話だけれども
　　　… 姉御もでかい。___故に付いていける…(?？)

　　　指輪。…___それで"義"って言葉が分かるけど
　　　口から出すほど野暮にはならない。… __リハビリと)


　… 鍛造復帰の成果で ___ 産卵後の豊かな体つきそのまま
　肌やお腹に締まりが出て__汗でてかてか…艶やかでおっきい


　　　「 …… キヒヒッ！ いい親子だねぇ！ヴェルも… 」

　　「 ... ...ま、まぁまぁ私の事はどうでも良いのですわ！ 」

　( ...冷や汗と話題を逸らす ...手を叩いて生じる音がpanとかじゃなくてdanって感じの強い音で ...滑々とは言うものの 引き締められた手なのが良く分かる )



　　「 はい！15w程の竜ですの！数年振りに現れましたから少し手こずっちゃいましたけれどね ...それでも無傷ですわ！ ...と言いましても 貴女 ...テホプさんに勝てるかは分かりませんけれど 」


　　( ...自信はそこそこ ただし長を務めると言う事もあり...荒っぽく ...こうして話している中でも 油断はしていない ...懐に飛び込んでみようものなら______ ... )



　　[ さわさわなでなで ]

　　　　_____「 それにしても本当、良い身体をしてますわね！！ 」



　　　( ...気が付いたら二の腕に頬擦りしながら お腹を撫でている ... そう、この青鬼 _____そう言うフェチ )

　　　　「 … (どう反応すりゃあいいんだい) 」


( あれこれ言われ あれこれ示され ___ …反応に困る
しょーじき __ 真っ直ぐだったり変だったりと ___…

　… 好きでも、嫌がるヴェルの気持ちが少し分かる
　ほら、今もお腹撫でら　_______ )



　　　　　　　　[　　ド""ｯ"ｯ"　　]



　「 ぃ…　いい…　いきなり何すんだいドスケベｯｯ！？ 」



　(_____パワーボム。…お腹を守りながら距離を取る)

　　( ..パワーボム 背中から喰らって月夜を見上げる姿勢
　　...髪の毛が乱れて 小さな二本の鬼らしい角が見える )


　　「 まぁ、テホプさんったら見た目にそぐわない大胆さ！ ...でも威力は思ったより軽いですのね そりゃあ手加減していると言う事もあるのでしょうけれど ...どうせならもっと自分の体重を掛けた方が ...って私そんな破廉恥では有りません！



　　　私はただ逞しい方が好きなんですの！筋肉質で！身長も高くて！ ...鬼の血が騒ぎますし、何より女性から見ても素敵だと思いますの！！ ...はぁあ、テホプさんはその分母だと言うのにも関わらず筋肉が落ちていなくてとても素敵 ...触り心地も凄く良かったです！ 」



　　( ....この青鬼から雪鬼が生まれた事が最早奇跡だと思える ...吐息も荒く 身を起こして目を輝かせながら ..ジッと月夜を見詰める ...不純な気持ちが殆ど ...
　　...猥的なものと戦的なもの ...羨望的なもの 混ざり合いながら涎を垂らす )


　　「 ...はぁあ、テホプさんにならやはりヴェルちゃんを任せても良さそうですね ...うふふ 」

乱入ゲージ:■■■■■■□




　　「 (すげぇ耐久…そりゃ、まぁ…鬼かぁ…____って)

　　いや … いやいやいやｯ!！！おれぁそういうのとっく
　　　に間に合ってるｯ!！！間に合ってますから…っ！？

　　ヒィィ…っ！ちょっ… 距離！距離取り…取れません！？」



( 今どれくらい力が入ったかは不明。___けど間違いなく
〖結構行った〗のは確か。… そんなもんだからすっかり
　　恐れは多くなる、…ダメ、ダメだ　"アイツ" とか
　"アイツ"でもなきゃこんなん付き合ってられな…っ )

________________



乱入ゲージ:■■■■■■■



　　　　　　　　　　〖　乱入確定　〗


　　　　　【　BLOS HORN 〖G O U R A I〗】

___________



　　　　「　わーっ　わーっっ！！へ…ヘンタ…っ
　　　　寄るなーッ！来るなーッ！！ヤメロ〜〜ｯ!！！　」


　　　( ___ 万全に力があってもなんかこう…勝てない
　　　　…　…　自信の喪失に思わず反応がただの女子 )

　「 ....えぇ 勿論ヴェルのパートナーなのは知っています ..そこを横取りするつもりはありません、ですが！
　　...親子共に籠略するのは浪漫では無くて！？ ...あぁ、なんでしたらテホプさん！ 一度拳を交えてみませんか！？勿論アフターケアと言うもの、サービスも含めて致しますの！ ...さぁ！さぁ！！ 」



　　( ...猪突猛進 ...この辺は酒の入った雪鬼に良く似ている
　　...青鬼の場合素面でこれなのが末恐ろし ... )



　　　[ ぴく ] ....ふむ？


　　( ...感じた異質な気配に 動きが止まる ... ...なんだかさっきまでとちょっと違う ...？ )


　　「 ...テホプさん ....____何か、居ます？ ... いえ、来ている？ 」

　　( ...さっきまでのはしゃぎっぷりが嘘みたいに冷静に ...髪の毛を整えて止め直して ...ジッと目付きが鋭く ...可愛らしい反応もまた良いが ...怯えた反応よりかは 意気込む反応を見たい )

　　　　「　うわぁッ！？急に落ち着くな！？　」

_______________






_____あーっ　あーあー お嬢さん困るね

_____今日(きょ)は↑〖み水曜(すいよー)〗で↓カギ
　　掛けたね、通(と)れない↑し6時までだれも来ないよ



( 大手門 赤城中庭への入り口。…高身長のねーちゃんが
固く閉ざされた門を、意味ありげに眺めていた。…掃除の
　雇われ魔族は __ 箒を掃けず、たまりかねて声をかける )




______へ？　…　無理、無理ね　開けられる訳ないね

______ワ タ シ 、雇われのしがない魔族よ 鍵なんて…



______ほ？　…〖アタマを使え？〗…いやー そんなこと



　　　　　　　　　　言ったっ　…　て？

〖 同時刻　____　レッドライン(赤城地方境目) 〗


___________…




　　「　……　……　これは … いったいっ…！？　」




( … 此処、赤城地方と 比較的大規模な人間の街がある
　フィリフテン地方を隔てる国境のような山脈地帯には …

　____ 人が赤城地方へ迷いこむのを拒むかのように
　【怪石獣　グラボルム】と呼ばれる…火山を背負った
　岩肌のサンショウウオに似た生物が、多数生息している

　… 同族間では温厚ながら __ 縄張り意識はとても強く
　こと 繁殖期の雄ともなれば…その大砲すら弾く装甲と
　吐き出す … マグマ状の高熱爆弾を以て、侵入者たちを
　排除しにかかる。…その上、群れているのだからとても…

　　____赤城地方へ強行突破など、許される訳がない )




〖 仰向けで気絶している個体 - 78頭 〗

〖 全身の岩石を砕かれ 再起不能の個体 - 20頭 〗

〖 リーダー個体の再起不能数 - 11頭 〗




( ____ 壊滅と言っていい有り様に … 鷹人は混乱する )


「 こ、こんな… 何奴が…！？___まさか…今頃城へ…！？ 」


________________

　　　　　　　　　「 … ん____…？ 」


( "獣系格闘者"に通ずる、ある種の闘気をﾋﾞﾘｯと感じ…

　　___ る、までは良い。… ロクな反応をする前に )



　　　　　「　…　この　___　ん…ッッ！？　」



　　　　　　　　　危 な い っっ　！！


　　[　ドン"ガラガッシ"ャア"ァア"ンッ！！！　]




　　　　______　けっ　…　ケガぁ　…




　　「　無いね　…　っ！？　されたらヴェルに
　　　合わせるカオなんてありゃしないよ…っ！　」



(　壁という壁を丸ごとブチ抜いて飛んできたモノを…

豪腕、活かしてキャッチ。… 炉を犠牲に受け止めたっ
　… で 何だい…っ！？このとんでもないモノは　…　)



　　　　　　　　「　あ"ぁ…っ！？　」



　　　　〖　飴のようにひしゃげた正面の門　〗

____________________


_______ァ　……


_______アイエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ！？



( ____ まるでミサイルでも炸裂したかのよう …

　…　衝撃波で 敷き詰めた石が捲れ上がり ___
　激しい【激突】によって門は全壊。… ひしゃげ
　片方は中庭へ突き刺さり、…片方は城へ吹き飛ぶ。

　　…　恐ろしい物を見た魔族は震え上がり　…
　　　　"彼女"は　得意気に振り向いた。)




__________だぁ〜からっ　…　言ったろ

　　　　　「　ココの　…　出来が違うってよ　」



　　( __ 煙を上げる額。…頭をとんとん指差して …
　　　… スケバンと思しきロングスカートの制服姿

　　　　　___　乱れ黒髪、長髪が似合う荒喧嘩 )

　　　　〖　四季織　豪雷(しきおり　ごうらい)　〗




(　__　翻し　…　悠々と中庭へ入っていく〖滅茶苦茶〗
　　… その背中を大人しく見送りながら __ 魔族は…
　　停めてあった自転車に、… 死に物狂いで駆け寄る)




_________と　…　とんでもないことになったよ…


_______________



　( 城内が慌ただしくなり ___ … 姉御も闘気の種と
　ひしゃげた門とを吟味し … 来訪した者の顔を知る … )



　　　　「 …… ぃ"… ____よりにもよって　… 」



　　　　_________凄まじく　…　イヤそうな顔

(/____変態で…強くって。…うむ、反応がしやすい！
　… 格好いいような変なような!?生き生きしてて
　　楽しいよ、親御さん！……さてさて、豪雷だよ！)

(/ ...あぁ、私をそこまで喜ばせないでくださいませ！！うふふ、また面白い方が来て下さったのですね！女三人集まって姦しくありますわ！ ...では




　　　　やりますのね？今、ここで！！！ )

(/たぶん姉御さんはどっちも嫌がる。…

　　　　____さてさて)

(/ 嫌がっても強引にやりますの！！！ ...テホプさんの肉体を生で見たいですし！ ...こほん


　　　___続き、よろしくて？ )

(/…ん…ん？___そっちから…お願い出来ないかな？)

(/これ以降はきっかけから始めたいのだ)

(/ ...あぁ！すみませんすみません ...では ...ちょっと暴走してしまうかもしれませんが！ )

　　...こんな状況 当然 城の者が対応するのが道理
　　...だと言うのに ひしゃげた門 投げられた角度 ...速さ ...溢れ出るヤンチャっ振り ...



　　　　　　こ・の・み！！！




　　　[ ｶﾞｼｨｯ ] ....気付けば何故か掴まれている 姉御の手 ...なんだかどんどん窓に向かって引っ張られ



　　　「 行きますわよテホプさんっ！対応は早いが吉！私はヴェルちゃんの親として来ました！ ...何方にせよこの城の関係者ではありますし ...何よりっ！




　　　　______鬼の血が騒ぎますの！ ...私やテホプさんと変わらない肉体の持ち主！それ即ち ...戦闘の ...“味”ですわ ...あぁ、それと怪我の心配ならお構いなく！ ...頑丈ですので 」


　　[ 下駄を履いてるのに走るスピード速いし ...気が付けば ]



　　　　　_____それでは道案内をお願いしますっ！



　　　　　　[ ﾋｭｳｩｳｳｳｳｳｳｳ ... ！！ ]


　　　窓　から　飛び降り　たっ！！！



　　　

　　　　　「　はっ!?　何言っ…　____ちょっ　…　」


　　　　　____話っ　聞きなぁ―――――――――ッッ！？

_______________


　　　　　　　　　　〖赤城、玄関前広場〗


　　　　　[　ドスンｯ!！！　]　_____っ…　の　…


　「 そろそろブッ飛ばすよっ!?っ…がぁ 結構な鬼だね…！
　　　ったく… こちとら顔も合わせたくねぇような　… 」


　…　怒りは無理もない、理解が追い付く前に手が出る …
　身勝手と直感の極みめいた好き放題に対しキレ気味で…

　____掴む手を振りほどきながら威嚇。… ため息と　…




　　　______ツ　…　キ　〰️〰️　ヨ ｫ　ｫ　…　…　…




　　(「い"」…__と …とても嫌そうな顔が浮かぶ…っっ)




　「嬉しいなぁ"…！そっちから会いに来るって事ぁよぉ…！」


　　　　　…　重い地響きを思わせる __重圧のオーラ



　「 アタイも捨てたもんじゃねぇってこったろ … え？ 」


　　___会いたかったぞぉッ！？宿敵(ヤロウ)――ｯｯ！！



　(　"姉御"しか見えていない…ッ！鬼をガン無視で
　　真正面から____"頭"を構えて突っ込んで来たっ！　)



　　　「 こちとら願い下げだよ…っ！バカ角っ！」



　(_____此方も嫌そうなら鬼、そっちのけで構え…！)

　　「...は、す、すみません！ ついぼうそ ...ぉ？ 」


　( ...その瞬間、青鬼の脳裏に電撃が走る )


　　　「 ( ....はっ、これはもしや ...因縁のライバル ...宿敵 ..け、決闘の始まり！！！？ ) 」



　　( ...挟まれながら無視されつつ 脳裏にはそんな事がよぎり ...思わず涎が垂れそうになるものの ...少し不満が勝つ
　　　なぜなら ...此処まで鬼の血が騒いで 見てるだけと言うのもつまらない！ ...なので )




　　　　_____ちょっとお待ちになって！！！


　　( ...向かう破天荒気味な学生さんの前に片手を突き出して ...姉御さんの拳に手を添える ...なんだか撫でる手付きで少しいやらし ... )




　　「　　______私も混ぜてください！！！　」



　　　　( ....三つ巴になるか否かは彼女達の反応次第 ...ただし何方も大好き ...こんなに一直線な子程 ...血湧き肉踊る！ ...心が張り裂けそう！ )

　　　　　『　邪魔ァｯ！！　』　　[ﾊﾟﾝｯ!]

　　　　「　うるさいねっ…！　」　[ﾊﾟﾝｯ!]



　　( ___ 互いに全く話を聞かずに手を弾き…！ )


　　　　　　　　　　【　激突。】


　[ｼｭﾝｯ!!]_____手始め。…姉御は頭突きを〖避け〗


　　　　[ドグｯｯ！！]『ご"ッ…』　「オｫ…ッ！」

　　　　　[　ｸﾞﾑｷﾞｯ!!　]　_____ズンッ！！

　( 隙を晒した横面をグーパンで凹ませ …そのまま
　 ネックにラリアットを捩じ込み … 地面に叩き付けっ)


　　　　　『　お"ぁあっ！！　』　「 っ"… 」

　　　　　　[ｽﾞﾝｯ!!]　____　ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ｯ!！！

　　　　[グギッ！！]『 … 挨拶代わりィ…っ！ 』


(　喰らって怯まず横でうつ伏せ格好の姉御に飛び掛かり！
　組み合い、地面を転がって遂に肩を抑えてマウントを取る

　　　　　_____　頭を大きく引き絞り…っ　)　


　　　　　　　　『　貰っとけッ！！　』

　　　　[(極　大　規　模　地　震　音)!"!"!"]


　　　　　　[ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ___]　「 … ち…っ！ 」


(_____"土"が炸裂したかと直感的に思わせる程の　…
　　【爆発的な衝撃】が頭突きと共に…炸裂。… 姉御は
　　またもや顔を右へ寄せて避け … 玄関にヒビが入る…！)



　　　「　おらぁっ！！　」　　[ｺﾞﾎﾞｸﾞﾍﾞｷﾞｯ！！]

　　　　　　　　　　『　お"ｯｯ…ﾌｯ!!　』


( 片足を引き絞って放った蹴りを腹に喰らい、派手に
　　蹴り飛ばされ　____　"鬼"へと回転飛来ッ！！ )

　　( ...手を弾かれて ...少しだけ不満そうに ...距離を取らされながら 始まるプロレス紛いの強引的で乱暴な ___戯れ合いをただ見詰める )


　　「 ( ....わぁ、蚊帳の外 ...いえいえ、これは良い友情 ..そう！切磋琢磨し ...こうして青臭く汗を垂らして ...えぇ 本当に仲が良い事！ ...にしても ...はぁあ ...


　　　二人とも本当に良い ...！！！好みです ...！あぁ、こんなにも勇ましく獰猛な闘いがあると知っていれば私だって“お誘い”した ... ) ...っとと、うふふ！後先考えずにやるのは矢張り楽しそうですわね！！ 」




　　( 立ち上がったかと思えば ...一歩片足を引いて 両手を大きく上下に構えて .... )


　　　　　[ ｸﾞｯ ...ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ！！ ...ｽﾞｻｯ ]



　　( ...足によるブレーキを掛けても火花が散り 大きく地面が抉れながらも ...姉御の事を___お姫様抱っこ状態で受け止めた！！
　　..少しばかり袴の袖が破れて ...両腕に氷柱の様な刺青が垣間見える )




　　　　[ ...さわさわさわさわさわ ]


　　「 あら、テホプさん ...筋肉に対して思ったより“軽い”んですのね ...ちゃんと食べてますの？私 ...心配です...いくらヴェルちゃんとの相手がアレだからといって これでは怪我もしやすいでしょう？ 」


　　( ...何度も腰や足 ...時折二の腕を撫でながら眉も下げて心配した様子 ... 直ぐに降ろして にっこり満面の笑み )




　　　「 さて、こうなれば私は巻き込まれた ...
　　　　つまり　　___今からする事は［正当防衛］になりますわね！！！ 」




　　　( 喧嘩をする理由を見付ければ ....舌舐めずり )

　　『 あ"ぁッ!?誰と間違えてんだモウロクｯ!！ 』


( 蹴り飛ばされた"豪雷"。… ___変態ぶりと人間違いに
反撃考慮の理由はなく、向かって顔面に裏拳放ってから…！ )


　　　　　　　　　　[　ｽｩｳｯ　]


　[ギｭ"ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ｧ"ｧ"ｯｯ"ｯ]❗


　　　　____ズリ…ｯ　ビキ　ビキ　…　ｽﾞｽﾞｯ!!


(　____　鼓膜を破裂させる大爆音の咆哮を叫ぶ　…
　　　…まではただの予兆。…顔面から頭を覆うように
　　　　砂岩のエリマキじみた【装甲】を纏うと…っ

　渦を巻き、固く 重く 貫く二角の【ツノ】を生やす!!)




　「[ガ"ゥ"オ"オ"オ"オ"ォ"ォ""ォォ"ォ"ォ❗❗]」


　　　　　　_____ビギ…ビキｯｯ　ズルッ！！


(　向かう月夜も咆哮し　…　眼を血走らせ、暴竜の尾を
　腰辺りより生やし　…　【恐竜対決】がスタートする…！　)




　『[ヴァ"ｩゥ…ｯ!！！]___ド突いたらｧ"ぁぁぁぁ！！』

　　　　　　「　へし折"る"ぅぅぅっぅ！！！　」



　　　　　(　互い　…　向かい　…　突撃…！！　)

(/ .... ...テホプさん達、ちょっと平気かい？ )

(/…ん？)

(/ ___ぶち壊して、良いんだね？ )

(/…ま、いーんじゃないかい？)

(/ .... ....私ばっかり置いてけぼりですし[ むす ] )

(/ ...そ、それとも、この後の事何かしら考えてました？ )

(/…キヒッ ____おれやアイツも…
　殴ってオトしゃあ…いい目。…
　させてやるかもしんねーぞぉ？)

(/ ...言いましたね！！！！！？ なら、なら ...したい事がありますの！うふふ！ ...それなら私も ...頑張るしかありませんわね！！！！ )

　　「 ...あ、これはこれは申し訳ありません ...節穴でしたね 今のは ...失礼 私 ...どうにも人間違いが多く ...今のはお恥ずかしい ...して 貴女は貴女で中々良い肉体をしていますのね ...ですがさっき言った通りもっと健康的な肉体を



　　　　[ ｺﾞﾝｯｯｯ ] ...ふむ ...良い拳ですね 」


　　( ...裏拳放った先は顔面ストレート その筈なのに鳴り響く音は何故か鋼を打ったかみたいで ... ...ただ 其れよりも ...二人が怪獣へと変形していくのを見れば ...何か悩んだ様子 )



　　　「 ....私は人型の方が好きなので、チェンジでお願いしますねぇっ！！！ ...後




　　　　_____私を無視しないっ！！！ 」




　　( ...簪外して 仕舞い込んで ...息を一杯吸い込んで 咆哮に負けない位の『喝』を入れた後 下駄で大地を踏み込めば___高い跳躍 勢い良く跳ね上がり ...2匹が激突しそうなちょうど、所で！ )



　　　　　　[ ｺﾞｫｯｯｯｯｯｯｯｯ❗️❗️❗️ ]



　　　_____両頭のドタマを踏ん付ける！ ...勢い浸透しては 地面に小さなヒビ入る！ ...良く見たらちょっと怒ってる！



　　　「 大体貴女達は何故そんなにも立派で魅力的なボディがありますのにその長所を消す様な変身をなさるのです！！ ...拳と拳！脚と脚！ 剛と剛！ ...その様なぶつかり合いを私は望みます！ ...これはこれで野生的で、好きですけれどね！ 」


　　[ ...くるくるくる ...どどんっ ]


　　( ...二匹を前にして 説教まがいの好みの押し付けをした後で ...ゆっくりと足を引いて 手を前に出して ...構えつつ )



　　　_____私が貴女達に ...見せてあげます、...人を放ったらかしにするとどれだけ後で酷い事になるかって！




　　　　　　...嫉妬5:闘志4:色情1

　　　　　　　[ｺﾞﾝｯ!!]　________


　　　　　　　　　「　っで！？　」

　　　　　　　　　　　『ン？』


( ____ 激突を寸前に。…甲殻を持たぬ暴獣の月夜には
　　　衝撃がモロに来て __ 豪雷はようやく存在に気付く )


　　　　　　　『　……　なんだコイツ！　』

　　　　　「　おめぇが知らなくたって良いこと！
　　　　　…　おら、とっとと帰るなり沈むなり…！　」


　(　___　月夜からは一方的に仲悪いムーヴがあり
　　　　片方は直感的にしか動かない。…故に、乗る。)



　　　　『　カッカッカッ！！なんだぁコイツ！？
　　　　　アッタマ悪そうだなぁ！…ど〜れ月夜ォ！

　　　　テッメの前に…っ いっちょ潰してやるっかねｯ』


　　　(___形態を戻した２人のうち、…豪雷はやる気だ
　　　… ふたりも苦手な人物が現れ、ただでさえモチベは
　　　　下がり気味な姉御も、… 空気を読むしかない…！)


　　「　だ〜っ…もう、なんでぇおれぁこういう我が強い
　　　奴らによ…っ　____　…っが〜〜っもうどうにでも…！」



　　　　___鬼を挟み　…　再び拳を頭突きを構え突撃…！

　　________..それに [ ﾌｧｻｯ ]



　　( 袴を晒して上半身 ..腰辺りで帯を結び直して完全には脱がず ....白肌に似合わない割れた腹筋と二の腕ガッチリと着いた筋肉 ...包帯巻いて最低限を隠しながら ...堂々と 背中の刺青を曝け出す ...

　　　　“緑の龍に噛み付き睨みを見せる青鬼の刺青”を )




　　　「 飽き飽きしてましたの、龍を倒すのも 」




　　　( 気が付けば瞳は ...冷酷な迄に鋭く変化しており 既に___二人に対峙する気満々！ )



　　　[ ﾄﾞｯｯｯ､ｸﾞﾝｯ！ ] ...両脚 大きく開いて四股を踏み ...踏ん張り 両手を左右に開きながら突き出して ...！




　　　　[ ｸﾞ､ｸﾞｸﾞ､ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ ....ｶﾞｼｨｯｯｯ！ ]




　　　　...拳を、頭を　　　掴む　　...掌の中におさめる

　　　「 これでも私 ...長ですのよ ...鬼の、中でも ...



　　　　　トップクラスが私、なんですの！！！！ 」



　　　[ ﾌﾞｫﾝｯ、ﾌﾞｫﾝｯ ....___コ゛ォ゛オ゛ーーーッ❗️ ]

　　　( 掌から氷が滲み出ながら ...掴んで ___ぐるりと回りながら ...風を切りながらぶん投げ！！！ ...流石に無傷では無いがそれでも ...皮が少し剥けた程度！ )

　　　　　　　　『　お"ぉっ…！！　』

　　　　　　　「 冷える冷える…っ！？ 」


( ____ 興が乗らない姉御に代わり、…最も強く …

　　…　最も強化される性質を反映するのは豪雷…！
　　剥けた皮、受け止める腕力に次々とワクワク…！ )



　　　　　　[　ド"ｫ"　ｯｯｯｯ　…　…　ン　]


　
　　　( ___ …　放り投げられた先で土埃　… )




　　_______カッカッカッ…　カァッカッカッ！！


『 イイねぇ…！モウロクでアッタマ悪そうだってのに…っ

　決めたッ！！__月夜ォ…！コイツ、テッメのモンだな!?』


　　　　　　「　あァ"!?何言ってんだっ！？　」


　( またもや鬼を挟んで起き上がる …若干、傷が見える
　 姉御に比べ、…矢鱈と頑丈な豪雷は猛りに吠える…！ )


『 はっは〜っ！分かるッ！分かるぞッ！？こんないいの
　　取られたくないもんなッ！　…　ってことで　…よ！

　　テッメもコイツもブチ抜いて… コイツ、アタイが
　　…　貰って行くかんなぁっ！カァッカッカッ！！ 』


　( 鬼に負けず劣らずの自分天候。__頑丈が過ぎる
　　　頭突きを構え、またもや突進を開始する…！！)


　　　「　っっ　はぁ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️ッッ！？
　　　　意っ…味分かん無いこと言うんじゃないよっ

　　　あっ…もうあったま来た…っ、許しなよ…！ヴェル…
　　　　　　おめぇのオカン　…　ぶっ飛ばすっ！
　　　　オメェもだよっ　バカ角〰️〰️〰️〰️〰️ッ！！　」


　( ___ 怒り吹き上がりそろそろ姉御もやる気　…！
　　　もう全員殴り倒す勢いで…っ ラリアット突撃…！ )

　　「 ...あぁ！やはり素晴らしい！気持ち良い！見立て通りですのね！私の ...えぇ、私の思った通り！貴女達2人は肉体も精神も ...根っこからど根性！昔からヤンチャしていた感が良く伝わります！ ...えぇ、ですけれどまだまだ若い！

　　___私が教えてあげますわ！実力の差を！ ...それはそれとして、楽しみましょう！この夢のような戯れを ...ですから簡単には倒れないでくださいませ！！！ 」


　　( ...迫る姉御に自分から向かい ...ラリアットする両腕 の前で腰を曲げ身を下げて ...
　　その腕を使い鉄棒の要領で逆上がり！ 勢い利用して腕を離して高く跳んで！ )



　　　「　　残念ですが　私が貴女達を ...“夫”にしますの！！！ 勿論たぁ〜〜〜っぷりもてなしはしますけれど ......ねぇ゛！！！！！ 」


　　___高く跳んだ所で姿勢を変えて ...手刀の構え


　　　〖 鬼薙弧撃 〗


　　　( ___勢い良く頭突きに向かって振り下ろす！裂き砕く鬼の手刀！ ...知能の低そうな角さんへ直撃！ ...余波で軽いクレーターが出来上がりながら ...姉御に対して障害物の様に土が隆起する！！！ )




「 ( ....流石に、堅いですのね ...手にｼﾞﾝｼﾞﾝ響きます ...！！！ ) 」

　　　　　　　[　ｸﾞ　…　ギ　ギ　ガ　…ｯｯ　]


　　( ___ …大地を殴り付けたような【実感のなさ】。
　　　…　当然のように、…　無傷の豪雷は飛び上がる！！)


　『　へへぇっ！！　無駄よ無駄！おめぇらとはぁ…っ！　』

　　　　　　　　　【　無角・豪雷突　】


　　　『ココの　…　出来が違うってンだからよぉ!!』



　　　　　　　　　　　[ｺﾞｺﾞｯ____]

　　　　_____ひとつ助言だよ、ヴェルのオカン



　　　「 そいつぁ … 頭が【良すぎる】んだよ
　　　　やんなら…　腹とか、背中にしときなっ！！ 」


　　　　　　　　　【　ちゃぶ台返し　】



( 真上から大きく振りかぶった ___ "月夜ですら避ける"
　　渾身の【必殺】。…更に、隆起する土を手伝い、指を
　刺した、姉御が大きく土を抉り飛ばし、投げ上げるっ！！

　　____【必殺頭突き】と【土盤】のサンドイッチ！！ )

　　　「 ____えぇ、頭突きばかりしてくる時点で分かっていました ...浪漫でしたからね ...私の中で こうして倒すのが ..ですが ...これはッッッ ...！！！ ...折れる必要がありそうですね 私の方が先に ..残念です 」



　　( 前は威力集中範囲狭し、後は威力拡散範囲広し ...何方にせよ直撃はする！ ...であれば ...正直もっと真っ向からぶつかっていたかったけれども ... 状況が悪すぎる！ )




　　　　「 .... ....致し方ありませんね 」




　　　　　　　　【 空蝉垂 】


　　　( ...大きく振り被った角 ...両腕が流水の様に動いて 掴んだ実感すら湧かないまま___するり受け流す！
　　　透き通る様に！ ...青鬼を通り抜けて地盤へと向かわせる ...ただ勿論それだけでは済まさず )



　　　　　[ ｼｬﾜワワッ ... ]


　　「 もう少し ...此処は冷やした方が良くってよ！！！ 」


　　( 角の頭から脚にまで ...シャーベット状の氷が乗せられている！ ...妨害よりかは助力のつもりだ ...もっと言えば


　　　これから直撃するであろう土盤への 勢い促進or減衰の ...！ )

　　[ ｼｬﾜワワッ …]　　『　おおっ…！…おっ[💡]』


　　　　___ニヤける豪雷 … 身を回転させ…ッ
　　　　　勢いを強め、土盤へと加速し、直進ッ！

____________


　　　　　　　　　「 …？ 」

( 激突の音も、… 気配もほぼしない。…___違和感に
　　　土盤を凝視する姉御　____　だが…っ！！ )



　　　　　　[　ボｯｯ　ｺﾞォｫｫンッ！！　]


　　『　しゃァオラァッ！！　月夜ォｫｫｯｯ！！　』


( 目標を変更した豪雷が加速突進を仕掛けてきた…ッ！？ )


　　「　…　チッ　____　しゃぁ…ないねぇ…！　」


　( 此処まで寄せられ ___ 地面への激突を許せば
　　ヒビまで入った城が、どうなるか分からない…！

　　　　____ 腕を下に、…身体を垂直に…！ )


　　　　　　　　　　【　昇龍拳　】


　　　　[　ガｯｯ　…　ヂｨ――――――ッッンッ！！　]



　　　　　　　[ｽﾞｷﾞｯ!!]　『 … ってて 』


　　　　　[ﾒ"ｷﾒ"ｷ…ッ]　「　っ…がぁぁ…っ！！　」


( ___軽めの頭痛と … 右腕、肩に掛けて骨にヒビ…っ
　　　… 割れた地面、姉御を中心に隆起した地面が
　　　　受け止めた重みを、…容易く知らせる…！ )



　『　…　っへへ ___ テッメたぁまた今度だ …

　アタイよぉ…　アレが気に入っちまったんで…ねっ！　』



( 利き腕を痛める姉御を置き、… 期待に満ちた様子で
　　空中の鬼へと　___　豪雷が突撃する…っ！！ )


　　　　　「 ……っ ____んの…ヤロッ…！ 」

　　[ ...ｽｩｳｳｳｳ ] ....空中で何故か呼吸を整える青鬼



　　　　「 ..青春 青春 ...青き春 ...良いですわね、青臭くて ...！ ...ですけれども！！ 」


　　　　____そうした一直線の攻撃はもう見慣れましたからね ...見せてあげます！！ ...私の全力を！




　　　　　　〖 奥義・緋薙霰 〗



　　　( ...右足にのみ覆われていく“赤い氷” ...鎧足の様に纏わりついて 大きく膝を尖らせる ...直下急角度膝蹴り！

　　　当然この角度なら頭に激突 ...なので ..!反対の脚の ....足裏からコースターの様に氷の板が出来て角度の調整 ...空中でするには余りにもイカれた能力の練度！！ ...そして！！ )



　　　　　　　[ ゴｯｯｯｯｯｯｯｯ゛ ....！ ]


　　　　背中に直撃したかと思えば .....！




　　　　　[ ______大爆発音を響き渡らせる！！！ ]


　　　　　　....少なくとも　地面にそこだけ大きな穴 ...大地がかな〜〜〜〜り、揺れた威力！




　　　「 ....流石に私も　　...諸刃の剣ではありま、すが ...！ 」


　　( ...袴の下半分も“焼き焦げ” ...素足 ...覆う氷の跡形も無く 膝の先端 ...大きな青痣！！ )

　　　　　　　　　〖　Week！！　〗

　　　　　　　　『オ"オｯｯ　エっ！？』



　( … ばり硬ヘッドの代わり __ それ以外の部位は
　　姉御の防御を下回る…っ！大、打撃でバランス崩し！

　　　　　__　フラついて… 城の壁へっ )


　　　　　　　　[　ゴンッッ！！　]

　　　　　　　　______ガララっ…


　　　[　バラバラバラバラバラバラバラッ！！　]



　　　　　　…　背中に大量の瓦礫が落下！
　　　　　　_____week…　ダウンッ！！

_____________


「 … _____(…ってて、…しばらくダメだね こりゃ) 」


( ____ … "暴竜"を解放せねば、容易く治せぬキズ。
　　　… 大人しくその場でじぃっ、としてヒートダウン )



　「 …… 相っ変わらず弱点変わんないね バカ角 」

　　「 ...膝が割れそうです！ ...あんなに硬い物へ久しぶりに手を挙げましたね ...よいしょ 」


　　( ...晒す肌身も多くなれば流石に恥ずかしく ...ジッと佇んで 白い吐息を吐く ...楽しそうに くすくすと笑って )



　　「 こうした肉弾戦が出来る事を私、嬉しく思いますの！ ....テホプ“ちゃん”に角“ちゃん”はどう思いますか！！？ 」


　　( いつの間にか青鬼にとって ...歳下にしか使わない愛称を二人に対して使い始める ...其れ程夢中で心が清々しく楽しんでいる証拠なのだが ...やはりもっと、もっとと燃え上がる ...心が過剰なまでに闘いを求める！！！ )



　　　「 私は今、久しぶりに最高潮に！！！楽しさに！！境地に至っています！！！！！！ 」



　　　( 二人に向かって___サラッと爆速で瓦礫片をぶん投げ続けながら )

「　　だーっ！おめぇらとは願い下げだよッ！！
　こん…っ畜生め！だぁ…っ(時間…掛けらんないね…！)　」


(____利き手は再起不能 … 石ころ投げられる程度なら
　　別段問題は、ない。… …付き合ってられない戦いに

　　　__終止符を打つべく、… 左に火燐を込める…！)



　　　　　　　　[　ボ…っォォ…ッ！！　]



　　　　　　　　『[　☆〜☆〜☆〜☆　]』


(　… 豪雷は弱い背中に大、打撃で気絶し __　アウト。
　　　瓦礫が、背中に乗った瓦礫を砕くばかりで　…　)



　　「 _____っ　…　一発、…　殴らせな…っ！！ 」


　　　　　　　　【　爆拳 暴竜撃　】


(　炎。…炸裂する火を詰め込んだ左拳で…真っ直ぐ…行く！　)

　　「 ...あら、釣れませんわね ...うふふ！！ ...どっちにしても私はテホプちゃん達を大変気に入りましたの！ですから私も .... 」


　　　　______次で決めますの ....！！！



　...でもその前に、この攻撃を凌ぐ事を一番に！苦手な炎！ ぶち込む一撃！ ...直撃すればただでは済まないのは明確 ...しかし青鬼は！彼女は！！




　　　　　　　「 はぁあああ゛っ！！！ 」



　　　　　真正面から向かった！！！！！



　　　( ...大きく胸を反り 直撃しやすい様に敢えて鳩尾を突き出して ...殴らせる！！！ ...僅かに威力を落とす瓦礫を防拳として扱うも直ぐに割れて溶けて無くなり ... )



　　　　　[ 　　　直　　撃　　　❗️❗️❗️❗️❗️ ]




　　　　　　( ___青鬼の手が ...姉御の腕を掴んで離さないまま ...モロに、当たる！！！！！ )
　　

　　　　「　(ぎ……)　」



( 不明。… 下手に加減も、…___出来ずに懐に飛び込む
　　その報いを盛大に ___ 受けて身動きは取れずに )


( … 全くマイペースを崩さない。… ___苦手が過ぎる
　鬼を前に、… ___ あまり良くはない顔で見返す )


「 ……………… 」



_______怪我が無いかは聞くのは野暮

_______話してると何か疲れるので言葉もなく…

_______じっと　…　見詰めるばかり　…

　　　[ ......ｯｯｯ、ｯｯフ ...ゥ゛ .... ]



　　　( ...口端から血が垂れる ... ...打撲よりも 火傷の痛みが全身を襲い ...鳩尾 深々と突き刺さった拳は ___氷と筋肉の引き締めで引き抜く事は出来ない！！
　　...下がっていた頭が ゆっくりと上がり ...にっこり笑みを垂らして )



　　　「 ...最高ですの、テホプちゃん ...えぇ、私はこの打撃を待っていましたの ...やはりヴェルちゃんを任せられそうです ...とっても、とても ...嬉しいです！！！ ...肋骨 ヒビが入ってしまったでしょうね これは ... えぇ 本当に ...素晴らし‘かった’ですの 」



　　　　　　ですから　お返しです！！


　　( ...両腕を離して 此方も狙うは鳩尾 ...大きく開いた掌 中心になればなる程氷が分厚く張られて ...
　　　　　___気が付けば鳩尾に当てられていた )

　　
　　　　　________紅葉張手ぇ゛っ！！！！！



　　　　　　[ ﾄﾞｯｯｯｯｯｯｯ_______ン！ ]

　　　真っ赤な手形を ...残す 勢いのある一撃！！！

　　　「　(___肩から逝くな … コリャ…！)　」



　　　　　　　　　ﾍ"ｷ　ﾍ"ｷ　ヘ"キ　

　　　　　　　　[　ト"コ"ｫン!❗　]


( ___ 利き手に及んだ衝撃は … 先の損傷に二重の
　　　破壊となって耐え兼ね、気持ちの悪い音を鳴らし

　　　　右の肩甲骨から指先のホネを粉微塵に砕き …
　　　鳩尾に内出血を起こしつつ __ 城の壁へ激突っ！ )



　　　　[　ﾊﾟﾗ…　ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ　_____　シュゥゥゥ……　]

____________



( ___ …土煙と瓦礫の山から …左手を伸ばし、ひらひら )



　　　　　　　　　_______降参。


「 ____ん…ダメだ、こりゃ __ さっすがヴェルの

　　　オカンってワケだ。… 殴るだ蹴るだでここまで
　　[ガララ…]　…　(利き手をだらんと …瓦礫に座り)

　　　なんのも　…　久し振りだよっ こんちきしょ 」




( 鳩尾に __ 右手に向かって広がる手酷い内出血。
それ以前に … 五臓六腑を揺らす一撃に目眩も深く
　____ ぼやけた視界。… あらぬ方向を向いて )



　　「　お褒めに預かり光栄だよ ___…アンタなら

　そう言われても文句だって一ツも出やしないさ。…ヒヒ　」

　　「 ...私だって ...殴った側がこうなるだなんて 想定外ですのよ ...肩が外れて 腕も痺れてますし ...骨にもヒビが沢山入ってしまいました ...それでも


　　　[ ...ゆっくり下駄の音を高らかに響かせ鳴らし 倒れた月夜に向かって ...澄み切った笑顔 ]


　　　私の勝ちです、よね！！ ...お相手 感謝致します！ ...割り込んだ形になったのは 申し訳なく思っておりますから ...ね？ 」


　　( ...瓦礫を掻き分け 引っ張り出しながら ...月夜の事を肩に担いで ...ゆっくり深呼吸 )


　「 ...彼方の方も救い出さなくてはなりませんね ...一先ず今はゆっくりとおやすみを ...傷の回復ならば 色々と私なりにやり方がありますから！！！


　　　...無傷とはいかない辺り この城の強さが窺えますね ...よもやここまでとは ...いたた 」



　　　____...ゆっくり ゆっくり ...やらしさは無くなった母親の手付き ...背中を安心させる様に撫でられ 揺らされて ...

(/ ...さてさて、待ってるね！！ ...とっても良かった！ )

(/　赤ぁ〰️〰️っ！！　)

(/ ん゛！！！！！ ...どうした！！！？ )

(/[ｷﾞｭｷﾞｷﾞｷﾞ]…おもてなしなんぞ
　おれに頼まないでおくれよぉ…！)


_____プレス機めいた抱き圧迫。

(/ いひゃいいひゃいあたってるあたってるやめへ俺君達と比べて身体はまだまともなのいだだだだだ )


____..聞こえたらいけない音が時々ｺﾞｷｺﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ


(/ ...せ、せんとう、はど、どうだったぁあああ？ )

(/アイツが来やがったせいで滅茶苦茶だったよ…！
混沌としててアイツしか楽しめなかったんじゃ
　 ないかね…！？うぅ…すまないねぇ…っ

　　　 おれが不器用なばっかりに…っ！)



　　　　　[むに　____　ガガギギギギギ]


　谷間に顔を埋めさせ ___ …ハグ、ハグ！！！

　(/ い、いやいやああした肉弾戦は本当に久しぶりだったから楽しめたって言ってるよ！？！？不器用だからこそ最後まで真っ向勝負で向かって来てくれて真っ直ぐストレートで寧ろ小細工使ったこっちの方が恥ずかしいって言って ....ぷぎゅぃっっっっ！！！！！！！！！？ )


　　[ ...感触よりも窒息の危機！！！息苦しい！暑い！ ...魔人じゃ色々逃れられない！！ ]

(/______…はぁ〜　…もう、抱かれるくらいしか
　　　　帳消しにするスジが無いじゃないかい　…)


　[___力が緩まり… 圧迫は薄れて埋めたまんま]

(/ ...“弱点”これから見せるつもりなんだけど、あの人の
　　...後俺は離してくれないかな ... ...色々まずいんだよぉ ...んね、その、離して？ ...ね？ )


　[ ...ぺちぺち、腕を叩きながら頬を膨らま ..す ...
　　...感触は忘れる感触は忘れる感触は忘れる ]

　(/……　ん"…ぁ　_________)


　　　　[…大口を開ける]



　　　　　　[…寄る]

　　(/ ....待って、まだ俺だよ？ねぇ何してんの、ちょっと ...？ )

　　　　　[　ガブ　______…ごっくん　]




( ____ … 肉肉しく…超硬質のゴムが圧迫するような
　　　　【逃げられない】のを… 抵抗すればするほど …

　　　　___悪夢のように… 醒めない夢のように
　　　　… 押し返される。…酸素は薄く __ ただ
　　　　ただ　…　ゆっくりと　___　溶岩のような

　　　　　__　…熱い奧へ ___　ずっと…ずっと )


_____________


　　　　　　　　　「 … 」


( ____　　気がつけば　…　何時もの部屋で
　… 怪我も、苦しみもない貴方は"彼女"の前に居て

　　　…　白黒は　じぃっと、見詰めてくる )

　　　　　　____ぁえ ....あ ...んな、へ ...


　　　堕ちる　堕ちる　堕ちる ...柔らかく 熱く ...呑み込まれて ...苦悶と快楽の狭間で ...



　　　________________


　　　「 ______っあぁああ ...あ、 ...あ？
　　　...何が どうなってんのさ .... ...って、ニャルちゃん？ 」


　　( ...頭を抑えて起き上がる ...それがただの夢だったのか ...良く分からないまま ...
　　...何時の間にか居た白黒へも ...疑問が浮かぶも ...妙に身体が気怠い )

　　　　　「　…………　」　______ぴらっ


(　___　…エプロンのロングスカートをめくり上げて　)







　　　　　【 … ワームの胴体みたいな触手 】

　　　　( __"怪物形態"の下半身を晒して　… )



　…　気が付けば魔人の　____腕に、…脚に　胴体に

　　　　……　"とても頑丈な触手"が絡みついて

　　「 ..........は？ ...いや、いや ...ちょっと ...そんな思い出したかみたいにクトゥルらなくても平気 ... ... ...ちょ ...ニャル、ちゃん？ 」



　　( ...強引に腕を引っ張る 触手を掴む ...もがく もがく ...
　　　...何時もみたいにされてばっかりはプライドの問題 ...睨みも効かせて 強く ...強く )



　　　　[ ...がぶり ] ____噛み千切りながら ...睨んで


　　　「 .. ...洒落になってないよ、ニャルちゃん 」

　　　[____すりすり　…　くちゅ　____べたっ]


　("脚"に絡みつき ___ …短い針が __締め付けが
　　　　…　___弱点を虐め　…　弱らせて)



　　　　　　　　　[　バキッ　]


　　　　　　　　　　ニｭ___ポ



(_____床を砕いて …膝までを …ミミズの口みたいな
　　　巨大な触手が呑み込む　___　触手が締め付けて

　　…　ずるり___ずるり　…　視界を ___肉で…埋めて)



　　　　　　　　　　[　にこ　]


　　　　　　　______ごっ…くん




( … カラダに巻かれた触手から __ …刺激臭を放つ
　　緑色の酸が滲み　…　布を溶かして __ ぬめりの
　　　…　うごめく触手が ___ 身体をなめ回して

　　呼吸　___　激しくさせて　…　薄い酸素と　…
　…　酸の煙を吸わせて __ 意識を薄れさせながら

　　___…　呑んで　…　呑み込んで　____奧へ… )


___________


【黒の部屋】


( … 誰も居ない部屋で ____ …"少年"の布きれと
　…　"達磨"の布切れ　___ばらばらに散乱して …

　部屋は薄暗く　…　仄かに __ 電気が…埃を光らせ

　　___やはり苦しみも…怪我もない貴方は居る )

　　「 .....あ" ....ニャル、ちゃ ...ぃ"っぎ ...ひっ 」


　　( 脚に打たれた途端全身に力が入らなくなる ...麻痺
　　...両足が包まれる感覚さえも ...今は無い ...怯えた声 情けないのは分かってるが其れでも上げずにはいられず )



　　　____にゃ、るちゃ ...



　　( 声は震えて　手を伸ばそうにも伸ばせない ...
　　　普通ならその笑みを見るだけで安心出来るのに今では真逆 ...不安しか感じなくて ...

　　___ゆっくりと溶ける感覚 呑み込まれる感覚 ...意識が朦朧としていく ...目の焦点も合わなくなり ...内側からも 外側からも　溶け　て　い　______ )






　　__________っぁぁあああああ"あ"あ"あ"❗️❗️❗️❗️❗️❗️



　　( ...周囲の光景すら目に入らない ...
　　　絶叫して 飛び起きて ... ...全身 汗でびっしょり ...
　　...悪夢にも程がある ...身体を 抑えて ...



　　　　____嫌な予感が全身を包む )

　　　　　　　　　　[　フッ　]



　　　　(______灯りが一瞬　…　遮られる)






　　　　　　　…　ｶﾀ　____ｶｷｶｷｶﾁｬｶｷｶｷ


　　( ____ 薄暗い闇を　…　真っ黒いものが
　　　　…　蠢き　…　歩き回って　____　… )



　　　　　　　　　_______フッ

　　　　　　　　　[　消える　]


　　_____カチャ…　カッタ　…パキ、…メリ…ッ


　　　　　(_____壁が…ひび割れる)

　　　[ ふーーっ、ふーーーッ .. ... ！ ]


　　( ...耳を塞ぐ 目を塞ぐ 手を増やして 増やして 何もかもの情報を遮断する
　　...荒くなる鼓動を無視する 何かいる気配を無視する ...無意識に元の両手は銃の形に構えて ...でも無視、無視する )




　　　「 ( これはゆめだこれはゆめだこれはゆめだこれはゆめだこれはゆめだこれはゆめだ ...ゆめ、そう、夢 ...夢 ... ) 」



　　____現実逃避に明け暮れて ...

　　　　魔人は ...恐怖に囚われる

[ぐにっ]　____呆れた顔で … 黒は頬っぺた引っ張る…


____________________


〖♪.天かける船ローア 〗

　　　「 おはよ 」


( …〖旧神姉妹と昔から関係〗の世界で__貴方はベッドに
　寝転がり　…　目覚める。… __縁には、眠そうな女子 )


「 … ふぁぁ〜ふ ____ … 最近暑くなってきたから
　　冷やってなる世界の夢。…探してきたんだけど … 」


[ __うと…うと ]


( 手に___マムシの絵柄が入った酒瓶　… )

　　　[ ぱち ] ...目が、覚める


　　　「 ....... ........... ........... 」






　　　　　　　　_______は？



　　　　　[ ........ﾌﾟﾁｯ💢 ] ...何か切れる音

　　「　ろぉだった？…ざれっど…くーん　」



( __寝ぼけ眼を擦りながら …呑気に女子は言う… )


　「 えー … なにー？…ろんなに怖かった〜？ 」

　　　　　　　_____ごくごく…

　　　　[ ｶﾞｼｯ ] ......酒瓶、取り上げて


　　　[ ﾌﾞｫﾝｯｯｯ！！！ ...ﾊﾟｷ、ﾊﾟｷ ]


　　( 窓から放り投げたかと思えば ...両手 拳を使って骨を鳴らす )



　　　「 ...久しぶりに怒ったよ ほ〜〜〜んと 」



　　　　　　だから　　これだけで許す事

　　　　　　______まだマシだと思えよ？




　　　　[ _________ﾊﾟｧﾝｯ！！！ ]



　　　　思いっ切り臀部に平手打ち！！ ..魔人 涙目！！！

「　ふぇ…？　え〜　怖いよぉ、ざれっど____　」



　　　　　____ひゃぁんっ　…　！？



　(___同じ、…涙目で　____上ずった声が響いた。…)





(/まるのみ。…ど〜だった？)

(/ [ ...音子から借りた拡声器手に持ち ]好きだけど！！！！好きだけどぉ！！！！！！！！！！！！泣くぞ！！！！！！！！？ )

(/んひひ！___ずぅっと…"お相手"できない間に
　なんたか色々と拗らせちゃって！…ひひひひ)


(/…… 今日はちょっぴり… 好き勝手抱"かれて
　　　　終わりたい、…かなぁ？…ダメなら)


　　　【呑んじゃお】…　かな？かひひ…

(/ ...はぁ、翡翠は翡翠でクトゥルってる？ ...呑むとかさぁ 悪い冗談は程々にしておきなよ ...もぉ ！ )

(/ふっふふ！____まぁ… 誰かを甘々してあげたら
　しばらく…満足すると思うよ？___できるかな…？)